ギター 編集無頼帖

『スネア』発刊によせて

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カラー台が増えて新しくなったRooftop、皆さんもう読んで頂けましたか?
読後の感想を是非聞かせて下さい。いつもRooftopを楽しみにしてくれている全国の読者の皆さんからのハガキやメールが気が気でならない今日この頃です。
皆さんからの忌憚なき意見・感想は時に僕を鼓舞させ、時に襟を正させるのですから。

今日はやはり、遂に昨日(4月4日、あのLAST GIGSから19年!)発売となった『スネア』のことを語りたいと思います。
ex.BOφWY/De+LAX/DAMNDOGの高橋まこと氏が自身の半生を振り返り、日本経済を支える同世代の中年戦士には熱きエールとして、バンドマンとして夢を追い続けている人達には良き指南書として、悩み多き10代の若人には人生の達人からのメッセージとして読める自叙伝がこの『スネア』なのです。

この本に僕は『構成』という立場で関わっております。
まことさんにまず僕がざっくりインタビューをして過去の歩みと記憶を辿り、それを活字化したものをまことさんが参考資料にして、スティックをペンに持ち替えて全力で書き上げたのであります。
後はまことさんの書いた文章に僭越ながら幾つか助言をさせて頂いた程度なので、プロデューサーとして全面的に携わっている“BOφWY第5のメンバー”こと土屋浩氏よりも先に自分の名前が奥付にクレジットされているのはおこがましい限りなのですが、ERFの山賀氏から直接見本誌を頂き、こうして手に取るとやはり感慨深いものがあります。

諸事情あって世に出るまでかなりの時間と労苦を要した本だけに、余計にこの『スネア』プロジェクトに対するこだわりと愛着が僕にはありました。それがようやく実を結び、今は誇らしい気持ちで一杯です。このプロジェクトに関われて本当に良かったと思うです。
声を掛けてくれた土屋氏とまことさん、影となり屋台骨として尽力してくれた山賀氏にはただただ感謝の気持ちあるのみ。
これを読んでいる皆さんも、本屋にお立ち寄りの際は是非一度手に取って頂けるとこれ幸いであります。

僕が社会人になって初めて編集に携わったのは、50〜70年代の洋楽の日本盤シングルのジャケを集めた『秘蔵シングル盤天国〜洋楽編〜』という単行本でした。今から11年前の話です。
元々チューリップや甲斐バンドのマネージャーをやっていた直属の上司の小間使いでしかなかったのですが、本が書店に並んだ日には会社近くの三省堂書店や書泉ブックマート(いずれも神保町)に駆け込んで平積みになっているのかどうか、客が手に取って読むかどうかを偵察したものでした。確か友達や家族にあげたくて自分でも何冊か買った筈です。
なんと言うか、『スネア』に対してはそんなピュアだった社会人駆け出しの頃の心持ちがあります。多分、数冊は自分でも書店で買うでしょう。
そして自分で買ったうちの一冊は、まことさん本人に『椎名宗之様 高橋まこと』というサインを頂くつもりで今からいるのです。

高橋まことという名のドラム・ソロは、まだまだ鳴り止むことがないのであります。(しいな)

しいな
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ギター 編集無頼帖

自問自答インタビュー(笑)

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緊急インタビュー奪取!!(笑)
◆Rooftop編集長・椎名宗之に訊く『誌面刷新されるRooftop4月号の読みどころとは!?』

今年、創刊から31周年を迎えるロフトプロジェクト発行のエンターテイメント・フリー・マガジン『Rooftop』(毎月1日発行)が、来たる4月号を機にカラーページを増やしてまたもやリニューアルを果たす。
現状に甘んじることなく更なる進化を遂げるRooftopは何処へ向かうのか、編集長の椎名宗之(33歳独身・花嫁募集中)を緊急直撃した。(interview:俺)

◆既成概念や境界線を突き抜ける姿勢こそがロック
ーーひとまず今月も校了お疲れ様でした。次号から誌面刷新されるそうですね。
椎名:全体のページ数は変わらないんですけど、カラー台を増やして紙質を若干変えます。本当はページ数を増やして背を付けて打倒ジュースマガジンを目指したかったんですけど(笑)、限られた人数でやっている手前、現状ではこれが精一杯なんですよ。今月からカラー台を増やすタイミングで印刷所を変えて、入稿方法が変わったから戸惑う部分もありましたけど、非常に理解のある印刷所だったのでストレスなく作業できましたね。
ーー表紙巻頭は吉川晃司さんというのも、従来の読者の期待を良い意味で裏切る感がありますよね。
椎名:僕達の世代にとっての吉川さんというのは、COMPLEXや「せつなさを殺せない」より以前に、誤解を恐れずに言えばジュリー(沢田研二)の系譜を受け継ぐ正統派のロック歌謡を体現していた方であり、アイドルというジャンルがセグメント化される前の純真たるアイドルだったわけです。でも、従来の傀儡人形的な枠には到底収まりきらないイビツさは幼心にも感じましたよね。『ザ・ベストテン』でバック転してプールに飛び込んでみたり、『紅白歌合戦』でギターに火を燃やしてNHKを出禁になったりと(笑)。その後は作曲や楽器のノウハウを独自に学んで、今は一人の表現者として確固たるスタンスを築いている。僕はそういう既成概念や相反するモノの境界線を突破しようとする人に対して大いに共感を抱くし、本能的にロックな人だと感じていたので、妙にお利口さんな最近の若いバンドよりも余程ルーフトップの誌面を飾るに相応しい存在だと感じたんです。だから本誌に吉川さんのようなメジャーフィールドの方が登場するのはなんの違和感もないんですよ。それに、吉川さんの最新作『TARZAN』がお世辞抜きで素晴らしい出
来だったので、是非紹介したいと思ったことも大きいんです。本誌を手に取って吉川さんの一本気な言葉を読んで頂ければ、僕の言うロックな姿勢というものがよく理解してもらえるはずですよ。
ーー吉川さんのようなビッグネームの方とネクラポップやチョモランマトマトのような新進気鋭のバンドが一冊の雑誌に混在する姿勢がルーフトップの大きな持ち味だと思うのですが。
椎名:本来言うところの雑誌の『雑』の部分ってそういうことじゃないですか? いろんなモノがごった煮になって詰まっているからこそ面白い。日常生活でも、張り詰めた緊張感を強いられた毎日を過ごせば息切れを起こしてしまう。たまには息抜き、ガス抜きも必要ですよね。それと同じで、雑誌作りでも緊張と緩和のバランスが大切なんですよ。ミュージシャンへの真摯なインタビューとユルいコラムをバランスよく配合して、硬軟織り交ぜた娯楽雑誌にしたいんですよね。
ーーインタビューを掲載する基準としてあるものは?
椎名:端的に言えば、そのバンドなりミュージシャンに我々が姿勢としてロックであることを感じられるかどうか。また、彼らの生み出した作品が素晴らしいか否か。その作品を世に知らしめたいと我々が感じるものであれば、そのミュージシャンの性根がどれだけ腐っていようが(笑)僕はインタビューを掲載したいと考えてます。
ーー広告収入とのバランスも避けては通れぬ部分ですよね。
椎名:そりゃお金は欲しいですよ(笑)。それで儲けたいということよりも、広告収入が増えればページ数やカラーを増やせてより誌面を充実させることができますからね。言うまでもなくフリーペーパーという性質上、印刷・製本費や全国への発送費はクライアントからの出稿で賄われています。そこでのタイアップは疎かにはできませんけど、出稿がなくてもどうしても掲載すべきミュージシャンや作品というのがある。それは僕の独断と偏見、主観によるものですが、そんな部分こそが他誌に出せない本誌独自のテイストだと思ってます。作り手の顔が見えない雑誌にはなんの魅力も感じられないし、そういうのは総合情報誌にお任せすればいいことですからね。
ーー4月号の読みどころは?
椎名:僕が担当したページで言えば、吉川さんとのインタビューという名の真剣勝負、上原ひろみさんとウチの悠さんの会話の噛み合わなさ具合(笑)、どこよりも早いブッチャーズの新作に関する吉村さんの肉声、スパルタローカルズのコウセイ君との4年振りの仲直り、パニックスマイル吉田さんのJ・J・バーネルへの話の引き出し方、僕も構成で携わった自叙伝『スネア』に対する高橋まことさんの熱き思い、そしてビークル日高さんとロマンポルシェ。の掟さんのメロン記念日への切り込みっぷり(笑)。遂にルーフトップがロックとアイドルの境界線を突き破りマシータ(笑)。

◆モラリストが無責任男を演じるおかしみ
ーーそう言えば、椎名さんの敬愛する植木等さんが先日お亡くなりになりましたけど…。
椎名:メロン記念日のDJイベントでエイジアにいた時に、マイミクでもあるBITSU!-Chang氏からメールでその報せを聞いて…ショックでした。本気で絶句してしまいました。クレイジーキャッツの音楽や無責任男シリーズの映画はもちろん大好きだったし、寺の住職だった父親の生き様を植木さんが執筆した『夢を喰い続けた男』という本に若い頃非常に感銘を受けましたからね。植木さんのお父様は、戦時下に当局の言論統制が厳しいなかで人々に戦争の愚かさを説き、投獄されてもなお反骨精神を貫いた方なんです。植木さんはそのお父様の背中を見て育ったモラリストで、『スーダラ節』みたいないい加減な歌を唄うことに大いに躊躇したと言います。本人はフランク・シナトラのような二枚目歌手を目指していたんですから(笑)。でも、植木さんがそのことをお父様に相談したら「『わかっちゃいるけどやめられない』という歌詞は親鸞の教えそのものだだから、胸を張って唄いなさい」と諭されたそうです(笑)。そのエピソードが僕は大好きなんですよ。
ーーモラリストたる本質を持つ植木さんが無責任男という軽薄極まりない人物を演じることに面白さがあったわけですね。
椎名:そうですね。僕がグッとくるポイントである相反するモノを同居させた人なんですね、植木さんは。あと、黒澤明監督の『乱』という映画に植木さんが出ていて、格調高い映画なのに植木さん一人だけ無責任男シリーズの平均(たいら・ひとし=主人公の役名)そのまんまだったんですよ。東国原宮崎県知事もビックリです(笑)。闇雲なエネルギーを画面一杯に放出していて、とにかく突き抜けてる。あれは凄いなと思いました。
ーー昨年末の青島幸男さんの葬儀に参列した植木さんが随分と老いてしまったのをテレビで見ましたけど…。
椎名:酸素吸入器を付けていらっしゃいましたけど、あの姿は痛々しかったですね。多分、来週の週刊文春には僕の好きな小林信彦さんがコラムで植木さんの死について触れるだろうから、それは早く読みたいんですよ。あと、渥美清さんや横山やすしさんの伝記を上梓してきた小林さんに是非植木さんの本を書いて頂きたいです。
ーー週末はゆっくりできそうですか?
椎名:シェルター昼の部に店長西村のバンドが出るので、それを観た後にみんなで花見かな。大酒カッ喰らって酩酊の限りを尽くしたいですねぇ。でももう5月号のコンテンツを固めないとマズいので、うかうかしていられないんですけどね。ホントはぶらっと当て所なく一人旅をしたいんですよ。その旅先でリア・ディゾンみたいな見目麗しき娘さんと恋に落ちるのが夢ですね(笑)。なーんて、まァ一生言ってろやって感じですけどね(笑)。
posted by Rooftop at 08:57 | Comment(4) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

くつろぎマッサージシート快適です

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遅ればせながら、日曜日にロフトプラスワンで行なわれた怒髪天・シミさんの独演会にお越し下さった皆様にkocoroから感謝致します。
当日またまた恥を忍んで司会進行を僭越ながら仰せつかりましたが、終演後に数人のお客さんから「楽しかったです」と直接声を掛けられ、何とか形になったようでホッとしておる次第です。
まァ、大層に独演会と言えど、要するにファンの皆さんて共に泥酔の限りを尽くすグダグダ呑み会だったわけですが(笑)。
でも、シミさんが怒髪天加入前に参加していたゼラチンや怒髪天活動休止中に参加したNahtの貴重な映像上映や、DMBQの龍一さんを始め縁のある仲間によるシミさんの知られざるエピソードが多数披露されるなど、なかなか濃ゆい宴になったのではないかと思います。
お客さんからの質問コーナーで「増子さんは怖い人ですか?」という問いに、客席を転々としていたシミさんが「まァ、真面目な人だから…」と答えている背後から当の増子さんが「誰が怖いって!?」と登場したのには場内大爆笑。
シミさん一人でちゃんとイベントができるのかどうか心配になって駆け付けたそうです(笑)。
そんな増子さんから、終演後楽屋で誕生日プレゼントを頂戴しました。「いつもメンバーに贈るプレゼントよりも高いよ」とのこと(笑)。恐縮です。
頂いたのは、薄型・軽量・コンパクトタイプの「くつろぎマッサージシート」(笑)。増子さんいわく「これで編集道を極めてちょーだい!」とのこと。締切間際は確かに座り仕事が続くので、本気で有り難い逸品であります。増子さん有難う御座いました! このスーパーシートでいつもより2〜3日早い今月の編集無間地獄を乗り越えます!
このイベント当日は、Rooftopを愛読してくれている方々からもプレゼントを多々頂いてしまいました。こんなことが続いて、もうすぐ死ぬのかな俺?(笑)
いやいや、これを励みにまだまだRooftopはビルドアップしていくのでどうぞヨロシク! 春からは誌面刷新も決まってるからね!
これからも折にふれイベントに姿を現すと思うので、その際は是非本誌の感想を聞かせて下さい。よろしくお願い致します!(しいな)

しいな
posted by Rooftop at 02:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

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テレヅメと行くDAISHI☆KAWASAKI珍道中

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毎月恒例ズミ眼取材、今月は遂に今年大厄を迎える増子さんと坂さんに川崎大師でお
祓いをしてもらう企画。1/25にロフトプラスワンで行われた『シンネンカイ・オア・
ダイ』でもその模様がビデオ上映されましたが(カメラ撮影は弊社童貞番長・北村ヂ
ン)、増子さんが随時イイ塩梅で坂さんをイジる終始笑いの絶えない珍道中でありま
した。
お祓いを終えて全員でおみくじを引いてみたのですがが、増子さんは「吉」、坂さん
もヂンも僕も揃いに揃って皆「凶」でした(笑)。4人中、実に3人がまとめて「凶」と
いうのも凄まじい確率でありますな。「凶」が出るなり、それまで何ら関心を示さな
かったお守りを急に買った坂さんが僕はやはり大好きです(笑)。

新宿に戻って行き着けの呑み屋でまとめ取材をした後、職場に近い新大久保のフリー
ダムスタジオに増子さんと坂さんと共に向かいました。
ブッチャーズがアルバム制作の最終段階で詰めており、この日ヨウちゃんが40歳の誕
生日を迎えたので遊びに来て下さいとマネージャー氏から連絡を頂いていたのです。
そんなわけで増子さん、坂さん、僕の3人からのプレゼントということで焼酎をヨウ
ちゃんにプレゼント。二度目の成人を迎えたリーダー、例によって最近のご趣味であ
るカメラでバシバシ我々を撮影しておりました。怒髪天の2人はともかく、僕なんか
撮ってどうするのでしょうか(笑)。
ちゃこちゃんからバースデイ・ケーキも贈られ、メンバー・スタッフ一同からという
ことで舶来モノの高級万年筆をプレゼントされていました。何とも温かく微笑ましい
光景也。
何と偶然にもブッチャーズの下の階でピロウズがレコーディングしており、まさか増
子さんと坂さんがここにいるとは思わないだろうと、ヨウちゃんが「坂詰、パンツ一
丁で下に降りて山中たちを驚かせてこいよ」といきなりジャイアンっぷりを発揮。
パンツ一丁はさすがに無理でしたが、増子さんも「坂さん、お願い!」を連発して渋々
上半身裸になり、90キロの巨体を振りかざして2Fを練り歩きました(笑)。さすが坂さ
ん、男です!
当然、さわおさん始めメンバーは大爆笑。この模様は今月のズミ眼に写真が掲載され
ているので是非チェックを!

この“ズミ眼”とニューロティカのカタルさんによる『今夜はトゥナイト』、読者の
方々からかねてより「WEBでも読みたい」と熱いリクエストを数多く頂いていたので、
今月からこのサイトでも読めるようにしました。
一事が万事ホームページ頼りな昨今で敢えて活字にこだわりたい自分としては“あく
までもRooftopの中でしか読めないもの”に特化していきたいと考えているのですが(
本当はインタビューも全文掲載しなくてもイイんじゃないかとふと思うのです)、
“今トゥナ”と“ズミ眼”は読者アンケートでもダントツの人気を誇るコラムであり
需要もあるので、今回思い切ってWEB解禁した次第です。
WEBは本誌と異なり写真もカラーだし、また違った面白さもあるかと思いますが、個
人的にはじっくりと手に取って読んで欲しいなァというのがやっぱり本音の機械オン
チ甚だしいワタシなのでした…。(しいな)

しいな
posted by Rooftop at 17:16 | Comment(7) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

'90年代FUCKOKA狂騒時代

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最新号で個人的にイチ押し企画なのが、PANICSMILEの吉田 肇、NUMBER GIRLやZAZEN
BOYSのアートワークで知られるデザイナーの三栖一明(eyepop)、そしてSLOTH LOVE
CHUNKS/SPIRAL CHORDの中尾憲太郎という三者による'90年代当時の福岡シーンを語
り倒した座談会企画なのです。
長らく廃盤の憂き目に遭っていたPANICSMILEのファースト・アルバム『E.F.Y.L.』が
このたび目出度く復刻されたのを記念して強引に押し進めたこの企画、編集長として
の特権意識に基づく実力行使によりモノクロとはいえ3ページ奪取していることから
も僕の熱意が伝わると思います(笑)。
80年代後半〜90年代初頭の札幌シーン同様、いつか当時の福岡シーンを総括した企画
をやりたいと個人的にずっと思っていたのですが、やはり一度の取材だけじゃ話も存
分にまとまらず…また必ず手を替え品を替え形にするつもりです。
誌面には三栖サンが手掛けた『CHELSEA-Q』のフライヤーも併載していますが、これ
はデザイナー志望の若い人達もその凄まじいクォリティの高さに大いに感化されると
思います。当時はマックなどなく、当然一枚一枚がハンドメイドでカラーコピー。
「ハンドメイドな感覚っていうのは、何事においても基本でしょう?」という憲太郎
君の言葉を待つまでもなく、どれだけ技術が発達しようが大切なのはその人の感性、
手作りの温かさなんですよね。それは自分で作ってるRooftopとて同じ。そんな思い
を伝えたくて、記事にも盛り込んでます。
取材後に新大久保「とんちゃん」で豚バラ肉に舌鼓を打ちつつの呑みも最高に楽しく、
今後の企画に繋がる話もできて、非常に充実したインタビューでありました。原稿に
まとめるのはシンドイの一言ですが、これだから編集稼業はやめられませんですな。
ははは。(しいな)

しいな
posted by Rooftop at 16:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

世界基準の美メロ炸裂!!

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気が付けばトンとご無沙汰でありましたこのコーナー。つーか、俺に至っては2007年
初投稿になるんだなァ…。イカンイカン、今年もこの貴重なスペースを借りてガッツ
リつぶやいていかなければ!(笑) ページヴューアーによると結構なアクセス数もあ
るみたいだし…有り難い話であります。
そんなわけで、実質的に2007年初仕事となった本誌2月号。皆さんもうチェックして
頂けましたか? もう新年早々から横浜銀蝿もビックリなぶっちぎり具合ですョ!(苦
笑) 内容は言うまでもなくてんこ盛り! 一冊作るたびに確実に寿命を縮めてる気が
しなくもないですが(笑)、娯楽雑誌の編集に携わる端くれとしてはそんなこたァ当た
り前の話ですからね。是非ともLOFTグループの各店舗、全国各地のライブハウス、大
型CDショップ等で手に取って読んで頂ければコレ幸いであります。
で、表紙巻頭は2月15日(木)の下北沢SHELTERから『KISS THE WORLD TOUR 2007』も始
まるGOOD 4 NOTHING。TANNYとU-tanのツイン・ヴォーカル両名に、最新作にして最高
傑作『KISS THE WORLD』についてタンマリ話を訊いてきましたですよ、ハイ。
TANNYいわく「Rooftopだから迂闊な発言をしないように構えました」との腹積もりで
真摯な発言を連打してくれたお陰で、かなりイイ記事になったと自負しております。
是非チェックをば。PC/携帯でも見られます。
また、本文では泣く泣くカットしたのですが、彼らは今後世界各国に進出していく計
画がある一方で、あくまで地元・大阪で地に足の着いた活動をしていくことを大切に
しているとも語ってくれました。自分達を育て上げてくれた大阪の地にこだわったラ
イブも並行して続けていきたいとのこと。全世界に照準を合わせながらも故郷を大切
に活動を続けていくその姿勢に、個人的に凄く共感が持てたなァ…。
何はともあれ、バレンタイン翌日はSHELTERに集合ってことで! G4Nファンは当
日SHELTERでRooftopをゲットしてね!(しいな)

しいな
posted by Rooftop at 16:02 | Comment(7) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

Rooftop2月号

2月号が発行されて1週間が経過しました。
今回は、締め切り近辺が大変で、1日によく発行できたなぁと本当に心底思っています。中カラーのLIZARDのページとか、かなりかっこいいですよ!

そして、ジュリエットのコーナーは1月・2月ともに映画情報をガッツリ掲載させていただきました。今月号で紹介させていただいているぴかぴか(新しい)『キャプテントキオ』ぴかぴか(新しい)は、かなりおもしろかったので、17日公開になったら見に行った方がいいと思います。映画館最前で堪能させていただきました。
来月号ジュリエットは、ひさびさにオトコマエさんをご紹介いたします。まだどの方とは言えませんが、ジュリエットが一目惚れハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)したという方です。来月号もお楽しみにexclamation×2exclamation×2

というわけで、今月も内容盛りだくさんになっているので、感想とかいろいろ送っていただけるととっても嬉しいです。

よろしくお願いします!

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posted by Rooftop at 13:13 | Comment(5) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

皆様、良いお年を!

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毎年12月は年末進行という締切がうんと早まる難儀なモードになりやがりまして、新年号の入稿と雑務に忙殺され、気がつけばこのサイトで長らくつぶやいておりませんでしたm(_ _)m

皆々様のご愛顧により、今年も何とか読み応えある12冊を世に送り出すことができました。
2006年は自称《新人ロック評論家》平野悠(ロフトを創ったエラい人)によるサンボマスター、キリト、曽我部恵一、遠藤ミチロウ各氏との異色対談が各方面で反響を呼び、編集部にも読者の皆さんから忌憚のないご意見・ご感想をメールやハガキで数多く頂戴したです。
ヘイトハニーやラヴィアンローズが解散の真意を語る媒体として本誌を指名して下さったのも、まだまだ頑張って欲しいという思いがあったので複雑な心境になりつつも、非常に有り難く感じました。
素顔がどこまでもジェントルだった布袋寅泰、長年憧れの対象であり続ける大江慎也、小谷美紗子と田渕ひさ子のはんなり対談、楳図かずおとダイナマイト和尚(浅草ジンタ)&増子直純(怒髪天)による豪華座談会、過去最高額の取材費を使った(笑)ウルトラマン・トリビュート座談会、いつも取材で会うのが楽しみなバンドワゴンのナベカワ…等々(挙げるとキリがありません)がとりわけ個人的に印象に残ったインタビューでした。
『ZOOMYの眼』の取材で今年もいろんなところへ行きましたが、ズミ様のお陰でだいぶフィギュアにも詳しくなったと思います(笑)。
そう考えると、今年はなかなか充実した記事を連発できたのではないかと我ながら思います。
来年は今以上のグレードアップを既に画策してますので、親愛なる読者の皆さんには引き続きのご贔屓の程をお願いしたい所存であります。

さてさて、そんな本誌の最新号…ガールハントと夜のストレンジャーズ(写真)が表紙を飾る2007年1月号は、明日の夜に新宿ロフト、下北沢シェルター、ロフトプラスワン、ネイキッドロフトの各店舗で配布されますのでどうぞお楽しみに(全国発送は1/5以降になります)。
遠藤賢司と平野悠の新春大放談を筆頭に、ここでしか読めない濃厚な記事が満載です。
個人的にはアスパラガスの渡邊忍とビートクルセイダースのヒダカトオルの対談がかなり面白いものになったと自負しております。
ルースターズのディスコグラフィを恐れ多くも恥を忍んで書きましたのでお見知りおきを。
写真は、博多の音楽シーンにおける生きる伝説・山部“YAMAZEN”善次郎と元アクシデンツのスマイリー原島。11月に山善が上京した際に話を伺い、サンハウスから現在まで脈々と流れる博多の音楽シーンのユニークさについて掘り下げました。こうした記事を積極的に取り上げるのも本誌ならではだと思っています。

2006年の最後は是非ロフト、シェルター、プラスワン、ネイキッドのライブに足を運んで、真新しいRooftopを受け取って頂ければと思います。
来年もどうぞよろしくお願い致します。良いお年を!(しいな)

しいな
posted by Rooftop at 15:49 | Comment(3) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

腑抜けた時代に殴り込むサムライ達

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次号Rooftopの表紙巻頭は満を持しての我らが怒髪天。3年連続で本誌12月号の表紙を飾ってくれることになるです。
先日発表されたばかりの1年振りとなる彼らのニュー・アルバム『トーキョー・ロンリー・サムライマン』は『TOWER』誌でも某人が大絶賛していますが(不肖私メであります・笑)、決して身内贔屓ではなくどれだけ控え目に言っても最高傑作と断言できる逸品なのです。
イイ歌だけを紡ぎ出す、悪いモノは出さないというバンドの本懐は不変なので、作品を発表する毎のハードルは年々高まっていく一方なのですが、それを藤村俊二ばりにおヒョイと軽やかに飛び越えてこれだけ重厚で実りある作品を生み出す姿が実に粋なんでありますなァ。
本誌人気連載『ZOOMYの眼』での増子さんしか知らない怒髪天未体験の貴方に貴女、今からでも決して遅くないので是非このアルバムを入口に癒し系ならぬ肥やし系である怒髪天の音楽に触れてみて下さい。Rooftop編集長という名ばかりの肩書き(笑)に懸けて彼らの音楽を絶対的全面的に保証しますので。とにかく聴けば一生モンだから。

今回の取材は無理を言って4人全員に話を訊くスタイル。アルバム発売に合わせて既に数限りないメディアに露出されているので、Rooftopならではの切り口と読み応えある誌面に必ずやします。どうぞお楽しみに。(しいな)

しいな
posted by Rooftop at 12:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

NIGHT on the PLANET

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掲載はまだ先の新春1月号になりますが、ビートクルセイダーズのヒダカさんとアスパラガスの渡邊忍さんという日本が世界に誇るメロディック番長2名様による対談取材を先日執り行なって参りました。
個人的なビークル絡みの取材は確かデフスター移籍直後、その時はインタビューを弊社・加藤梅造に任せて立ち会いのみだったので、直接インタビューを行なったのはまだラストラム時代の『sexcite!』以来約4年振り。
久々の乃木坂ソニーで駅のホームを降りてさァどこの出口だったかなーとウロウロしかけたところ、目前に3P3B社長・曽根のオジキが。
オジキもまたソニーのビルが判らないらしく、携帯で場所を訊いていらっしゃいました(笑)。
今や売れっ子のビークルゆえその日だけでウチを含め取材4誌、30本押しでインタビュー開始。
僕はヒダカさんの音楽的貯金に裏打ちされた物事の比喩が大好きで、向こうも相手がロフトグループという安心感からか、ガスタンクだのBOφWYだのジュンスカだのと我々世代にとってピンポイントのバンドネームを比喩として連射して来るので非常に楽しく対話ができた次第。
こちらも調子に乗って「それはバービーボーイズ的な掛け合いですか?」「サザンの『Oh!クラウディア』みたいな?」といった古い喩えで応戦し、それに対して「イチイチ古いですねぇ」と笑う忍さんが僕より若干年下だとその日初めて知り愕然としたのでありました。ははは。(しいな)

しいな
posted by Rooftop at 11:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

花くまゆうさく VS かまボイラー

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次号Rooftopは自分で台割を引いていて久々に手応えのあるキラーコンテンツ満載で、いつも以上に面白くなる予感大! どうぞ期待していて下さいね。
ってなわけで取材も立て込んでおりまして、先日はイラストレーターの花くまゆうさくさんとかまボイラーの清水貞信さんの対談取材を敢行しました。
かまボイラーの2ndミニ・アルバム『コバタスモーク』のジャケットを花くまさんが手掛けていることで実現した今回の取材、あの花くまワールドそのもののはんなり具合トゥーマッチな(笑)和やかな話しっぷりに終始。
音楽をカルチャーの軸に据えながらも、こうした異ジャンル同士の濃密な対談を掲載することこそRooftopの本懐であると個人的には考えているので、今後とも本誌ならではの異色対談を数多く仕込んでいくつもりです。
読者プレゼント用にプレミア感溢れる(笑)サインもお二人に書いて頂いたので、どうぞ奮って応募して下さいね。かしこ。(しいな)

しいな
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ギター 編集無頼帖

ZOOMYとカムジャタン


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下にあるブッチャーズ陣中見舞いの後、増子さんと新大久保にある韓国料理店『松屋』
で“本日のまとめ”をしつつ食事を。
この店は僕も前の会社の打ち上げで何度か訪れたことのある有名店で、手間隙かけて
煮込んだ豚の背骨とジャガイモ、ナガネギだけを使ったまろやかな秘伝スープがクセ
になる「カムジャタン」(韓国背骨スープ)はとりわけ人気メニューです。巨大すぎ
るにも程があるネギチヂミも絶品。
前日は深夜にシェルター15周年ライブ@Zepp Tokyo、翌日は札幌にキャンペーンとい
う多忙な合間を縫っての取材にも関わらず、盟友ブッチャーズについて、そして遂に
発売が一週間後に迫った怒髪天の新作『トーキョー・ロンリー・サムライマン』(ど
れだけ控えめに言っても最高傑作)について饒舌に語り倒したZOOMY、相変わらずカ
メラを向けるとイイ顔してくれすぎです(笑)。(しいな)

しいな
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ブッチャーズ表敬訪問


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Rooftop入稿間際の10/20から3日間、本誌連載コラム『裏のスジの突き当り』でもお
馴染みブラッドサースティ・ブッチャーズの皆さんが事務所近くのスタジオでレコー
ディングをしていると聞きつけ、またリーダーから「毎日来なさい」と呼び出しが掛
かり馳せ参じた次第であります。
初日は個人でビールを差し入れに顔を出し、翌日は『ZOOMYの眼』取材を兼ねて怒髪
天の増子さん、副編ジュリエット山田と共に伺いました。ここ数年のバンドの好調具
合を反映するかのように、2日目にして既に3曲を録り終えて吉村さんが早くも1曲歌
入れしようとしているところ。
こんな仕事をしてる特権でほんの少し新曲を聴かせてもらったのですが……嗚呼もう
嬉しくて小躍りしたくなってくるこれぞブッチャーズ節! 生きててヨカッタ! 来春
には発表されるという新作、大袈裟でも何でもなく、これは間違いなくブッチャーズ
の最高傑作になるんじゃないでしょうか。こうしてブッチャーズの新曲を享受するこ
とが生きることの立派な目標になると感じる今日この頃であります。かしこ。(しい
な)

しいな
posted by Rooftop at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ロックンロール・クリスマス!!!

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次号Rooftopの中綴じカラー4P枠は、昨年6月号の表紙巻頭以来久々に登場のTHE NEATBEATS。ロックがロールした魅惑のクリスマス・アルバムを引っ提げて堂々のインタビューであります。
今回は真鍋君の単独インタビューだったのですが、土曜の昼下がりにまァ喋るわ喋るわ抱腹絶倒の60分!
実はワタクシ前日というかその日の朝7時くらいまでシェルターの15周年オールナイト・イベントに参戦してZepp Tokyoにおりいささか疲労困憊であったのですが、ロック界屈指の饒舌な語り部のお陰で目が冴え渡りましたです。
驚異の手造りストゥーディオ設立の話からファンの間では既によく知られている真鍋オトン&オカンの爆笑エピソードまで、話題はいつもながらに激濃厚。写真も選りすぐりのモノを掲載したのでどうぞお楽しみに!(しいな)

しいな
posted by Rooftop at 08:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

50を超えてロックし続けること

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いよいよ明日、Rooftop 11月号がロフト、シェルター、ロフトプラスワン、ネイキッドロフトの各店舗で配布されます。
まず真っ先に読んで頂きたいのが、我がロフト席亭であり最近では新人ロック評論家として名高い平野悠とかの遠藤ミチロウさんとの対談です。
今年56歳を迎えるミチロウさんは、今なお“アンプラグドパンク”と称するアコースティックの可能性を追究する独自の音楽を展開して日夜ライブハウスのステージに立ち、現役の最前線を貫いています。
そんなミチロウさんのように、50代半ばを過ぎてもロックする覚悟はあるのか!? と誌面を通じて若いミュージシャンを煽る平野に対してミチロウさんが発した言葉とはこれ如何に?
相互ヨイショに終わる訳がないスリリングな対話の記録、音楽好きな全世代の方々に是非読んで頂きたく存じます。かしこ。(しいな)

しいな
posted by Rooftop at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

Rooftopデザイナーさん募集です

LOFTグループの機関誌『Rooftop』のデザイナーさん募集です。デザインが得意な方、Rooftopが好きな方、経験者大歓迎!
03-5287-3766までお電話いただくか、メールrooftop@loft-prj.co.jpまでご連絡ください。
追って詳細をお知らせ致します。
常駐でなく外部のデザイナーさんの募集となります。ご了承ください。
posted by やまとも at 19:42 | Comment(1) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

BATTLE TALKERS

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昨夜LOFT/PLUS ONEで行なわれた(予告通り明け方まで敢行された模様)石井聰亙監督初期作品DVD化記念イベント『BATTLE TALKERS』に参戦してきました。
先月の取材時に果たせなかった『爆裂都市』の私物ビデオに監督のサインを頂戴するという職権乱用を行使しつつ(笑)、危険すぎてとてもここでは明かすことのできない『狂い咲きサンダーロード』『爆裂都市』における裏話満載のバトルトークを存分に堪能したです。
石井監督を筆頭に、上京時に眉毛を剃られて刑務所にいたという人生における役柄を石井監督から与えられた(笑)緒方助監督、鋼鉄男こと池畑潤二さん、パンク死土こと伊勢田勇人さんと、皆さん不良中年のキワキワな匂いを漂わせていて同性から見ても恰好良かったなァ…あ、もちろん司会の原島さんもゲストの増子さんもね!(笑)
それにしても、会場内でお客さんがRooftop最新号に掲載されている石井監督×セイジさん×増子さんの対談記事を食い入るように熟読する姿を間近で見られるのは至福ですねェ…。
来週23〜25日は新宿LOFTにて『BURST GIG』3daysですよ皆の衆! 完璧に次号の校了と被ってますが(泣)何としてでも見届けなくては!(しいな)

しいな
posted by Rooftop at 09:17 | Comment(1) | TrackBack(1) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

パーティーその後

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昨日、高円寺クラブライナーで行った『WEEKEND PARTY vol.2』に御来場いただいた皆様、ありがとうございました。出演していただいた5アーティストさんも個性的で、出演していただいた方々も会場も本当に楽しんでいただけたイベントでした。

1バンド目のプロザック!は、小石兄弟のコーラスが最高に心地よかった!歌を歌う前に詞を読んだのは、より次に歌う曲の世界が自分なりに広げることができていいなぁって思った。次のパパミルクは見た目もノリも全然違う4人の出す音はピッタリと息が合っていて、たぶん今まで見たパパミルクの中で一番良かったかも。もともとはボーカル杉田氏の声が大好きなんだけど、もっとじっくり聴いていると最初には気付かなかった深みもあるし、ずっとずっと応援したいバンドの一つ。エビタイガーは、『日々』が勢いあってすごいワクワクしたなぁ。あのドラムがたまらん。余談ですが、ベースボーカル岩井くんってあんなかわいい髪型とフェイスなのに意外とやりよる。すごいパワーある。あのステージは圧巻!4番目はスリーピースオブコミュニケーション。エビタイガーとはガラリと変わり、ボサノバ調のステージをお届け。solaちゃんの歌声と笑顔が大好きです。さらに昨日のセクシー衣裳は女子の私でもドキドキした。手拍子したり会場をあったかい雰囲気にして、ラストはタンスジャンプス。セッティング中、何のセッティングもないY.U.がステージに出てきて、、、何やってたんだろ?(笑) 1曲目からトラブルがあったけれど、そのちょっとどうしよう的な空気を打ち破るかのごとく、この日のタンスジャンプスはブランニューメンバーにホシノジャンプスが加わり、新しい『タンスのテーマ』を聴かせてくれた。初披露でありながらかなりいい感じ。ラストの曲でY.U.が登場し、お客さんとピョンピョンしながら盛り上げて、一番いいトコでイベント終了。タンスはすごく自由で楽しそうなやってる姿がイイ!。

会場は目当てのバンド以外にも楽しんでる方もいらしたようで、その笑顔に主催が一番うれしくなりました。
ありがとうございました。

写真は焼そばを食らうY.U.。携帯向けたら↑だったので、そのまま使っちゃいます。
ライブ写真付きのレポは11月号に掲載です。

やまだ
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posted by Rooftop at 16:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

パーティー☆

本日18時45分より、高円寺はクラブライナーにてRooftopとSONG-CRUXそしてライナー共同主催のイベントやります☆
出演は、プロザック!、パパミルク、エビタイガー、スリーピースオブコミュニケーション、タンスジャンプスの5バンド!
当日券は2300円+ドリンクです。

金曜の夜なので、パーティー的な楽しいイベントです。ぜひぜひ高円寺クラブライナーにいらしてください。

Rooftop10月号持参の方には、本日出演するバンドさんのコンピを先着30名様にプレゼント!

やまだ

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posted by Rooftop at 17:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

驚異のバンドサバイバル術

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マキタスポーツのイベント開場前にロフトでニューロティカ・あっちゃんとゲルググ・GENさんによる対談取材をしてきました。
ゲルググの活動10周年を記念したベスト&トリビュート盤発売に伴う対談で、今でも年に一度は帯同ツアーを行なうなど公私共に縁の深い両者による涙あり笑いありの60分一本勝負。
最近、志半ばにしてバンドが終わるケースを目の当たりにしていることもあり、如何にバンドを長く続けていくかを片や10年、片や22年のバンド歴を誇るご両人にしつこく訊いてみた次第です。
その答えは如何にもご両人らしくシンプルだけど機知に富んだものでした。
答えは風の中…ではなく次号Rooftopで。
お客さんを楽しませることに今なお全身全霊を賭けるゲルググにロティカ…その凄みと恰好良さをきちんと誌面で伝えたいです。かしこ。(しいな)

しいな
posted by Rooftop at 18:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖