1曲目の『香水』が静かめな曲で、個人的にはファイナルなんだと感じたところはありましたが、そこからはカラッとしたこの日の天気のようにメロン記念日らしいライブだったように思います。最初の斉藤さんの衣装があまりにもセクシーすぎて、これまでもかなりのセクシー衣装でしたが、この日の衣装は正直度肝を抜かれました。これぞセクシー担当だと。
ライブ中は、ステージも会場も、この時間をとにかく楽しもうっていう気持ちがすごく伝わってきて、深い愛情が会場中に充ちていたような気がします。本当にメロン記念日の方々は愛されてるなって感じましたし、メロン記念日を好きな方々もメンバーに愛されているんだなって思いました。
ダブルアンコールの『ENDLESS YOUTH』で、ファンの方が各席に用意してくれたサイリウムが会場を明るくした時にメンバーが歌えなくなってしまっていましたが、そのフレーズをファンの方が支えるように歌っていた光景が一番印象に残っています。10年分のいろんな思いが、会場中に渦巻いていて、それを感じてうっかり涙がこぼれました…。
でも、ここで終わるのがメロン記念日ではありませんでした。
止まらないアンコールを受けて、さっきまでの少ししんみりとした雰囲気を吹き飛ばすように、いつものように元気いっぱいに登場し、メロン記念日の運命を変えたという、この日2回目となる『This is 運命』を。この時に、「たぶんこの曲で4人が歌う姿を見られるのは最後になるんだ」ってどこかで感じていたかもしれませんが、何となくこれで終わりじゃないような気もしてました。最初と同じように、やっぱりカラッとしていた雰囲気を感じられたので…。
だから、終わってからも寂しいという気持ちよりも、すごく楽しかった!という充実感のほうが強かった気がします。
そして深夜は、チーマネ公認オフ会。このイベントのためだけにメロン記念日の皆さんがメッセージをくれたり、私がお気に入りだった斉藤さんが着ていたセクシー衣装を含め先ほどのコンサートで最初に着ていた衣装が展示されたり、昔の映像(固定カメラでしか残していないものやゲネプロの映像もあり)を流したり、ジャンケンでのプレゼント大会(ファイナルコンサートで使っていた小道具など!)もありですごく盛り上がりました。途中、チーマネの石井さんや、アップフロントワークスの荒木さん、橋本さんもステージに上がり、盛りだくさんの話を聞けましたが、総じて思ったことは、スタッフの方々も含め、メロン記念日は本当に愛されていたんだな、と。皆さん、メロン記念日のことを話す時って、本当に嬉しそうな顔をしていましたから。そういう方々に囲まれて10年活動して、最後に自分たちの選択で活動にピリオドを打ち、潔さも感じましたし、純粋に格好良いなって思いました。もちろんもっと活躍を見たかったという気持ちはありますが。
ファイナルコンサートから数日が経過していますが、実は未だに実感がありません。だから、寂しいって感じもあまりありません。ただ、もうこういう形で会えることはないんだなってことだけは実感してます。別冊Rooftopでも書きましたが、Rooftopに関わるようになってからのメロン記念日しか知りませんので、あまり大きなことは言えませんが、これだけは言えるのが、出会えて良かったです。女子目線で見て尊敬できる部分もありましたし、見習いたいって思う部分もありましたし、いろんな刺激を受けました。そして、メンバーさんからも、スタッフの皆さまからも、ファンの皆さまからもたくさんの愛情を頂きました。
これからはそれぞれも人生を歩まれるということですが、今後も皆さんにとって幸せな日々でありますことを願っています。短い間でしたが、どうもありがとうございました!!
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