ギター 編集無頼帖

続々 BTBDHTEY

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 そんなわけで(どんなわけで?)泣く泣く札幌から東京への帰路で御座います。
 写真左は、お土産屋を徘徊していたら「呑み行くぞ!」の大号令 by btbヨシムラヒデキ(笑)。新千歳空港の簡易ラウンジで吉村さん、吉野さん、シミさん、写真見切れてますが坂さん、後からひさ子さんとで搭乗まで乾杯です。吉村さん、人の空港券引換証を見て「下の名前ムネユキっていうの?」は今更ないと思いますが…カナチイ(笑)。まァ、バンドマンと紙媒体の一卒兵の関係などそんなもんですわな。ははは。
 写真右は、新千歳空港内にあるラーメンばかりを取り揃えた土産物屋を丹念に物色するラーメン道探求者・ZOOMYの凛とした後ろ姿。我々が呑んでる丸テーブルのすぐ近くで発見(笑)。そんな増子さんに「これ鉄板だから」と薦められて買った西山ラーメン、シミさんから「こんなベタなもん買いやがって!」と笑われましたが、ラーメンをソウル・フードと常日頃から明言する増子さんの言葉を俺は頑なに信じます!(笑)
 そんなわけで(どんなわけで?)すでに全出演者(一部除く)とスタッフを乗せたANA68便は羽田に到着して各々帰路やら仕事です。当方、ベースを抱えてうたた寝するシミさんと『ドラム・マガジン』を熟読する坂さんと共に東京モノレールでこれから会社まで。友康さんとはどこかではぐれちゃいました。増子さんはこれから大喜利の収録と言ってましたけど(笑)。昨日のライブは増子さんとしても非常に感慨深いモノだったと聞けて、ちょっぴり胸が詰まったです。
 それにしても…帰りの飛行機でシミさんとあーでもねぇこーでもねぇと議論しながらバカみたいに缶ビールを呑んだので既に眠いです(泣)。(しいな)
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続 BTBDHTEY

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 昨夜札幌ベッシーホールで行なわれたbloodthirsty butchersの20周年記念ライブ、eastern youthと怒髪天という盟友をゲストに迎えた4時間に及ぶ濃密な時間はただただ圧巻であり、いちファンとしてはただただ感無量でありました。
 吉村さんはMCで「20年経っても大して進歩してない」なんて話していましたが、3組とも同窓会的な在り方とは一切無縁なのが非常に“らしくて”良かった。怒髪天は1曲目にいきなり懐かしいナンバーを据えながらも新曲「ドンマイビート」が客観的に見て一番演奏に力が漲っていたし、イースタンも最新シングル「沸点36℃」でフロアの熱がグッと上がったし、ブッチャーズは最初のアンコールをまだ何処にも発表していない新曲(フライジング・サン?)で締めたのが現状に対して常に“くそったれ”を提示し続けるブッチャーズらしくて凄く格好良かった。
 吉野さんがMCで「俺のギター、全部吉村の真似。この後本物が出てくるから、初めて観た時の凄さを今日また見せ付けて欲しい」と話していて、その言葉をしかと受け止めたのか、吉村さんの気迫はちょっと尋常じゃなかったなァ。懐かしい「ROOM」「LOW LIFE」が演奏されている時に吉野さんやSLANGのKOさんが嬉しそうに聴き入って酒を片手にノッていた姿を見た時はウルッと来てしまったなー。涙腺の緩むポイントがおかしいかもしれないけど(笑)。
 で、終演後に撮影したのが全出演者によるこの記念写真。見る人が見れば凄まじく感慨深いでしょ?(笑)
 そう言えば、ライブ中カメラを携えて場内を徘徊していたら、東京から遠征してきた各バンドのファンの方や地元の友達・関係者に多々声を掛けられました。Rooftopの知名度もなかなか捨てたもんじゃないかも! ははは。
 今日の札幌はそしてまた雪が舞い降りておるのです。帰りたくないなァ…。(しいな)
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ギター 編集無頼帖

BTBDHTEY

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 そんなわけで(どんなわけで?)札幌におります。bloodthirsty butchers、eastern youth、怒髪天という東京ではまず実現し得ない黄金カードのライブがベッシーホールで本日行なわれるわけでありまして、次号の本誌にこのライブ・レポートを掲載する腹づもりなのです。朝5時起床でブッチャーズ・チーム号に便乗させてもらい羽田まで。怒髪天メンバー&スタッフ、イースタンの二宮さんと合流して新千歳空港〜ベッシーに楽器下ろし〜ホテルへと。さっきまで写真を撮りつつ3組のリハをジーッと見届けていたのですが、やはり否応なく熱いモノが込み上げてくるです。 ライブ撮影は不慣れなのですが、何とか踏ん張ってイイ写真撮ってきますぜィ。
 それにしても…今札幌にいるんだよなァ…顔触れが顔触れだけに今ひとつピンと来ていないのが正直なところです(笑)。(しいな)
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高円寺の新名所『Sunrain Records』

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 つい先日、常日頃から敬愛してやまぬパニックスマイルの吉田肇さんが立ち上げた高円寺のレコード・ショップ『Sunrain Records』にようやく出向けた。場所は高円寺・北口ロータリー近くのビル3Fで、自宅のある野方と会社のある新宿区百人町との中間地点に当たるし、実際自転車及び徒歩で何度もそのビル前は通っていたものの、なかなか行けずじまいだったのである。吉田さんがツアー中だったり、こちらの懐にすきま風どころか凍てついた突風が吹き荒れていたり(さすがに手ぶらじゃ行けんでしょ?)、そうこうしているうちに怒涛の入稿期間に突入してしまったりと諸事情ありまして。
 まァ、リズムトラックス・レーベルのディレクターである片山智之サン(a.k.a. 片山省吾、我々の世代にはスペースカンフーマンのvo.)と「たまには呑もうよ」ってなお題目がありまして、その前に店に立ち寄ろうという算段だったわけですが。
 Sunrainの内装は決して広くないスペースではないものの、白い木目の床は清潔感に溢れていて、両サイドの棚には店員イチオシのCDがギュッと詰まっております。床張りも棚の組み立ても全部吉田さん達によるハンドメイドというのが泣かせます(笑)。
 品揃えはそんじょそこらの没個性なCDショップとは訳が違う一癖も二癖もあるものばかり。ある意味セレクト・ショップと言えますが、そこで働くスタッフの個性を余すところなく出すことが店作りの基本だよなァとSunrainを見ると改めて思うですね。一部の商品を除いてほぼ試聴可能というリスナーへの心遣いも嬉しい。「このCD、どんな感じですか?」と訊けば、優しく答えてくれるのが他でもないパニスマの吉田さんっていうのが凄い話だけど(笑)。
 皆さんも高円寺にお立ち寄りの際は是非に。中央線沿線のよしみとして、いずれAsagaya/Loft AでSurain Records主催のイベントもやってもらうつもり。チェルシーQとか福岡時代の映像を見ながら酒を呑めたら最高じゃないですか?(笑)(しいな)

◆ Sunrain Records
住所:東京都杉並区高円寺北3-22-18 パル高円寺3F
電話:03-3310-2133
午前11:00から午後10:00まで営業
http://sunrain-records.com/
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Asagaya/Loft Aでイベントやるでよ:其ノ弐

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 そんなわけでございまして、またも懲りずにAsagaya / Loft Aネタをツラツラと書き連ねるのだ。
 今月25日には店の半分を占める20坪のバー・スペースがオープンして(冷やかしでもイイから呑みに来てね!)、12月1日からは晴れてグランド・オープンとなりますAsagaya / Loft A。店のコンセプトやら営業形態やらはこんな感じなり(↓)。
 http://www.loft-prj.co.jp/lofta/
 そのAsagaya / Loft Aのグランド・オープン当日にロフト席亭・平野 悠と共に僭越ながら司会をやらせて頂きます。しかも出演者はまさにザッツ・ロフト!な大御所の面々(笑)。さーてどうなることやら。まァ、ロフトのオッソロシイ打ち上げ話を核としながら、この先ロフトが何処へ向かうのかを賑々しく語らいたいと思ってます。シゲルさんと下山さんが揃うってことはあのユニットが…なーんて期待もちょっぴり。店長のテツオ、音出し大丈夫か?(笑) あと、なんでもこの店は出演者の気分次第で朝までトークができるみたいなので、12月1日はいろんな面で今後のイイ実験ができるんじゃないかなと思います。
 前置きが長くなりましたが、以下告知なり。チケット発売は明日なりよ!(しいな)

◎2007年12月1日(土)Asagaya / Loft A
一度カウンターに入ってみたかった 2007
『〜Asagaya / Loft A OPENING BANQUET〜』
 Asagaya / Loft Aの記念すべきグランド・オープン初日は日本のロック絵巻を凝縮した一大狂宴! KEITH(Groovin'/ex.ARB)を“1日店長”に迎えて行われたLOFT/PLUS ONEのオープン初日イベントが12年の時を経て復活!
 Asagaya / Loft Aの本格始動を祝うべく、30余年に及ぶロフトの歴史を鮮やかに彩ったバンドマン達が一堂に集結! ロフト席亭・平野 悠を交えて今後のロフトの方向性を賑々しくも無責任に語り倒す!
【出演】
◆ KEITH(Groovin'/ex.ARB)
◆ 仲野 茂(ANARCHY/SDR)
◆ 池畑潤二(ROCK'N'ROLL GYPSIES/ex.THE ROOSTERS)
◆ 下山 淳(ROCK'N'ROLL GYPSIES/ex.THE ROOSTERZ)
◆ JOE(G.D.FLICKERS )
…ほか、ロフトに縁の深いバンドマン多数飛び入り参加!?
【MC】
平野 悠(ロフト席亭)+椎名宗之(Rooftop編集長)
OPEN 18:30/START 19:30
前売 ¥1,800(飲食代別)/当日 ¥2,000(飲食代別)
*前売券はローソンチケットにて11/10〜発売(L:32714)
【info.】LOFT PROJECT:03-5287-3766
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岡山に天使が舞い降りた!

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 遥か岡山の地から素晴らしすぎる写真とメールが届いた!
 以下、シェルター・ツアーズ2007でペパーランドにおるweb藩アカセより。
 『ルーフトップでレビューチェック中のひさこさま。かわゆいです。モールスウチノさんドラムは、もの凄い浸透力ですよ』
 そうなんだよなァ、今のtoddleは最新号にもインタビューが掲載されているmooolsの内野さんが叩いてるんだよなァ…。ブッチャーズ吉村さんのソロもバンド本体とはまた違った味わい深さがあって凄くイイし…く〜ッ! 今すぐにでも飛んで行きたいぜ岡山!
 そんなさなかに泣く子も黙る天才・上原子画伯による謹製カレンダーの校正をするヲイラ…嗚呼無情なり我が人生(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 17:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

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Asagaya/Loft Aでイベントやるでよ:其ノ壱

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 親愛なる読者の皆さん、コニャニャチハ。本日、弊社web藩のアカセ嬢がSHELTER TOURS 2007の合間を縫って本誌人気連載コラム『今夜はトゥナイト』と『OHZZYの耳』をwebでも読めるようにしてくれました!
 カタルさんの『今トゥナ』はロティカのカバー・アルバムを巡ってRYOJIさんとの対談で(本誌掲載分30%増のテキスト!)、『ズミ眼』に代わる新企画『オジ耳』(!?)は友康さんが来年のカレンダー作りに挑戦してくれてます。本誌の実物を手に取って読んで頂くのが理想ですが、是非是非読んでやって下さいませ。
 トコロデ! Rooftop最新号でも誌面を割いてますが、遂に今月末、我がロフト・グループの新店舗『Asagaya / Loft A』がJR中央線阿佐谷駅パールセンター街内にオープンします。ロフト席亭から「オマエも何かやれ」と唐突に言われたので、12月からのグランド・オープン月間に僕も2回ほど仕切らせてもらいます。その内のひとつ、怒髪天の毎年恒例忘年会イベント(今年は新年会でしたが)が12月13日(木)にあります。チケット発売は今週の土曜日! これまで開催してきたロフトプラスワンよりも小さい集客100人程度のライブハウスなので、皆さん心してチケットをGETして下さいね!(転売するなよ!・笑)

◎12月13日(木)Asagaya / Loft A
「Nishiogi / Type D」vs「Asagaya / Loft A」
ボウネンカイ・オア・ダイ 〜2007年総括&2008年ワンマンシリーズ壮行会〜
 毎年恒例・怒髪天の酒爆大忘年会、今年はAsagaya / Loft Aで大敢行!未曾有のツアー本数と驚異のリリース・ラッシュで密度の濃い活動を送った2007年の総括と、最新作『LIFE BOWL』発表に伴う年明けのワンマン・ツアーに向けて手綱を引き締めるべく、俺達界隈のヲタもだち(アナタです!)と繰り広げる酔狂の宴!総合司会はくじ引きによりシミさんに決定!(笑)
【出演】怒髪天:増子直純/上原子友康/清水泰而/坂詰克彦【総合司会】清水泰而(怒髪天)
OPEN 18:30 / START 19:30 前売¥2,000(飲食代別)/当日¥2,500(飲食代別)
前売券はローソンチケットにて11/10発売(Lコード:33043)
【info.】LOFT PROJECT:03-5287-3766
【website】http://www.loft-prj.co.jp/lofta/

 当日は上記友康さんカレンダーの販売も予定しております。いつも司会役で厚かましくしゃしゃり出るワタクシですが、12/1のAsagaya / Loft Aオープニング・イベントで司会はガッツリやるつもりなので、今回はカレンダーの売り子に徹します(笑)。Rooftopのご意見・ご感想なんぞを直接話してくれたらウレチイです。よしなにー。(しいな)
posted by Rooftop at 18:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

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ディスちゃんとあやや

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 先週末は久々に完全オフ日を生意気にも頂きまして、まず土曜日は渋谷へ。
 先日行なわれたシェルター・ツアーズ2007の札幌編でもお世話になったDischarming manが東京に来るというので、O-nestまで行ってきました。同ツアーの新潟・札幌でも並々ならぬ尽力をくださった“Mr.ヘイメーン”(笑)ことSEIKIさん率いるNahtも出演する好カードです。
 三番手のNahtではすっかり酩酊頭となり、アコギ+Macで独特な世界観を醸し出すソロ・ミッションとNahtという両輪があるからこそ、今のSEIKIさんは穏やかながらも自信に満ち溢れているのだな、と性急で猛々しいビートに身を任せつつ改めて思ったです。
 大トリのDischarming man、やはり新曲の出来が半端ではなく素晴らしい。後で蛯名君に聞いたら50分はやったらしいのだが、体感時間はその半分。もっともっともっとやってくれよ! と思わずにはいられないタイトでうっとりする演奏でした。とにかく蛯名君の歌声の凄みが明らかにその度合いを増しているのを痛感。東京でワンマンやって欲しいな。

 日曜日はそんなホームから一転、厚生年金会館までアウェイ極まりない某女性アイドルを観に…って写真を載せてるから伏せる意味ないか(笑)。そうです、あややこと松浦亜弥さんのコンサートを拝見した次第です。これもメロン記念日や中島卓偉さんを誌面掲載している御縁なのです。
 既に何度かメロン記念日のライブを観ているのでヲタもだち独特の空気には慣れ親しんでいるのですが、初めて観たあややのコンサートは同性のファンが多いのが特徴。その内容も清々しいほど“ザッツ・アイドル!”なエンターテイメント性の高いもので、色々と勉強になったです。ホールコンサートでもライブハウスでもエンターテイメント性を追求する姿勢は同じですからね。心臓に悪い楽屋での挨拶以外は存分に楽しみましたです(笑)。
 終演後に末廣亭近くの呑み屋でアップフロントのN口さん&DJ・A木さんと山田とで乾杯したのですが、右の写真は付近の居酒屋による殺し文句。『さぁ〜勇気を出して!』とは前代未聞であります(笑)。新宿三丁目もまた奥が深い。(しいな)
posted by Rooftop at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

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本誌11月号絶賛配布中

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 新潟帰りのフニャ頭を切り替えて、12月号と新年号の台割案件で早くも頭がグッチャグチャであります。
 Asagaya Loft / Aというロフトの新店舗が12月に正式オープンするので、その誌面枠3ページと店舗設置分の部数を次号から増やさないといけない。印刷所の営業担当君からは「ページ数が多すぎて、もう中綴じの限界ですよ!」と怒られる始末です(笑)。
 嗚呼、終わりなき誌面刷新の欲望と使命のベルトコンベアよ、こうなりゃもっとグルングルンに高速回転してしまえ!(笑)
 そんなこんなの我がRooftop、最新号が昨日無事納品されました。社内の人間からは表1と表4のギャップの凄まじさを早くも指摘されていますが(笑)、そんな尋常ならざるカオスっぷりもRooftopらしいんじゃないかと身勝手にも思うのです。6年振りのリバーシブル表紙も新鮮じゃないかなと。
 今月号のインタビューも昨日からweb上で読めるようになりました。目下シェルター・ツアーズで殺幌にいるweb藩アカセが忙しない合間を縫ってアップしてくれました(アカセ、サンキュー!)。カタルさんとZOOMYならぬOHZZY(笑)のコラムはしばし待たれよ。
 この人のインタビューだけは他誌に負けぬ面白いテキストにしたいと常々思うミュージシャンが俺には数人います。その一人が今月号に掲載されているイースタンユースの吉野さん。ディスクユニオンのフォローダウンとかいう雑誌(笑)は別冊扱いで丸々一冊イースタン号を作るみたいですが、そういう話を聞くと余計に闘志が燃えます。自分はこの僅か2ページでどの媒体よりも濃密な読み物にしてやると堅くkocoroに誓うのです。
 その成果や如何に? 自分では精一杯やったつもりですが、後の判断は読者の皆々様に委ねます。何よりもあのテキストを読んで『地球の裏から風が吹く』というアルバムに興味を持ってくれる人が一人でも多く増えたらこんなに嬉しいことはないです。それこそが大袈裟に言えば我々の本懐!なのですから。
 ご意見・ご感想その他諸々は『Rooftop目安箱』なるBBSまで是非に!(しいな)
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新潟小旅行 其ノ四

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 これぞ世代を超えたドラムの闘魂伝承也!  a flood of circleのリハをじっくりと見ていたブッチャーズ小松さんがfloodの渡辺君に諸々アドバイスする様を激写。「若いのにイイ音鳴らすねぇ…」と、小松さんも渡辺君の腕を絶賛してました。シェルター・ツアーズを触媒にしてこうした新たな交流が芽生えるのは実に意義深いことであるよなァ…とシミジミ。  そしてコチトラ、シミジミと味わい深い食事をチャチャとと先程済ませてきました。 「昭和初期に生まれた『タレカツ丼』。いまや新潟のスタンダードです」  …その言葉に偽りはなかった!  クラブジャンクボックスの数軒先にあった『とんかつ太郎』。サクッと歯ごたえのある重厚なカツレツは、醤油ダレにくぐらせたモノがドーンと5枚も乗っかった大盤振る舞い!  楽屋で戦闘体制に入るシェルター・スタッフもこの店に注文を多々しておったです。  さーて、しっかりと腹ごしらえも終えて、ぼちぼち開演の時間です! 楽しみ!(しいな)
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新潟小旅行 其ノ参

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 我が愛しのブッチャーズがリハしてます! 吉村さんは最近思いのほか着用率の高い漁港シャツを今日も着てます(笑)。  俺は吉村さんが何気なしにギターを爪弾くだけでキュンとしてしまう重病人なので(笑)リハもガッツリと見てしまうです。あー、これを見られただけで新潟まで来た甲斐あったぜ(笑)。  弊社CRUX気鋭の新星、a flood of circleのメンバーも遠征作の名古屋からようやく合流、ブッチャーズの轟音にまみれながら各自楽器のセッティングをしております。「後で吉村さんにサイン貰ってもイイすかね?」と話していたfloodの岡庭君、その気持ちはよーく判るぞ!(笑)  ひさ子さんに聞いたら、ソースとんかつ丼の『太郎』は今の時間休業中で午後5時からの営業とのこと。ひさ子さんもこの店はオススメだそうです。んー、腹減ったー!(しいな)
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新潟小旅行 其ノ弐

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 無事新潟クラブジャンクボックスミニ入りしまして、現在リハに突入。まずはSEIKIさんが手持ちのMacとギターを調整中。ブッチャーズのメンバーとスタッフも会場入りして、小松さんがドラムをセッティングしてます。  toddleのアイコンも応援に駆け付けたので、この顔ぶれと一緒だとまるで下北にいるみたいだなァ(笑)。  俺はいつも他のライブハウスに行くと必ずやる、Rooftopがどれだけ置いてあるかをまずチェック。もうすぐ新しい号が発刊されるせいか、一冊もありませんでした。  地方のライブハウスに置かれてあるフライヤーや壁に貼ってあるポスターの傾向は色々と窺い知れるものがあって、非常に勉強になります。  頃合を見計らって、クラブジャンクボックスミニの近くにあるソースカツ丼が名物の『太郎』という店に行ってみたいと激しく思う午後2時過ぎであります。(しいな)
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新潟小旅行 其ノ壱

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 親愛なる読者の皆様、オイッス! 俺は今車で新潟市内に向かっております。  貧乏暇ナシでうだつの上がらぬ超弱小フリーペーパーの編集の仕事に明け暮れ、そんなやるせない日々にほとほと疲弊しての現実逃避です。(……あ、ヤバい。シャレになってない……)もちろんウソでーす。わははは。  シェルター・ツアーズ2007の本格巡業一発目を見届けるために、新潟クラブジャンクボックスミニまで向かう次第なのだ。  当方朝5時に起床して、西荻の駅でシェルター号と合流。web藩のアカセが遅刻する大失態を犯しつつも、NahtのSEIKIさんを無事ピックアップして北上中。すでに新潟県内には入っております。  写真左は車内のSEIKIさんと西村。SEIKIさんはノートパソコンで作業中です。右は上里のSAで食べた朝食、とんかつサンド。PAの今井さんのオススメで、SEIKIさんも西村もアカセも俺もみんなこれ(笑)。噂に違わず美味でした!  あと30キロ弱でジャンクボックスミニじゃー! 折を見てまた書きます。(しいな)
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子年の2008年だけに大チュー目!

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 1年に雑誌を12冊作ってお役御免の通年儀礼であり我が人生でありますが、今年はもうすでに10冊目まで来てしまったよ皆の衆! その割には今月も妙に暖かった季節感の乏しい東京の空…雪虫の舞う札幌が羨ましいですね。  2007年の残る2ヶ月はいつもの塩梅で歳末号と新年号を年内にドカッと作り上げたらもうオシマイだ。鬼の棲む年末進行さんよコニャニャチハ。もうキミの顔は見たくありません! ははは。  間もなく配布されますRooftop 2007年11月号、またかーなり濃厚な一冊になっております。  次号は6年振りのリバーシブル表紙仕様になってまして、ニューロティカのキッチュなイラストか六畳人間のサイケデリックな写真のいずれかが選べます。裏表紙の熱量が迸る“いつかの少年”は選択の余地がないですけどね(笑)。先月末に大阪城ホールまで飛んで七転八倒しながら書き上げたライブレポ8,000字強、是非読んで下さいね。  さてさて、上の画像にピンと来たアナタは俺達界隈のヲタモダチ師範代クラスかな?(笑)  次号RooftopのP.67において、全音楽ファンを爆笑の坩堝へといざなう(いや、余りの衝撃に凍てつくかも・笑)前代未聞の一大企画が発表されるのでどうぞお楽しみに!  明日はシェルターツアーズ2007初日の新潟に行って来まーす。その前に今夜は恵比寿でプラスチックス(!!)。19年前の再結成にも間に合わなかったヲイラには超弩級のウェルカム・バックです! 入稿のドタバタで見逃したスリッツの無念をこれで晴らすぞ!(しいな)
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砂の上のスジの眼:セットリスト!!

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Rooftop & shinjuku LOFT 31st ANNIVERSARY 〜砂の上のスジの眼〜
2007年10月1日(月)新宿LOFT OPEN 18:00 / START 19:00
ACT:bloodthirsty butchers / BEYONDS / 怒髪天

■ 怒髪天
01. 夕暮れ男道
02. ロクでナシ
03. N・C・T
04. ビール・オア・ダイ
05. オオカミに捧ぐ
06. 泣いてばっかのオマエに…
07. 宿六小唄 〜ダメ男に捧ぐ〜
08. 酒燃料爆進曲

■ BEYONDS(ACOUSTIC SET)
01. Over Shallow Sludge(新曲)
02. Auto Graphic
03. 29 Nightingale(新曲)
04. 地下室の揺りかご
05. シルトの岸辺で
06. WEEKEND(新曲)

■ bloodthirsty butchers
01. 燃える、想い
02. 神経衰弱
03. I've been lost
04. yeah#1
05. サンザン
06. story
07. LOST IN TIME
08. ギタリストを殺さないで
09. サラバ世界君主
10. 理由
 -encore-
11. JACK NICOLSON
12. 時は終わる
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ご来場誠に有難う御座いました!

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 10月の開幕早々、しかも全くのド平日にも関わらずRooftop主催イベント2デイズにお越し下さった皆々様、本当にどうも有難う御座いました。お陰様で両日とも非常に充実した内容で無事終えることができたです。
 いろんな大義名分はありつつも、まず何より山田と僕の2人が心底楽しめたのが良かったと思ってます。
 特に一昨日のピュアの塊のような山田の楽しげな表情をイベント最中〜打ち上げで見られて、イベントをやれて本当に良かったなァ…と感慨深かったです。
 ロフト店長の大塚君始め現場スタッフの皆さん、色々と有難う。我々のようなズブの素人がイベントを仕切ったせいでご迷惑を多々お掛けしたと思いますが、ただただ深謝。

 1日の“砂の上のスジの眼”に関して言うと、あの面子が好きな人で来られなかった人はつくづく惜しいことしたねェというか、個人的にはあの3組の今年観たライブの中で最高峰のものを体感できました。それでもう充分です。増子さんも、健さんも、吉村さんも、Rooftopに対する思いを端々でMCで言葉にしてくれて思わず涙腺が緩んじゃいました。長く続けていればイイことあるですね。ははは。
 最初は増子さんに「DJやりなよ」「司会やりなよ」「3組のステージに毎回登場して1曲ずつ唄いなよ」などとサンザン言われていたのですが(笑)、普段Rooftopを熟読してくれている読者の皆さんに直接御礼を言いたかったし、恥を忍んでオープニングの挨拶だけはさせて頂きました。
 怒髪天は「オオカミに捧ぐ」「泣いてばっかのオマエに」といった普段滅多に聴けないナンバーが聴けたし、増子さんがMCでRooftopの連載コラムの名を列挙してくれたのは愛を感じましたねぇ…。バンドマンで「ムキンポの鼻」をスラッと言える人はなかなかいませんよ(笑)。そう言えば、楽屋でシミさんに「髪の毛の色、畳が色褪せたみたいですね」と軽口を叩いたら、「今日はムネのために特別に髪の毛をセットしてもらってるんだぞ!」と怒られました。あざーす(笑)。
 BEYONDSはテッキン欠場のため3人編成によるアコースティック仕様でしたが、これが凄く心に染み入る名演の連続で実に素晴らしかった! 特に新曲の3曲…「Over Shallow Sludge」「29 Nightingale」「WEEKEND」を聴いて、12月発表の新作が紛うことなき名作であると強く確信。谷口 健はやはり僕にとって切実なヴォーカリストなのです、ハイ。
 ブッチャーズは「『燃える、想い』やって下さいよ」という個人的なリクエストをいきなり1曲目で叶えてくれまして、最初から涙腺直撃。終盤、最前席のお客さんと一緒に「アイ、バーン!」と叫びながら拳を突き上げてました(笑)。「I've been lost」のアレンジもより格好良くなっていたし、最新作『ギタリストを殺さないで』収録曲はいつ何時聴いてもやはり完膚無きまで名曲! 本編を「理由」で締めるっていうのも新鮮だったなァ。アンコールの「時は終わる」までホントにあっという間でしたね。とにかくセットリストがサイコー過ぎました。

 まァとにかく、普段から公私にわたり世話になりっぱなしの3組にRooftopと新宿LOFTの32年目の“イッポ”をお祝いしてもらって感無量であります。ご来場下さった皆さんは楽しめましたか? テレヅメさんの名演に湧いた打ち上げを含め、僕は充分過ぎるほど楽しみましたけど(笑)。良かったらご意見・ご感想をBBSに書き込みして下さいねー。今後ともRooftopをどうぞご贔屓に!(しいな)
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本誌人気コラム連載陣“BIG 3”

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 んー。何だかバタバタしていたお陰でこのブログの更新も滞ってしまっているなァ…。
 今月は自分担当のインタビューが殊の外多かった上に本誌以外の仕事も多々あったので(たまーにイベントの司会とかやるんですよ)、ろくに休みも取れなかったし…うう。
 そんな我々Rooftop編集部は今日が校了日。の、筈(笑)。それなのに、明日出張でカンボジアに飛ぶという印刷所の担当氏を徹夜軟禁しそうな我々はやはり悪党なのでしょうか。今更考えるまでもなく大悪党だよな。ゴメン、イヨリ君! お土産は胡椒かアンコールクッキーでイイぞ! ははは。

 次号の本誌は10月1日配布ってなもんで、その日に新宿ロフトで行なわれる大いなる手前ミソ企画『Rooftop & shinjuku LOFT 31st ANNIVERSARY 〜砂の上のスジの眼〜』の出演者の皆さんによる座談会記事なんぞも掲載されます。谷口 健(BEYONDS)、吉村秀樹(bloodthirsty butchers)、増子直純(怒髪天)の三氏にRooftopについてあれこれ語って頂いております。たとえばこんな感じ。

 ──これまでルーフトップに掲載されたインタビュー記事で、特に印象に残っているものはありますか。
 増子:ブッチャーズもビヨンズも、それぞれがアルバムを出した時のインタビューは必ずチェックするよ。
 谷口:バンドのインタビューに混じって、鈴木邦男さんのような政治活動家の記事が載るのが凄いですよね。
 吉村:俺はね、おまえ(増子)が岡本太郎さんの養女・敏子さんと対談した記事(2002年6月号)は羨ましいと思ったよ。

 「人気コラム連載陣"BIG 3"がルーフトップにモノ申す!!」なんてキャッチを勢い余って付けたのですが、"BIG 3"ってことは、健さん=タモリ、吉村さん=たけし、増子さん=さんま、になるのかな?(笑) 自分で命名しておいてナンだけど。

 そんなわけで以下、ブログの特性を活かして直前の悪あがき告知であります。

Live info.
Rooftop & shinjuku LOFT 31st ANNIVERSARY 〜砂の上のスジの眼〜
2007年10月1日(月)新宿LOFT
bloodthirsty butchers / BEYONDS / 怒髪天
OPEN 18:00 / START 19:00
TICKETS:advance-3,000yen (+1DRINK) / door-3,500yen (+1DRINK)
info.:shinjuku LOFT 03-5272-0382

 当日は3組ともたっぷり50分はやって頂く予定です。あれもこれも聴きたいもんね。
 あと、株式会社グラビティさんのご厚意で、当日お越し下さった皆さんにRooftop謹製ステッカーをプレゼントします。ey吉野さんが命名(?)した"又右衛門とウシ"のイラストを象ったものです。わざわざチケットまで買ってくれたグラビティの下坂さん、どうも有難う。
 余り客席がギュウギュウになることなく、寛いで酒を呑みながらゆったりと観られるライブになるとイイなと個人的には思っている次第。場内でヲイラを見つけたら気軽に声を掛けておくんなまし。共に楽しく呑み語らいましょうぞ。よしなにー。(しいな)
posted by Rooftop at 23:21 | Comment(4) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

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ここから始まった全ての事達へ──

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 9月に入った途端急に涼しくなりやがりまして、そんな唐突に体調を合わせらんねェよッてなここ数日でありますが、皆様如何お過ごしでしょうか。突発的に湿気が増したり、打ち合わせで外出する時に限ってたどりついたらいつも雨ふりだったり、初秋の天候はまるでジェニーみたいにご機嫌ななめですね。そんなさなかにRooftopは最新号を9月1日防災の日、もしくはキウイの日(ゼスプリインターナショナル制定)に無事発行、web Rooftopでも記事がアップされております。
 キウイと言えばキウイロール(強引)、元キウイロールなんて呼称がすでに無用なディスチャーミングマンこと蛯名君のバンド編成ライブ@Nahtレコ発ツアー・ファイナルは素晴らしいにも程がありました。できれば個人的に大好きな「秘密の夏」、聴きたかったなァ…。
 今年の夏はブッチャーズ吉村さんの大号令で鵠沼海岸まで海水浴…もとい甲羅干しにも行ったし、人様の会社の屋上(まさにルーフトップですね)で神宮の花火を缶ビール片手に堪能したし、毎年恒例浅草でにゅうおいらんずを観た後にステキな仲間達と暑気払いもできたし、翌日にezoistとしてライジングサンに出演する怒髪天の増子さんと共にサントリー武蔵野ビール工場にもプチ社員旅行もできたし(笑)、数年ぶりになかなか充実したひと夏の経験ができました。
 そんな合間に集中して本誌の編集作業に掛かりっきり、余りの激務に何も言えなくて…夏でしたが、まァそれは毎月のこと。読者の皆さんが記事を楽しんでくれればその労苦も報われるというものです。

 9月号のインタビュー記事は早速このweb Rooftopにもアップされていますが、やはり断トツのアクセスを誇っているのは今日『THIS BOφWY DRASTIC』『THIS BOφWY DRAMATIC』という2枚のベスト・アルバムが発売されたBOφWYですね。元メンバーである松井常松さん、高橋まことさんの貴重な肉声を活字化しております。BOφWYが現役だったリアルタイムを知る世代はもちろん、氣志團のロゴでBOφWYを知ったという若いリスナーにも是非読んで頂きたいテキストです。
 BOφWYを表紙巻頭に据えたのは僕が編集に携わって以降これで2度目なんですが、本誌がまだ新宿ロフトのスケジュールのみを掲載していたフライヤー然としていた時代に実は3度表紙を飾っています。写真は左上から1982年3月号、1985年2月号(布袋さんのみ)、1986年6月号(氷室さんのみ)、2004年3月号(『GIS at BUDOKAN〜』DVD&CDリリース時)。フライヤー時代にインタビューらしい記事が掲載されているのは1986年6月号のみで、当時のロフト店長だった蟹江さんが氷室さんにロフト10周年記念イベント『Go! Go! LOFT 10YEARS ANNIVERSARY』への出演について訊いています。
 2004年3月号の表紙で使われた写真(当時のロフトのエレベーター内で撮影されたもの)は、現在タワーレコード全店でポスター展開されているとのこと。ポスターの片隅には「thanks to shinjuku LOFT」の文字があり、ステージ・デビューからブレイク直前までのBOφWYが新宿ロフトと如何に親密な関係にあったかが窺えます。
 解散から20年を経て発表された『〜DRASTIC』と『〜DRAMATIC』は、徹底してビートとメロディにこだわり抜いた彼らの楽曲の普遍性を知るには正に格好のアイテムと言えるでしょう。ブックレットに寄稿された平山雄一さんによるテキストも秀逸で、僕は襟を正す気持ちで繰り返し読んでいます。(椎名)
posted by Rooftop at 17:38 | Comment(3) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

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さて本物はどれでしょう?

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 世間様はやれ夏休みだ夏フェスだ不純異性行為(笑)だと浮かれ気味でやんすが、ヲイラのような喰えぬ凡人には働けど働けど休みナシ、それに加えて吉村秀樹氏いわく『東京全土に巨大な“水取りぞうさん”を用意して欲しい!』ってなまとわりつく湿気と熱波の夜…この劣悪極まりない環境のもと、我々は今月もまた難産の末に校了を終えやがりましたぜコンニャロメ!
 次号もこれまたタイヘンな自信作であることは余りに有名すぎる話で今更言うまでもないよね。そして今更言うまでもないが、この言い回しは某wash?からの受け売りです。
 さてさて、次号の表紙は個人的にも遂に実現がかなったと感慨もひとしおのNahtであります。
 上の画像は、毎月本誌の無理難題にも快く応えてくれている天才デザイナー小椋女史に作ってもらった表紙候補4作。他にも何パターンかあったのだが、Nahtのメンバーとも協議を重ねてこの中から1作が選ばれた次第。最終的にどれが8月号の表紙に選ばれたかは8月1日を待っておくれやす。
 どれも凄まじく恰好良かったのでボツにするのが惜しく、供養の意味を込めてこのサイトにアップしてみました。
 もちろん表紙だけでなく、巻頭3ページにわたるロング・インタビューもかなり読み応えのある内容になっている筈なので是非チェックを。
 最新号の配布開始となる8月1日には、今秋ロフトで行なうRooftop主催イベントの詳細をこのサイトでも発表するので期待していて下され!(しいな)
posted by Rooftop at 11:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

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パニスマ・レコーディング見学会

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 今週の木曜日、HUSKING BEEのトリビュート盤をめぐる座談会取材を三軒茶屋で行なった後、千歳船橋にあるフライハイト・スタジオを訪問。
 このスタジオ、本誌6月号でハウス・エンジニアの田村英章氏に僕がインタビューしていますが、レーベル運営もしている同社のボス、スタッフの姐御(怒髪天をマネージメントされていた方)とかねてより親交が深く、そんなスタジオで他でもないPANICSMILEが新曲をレコーディングするというので陣中見舞いという名の冷やかしに行ってきた次第。お約束でちゃんとリポDも持参しましたですよ、ええ。
 このパニスマの新曲、8月に発売されるらしいヘンリー・チャールズ・ブコウスキー(アメリカの詩人・作家、1920〜1994)のトリビュート・アルバムに収録されるとのこと。他にもbloodthirsty butchersの吉村さんやeastern youthの吉野さん、タテタカコさん、フラワーカンパニーズなどが参加するそうです。メーカーから何のインフォメーションもないので、全部パニスマ吉田さんからの受け売りですけど(笑)。バップさん、リリースの暁には是非インタビューやらせて下さいね!
『BEST EDUCATION』という紛うことなき会心の作を発表した後の初音源だけに個人的にも新曲が凄まじく楽しみだったのですが、そこは日本が世界に誇る激変態ポップ・バンド(笑)、期待を裏切られること皆無で出来は言うまでもなく最高! 相変わらず各パートは暴れ放題のズレまくりなんですが、やはり得も言われぬ高揚感がやがてドドドドッと去来しやがるんだなァ…。感服!
 6分を超すこの大作、とにかく聴き応え半端ナシ。何が豊かで何が貧相なのか、はたまたそれが倒錯するかのようなユーモアに溢れた曲(判りづらいかな?)。エンジニア田村師匠の巧みな仕事っぷりと吉田さんの的確な改善点が施され、また尋常じゃないテンションの傑作が生まれた感あり。
 兎にも角にも、世の中を震撼させるような曲が生まれる瞬間に立ち会えて感無量であります!

 写真左は、トラックダウン中にスタジオにあったRooftopを読みふけるギターのジェイソン。日本語読めるのでしょうか?(笑)
 写真右はフライハイト・スタジオが誇る名エンジニア、田村師匠の男気に溢れた後ろ姿。普段はグラビアアイドルの話しかしないけど(笑)、さり気なくツボを押さえた仕事を完遂する恰好良すぎな兄貴ですわ!(しいな)
posted by Rooftop at 09:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖