ギター 編集無頼帖

次号の表紙はこの方!

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 でーん。出張校正時にジュリエットさんが鬼チェックスしている隣でパチリ。次号の表紙はこの方なのだ。ご本人の肉声は来月奪取予定で、この号には不肖私の渾身のテクストとロフトに縁の深い方々からのデビュー25周年お祝いコメントを掲載しております。他にもバンド名を冠した最高傑作を生み落としたTRIBAL CHAIR(アー写はロフトのトイレで撮影!)、今年結成25周年を迎えるTHE STREET BEATS、残響レーベルが今一押しのperfect piano lesson、下北のロックンロール番長でめでたく結成10周年を迎えたBriar、個人的にも奇跡のコラボレーションに狂喜しているメロン記念日×THE COLLECTORS等々、次号も内容は盛り沢山なので、是非手にとって熟読して頂けると嬉しいです。
 男闘呼組の名曲が『タイマゾーン』と揶揄されやしないかと心配な今日この頃なり…。(しいな)
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杉並還元陶板浴男

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 某月某日、西荻窪寄りの青梅街道。連日のライブやレコーディングやリハーサルに忙殺される某ドラマーがエコパラダイス工法(抗酸化工法)の施された建物にある陶板浴でリラックスタイム。ここは副交換神経を正常化させ、免疫力の向上を図る温浴施設なのです。浴室内は蒸し蒸しすることなく、思わず寝入ってしまうほど快適(逆に入り過ぎると倦怠感が出たり熱が上がったりするので注意)。血流不全、免疫疾患、アレルギー疾患、ウィルス疾患、生活習慣病の方には最適とのこと。しかも…その他の効能のひとつに「学力向上」とあるが…その真理は如何ほどか!? 詳しくは秋深し次号を待たれよ!(しいな)
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養豚の友

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 写真は、先日取材で出掛けた某陶板浴屋さんのラウンジに置いてあった雑誌。健康関係の単行本に混じって『財界』とかも陳列されていました(何故に『財界』!?)。それにしても、「特集・豚を寄生虫病から守るために」、「若手・後継者が活躍する養豚場」、「新連載・豚のバイオメカニズム」とは…実に奥が深い(笑)。まぁ、我々の作る雑誌だって興味のない方からすれば奇異に映るんでしょうけどね。世界ってつくづく広いものです…。(しいな)
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今日もオン・ザ・ロード

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 シルバーウィーク後半戦、今日は午後一で上の写真の二組にインタビュー。“メロン記念日ロック化計画”第4弾でコラボレートを果たした両者、いずれも以前本誌の表紙を飾って下さっておるのです。メロンさんは昨夜のラウンジ@NAGOYA後ゆえ相当お疲れな筈ですが、いつも通り快活かつ丁寧に応えて下さいました。コレクターズは加藤さんとコータローさんのお二人がご出席。話を伺うのは『ロック教室〜THE ROCK'N ROLL CULTURE SCHOOL〜』以来3年振りだろうか。ポール・ウェラーを師と仰ぐ僕としては当然コレクターズの音楽にも入れ込んでいたわけで、今回のコラボはこれまで以上に期待値が高かったのですが…『青春オン・ザ・ロード』、掛け値なしに素晴らしい出来。従来の“ロック化計画”のアッパーさとは違った哀愁感漂うロッカ・バラッドで、夏の余韻に浸る今の季節に合う情緒も感じられます。それでいてしっかりとブリティッシュ・ビート。これ、うるさ型のコレクターズのファンにこそ是非聴いて頂きたい。メロンのボーカリストとしての力量も窺える楽曲だし、あのジャケット周りはコレクターズ・ファンなら必ず萌えると思いますので(笑)。
 MCには定評のある加藤さんだけに、今日は(も)興味深い話がたっぷりと聞けました。内容が濃すぎて、原稿にまとめるのが今からちょっとだけユーウツですが(笑)。(しいな)
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鋭意引越し準備中

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 個人的な話で恐縮ですが、この度3年近く住み続けた野方を離れ、ロフトAのある阿佐ヶ谷へと引越しすることになりました。やりたい放題の誌面作りが会社上層部の逆鱗に触れ、ロフトAでのバイト勤務を命じられたわけではありません。あくまで個人的な事情、切ない想いは慕情です(古いなオイ)。先週からちょっとずつエッチラホッチラ引越しの準備中なのですが、手狭なワンルームのくせに荷物はいっちょまえにあるのと、普段からモノグサ極まりないゆえろくに掃除をしていないのとで一苦労です。自分が寝ている間に妖精さんたちがせっせとベッドを解体してくれたり、分別してゴミ出しをしてくれないかなーと本気で思う性分なので、荷物のまとめが遅々として進まないのが容易にご想像頂けるでしょう。
 それに加えて、懐かしいCDやらビデオやら紙資料やらセットリストやらチケットやらパスやらがやらやらと顔を出すもんだからまたいけない。作業の手を休めて見入ってしまい、余計に時間を食うだけです。こないだは小物の入った引き出しから“花の東京十年生”と“ギラリズム夜明け前”(ゲストはJIMMY EAT WORLD!)のチケットの半券が出てきて切ない想いは慕情になりました。失業中にベッシーで見た怒髪天とオイスカの半券はどこに行っちゃったかなー。
 そんなわけで、今朝も雑然とした狭い部屋で取材2本の下調べ。あまないやめはないんだと信じながらせっせと下調べ。愛用の油性4色ボールペンは他の文具品と共に段ボールの中に入れてしまったらしく、軽くイーッとなりながら下調べ。本格的な誌面刷新は先延ばしとなりましたが、次号も変わらず特濃誌面で行くのでよろしくです。(しいな)
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見ず知らずのあなたへ

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 たまーに、上の写真にあるように読者の皆さんからハガキなり手紙を有り難く頂戴する(このハガキを送って下さったあなた様、勝手に載せてごめんね)。皆、文面がアツくて嬉しい。最近は定期的な読プレ枠を設けなくなったので以前ほどの量は減ったけれど、面白いと感じた記事に対する感想をわざわざ書面にして我々編集部に伝えてくれるのだから、こんなに嬉しいことはない。
 全くの見ず知らずである読者のあなたと編集者の我々が、活字を通して日本全国津々浦々でコミュニケートするということ。それが本誌を毎月刊行する一番大きな意義です。また、本誌はありとあらゆるユース・カルチャーを各店舗のイベントやCDパッケージ等のソフトとして日々発信し続けるロフト・グループの広報誌でもあるし、我々にとってはれっきとした仕事であるため、ビジネス上のバランスも当然保たねばならない。でも、クライアントや社内の人間に対してファースト・プライオリティを置くことはない。一番大切なのは、あの小さすぎる文字を熟読してくれる見ず知らずのあなたの存在です。今更改まって言うことじゃないけど。
 そんな我がRooftop、次号でプチっとリニューアル。あの『R25』ですら発行部数と設置場所を精査するようにフリーペーパーには厳しい時代ですが、我々には我々にしか為し得ない誌面作りに邁進するのみであります。創刊当初は立派なタブロイド版仕様だったのが、いきなりわら半紙の手書きスケジュールになるような雑誌です。いつまでもあると思うな親とRooftop(笑)。引き続き変わらぬご贔屓の程を何卒。(しいな)
posted by Rooftop at 09:48 | Comment(0) | 編集無頼帖

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20090909

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 “999”と書いてどう転んだら“アット ブドウカン”なんて読むんだよ!? と前日にマネージャーの高木女史へツッコミのメールを入れつつ、2009年9月9日の19時09分に始まった9mm Parabellum Bulletの日本武道館公演を見てきた。「今日は長丁場だからゆっくり楽しんで」と言いながらゆっくりする間もない瞬殺ナンバーの目白押しで(笑)、アンコールを含めた2時間強なんてあっちゅう間。俺は彼らの古き佳き歌謡曲テイストがまぶされた楽曲が特に好物です。彼らは世代的にリアルタイムの歌謡曲黄金時代を直接知らないだろうけど、あの70〜80年代の歌謡曲が持ち得た独特のいなたい感じさや濡れてるニュアンスを感覚的かつ本質的に理解している気がする。残念ながら俺はメタルは好まんですが(笑)、やっぱり凄くいいバンドだなぁと改めてしみじみ。ZeppやAXなんかよりも武道館のほうがよっぽどライブハウスみたいに感じられたのも良かった。文字通り“ライブハウス武道館(へようこそ)”だったし。ぼちぼちそんなロックな名言も通じない時代ですかね。
 終演後、普段から懇意にして頂いている某プロダクションの某A&R氏から「こちら楽屋ですが、今どちらですか?」とケータイに連絡があれど、我々はしがない紙媒体ゆえにパスを頂けなかったので楽屋へ挨拶には行けませんでした。まぁ、9mmに限らず普段から余り楽屋への挨拶には行かないので(関係者ヅラしてエラソーな感じがして、どうにも照れくさいゆえ)そういうのは別に構わないし、あれだけの超特濃ライブを体感させてもらえれば何も言うことはございません。
 そんな一夜が明け、俺は今幡ヶ谷の斎場へ向かっている。ロックンロールにすべてを捧げた余りにも格好良すぎる男にしばしの別れを告げるためだ。底抜けに明るく優しい彼らしく、秋の空は青すぎるほど青く澄み渡っている。(しいな)
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読プレ告知!

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 本誌8月号から始まったスマイリー原島さんによる対談連載『SMILEY'S TALK JAM』、皆さんご覧になって下さっておりますでしょうか。前号の石橋凌さんに続き、最新号では映画『色即ぜねれいしょん』の監督を務めた田口トモロヲさんをゲストに迎えて映画と音楽を基軸とした実に多彩な話題を繰り広げています。こちらでも読めますので、是非チェックを。対談の中で「そう言えば昔、“毒まんこ”という名のバンドが名古屋にいた」とトモロヲさんが仰って、対談終了後に俺がケータイでいろいろと検索したらメンバーだったらしき方のブログ(これがなかなかの名文)を発見。あろうことか、そのブログの文面をトモロヲさんがあの『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』の口調で滔々と朗読して下さるものだから、原島さんとふたりで腹がよじれるほど笑いました。天下の名ナレーターが我々ふたりのためだけに音読して下さったわけで、非常にゼータクなひと時でありました。あの朗読はテレコを回しておけば良かったなー。
 そんなトモロヲさんに単行本『ROCK is LOFT』(新宿ロフトのオープン30周年を記念して出版された2006年版)の表紙にサインを頂きましたので、親愛なる読者の皆さんの中から一名様に謹んでプレゼント致します。応募は「rooftop@loft-prj.co.jp」まで。(1)『SMILEY'S TALK JAM』に対する感想、(2)今後『SMILEY'S TALK JAM』に登場して欲しいゲスト、(3)郵便番号・ご住所、(4)お名前、(5)電話番号を明記のうえ、奮ってご応募下さい。応募締切は今月一杯。当選は商品の発送をもって代えさせて頂きます。ちなみに、次号のゲストは留萌が生んだ巨匠になる…ハズ。どうぞお楽しみに。(しいな)
posted by Rooftop at 17:32 | Comment(0) | 編集無頼帖

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蕎麦を打つ男

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 親愛なる読者の皆さん、本誌最新号は入手されましたでしょうか。こんな編集者のブログにまでお付き合いして下さるあなたは、このweb Rooftopの記事を拾い読みする浮遊層(お目当てのバンドの記事以外には何の興味も示さない真っ直ぐな方々)と違って心優しき人なはずなので、是非現物の本誌も入手して下さいね。
 そんな遠回しにざますざますとイヤミを言うワタクシ、先日伊豆高原にて蕎麦打ちをして参りました。取材等仕事は一切関係なく、完全に個人的な夏休み(後半)です。石臼を引くところから始めて最後に伸ばした蕎麦粉をトントンと切るところまで、なかなか愉しかったなぁ。失業したら、いっそこの道に進もうかしら。なーんて、この上なく不器用ゆえ無理無理。当方、蕎麦の太さもろくに均等に切れぬ無粋者であります。こりゃ具材と道具を買い込んで修行じゃ。ははは。(しいな)
posted by Rooftop at 19:44 | Comment(3) | 編集無頼帖

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アトミック・ドラマー、初の教則DVD

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 今日は宣伝をひとつ。以前、僕が構成を手伝った高橋まことさんの自叙伝『スネア』(版元はマーブルトロン、2007年4月刊行:写真右)の映像版とも言うべき教則DVDが発売になりました。その名も『高橋まこと スネア THE MOVIE〜8beat of BOφWY〜』。未だに絶大な人気を誇るBOφWYの楽曲を中心に、他の追随を許さぬあの8ビートの真髄をご本人が紐解いていくというファン必見のDVDです。この作品の特典映像としてまことさんが佐久間正英さん(3rdアルバム『BOφWY』プロデューサー、ex.四人囃子でありプラスチックス!)、森山朝雄さん(新宿ロフトから東京ドームまで一貫してBOφWYのライヴをPAの立場で支え続けたサウンド・プロデューサー)と対談する映像、まことさんへのインタビュー映像があるのですが、その現場の回しを僭越ながら僕がやらせて頂きました。教則DVDではありつつ、実際にドラムを叩いたことのない人でも充分に愉しめる内容になっているので、是非一度ご覧になって下さい。あと、これを機に『スネア』を未読の方も是非。Amazonの紹介文によると、「“挫折・失敗”に胸を張れ。巨大なBOφWY伝説を支えたドラマーが全力で綴った生きる勇気の書」と、実に大層なことが書かれていますが(笑)。以下、教則DVDの詳細です。(しいな)
 高橋まこと『スネア THE MOVIE〜8beat of BOφWY〜』
 アトス・インターナショナル ATDV-195/税抜価格¥4,000/高橋まことサイン入りメッセージカード封入
 解散から20年以上を経た今も尚、日本のロック・シーンに多大な影響を与え続ける伝説のバンド:BOφWY。そのサウンドの真骨頂であるビートを刻み続けてきたドラマー、高橋まことの初のドラム教則DVD! BOφWY加入以前から現在までの代表曲を題材に、一貫して武器としてきた8ビートの秘訣を本人自ら直々に伝授。日本の音楽シーンを変えたビート…それがどんなものなのか、このDVDを見れば判る!
 CONTENTS
 ■練習方法紹介
 ■BOφWYの楽曲を題材に8ビートを解説:『IMAGE DOWN』、『GUERRILLA』、『ON MY BEAT』、『ホンキー・トンキー・クレイジー』、『Baby Action』、『NO. NEW YORK』(12inch Single Version)、『Justy』、『DRAMATIC? DRASTIC!』、『MARIONETTE』、『B・BLUE』(CASE OF BOφWY ver.)、『Dreamin'』(LAST GIGS ver.)
 ■De+LAXの楽曲を題材に8ビートを解説:『CRAZY BOY』
 ■ドラマーへのメッセージ
 ■特典映像/特別対談:佐久間正英×高橋まこと、森山朝雄×高橋まこと
posted by Rooftop at 14:44 | Comment(4) | 編集無頼帖

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中秋の最新号、本日配布開始!

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 そんなこんなで本日、本誌最新号納品・配布開始であります(定期購読の皆様、明日には発送しますのでしばしお待ち下さい)。表紙周りはサイキックラバー上原ひろみさんという我々ライブハウス界隈では縁遠い方々ではありますが、両者ともひとつのジャンルに安住することなく境界線を突破せんとする表現者。サイキックラバーはアニソン、上原さんはジャズという狭義のジャンルに留まるつもりは決してなく、自身の表現の裾野を少しでも広げようとする強い意志をその音楽性やインタビューの発言から感じます。我々はそんな境界線を突き破ろうとする表現者にこそ面白みと高い可能性を感じるのであり、既存の音楽勢力地図を塗り替えるのはそういった表現者ではないかと思うのです。どの分野にせよ、既存のものに囚われることなく枠組みを乗り越えて新しい表現を提示できる人間が次世代の旗手となるはず。我々はそんな次世代を牽引する表現者を常に応援していきたいし、我々もまた既存の音楽系フリーマガジンにはない誌面作りに努めていきたいと思ってます。(しいな)
posted by Rooftop at 20:09 | Comment(0) | 編集無頼帖

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踊るアホゥに見るアホゥ

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 昨日今日と、校了明けの疲労を押して高円寺の阿波踊りを撮影してきました。本業には一切関係なく、とある連(チーム)に参加する女史先輩軍団から「写真、もちろん撮ってくれるよね?」と半ば脅迫を受けての参加です。ほぼ全員歳上なので逆らえませんでした(笑)。まぁ、その流れでfOULの学さん(とお兄さん)や怒髪天の坂さんらにお会いできたからヨシとしよう。
 今日はあいにくの雨で、ただでさえ混雑しているのに余計激混み。いつものようにポケットサイズのウイスキーをぐびぐびしながら連と同じコースを徘徊しましたが、デジカメをムービー・モードにした途端にいきなりアクティブになってしまいました。カメラマンとか向いているのかも。
 写真は阿波踊り終了後の奇跡のスリー・ショット。左から坂さん、札幌でグルグルという店をやっていた幅口さん(『爆音侍』参照)、学さん。大の大人がこぞってカメラマン(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 21:35 | Comment(3) | 編集無頼帖

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これしきの男です

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 自分の文才の余りのなさに落胆しきっている頃に天才デザイナーから素ン晴らしいデザインが上がってくると、激しく燃える。ライターの方に原稿料をお支払いできる体力がないゆえに拙文をせっせと書いたり、雑誌の名前が少しでも認知されればと思い依頼原稿に応えたり、イベントやら映像の仕事やらをたまにこなしたりするが、自分の本質にあるのは決して売文や喋りではなく編集稼業にあるのだとつくづく感じる。そんなヤクザな稼業を16年も続けていられるのだからつくづく幸せ者だなと思う。
 今月の校了間際に、あるバンドマンのA&R氏から電話があった。フリーペーパーがおよそ幾ら掛かるのかを知りたいという。「椎名さんとこは違うけど、広告費とかタイアップが高いだけで中身がペラペラなフリーペーパーばっかだから、もうこっちで作って全国にバラ蒔きたいと思って…くだらなくても面白いのをね」と仰る。引いては、俺にも何らかの形で参加せよ、と言う。もちろん喜んで、である。どっち向いたって暗い話しか転がってないこのご時世なんだから、せめて楽しいことをゲリラ的にやりましょうぜ。俺は編集の仕事しかわかんないんだしさ。「○○○(そのバンドマン)が椎名さんに逆インタビューするのとかどう?」 …全然構わないですけど、だったら俺も含めて同業他誌のフリーペーパー編集者をまとめてインタビューしてやって下さいよ、「お前ら、ホントにやる気あんのか!?」って(笑)。(しいな)
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男が惚れる男

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 先日のSHIMMYの鼻 presents『清水泰而の男“怒”アホウ酒甲子園!〜暑気払いだョ!夏のセンバツ爆飲祭!〜』でシミさんが挙げた“男が惚れる男”のラインナップを改めて知りたいという声を頂いたので列記してみましょう(順不同、敬称略)。
 ◎工藤俊作(松田優作:探偵物語)→最終回をトークそっちのけでじっくり見てしまいました…。
 ◎赤塚不二夫(天才バカボン)→間違えて平成バージョンを借りてしまうという痛恨のミス!(泣)
 ◎土方歳三、山南敬助(共に新撰組総長)→三船敏郎主演の映画を見ました。
 ◎ルパン三世、次元大介(ルパン三世)→緑ジャケットのファースト・ルパンと定番中の定番『カリオストロの城』を続けて見ました。『カリオストロの城』は新年会同様、ラスト・シーンをアホみたくリピート。
 ◎赤髪のシャンクス、赫足のゼフ(ワンピース)→それぞれ初登場の回を見ました。
 ◎車寅次郎(渥美清:男はつらいよ)→浅丘ルリ子演じるリリーがヒロインの『寅次郎忘れな草』をピックアップ。倍賞千恵子が異常にカワイイ!
 ◎高倉健(網走番外地)→明け方、すでにベロベロで適当に流しました。
 ◎三船敏郎(用心棒)→これも名作なのに、結構適当にスルーした気が…。
 ◎ビートたけし(刑事ヨロシク)→シミさんが挙げたわけではないのですが、前日にシミさんから「坂さんの誕生日刑事よろしく…じゃなかった、ケーキよろしく」とくだらないメールが来たので敢えて借りてきました。懐かしくて意外とツボ。
 ◎桑田真澄→これは映像なし。“桑田ロード”の話とか聞きたかったなぁ。
 ◎番場蛮(侍ジャイアンツ)→桑田の代わりとして野球繋がりで。新年会の時に借りたDVDがシーズン2的なもので、「俺の好きな主題歌じゃない!」とシミさんがただをこねたので今回リベンジ。
 ◎斉藤和義→映像がなかったのでベスト盤からシミさんチョイスで『歩いて帰ろう』を流しました。
 ◎大木温之(The ピーズ)→野音のDVDを流しました。
 ◎増子直純、上原子友康、坂詰克彦という怒髪天の盟友お三方は当方のリクエスト。愛情とリスペクトの念がたっぷりと詰まった話がたんまり聞けました。
 ダラダラと飲兵衛の与太話に6時間近くもお付き合い下さいまして、本当にどうもありがとうございました。あの日あの場で話したことは皆さんの胸の内に秘めておいて下さい、俺達界隈の愛すべき共謀者の皆様。またいつの日か、たんまりと呑んで笑いましょうね。(しいな)
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宇宙怪獣P131 怒髪天色!

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 怒髪天関連のネタが続きますが、ここで告知をひとつ。本誌7月号の『月刊怒髪天 ZOOMYの眼』において“怒髪天の音楽を聴いたイメージ”で『宇宙怪獣P131』をシカルナ・工房さんに彩色して頂きましたが、これに似た彩色の『宇宙怪獣P131 怒髪天限定紺青色』がシカルナ・工房さんから増子さん監修のもと発売されることになりました。何でも、俺達界隈のフィギュア好きな方から「兄ィが持ってるあの怪獣がほしい」とリクエストがあって発売に漕ぎ着けたとのこと。本誌をきっかけとしたアイテムなので、ここは俺も買わねば!と思っています。商品は完全受注販売、受注期間は8月20日(木)〜9月19日(土)。商品の発送は11月下旬頃だそうです。詳細はシカルナ・工房さんのサイトをご参照下さいませ。(しいな)
posted by Rooftop at 19:25 | Comment(2) | 編集無頼帖

手短にお礼を

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 昨夜から今朝にかけて阿佐ヶ谷ロフトAに集いし同志の皆さん、身体は無事ですか?(笑) 突発的なイベント開催なうえにド平日の深夜という悪条件にも関わらずお越し下さったことをkocoroから感謝致します。本当にどうもありがとうございました。俺も屍のような身体にムチ打って働いておりますので、あと数時間共に踏ん張りましょう(泣)。
 たまーにああいったイベントで司会をやらせてもらうたびに、いつもRooftopを愛読してくれる方々と直接話せる機会が持ててとても有り難いことだなと思います。昨夜もそうでした。声を掛けて下さった皆さん、どうもありがとう。何というか、凄く励みになります。愉しき宴、またいつかどこかでやりましょう。今度は皆さんと一緒に客席で笑いたい気もしますけど(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 14:47 | Comment(4) | 編集無頼帖

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いよいよ明日!

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 昨日、立川の駅構内で呑んだくれてたらシミさんからメールあり。「今、ライジング帰りのモノレールのなかです。坂さんが飲み会に正式に来てくれることになりました。つきましては、歌を歌いたいそうなのでギターを用意してください。そして、大々的に発表してあげてください」
 はい、了解っす。そういうわけで、明日43歳を迎えるZUMEXさんも参戦して下さることになりましたよ皆の衆! ご自宅である荻窪の超高級マンション(笑)も近いことだし、ZUMEX師匠に誕プレをお渡ししたい方は是非に。まぁ、呑みながらみんなでお祝いするのが一番のプレゼントだと思いますけどね。平日の深夜だし、遠方の阿佐ヶ谷ではありますが、愉しき暑気払いに致しましょう、皆様。取り急ぎの告知まで。(しいな)
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自転車に乗って

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 ジリジリ酷暑のさなか、昭和記念公園内を酩酊気味にサイクリング。立川中華街の梅蘭(まさか支店があるとは)で食べた酸辣湯麺と水餃子と瓶ビールのカロリーを燃焼すべく、せっせせっせとサイクリング。ついでに池の水面をアヒル号でGO。ぼちぼちアラフォーに分類される身としては、息ゼーゼーに足パンパン。ついでにfOULのシャツを脱いで上半身裸でフリスビー。見れば、真っ赤なfOULのシャツは脇の下がすっかり塩を吹いている。お、しっかり燃やし尽くせたか、中華料理の高カロリー。
 そんなさなか、実は普段取材その他でお会いするバンドよりも一番気になっていたライジングサンでの吉川さんのセットリストを札幌の友達が送ってくれた。めっさ盛り上がっていたと言うが、どれどれ。BE MY BABY→モニカ→にくまれそうなNEW FACE→RAIN-DANCEがきこえる→せつなさを殺せない→アクセル→BOMBERS→傷だらけのダイヤモンド→恋をとめないで …なるほど、そりゃ盛り上がらないほうがおかしいだろ(笑)。
 結局、水分補給のために立ち寄った立川駅ビル内の串焼き屋でハイボール2杯につまみ少々。カロリーぶり返し、運動の意味まるでナシ(笑)。(しいな)
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ノーテンキ

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 裏目裏目のリーチで思わず塞ぎ込みたくなるが、こんな時はワタナベマモルのロックンロールにケツを叩いてもらうのが一番だ。
 憂鬱も育てれば立派になるだろ?
 人生楽しめよ、頼むよ〜!

 全くだなぁ。ひとりぼっちになって途方に暮れたって、知るものか!
 俺も大好きだったマージービート・サウンドに根差したマモルさんのシンプルなロックンロールはいつだって最高。
 写真は、四谷にあるサンミュージック付近のゴミ集積所に落ちていたらりピーの紙資料。社員の人がわざと捨てたのか? それとも何者かの悪意なのか? 近所で取材した帰りに見つけてぶったまげたぞ!(笑)
 いずれにせよ、ウサギは寂しいと死んでしまうのだ! ははは。(しいな)
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開運パワー放出中

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 昨日は桜新町で山田の取材に同行した後、異能のお面バンドと見目麗しき女性シンガーに取材するためにデフスターのある乃木坂へ向かった…のだが、受付で担当の方の名前を告げると、「デフスターは市ヶ谷へ移転しましたけど?」という冷静沈着な受付嬢の言葉に当方真っ青。Oi Oi、聞いてねぇよ! 結局30分遅れて取材開始、その後急遽決まった対談取材のために恵比寿へダッシュ…したのだが、あろうことか本命のご当人が体調不良でドタキャン! まぁ、さもありなんというお方なので致し方なしです(笑)。そんなこんなで踏んだり蹴ったりな一日でしたが、コチトラ元気です。こんな時はアホなものを見て笑い飛ばすに限ります。
 というわけでこの写真。田園都市線の車内で見かけた占いの広告なんですが、余りにインパクトがありすぎて思わず撮ってしまいました。「開運パワー放出中」と明記してあるが、この恐ろしく迫力のある写真を見る限り…以下自粛(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 21:45 | Comment(2) | 編集無頼帖