ギター 編集無頼帖

希望の光

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 今月は、先月号の本誌で特に気合いを入れた記事に対して「あのインタビューが余所じゃできないのは確かだよ」とご本人が言ってくれた言葉と、外山滋比古の『思考の整理学』の中の「見つめるナベは煮えない」という示唆に富んだ言葉と、SIONさんの『光へ』という新曲の「昨日もダメで今日もダメだった/だから明日は出来るかもしれないぜ」という一節を心の糧にしてきた。
 とにかく嘘でもいいから空元気にならないと取り巻く空気が澱む一方なので、kocoro持ちだけは明るくするように普段から努めている。澱んだ川には澱んだ生物はおろか、生物すら寄り付かないから。

 世間にはソフビの土偶まで需要があるのだと今月のとある取材で感心したが、博物館で見られる本物の土偶には左足が欠けている。ミロのヴィーナスには両腕が欠けている。土偶はよく見ると微妙に左右対照ではないので、遺された右足と同じ模様や形である保証はない。
 僕は欠けた土偶の左足やミロのヴィーナスがどんな腕のポーズをしていたのか、あれこれ思い描くのが好きだ。それは完結していないからこそ与えられる自由であり、夢の糊代である。パーツは欠けているからこそ面白い。夢想している間は物語を延々紡ぎ続けることができる。
 それはどこか、予測不能な出来事が常に起こり続ける人生のようでもある。未来が予測不能だからこそ漆黒の闇の中に一条の光を見いだし、「明日は出来るかもしれないぜ」とささやかな希望を胸に抱くことができるのだ。
 僕は、どちらかと言えば丁々発止のアドリブ芸よりも予定調和なコントのほうが好きだ。前衛的なジャズよりもベタで大衆的な歌謡曲のほうが好きだ。
 だが、こと人生に関しては予定調和じゃないほうがいい。明日何が起こるか判らない、オチの読めない毎日のほうが愉しい。しょぼくれた毎日にどれだけ幻滅しようとも、好転に繋がる劇的な出来事が明日になって唐突に訪れることだってあるのだから。

 だからこそ、川田亜子さんには生きていて欲しかった。
 もう一日待てば、もしかしたら灰色の景色が鮮やかに色づく出来事も起きたかもしれない。
 川田さんにイースタンユースの「サンセットマン」という歌を聴いて欲しかった、と思う。
 拭えぬ悲しみや傷こそが生きている証なのだと、苦悩を抱えることはとても幸せなことなのだと気づいて欲しかった。

 大丈夫だ
 大丈夫だぜ
 悲しみを消さないでくれ
 涙を捨てないでくれ
 滲む入り日を
 忘れないでくれ

 僕だってうっかり悲しみの泥濘に全身を覆われて、いっそこのままぬかるんでしまおうかと考える夜もある。
 でも、生きてさえいれば、失意の夜と希望の朝を繋ぐ鎹のような歌と出会えることを僕は知っている。そしてその歌は、一時の気休めなんかじゃ決してないのだ。

 せつない風が吹いてる今宵もまた、「大丈夫だ、大丈夫だぜ」と僕は必死になって自分自身に言い聞かせている。(しいな)
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ギター 編集無頼帖

爆盛りの美学を貫く男

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 麗らかな春の陽射しと言うよりも初夏を感じさせる蒸し暑さの続くここ数日ですが、皆様この黄金週間とやらを如何お過ごしでしょうか。
 さてさて、昨日5月1日からRooftop最新号の配布が開始されましたのでご報告をば。全国発送はGW明けになると思いますが、今なら我がLOFTグループ各店舗で配布を開始していますので、どうぞ現物を手に取って心ゆくまでご堪能頂ければこれ幸いであります。
 また、このweb Rooftopでも最新号に掲載されているインタビュー記事が(ほぼすべて)アップされました。できれば現物の誌面を熟読してもらうのが一番だと個人的には思ってますが、こうした速効性のあるメディアとの両輪を保つのは大事なことだとも考えているので、どうぞこちらでも楽しんで頂ければと。ケータイで読むと誌面以上に見づらいと思いますけど(笑)。

 先月はBOφWYの原稿を書きまくる個人仕事が立て込んで本業が幾分疎かになったので、最新号では10本近いインタビューをやらせてもらい、久々に俺血中濃度の高い一冊になったと思います。己の名前がクレジットされる以上、どのインタビューもいつも120%の気概で臨んでいますが、最新号はググッと上がって200%の力は発揮できたと思ってます。特に表紙巻頭の怒髪天。新作DVDの話だけではなく、今年は現メンバーが揃って20周年ということで、これまでのバンドの歩みを足早に語ってもらいました。他誌にはできぬ芸当だというささやかな自負もあります。俺達界隈と呼ばれるディープなファンはもちろんですが、僕としては“興味はあるけどまだライブを見たことがない、音源を聴いたことがない”という明日の俺達界隈を意識して原稿をまとめたつもりです。
 これは怒髪天に限らず毎号掲載するどのミュージシャンのインタビューもそうですが、ディープなファンを満足させる記事にするのは当たり前のこと。肝心なのは、誌面を通じて如何に新たなファンを獲得できるかどうかなのです。どうすればそのバンドに関心を持ってもらえるか。そのために新参者にも判りやすい平易かつインパクトのある文章、パンチのある写真のチョイスにレイアウトの工夫、ページをめくるのをふと止めさせる印象的な見出し等々を常に心掛けているのです。
 限られたページの中でどれだけ読者の記憶に残る誌面構成にするかを、インタビューの現場(どれだけ原稿に使える良質な材料を相手から引き出せるか)から原稿の起こし(不要な部分は容赦なく捨てて、足りない部分はしっかりと補う)、まとめ、デザイナーとのレイアウトのやり取りまで一括して全部自分でできるのだから責任は重大だし、でもだからこそ最高に面白い。一冊の雑誌として形になった時の喜びは得も言われぬ快感です。まァ、その時は既に次号のことで頭がいっぱいなので割とサラッとしたもんですけどね(笑)。
 その代わり、今度は読者の皆さんや関係者やはたまた身内のLOFTグループ・スタッフから記事を褒められると心底励みになる。毎月色々と身を削りながらやってきたことが報われた気になるわけです。暑苦しいくらいの感想を受け取った時、その時の身震いは何とも形容し難いものです。腐らずにまた次の号は絶対にイイものを作ろうと思う。それまで感じていた苦労(のようなもの)は都合良くキレイサッパリ忘却の彼方です。
 これだから編集稼業はやめられない。これだから月刊誌の編集という終わりのないベルトコンベアからいつまで経っても降りられないのでしょう。ただでさえ人に褒められれば天よりも高く舞い上がる性分ですからね(笑)。

 まァそんな独り勝手な御託はさておき、同じく怒髪天のメンバー持ち回り連載コラム、今月号はドラムス坂さんの『ZUMEXの口』です。千葉県野田市にある「やよい食堂」で驚異のデカ盛りメニューを堪能してきました。「やよい食堂」は大正15年(1926年)創業という老舗中の老舗食堂として地元の方々に愛され続けている名店であります。昨今の爆盛りブームで脚光を浴び、数々のテレビ・雑誌、個人のブログで紹介されている“デカ盛りの聖地”です。土日に炊く米の量が300合以上というのだから驚きを禁じ得ません。
 この世界に名だたる爆盛りの名店に是非行ってみたいというのは坂さんからの申し出でした。何でもテイチクの怒髪天初代ディレクター&シミさんと呑んだ時にこの連載の話になり、「坂さんと言えば大食いにトライするしかないでしょう!」とけしかけられた模様です(笑)。
 我らが親方の孤軍奮闘ぶりは本誌を読んでもらうとして(下記URL参照)、
 http://rooftop.seesaa.net/article/95205704.html
 この店に興味を持った方にアクセスのご指南を。
 東武野田線「愛宕」駅から愛宕神社方面へと向かいます。愛宕神社前交差点を左折して、野田郵便局を越えてすぐの丁字路を右折して、欅のホール(旧野田市役所)の前を通り過ぎます。そして、江戸川方面にしばらく進むと左側にあります。駅からおよそ10分程度。駐車場は道路の向かいにあります。ただし、時間帯によって停められる場所が異なる模様。
 有名店なれど、佇まいはあくまで町の食堂なので、今のような世間の大型連休には営業しているか否かは直接店に電話連絡をしたほうが小森のおばちゃま風に言えばモアベターでしょう(笑)。
 それにしても親方、僕の頼んだ五目焼きそば大盛りも食して頂いたのですが完食には至らず、ご自身オーダーのカレーライス大盛りも途中2回ばかりお手洗いに立ち寄ったり、大食い界で言うところの“熊落とし”(体を揺することで胃袋内の食べ物を腸に落とし込む)を試みたり、コショウを鬼のように振り掛けて味を変えてみたりと、どうにかこうにか平らげた次第。頼んだメニューは残さずにしっかりと食べきる。男です。男ですが、メニュー到着前の「ビール頼みません?」という当方の誘いにも、「後でメシが食えなくなるから」と親方は丁重にお断りになりました。意外や意外、坂さんってば少食なのかも。話を聞けば、普段は朝夕の二食しか食事をしないとも仰る。となると、あの体格は一体…? 親方の神秘がまたひとつ増えた今回の同行取材なのでありました。
 今後、坂さんに行ってもらいたいデカ盛り店の情報を皆々様から幅広く集めたいと考えているので、どうぞよろしくお願い致します。rooftop@loft-prj.co.jpもしくは当サイトの掲示板「Rooftop目安箱」まで何卒!(しいな)
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ギター 編集無頼帖

kocoroココニ在アラズ

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 立て込みまくった取材やら社内外の各種打ち合わせやら不意のプロモーションやら知人の来訪やら台割の調整やら取材の下調べやら取材原稿のまとめやら諸々の雑務やらで常に心ここに在らずな状態が続いている。少数精鋭で月刊誌に携わる以上、月の半ばは毎月そんなものだ。
 働くという生活基盤を一度でも雇用者から絶縁された人間にとって、忙しいのはとても有り難いことだし、忙しない合間を縫って親しい仲間と杯を酌み交わして適度にストレスを発散してはいるものの、趣味で読む雑誌の文字の羅列が単なる記号にしか見えないほど今現在へのピントが合わない。要するに心にゆとりがないのだろう。
 それに輪を掛けるように、誌面の組み立てには思いも寄らぬハプニングや事態が二転三転することがいつも多々ある。今月も既に数件あった。毎月不測の事態が起こらないことのほうが少ないくらいだし、順調に事が運ぶとむしろ勘ぐりたくなるのだからつくづく悲しい性分だ。
 いずれにしても、山積みの仕事もトラブルもこちらに猶予を与えてくれはしない。
 そんな時はひとまず深呼吸をして、今できそうなことから少しずつ片付けるに限る。小さなことからコツコツと…とは、不世出の芸人である相方を己の保身の為だけに切り捨てた関西の某大物芸人の物言いだが、急がば回れという真理に相通ずるものである。一見、回り道に思えることが実はゴールへの最短コースであることに気付く瞬間というのは、きっと皆さんの日常生活においてもままあるのではないだろうか。
 何かを成し遂げようと決意してから厄介なのは、不測の事態に自分が巻き込まれることよりも自分自身の焦りから来る仮想恐怖だったりする。最悪の結末を勝手に想像して勝手にペシミストを気取る。気取れるうちはまだいいが、自分で生み出した悲観的な妄想に自分自身が呑み込まれる。誰が悪いわけでもない。受動的にトラブルに巻き込まれようがマイナスをプラスに転じさせるのは自分の力量次第だし、そのチャンスの糸口は必ずどこかにある。いつだって乗り越えるべき最後の敵は自分自身なのだ。

 この余りに目まぐるしい情報消耗社会の中で、僕たちは日々様々な場面において瞬時にジャッジを下し続けなければならない。スーツの色やランチのメニュー、カーテンの柄に至るまで、衣食住においても多種多様のチョイスを日々絶えずしているものだ。
 また、あらゆる物事の二者択一を意識的にも無意識のうちにも次から次へとし続けてもいる。右か左か。陰か陽か。東か西か。白か黒か。一か八か。
 忙しないと自分でも厄介だと思うのは、人の資質に対してもうっかり二者択一の烙印を押してしまうことだ。優しいか、冷たいか。思いやりがあるか、自分のことしか考えていないか。仕事においては使えるか、使えないかという二者択一もある。
 他者の資質を身勝手かつ一方的に決め付けるなどおこがましいにも程があるし、自分がそんなことをされれば腹立たしいに決まっているのに、ついやってしまう。まぁ、初対面の人の場合はそうしておかないとその人の印象が霞んでしまうという理由があるにはあるのだけれど。

 ビートたけしさんの名言の中で僕が好きなもののひとつが“振り子の法則”というやつだ。
 支軸を中心にして重りは左右対照に揺れる。その揺れの高さを人の善悪になぞられて、散々やんちゃしてきた奴は人の痛みを知るぶんだけ実はとてつもなく優しい、というような意味である。たけしさんの本意はそうじゃないのかもしれないが、僕はそう解釈している。
 僕は恐らく人並み以上に人の好き嫌いが激しい。激しいからこそ、闇雲にその人がどんな人かというジャッジにはいつも余白を残すことにしている。
 よく言われることだが、100%の善人も悪人も世の中にはいない。差し込む陽の光の角度によって海の水面の表情が変わるように、その人の距離感によってAさんに対する評価は変わる。10人いれば10通りのAさんの評価があるだろう。僕のことを誰にでも良い顔をする調子のいい奴と思う人もいれば、救いようのない悲観主義者と思う人もいるように。また、僕にとってはその人が最悪の印象でも、“振り子の法則”に従えば最良のポテンシャルはあるわけだ。決め付けはよろしくない。

 何だか話が無駄に長くなってしまったが、要するに忙しない時ほど誰かに対する認識には慎重にしなければならない、ということだ。一時の感情で安直に判断を下さないことである。この人にはこんな側面もあるんだ、くらいに思えばいい。自分だって聖人君子のような人格者ではないのだから。
 心ここに在らずの時は冷静さを欠いてマイナスの血が逆流する。その逆流の余波で、せっかく末永く良好な関係を結べる距離を簡単にぶち壊すこともあるのだ。それは余りに惜しいことだし、第一悲しい。

 以上、自戒の意味を込めてダラダラと書き連ねてみたが、どうも辛気くさくていけない。ここは酒の肴に旬のものでも食べて気持ちを鼓舞せねば。今ならやっぱり若竹とかの筍料理か、魚ならカツオ やタイか? 春を食すのは日本人としてとても大切なことである。
 ま、その前に今日はこれから某親方バンドマンと千葉県野田市にある某食堂に潜入取材して大盛メニューの数々を食らわにゃならんのだけど…ははは。

 あと、気分転換には噺家さんのCDが意外と効力あり。先日サンプルを頂いた桂米助師匠と三遊亭小遊三師匠のCD、イイオトナがヨイヨイとくだらないダジャレに興じていて最高。男子はいくつになってもかくありたい。(しいな)
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プレゼントという“行為”

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 金曜日、先だってツアーの長旅を終えた怒髪天の増子さんが不意に弊社来訪。お忙しい合間を縫って、わざわざ僕への誕生日プレゼントを届けに来てくれた。ちなみに僕の誕生日は2月なのだが(笑)、その心遣いにただ恐縮する。
 増子さんとの付き合いはかれこれ10年近くになる。最初にお会いした時、増子さんはまだ幡ヶ谷にある雑貨屋の店長だった。
 増子さんとは本誌で『ZOOMYの眼』という連載(言うまでもなくタイトルは弊社代表・平野のコラム『おじさんの眼』の借用である)をずっと続けてもらっているが、年々増子さんの忙殺スケジュールで取材日程を押さえるのが困難になってきたため、現在はバンド・メンバー4人の持ち回りになった。
 とかく増子さんばかりに目が行きがちなバンドだが、友康さん、シミさん、坂さんという3人の個性も凄まじく際立っていて、それを改めて世間に知らしめるためにもメンバー4人の連載持ち回りは大正解だったと思っている。どのメンバーだろうと、読者からの感想ハガキの多さとサイト・アクセスの圧倒的件数は群を抜いているのだから、メンバー各人の人気が如何に凄いかがよく判る。
 ベーシストはバンドの中で割と地味な存在だけれど(でも、話が合うのは個人的にベーシストが多い)、シミさんと一緒にダラダラ8時間痛飲するというユルいトーク・イベントが即ソールド・アウトしてしまうのだから、他のバンドと違ってやはり特殊な存在なのだろう。

 そんなわけで増子さんとはここのところずっと疎遠なのだが、専門学校の講師をしていた時の教え子でもあるネイキッド・ロフトの店長をからかってみたり、相変わらずお元気そうだった。
 増子さんからはグレゴリーの格子柄キャリング・ケースを有り難く頂いた。僕が誕生日に別の方から頂いた取材用MP3/WAVEレコーダー(僕は“電子テレコ”と呼んでいる)のケースに使ってくれ、とのことだった。なぜ“電子テレコ”の存在を増子さんが知っているのだろうと思ったが、本誌3月号の編集後記に自分で書いていたのだった。普段から増子さんはとにかく隅々までRooftopを熟読玩味してくれていて、尋常ではなく文字の級数が低いあの僕の編集後記にすら目を配っているのだろう。
 頂いたキャリング・ケースはしかし、若干小さくて“電子テレコ”は入らなかった。予備で回すテレコも入れてみたが入らなかった。まァ、いずれ何らかの形で有り難く使わせて頂こう。
 どんなプレゼントでも『現物』そのものが重要なわけではなく、プレゼントを贈ってくれた『行為』自体が僕にはとても嬉しい。その人が自分のことをイメージして、この形でこの色のモノを…とわざわざ選んでくれたのだ。まして選んでくれたのは僕の大好きなボーカリストなのである。ご多忙のさなか僕のためにスポーツ・ショップに足を運んでくれたのである。有り難すぎる話ではないか。世界にふたつとない宝物がまたひとつ増えた。嬉しい。
 増子さんを手ぶらでお返しするわけにいかないので、あらかじめEMIさんから一部多く頂いていた『“LAST GIGS”COMPLETE』のCDとDVDを差し上げた。余り知られていないかもしれないが、増子さんはアナーキーやYMO、矢野顕子さんと並んでBOφWYのファンでもある。数年前にコレクターズのコータローさんとレディキャロのウエノさんとハリスの高橋画伯と共にBOφWYのコピー・バンドをやったこともある。バンド名は群馬暴威ならぬ“下北ぼういず”だった(笑)。そう言えば、BOφWYが解散から20年ならば、怒髪天は現メンバーになって今年で20年なのである。
 閑話休題。増子さんにはCDとDVDのブックレットにある僕の拙文を読んで欲しかった。お会いしなかった間、僕は僕なりに自分にしかできない仕事をしていましたよ、というのを僭越ながら伝えたかったのだ。
 あのテキストを増子さんはどう読んでくれただろう。今度是非訊いてみたい。

 O-NESTで行われたブッチャーズ吉村さんのソロ自主企画で稀代のボーカリスト4人の歌声に沁みまくった後(全曲書き下ろしのBEYONDS健さんが異常なまでに良かった!)、会社の先輩と野方でささやかに呑んで帰宅したら、ちょうど増子さんがMCを務める音楽番組『音流』がやっていた。
 Soweluさんの話を引き出す増子さんの仕草はどこか照れくさそうで、札幌の喫茶店で初めて二人きりで話した時のはにかんだ笑い方となんら変わっていなかった。あれから随分と時間が経ってしまったけれど、芯にあるものは何も変わってないんだなと素直に思えた。
 登ってきたのは長い坂ではなく、同じ範囲をぐるぐる回りつつも上昇していく螺旋階段だったのかもしれない。(しいな)
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極私的“20080405”

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 週末土曜日は朝っぱらから爆音ハードコア。麗らかな春の陽射しと穏やかな空気の中で取材用に聴くU.G MANとidea of a joke(笑)、これが意外とよく合う。しかしidea of a jokeはやっぱり素晴らしく格好イイ。陽光パンクの最高峰だと勝手に認定。調子づいて冷蔵庫からキリキリに冷えた缶ビールをグイッと呑む。ビールはやっぱり世間的休日の午前中に限るです。

 そんな極めて個人的な20th Ann.from broken、私生活も仕事絡みでbroken(←全然うまいこと言ってない)。
 まずは午後一に渋谷で打ち合わせを済ませて、新国立劇場・中劇場で吉川晃司さん主演のミュージカル『SEMPO』を観劇。ミュージカルを観ること自体初めてだし、媒体の肩書きとしては場違いも甚だしかったのだが、これが非常に面白かった。
 その昔、まだ毒のあった頃のタモリさんが『テレホンショッキング』の中でしきりにミュージカルに対して否定的な発言を繰り返していた。あのタモさんの発言でミュージカルを敬遠するようになった人が結構いる気がするのだが、かく言う僕もその一人。
 だがしかーし。この『SEMPO』、題材が個人的にも以前から関心のある“日本のシンドラー”と呼ばれた杉原千畝(ちうね、“SEMPO”とはその音読み)さんであること、吉川さんにとってキャリア初となるミュージカルであることから開演前から俄然興味が湧いていた。そして結果、これが思っていた以上に楽しめたのである。第1部の最後に吉川さんが堂々と唄い上げる『光と影』には心底身震いしたし、神学校の幼い生徒300人を救いたいと日本のビザ給付を求める教師の演技と、リトアニアを離れてベルリンに発つ直前まで杉原が駅のホームで“命のビザ”にサインをする場面には涙腺が激しく緩んだ。やはり生の舞台は完膚なきまでにスリリングなり。
 それにしても。あの戦時下において母国もドイツもソビエトも敵に回して、一説には6000人以上と言われるユダヤ人の尊い命を救うという気骨ある日本人がいたことに今更ながら感動する。僕は保阪正康さんの昭和史に関する本を読むのが好きなのだが、やっぱりまた一から昭和の歴史を勉強してみたいと思った。歴史が我々に教えてくれることは、とどのつまり日常を生きる上での叡智である。人類の大先輩は数多くの生きるヒントを教えてくれるし、我々はそれを存分に活用すべきだと思う。
 あと思ったのは、杉原千畝その人は吉川さんにとってもう一人の“Tarzan”なのではないか、ということ。金や権力を物差しにすることなく己の“義”を貫くことの大切さをダンサブルなサウンドに乗せて伝えているのが『Tarzan』という歌であり、その姿勢を体現していた一人が杉原千畝さんだったように僕は思う。つまりこの『SEMPO』というミュージカルは、フォーマットは違えど『Tarzan』のスピンオフ的作品と言えるのではないだろうか。

 そんなことをつらつらと考えつつ、エイッと頭を切り替えてO-nestへ向かい、Less than TV絡みのバンドが大挙出演するイベントを観る。上のラウンジで水割りを1杯呑んで喉を潤す。あー、やっぱりこっちがホームグラウンド(笑)。
 PANICSMILEを観られなかったのは残念だったが、accidents〜もyounGSoundsもデラシネもバッキバキの変態パンクで異常なまでに格好良く、満足。ちょっとした福岡県人会的イベントで、確かに今は札幌よりも福岡のアンダーグラウンド・シーンのほうが活気があって面白いのかもしれない。
 その後楽屋でyounGSoundsのタニグチさんとモリカワさんに取材。終電を気にしていたタニグチさんは「嫁と子供が待ってるから」と話の途中で強引に退席。相変わらず自由な人だ(笑)。代わりにNaht/GOD'S GUTSのタカヒロさんが優しくフォローしてくれたけど。
 そんなタカヒロさんと元ロフト勤務のアカセ女史(現在はフリー・カメラマン)とで阿佐ヶ谷ロフトAに移動して始発まで痛飲。なぜアカセに男が出来ないのか、ウイスキーを片手に我々オッサン2人が懇切丁寧にレクチャーして差し上げた。他人のことは無責任ながら割とイイことが言えるんだけどなー。ははは。

 そんなわけで4月5日はかなりバタバタした1日だったので、翌日、運動がてら表参道から野方まで2時間半かけて徒歩帰宅してから20年前のドーム・コンプリート映像を堪能。演奏もメンバーの容姿も全く古びていない新鮮さに改めて驚嘆する。クオリティの高い楽曲の普遍性やズバ抜けたバンドの資質がその最たる理由だと思うが、未だに数多くのリスナーから圧倒的な支持を得ているのは、この不世出のバンドのブランド性をしっかりと守り続けてきた方の尽力があってこそだと思うのだ。
 たとえば、僕にとって大切なバンドであるルースターズには、解散後にその儚い物語を潤沢に語り継いでくれるメンバーと身近な第三者がいなかった。バンドの意志と歴史を正しく伝えてくれる橋渡しとなる翻訳者がいなかったから、ルースターズは未だに一部の愛好家から熱烈な支持を受けるというカルト的人気の域を出ない側面が残念ながらある(そこがまた良いのだが)。
 どんなに素材が良くても、その素材の良さを的確に伝える語り部の存在がいなければ素材の魅力は半減する。
 すでにこの世に存在しないバンドのイメージを20年もの長きにわたって守り抜くことの大変さは、やはり並大抵のものではなかったはずだ。ある意味で現存するバンドのほうがブランドの維持は余程ラクなのかもしれない。現存していれば如何様にも今この瞬間を変えていけるが、20年前に解散してしまったバンドには今この瞬間を変えることはできないのだから。ましてそのバンドが日本のロックを真の意味で大衆化させ、破格の成功を収めたのだから尚のことブランド維持は困難だ。
 そして何よりも心を動かされるのは、この傑出したバンドの稀有なる物語を今に伝える語り部が20年経った今なおメンバー4人の防波堤となって彼らを必死に守り続けていることだ。語り部にも今為すべきことが他に多々あるにも関わらず、である。
 その余りに強固な友情がこの20年後の映像にも随所から窺える。だから湿度が幾分低い演奏の「CLOUDY HEART」でも、やっぱり僕はいつも通り泣いてしまうのだ。
 BOφWYとBOφWYを支え続けてきた男の美しく儚い友情物語。それこそが僕にとって最も惹かれる部分なのかもしれない。(しいな)

 追記:ミュージカル『SEMPO』は4/4〜4/22が東京:新国立劇場中劇場(20公演)、4/26〜4/27が名古屋:名鉄ホール(3公演)、5/2〜5/8が神戸:新神戸オリエンタルホール(7公演)でそれぞれ開催。詳しくは下記サイトまで。
 http://www.rise-produce.com/sempo/
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挑戦者の感覚

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 かれこれもう6、7年振りになるだろうか、シンコー時代の直属の上司であるO野さんと先日打ち合わせで会った。僕がロフトに拾われてから何回か電話連絡をしたことがあったが、直接お会いするのはビートルズ研究家として知られたKさんの告別式以来だと思う。
 O野さんは大学を出たばかりで社会のことなど何も判らぬ猪口才ボンズな僕の面倒を見てくれた人で、書籍編集業務に就くまでは往時のチューリップと甲斐バンドのマネージャーをやっていた(シンコーにはプロダクション・セクションがあるのだ)。確か甲斐バンドの解散を機に本社編集2課の長になったはずで、BURRN!創刊編集長の酒井さんの単行本を2課が手掛けていた縁で酒井さんが社長であるバーン・コーポレーション(シンコーの子会社)に部署ごと移動になった。
 当初クロスビート編集部に配属される予定だった僕は、「ヘヴィメタルについて何も知らないこういう奴をウチに入れたら面白い」という酒井さんの一声でバーン・コーポレーション書籍編集部の新卒採用第1号となった。1996年の春のことである。
 O野さんは僕が生まれた年にシンコーに入社した人だからウチの親父とほぼ同じ年齢で、顔はJ-WALKのヴォーカル氏と瓜二つである。先日お会いしたら、そのラモス瑠偉的風貌がまるで変わっていなかったので驚いた。今はフリーで編集の仕事をされているという。

 要件はO野さんが今プロモーションの手伝いをしているというインディーズ・アーティストの紹介だったのだが(しかもそのアーティストは3年前にインタビューしたことがあった)、話は当然かつてのシンコー時代のことになる。当時は新入社員ゆえよく判らなかった社内の抗争やパワー・バランスが今ならよく理解できて面白い。
 そして痛感するのは、あれから干支が一周してもO野さんと僕の上下関係が一切変わらないことである。今の立場こそ違えど、かつて編集のイロハを教わっていた当時のようにO野さんの前では背筋が自ずとピンと張る。ロフトに入って何の因果か喋りの仕事が増えたために多少口が立つようになった気もするけれど、O野さんの前では無知で無垢な22歳になりたての自分に返ってしまうのだ。
 このO野さんに認められたくて企画書を散々書いた。入社当初はO野さんの手掛ける本のサポートという名の雑用ばかりしていたが、企画立案から制作費の見積、誌面構成、取材、デザイン発注、編集作業、校正まですべてを独りで手掛ける単行本を早く作りたかった。
 だが当然、そう易々とOKは貰えない。企画書を何十枚と書いてようやく認められたのは、『ALL THAT MODS!』というイギリスのモッズ・カルチャーの研究本だった。今振り返ると本の出来は稚拙で酷くとっちらかった内容だが、初版本だけは引越の度に手元に残してある。一編集者として独り立ちした初めての本という意味で、何というか挑戦者の証のようなものを自分としては感じるのだ。

 今の自分があるのは間違いなくO野さんのお陰だし、現在の環境においてO野さんのように乗り越えるべき大先輩の不在を寂しく感じる部分もある。もっともっとO野さんには色々とご指導・ご鞭撻をして欲しかったのだが、未曽有の出版不況によるリストラの嵐により、我々が編集部解体という体のよいクビになる2年も前にO野さんは職を失った。
 今のシンコーの目を覆うばかりの衰弱ぶりを見聞きすると、やはり複雑な心境にはなる。愛すべき母校が無能な教師達によって解体されていく感もある。

 ロフトに入った当初はシンコー時代の自分を如何に乗り越えるかに躍起だったが、今はどれだけ自分にしかやれないことをやるかという己との闘いでしかない。最後の敵はやはり自分自身なのである。
 普段かつての学舎を振り返ることはまずないが、O野さんのような方に会うと幾ばくかの照れくささと共にいろんな記憶が否応なく蘇る。

 まだ12年、されど12年。や、まだまだ未熟者ゆえ精進せにゃならん。フレッシュマン達が街中を闊歩する姿が眩いこの季節に思うのは、襟を正して自分にしかできないことを愚直に追求していかなければならないということだ。そうでなければ12年前の自分に嘲笑われてしまう。
 手綱を引き締め、挑戦者の感覚だけは忘れたくないと改めて思う社会人13年目の春、4月初旬である。フレッシュマンの皆さんも戸惑うこと多々ありな今月だと思うけど、最初は皆何も判らないんだからヘンに萎縮せず(でも謙虚な姿勢は忘れず)堂々とその存在感を発揮して欲しいものです。

 写真はブッチャーズ吉村さんの撮影による桜の艶姿。歌とギターに限らず、吉村さんの「表現」がやっぱり好きなんだなァ…。(しいな)
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春は背表紙の季節です

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 早いもので今年も1/4が過ぎてもう4月到来、新しい環境が始まる季節ですな皆の衆!
 せっかく四季の情緒を体感できる国に生まれたので、この瞬間しか感じ得ぬ穏やかな空気と景色を堪能してやろうと思う今日この頃でありますが、春と言えば雑誌とて誌面刷新して気分新たに衣替えしたいところ。そんなわけで我々Rooftopもこの4月号から体裁をホチキス中綴じ仕様から背付無線綴じ仕様にしやがりましたよ、バンザーイ! やー、これでまた制作費アップゆえ編集部赤貧で真っ赤っかだわー。ははは。
 でもまァ、これは個人的にもずっと成し遂げたかったことなので密かに感慨もひとしおであります。もちろんコンテンツはひとしおどころかふたしおもみしお(340?・笑)もあるですよ、春はリリースものがドカドカありますからねぇ。丼の器は多少変われど大事なのは中身なわけで、そこんとこ抜かりはありませぬ。詳細はこのサイトのトップページをご参照あれ。そして無軌道な誌面革新を絶えず続ける本誌へのご意見・ご感想をBBSにでも書き込んで下さればこれ幸いなり! いつも読者プレゼントのアンケートには細かく目を通させてもらっているし、読者の皆さんのツボはどんな所なのか、人気のあるバンドの傾向はどんななのか等々、参考になることが多々ありですからね。

 それと今日はお知らせをもうひとつ。今週末に発売されるBOφWYの『“LAST GIGS”COMPLETE』関連で個人的に仕事をさせて頂きました。CD、DVDに付くブックレットのライナー執筆と『BOφWY Mag.』なる冊子の編集です。以下、EMIのサイトからの転載であります。

◆BOφWYの軌跡を網羅した永久保存冊子『BOφWY Mag.』を10万部限定で無料配布
 4月5日に発売されるBOφWYの不朽の名盤『“LAST GIGS”COMPLETE』の発売に合わせて、BOφWYの軌跡を網羅した永久保存冊子『BOφWY Mag.』が全国のCDショップや一部のライブハウス等で無料配布される。
 この『BOφWY Mag.』は作品情報だけでなく、BOφWYの全作品について詳細な解説・作品を取り巻くストーリーを、『Rooftop』編集長・椎名宋之氏による文・構成で記載されており、読み物としても充実の小冊子となっている(全12ページ・オーオール・カラー)。10万部の限定の貴重版、すぐなくなる事必至です!(置いていないCDショップもございます。ご了承ください)

 ……『宋之』って誰やねんって話ですが(笑)、コチトラしがない無名編集者兼ライターゆえ仕方ないですわな。正しくは宗之と申しますが、BOφWYファンにはそんなこと関係ないもんな。うう(泣)。
 この『BOφWY Mag.』は我がロフト・グループ各店舗にも置いてあるので、お立ち寄りの際は是非手にとってみて下さい。元マネージャーである土屋浩さんが各アルバムについて語ったものを僕が再構成しています。手前味噌になりますが、BOφWYファンならずともなかなか面白い内容だと思いますよ。こちらもRooftop共々どうぞよろしくお願い致します。そしてご意見・ご感想も是非是非!(しいな)
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ギター 編集無頼帖

混沌弥生備忘録

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 こちらではトンとご無沙汰でやんす、名ばかりのRooftop編集長、椎名でございます。
 急に春めいてきやがりましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
 オイラは相も変わらず怒涛のように押し寄せる感情の波に右往左往していますが、ささやかな希望だけは胸に秘めて何とか生き長らえておりますです。
 こちとら4月号の校了も何とか終えて、本日は偉そうに休みを頂いておる次第。行き着けの美容室が平日なのに激混みで、しばしまたれよの時間潰しに今月の個人的な備忘録でもつれづれに書き連ねようかと思うのです。そんなわけで、以下、羅列。

◎某日、日本が世界に誇るアトミック・ドラマーに東大島のちゃんこ鍋屋でご馳走して頂く。かれこれ1年経つ某仕事に対するお礼とのことで、甚だ恐縮。塩ちゃんこ、めっさ旨かった。

◎某日、敬愛する某太鼓叩きのH兄貴&シェルター西村と共にプラスワンの『熟女ナイト』を見に行く。H兄貴が一度もプラスワンに行ったことがないってんで、軽く接待。惜しげもなく晒されるおっぱいに何の有り難みもないのはいつも通り。というか、忙しなく働くスタッフに合わせる顔がなかったぞ。あはは。

◎某日、本業以外の個人仕事(BOφWY『“LAST GIGS”COMPLETE』のブックレット原稿書きに『BOφWY MAG.』なる販促用小冊子の編集)が二転三転。時に急転直下で「締切、今日まで」(笑)。己のプライドと可能性に懸けてただ踏ん張るのみ。

◎その作業と並行して、夏に出る某コンピの企画書をダダダダッと書き上げる。ディレクターとA&Rの方がテキストを褒めてくれて凄く励みになった。書き手と読み手の距離は凄く近いはずなのに、凄く遠くも感じる。特にああでもないこうでもないと悶々としながら文章を考えている時はそう思う。だから「素晴らしい文章でした」なんて直接言われると、ちゃんと届いた、しかも褒められた!と小躍りしてしまうのだ。嗚呼、小心者。嗚呼、いつまで経っても褒められたがり屋。ははは。

◎某日、深夜のロフトでストラングラーズのジャン・ジャック・バーネル。もちろんその前日にゲストの吉村さんからメール。もちろんリハから入り。贔屓目でも何でもなく、ジャン・ジャックの100倍吉村さんの歌と演奏のほうが胸に沁みた。

◎その吉村さんにライブ後の食事中、ホイップ+小倉あん+フランスパンのスライスが合うことを教わった(笑)。

◎その吉村さんがあのバカボンのパパと同じ『41歳の春だから』なのに気付き、次号コラムのキャッチもそれにする。次の“裏スジ”は特におもろいすよ。健さんとブッチャーズのテキストは毎月本当に楽しみ。

◎それでも座席に座ろうとするおばさんにおっちゃんと(座った瞬間は安堵と自嘲の表情が交錯していて、とにかく醜い)、それでも大股広げて化粧しまくる娘さんと、それでも弁当をガッツリ喰らう学ラン君と、それでも缶ビールのタブを気持ち良く開ける現場仕事帰りの同世代風と。西武新宿線に乗車するマナーの素晴らしさにはいつも目を見張るものがあるが、恥じる美徳がこのまま薄れていけば、50年後にはストリーキングも容認される時代になるのではないか。

◎某日、烏山にある某お好み焼き屋で社の若い衆と密談。サイド・メニューの“山ステ”こと山芋ステーキが旨すぎる。山ステは家で再現不可能だが、これまた旨すぎな胡瓜の和えもの(胡瓜と塩昆布と味の素と胡麻を使用)なら俺でも作れそうなので、早速作ってみた。しそ昆布でもうまくいった。これでまた一段と部屋呑みが増える…。

◎が、旨いものを食べると明日また頑張ろうと素直に思える。単細胞で良かったです。

◎某日、原宿で男子サシ呑み。非常に有益な時間なり。同世代にしか共有し得ぬ価値観というのは、確かに、ある。こういう大切な仲間が同じ世界にいると思うと頑張れる。

◎某日、「次からRooftopに背表紙付けるんですよ」とあるメーカーの人に言ったら、「へぇ、儲かってるんですねぇ」と言われた。そんなわけねぇべや(笑)。毎月赤貧も赤貧なのだが、それでもやってみたいだけだ。俺が仕切るようになって5年、ページと部数を増やして、紙の質を上げてインタビューは全面カラーにして…と闇雲にビルドアップを繰り返してきたが、今の体制で敢行し得る体裁の進化は恐らくこれで最後だろう。後は現状維持するか、体裁のレベルを下げるか、20年前のようにまた突然店舗のスケジュール・ページのみになるか(笑)、いずれかである。人を入れて更なる高みを目指す選択肢もあるにはあるが、さてどうなることやら。

◎某日、スポーツ新聞が軒並み「高橋尚子、惨敗」を一面に持ってくるなか、東スポだけ唯一「朝青龍、細木数子と養子縁組」。翌日、やっと高橋尚子ネタを一面に持ってきたと思えば「高橋尚子、出馬の“怪情報”」。横並びを拒否して常に独自路線で突っ走ること。素晴らしい。こうありたい。

◎某日、吉川さんのDVD『THE SECOND SESSION』を見て元気出た。年末の代々木2デイズ、改めて見てもやはり素晴らしく良い。エマさんとジミーさんの新旧HR/HMギター対決、後藤次利さんの超絶チョッパー、3ドラムの雷神みたいな存在感、うじきつよしさんのやりすぎ感。どれも無謀で最高。やっぱり無謀こそが生き抜くルールなんだなァ…と改めて痛感。

 というわけで、次号から本誌は無線綴じ仕様の体裁と相成ります。真ん中のホチキスさんさようなら、背表紙さんコニャニャチハ、なのです。
 去年の12月号以降、Asagaya/Loft Aのスケジュール枠を作らないといけなくてモノクロ4Pを追加したのですが、その4Pは無線綴じの製本構造上泣く泣くカットせざるを得なくて、台割を何とかやりくりして以前の全72Pとなります。Loft Aのスケジュールがなくなったわけじゃありません。ま、店舗スタッフが余りに入稿の締切を守らない時はなくしたいと思うこと多々ありだけどね(笑)。
 4月1日にはこのサイトにもインタビュー記事がアップされる予定ですが、できれば現物を手にとって頂ければこれ幸いなり! そしてご意見・ご感想をドシドシ伝えて下さればと。読者の皆さんの反応が本誌制作に向かう一番の原動力ですから、上っ面な言葉ではなく本気で。どうぞよろしくです。(しいな)
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ギター 編集無頼帖

これぞ男の浪漫!

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 東京では今季4度目の降雪となった今週の水曜日(それはつまり、我が敬愛するBEYONDS:谷口健その人の記念すべき不惑の誕生日なのでした)、ニートビーツの新作『ROLL ON GOOD』発表に合わせて都内某所にあるリーダー真鍋邸に潜入。新作の話ばかりでなく、地下にこしらえたレコーディング・スタジオ『GRAND-FROG STUDIO』についても是非取材して欲しいという真鍋さんの熱いリクエストにより、その立派な内装も写真に押さえてきた次第。
 まァ何が凄いって、ヴィンテージな機材が所狭しと並んだこのプライベート・スタジオ、配線等を除けばほぼ真鍋さんとその仲間達によるハンドメイドってことです。一年前に真鍋さん×パッチさん(レディキャロ/ヴァイオレッツ)×ロイさん(ボーディーズ)の座談会取材で真鍋邸を訪れた時にはまだコンクリートの打ちっ放しで、ブルーシートに被さったミキサー卓がポツンと置かれていただけだったのに…。それもファンの方ならご承知の通り、あの殺人的な過密ライブ・スケジュールとレコーディング作業の合間にこのスタジオ着工なわけだから、なおのこと凄い。
 真鍋さんの話によると、およそ15年も前から年季の入ったレコーディング機材の数々をコレクションしていて、そうすることでスタジオを作らなくてはならない状況に自分で自分を追い込んだとのこと。実に建設的な自己暗示でありますが(笑)、そうやって楽しみながら己に対してプレッシャーを掛けるのは如何にも真鍋さんらしくて共感できるなァと思ったです。
 あと、アンプも卓も機能性云々の前に色や形のデザインを決め手に購入するというのも、個人的には激しく共感できます(笑)。当方も同じく、何事もまず形から入ることが多いので。この間仕事用にデジカメを買った時も、決め手はまず何よりフォームでしたからね(笑)。
 ただ、真鍋さんいわく「外観と中身は比例する」と。シャープなデザインのアンプは出る音もシャープであると。これも非常にヲイラの基本発想と近くて、話は益々盛り上がったのでした。「男は顔じゃないさ! ハートさ!」とその昔トシちゃんが唄っていましたが(笑)、それも確かに一理あるものの、顔がある程度その人の資質を物語っているんじゃないかなと普段から思うのです。決め付けは何事もイカンですが、大抵その人の外見で第一印象を脳裏に刻み込んでしまうものなァ。
 閑話休題。兎にも角にも真鍋さんのこのスタジオ見学の模様は本誌3月号でガッツリと紹介するので、皆様どうぞお楽しみに。
 それにしても、真鍋さんのように自分の感性と直感に従って徹頭徹尾細部にまでこだわる人と話をするのはやっぱり問答無用に楽しいし、凄く感化されるなァ。これだから取材はやめられん。(しいな)
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ギター 編集無頼帖

BOφWYと中央線

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 松の内も過ぎて正月特有の浮かれたモードは立ち消え(地元の商店街は未だ呑気に正月っぽい雅なBGMを流していますけど・笑)、目下2月号の制作に向けて慌ただしい我が編集部であります。次号もなかなか濃ゆいラインナップになりそうなので、皆々様どうぞお楽しみに! その前に、現在配布中の新年号のご意見・ご感想を読プレのアンケート・フォームもしくはハガキ投稿もしくはこのサイトのBBSもしくは直接我々に(笑)是非是非伝えて下さいまし! 皆さんからの心温まる感想こそが我々の励みであり、次号制作の原動力になっているのですから!
 さてさて、そんないつもの編集作業と並行しつつ、個人的には怒髪天シミさんの新年会イベントに続くイベント・プロデュース(!?)が今度の三連休最終日にありますです。ex.BOφWY/De+LAXの高橋まことさんが自らアコースティック・ギターを奏でて唄うスペシャル・イベントがそれ! BOφWY現役時代のマネージャーとして知られる土屋浩氏をゲストに迎えてのトーク・セッションも前半に据え、ロフト席亭・平野悠と共に「ロフト時代のBOφWY」「中央線カルチャーとBOφWY」について存分に語り尽くす予定。バンドが未曽有のブレイクを果たす前の青の時代にBOφWYが如何に中央線と縁が深かったかを、“中央線カルチャーの復権”をテーマに掲げるAsagaya/Loft Aならではの切り口で検証します。また、昨年末に発売されて以降驚異的なセールスを記録しているBOφWYの8枚組DVDセット『“GIGS”BOX』に関する貴重なエピソードも多々披露されるはず。個人的にはまことさんに中央線フォークのカバー(吉田拓郎の「高円寺」とか…ベタ?)を期待したいところですが…兎にも角にも乞うご期待! 詳細は下記!

■2008年1月14日(月・祝)Asagaya / Loft A
■MAKOTO in LOFT DAYS
〜DRAMATIC? DRASTIC! ATOMIC? ACOUSTIC!〜
■BOφWY解散&De+LAX加入20年目の節目に、高橋まことがスティックをアコースティック・ギターに持ち替えて奏でる珠玉のビート&メロディ! 昨年末に発売されたBOφWY 8枚組DVDセット『“GIGS”BOX』について、また、まこと自身にとってライブハウスならぬ“ライフハウス”だった『LOFT』にまつわるトークを織り交ぜたファン垂涎のイベント!
■出演
高橋まこと+Lee
■ゲスト
土屋 浩(EARTH ROOF FACTORY代表取締役)
■ナビゲーター
平野 悠(LOFT席亭)+椎名宗之(Rooftop編集長)
■時間
OPEN 18:30 / START 19:30
■料金
前売 ¥2,000 / 当日 ¥2,500(ともに飲食代別)
■問い合わせ
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/

 皆さんのご来場を心よりお待ちしてます! Asagaya/Loft Aはバーが充実しているので、フラッと呑みに行くだけでも楽しいですよ! よしなにー。(しいな)
posted by Rooftop at 05:29 | Comment(1) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

年頭のご挨拶

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 まずは何より、新年明けましておめっとさんでやんす!
 常日頃Rooftopをご愛読下さる上にこのwebにまでチェックを欠かさない大切な同志である皆さん、今年も変わらぬお付き合いの程何卒。見捨てない de ね!

 年が改まるのはまァめでたくないわけではないのだが、俺の場合、物事の節目はすべて己の仕事が完結した時に訪れます。
 その意味で言えば、年末に新年号を作り終えた時点で厳かにニューイヤーを迎えた(と言うよりその年が終わった)わけで、年末年始のカウントダウンなんざ余興に過ぎんのです。
 間違ってるよなー。判ってます。変える気も変わる気配も一切ないけど。ははは。
 むしろ正月休み特有のこの甘ったるくイレギュラーな空気が俺は昔から苦手で、休みは欲しい筈なのだが仕事をしていたほうが気分は楽なのかもしれません。

 今日が西暦何年の何月何日であるかよりも、自分が何歳なのかよりも、今の自分が何合目を歩いているかのほうが俺には遥かに重要だったりします。
 今・今・今の数珠繋ぎが俺の人生として帰結するわけで、いつ何時でもやはり今この瞬間を大切にしたいですのぅ。

 そんなヲイラは元日に実家でのんびりして、昨夜は都内某所のご自宅にお邪魔して新年会。6日にNAKED LOFTで行なう某新年会イベントの悪巧みなんぞをしてきましたー。って書いたらバレバレか(笑)。

 毎年目標らしき目標は取り立ててないけれど、適度に酒が美味しく呑めて、五体満足でいられるなら今年も御の字です。
 良縁はこっちに呼び込む態勢も意識もまるでないので、望みは薄だなァ。末永く付き合えるダチには数多く巡り会いたいけど。
 仕事面でまだまだ達成したい案件が幾つもあるので、やっぱり身も心も健康なのが一番だよなと改めて感じる迎春であります。

 こんな拙文を読んでくれている皆さんにとって実り豊かな一年でありますように…なーんて柄にもないことを書きながら年頭のご挨拶を締めさせて頂きます。
 俺の大好きな人達すべてにご多幸ありますように!(しいな:名ばかりの編集長)
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ギター 編集無頼帖

怒髪天:2007年大総括アンケート

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 今月は怒濤の年末進行ってやつでして、12月号を作り終えてすぐに企画・営業・取材・編集を矢継ぎ早にこなして何とか校了に持ち込むという毎年相変わらずの新年号制作であるのです。ただでさえ時間がなく焦りに焦っているのに、今年はさらに『Asagaya / Loft A OPENING BANQUET』(12月1日、Asagaya / Loft A)、『ついにあの男がロフトに帰ってきた!!!』(12月8日、Naked LOFT)、『ボウネンカイ・オア・ダイ』(12月13日、Asagaya / Loft A)、『祝!! プレミアムネイキッド TALK&MUSIC』(12月17日、Naked LOFT)、『“GIGS”CASE OF FUNK LφVE』(12月21日、クラブチッタ)と社内外の司会業にかまけて作業は一向に進まず、例年以上にシンドイ年の瀬。そして本日校了日…のハズ(笑)。未だに数ページ未入稿。2008年一発目のRooftop 新春号、果たして12/31の深夜(今月はイレギュラー)に無事ロフトグループ各店舗で配布開始されるのか!? なーんて、俺が煽ってどうするよ(笑)。今はようやく一段落ついてあらゆるページを“待つ”状況で少し時間もできたので、ここ数日編集部宛にリクエストのあった「怒髪天の2007年大総括アンケートの回答」をこのwebにもアップしましょう。12月13日にAsagaya / Loft Aで行なわれた怒髪天の『ボウネンカイ・オア・ダイ〜2007年総括&2008年ワンマンシリーズ壮行会〜』の中でトークの題材として使われた事前アンケートです。4人の個性がそれぞれ滲み出ていてなかなかオモロイですよ。

◎『ボウネンカイ・オア・ダイ〜2007年総括&2008年ワンマンシリーズ壮行会〜』2007年大総括アンケート:回答

 (1)今年一番嬉しかったことは?
 増子:バンド以外だとオモチャ関係の友達が増えた
 上原子:竹の成長
 清水:アントニオ猪木を生で見た!
 坂詰:悪い事なく一年を乗り切れた

 (2)今年一番悲しかったことは?
 増子:親友が逝った
 上原子:葉っぱが枯れた
 清水:坂詰
 坂詰:気に入っていたドラムキー紛失

 (3)今年一番恥ずかしかったことは?
 増子:今年も生恥をさらした(笑)
 上原子:自転車ハンドル1回転
 清水:今日、司会をしていることさ
 坂詰:特になし

 (4)今年一番腹立たしかったことは?
 増子:亀田&朝青龍
 上原子:ヤワな体
 清水:克彦
 坂詰:iPodの充電器が2つ壊れた

 (5)今年一番印象に残っているツアーでのエピソードは?
 増子:四国に初上陸!
 上原子:2ステージ
 清水:金沢城、兼六園、岡山城、後楽園を立て続けに見てまわれたこと
 坂詰:札幌に楽器を一部持ち忘れ反省

 (6)今年一番刺激を受けたバンド/ミュージシャンは?
 増子:夜スト
 上原子:FaveRaves
 清水:もちろん横浜銀縄、ターシの兄貴は最高だぜ!デタラメを2ちゃんに書き込むなよ!
 坂詰:ブライアン・ブレイド

 (7)今年一番不味かった食べ物は?
 増子:カップの元祖長浜屋豚骨ラーメン
 上原子:こんにゃくパスタ
 清水:ライブ終了後にツアー先のホテルで独りさみしく食べるコンビニ弁当
 坂詰:安売りされていた業務用カレー

 (8)今年一番高価な買い物は?
 増子:メガトンヘドラ(¥27,000)×2
 上原子:ヘッドホン
 清水:ベース
 坂詰:シンバル

 (9)今年一番関心を持った世の中の出来事は?
 増子:北朝鮮核問題
 上原子:新型UFO
 清水:NHKの朝のTV小説「ちりとてちん」「どんど晴れ」
 坂詰:万能細胞培養成功

 (10)今年一年を一文字で表すと?
 増子:「突」
 上原子:「窓」
 清水:「殺」
 坂詰:「骨」

 (11)今年一番頑張ったメンバーは?
 増子:ノリ
 上原子:ノリ
 清水:ノリ
 坂詰:俺→ノリ

 「ノリ」というのはマネージャーのF澤さんのことで、最後は用意されていた小さなブーケを当人に渡すというサプライズ付き。仲間同志の絆を重んじる如何にも怒髪天らしい仕込みだったと思います。次号の本誌連載『ZUMEXの口』には、この日のイベントの模様と終演後に撮り下ろした親方のステキショットが掲載されますのでお楽しみに!
 さーて、ぼちぼち仕事に戻りやっす。鬱陶しいメリクリとやらが過ぎ去っただけでだいぶ過ごしやすい年末であるよのぅ…(多分に負け惜しみ)。(しいな)
posted by Rooftop at 00:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

今度はチッタで司会です

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 全身全霊を懸けて編集稼業を真っ当に全うしておれば良いものを、ここのところイベントの司会が立て続いてます。本業は思い切り年末進行だというのに(泣)。
 元々喋りなんざ自信のカケラもなくて、生まれながらに人生の裏街道を行く性分としては生き恥を晒すばかりなのですが、まァこれも少しでもRooftopの名前を世に知らしめたいというチッサイ魂胆と頼まれると断れないキモの弱っちさから来ておるのです。だいたいロフトに拾われなければ人前で話す経験など間違いなく皆無だったわけで、人生何が起こるか判らんもんですわ。
 そんなワタクシ、今度は何の因果かクラブチッタで司会やります。バンドマンでも何でもない俺がチッタのステージに!? しかもBOφWYの公式イベントなんですねこれが(笑)。元メンバーの高橋まことさんのスペシャル・バンドとコピー・バンド5組による“GIGS”、そして“5人目のBOφWY”と呼ばれる当時のマネージャー・土屋浩さんがナビゲーターとなりBOφWYに縁の深い方々を迎えてのトークを織り交ぜた興味深いイベントなのです。詳細は下記!

“GIGS”CASE OF FUNK LφVE 1221『高橋まこと BOφWY解禁ライブ』
出演者:高橋まことバンド(ds:高橋まこと/ba:佐久間正英/gt:榊原秀樹/vo:松嶋重)
トリビュート・ライブ:HONESTYLE/THE BAD FEELINGS/BOφWY-4/ROφWY/φ:FAI
ビート・ディスカッション:土屋 浩(総合ナビゲーター)/那須研吾(EMI Music Japan)/平岡尚志(EMI Music Japan)/子安次郎(EMI Music Japan、BOφWYディレクター)/カッツ三宅(デザイナー、BOφWY初代マネージャー)/佐伯 明(音楽文化ライター、『“GIGS”BOX』DISC-8監修者)/椎名宗之(総合司会、新宿LOFT・Rooftop編集長)
日付:2007年12月21日(金)
会場:川崎クラブチッタ
開場:17:30 開演:18:00
前売発売:¥3500(11月25日より発売)
当日発売:¥4000(開場1時間前より発売)
*全席指定、ドリンク代別
◇5組のBOφWYコピー・バンドによるトリビュート・ライブの他、“5人目のBOφWY”と呼ばれた男、土屋 浩の“ビート・ディスカション”と題する豪華ゲストとのトーク・ライブ、そしてスペシャル・バンドを引っ提げての高橋まことによる“BOφWY解禁ライブ”と、解散から20年経った今もBOφWYを愛してやまない全ての人達への最高のクリスマス・プレゼントとなるプログラム。
http://ctox.jp/boowy/

 …んー、どうすかこの豪華な顔ぶれの中に埋もれまくった弱小フリーマガジン編集長の存在の薄さ!(笑)
 まァ、せっかく本誌をアッピールできる機会なので精一杯やらせて頂きますけど勿論。お時間のある方もない方も是非是非!(しいな)
posted by Rooftop at 15:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

アサガヤ・オア・ダイ

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 何だか最近、スタッフでもないのにAsagaya/Loft Aのことばかり書いている気もしますが、オープンしたての旬な話題なのでご容赦を。この店、新宿LOFTのようにイベント・ホールとバー・ホールが分かれてまして、その日のイベントが何であろうがバーのほうは20時〜朝4時まで営業中。今なら焼酎のボトルが何と100円で買えるそうなので、酒好きは是非是非遊びに来て下さいね。ちなみに、ボトルの2本目からは2,000円と一気に20倍の値段になるそうですけど(笑)。
 んで、そのAsagaya/Loft Aに先週は随分と入り浸り。ブッチャーズの吉村さんとビヨンズの健さんとバーで賑やかに呑んで談笑した翌日は、怒髪天の忘年会イベント(完売&満員御礼!)で裏方やってきました。裏方といっても結局またステージに上がってしまったわけですが(苦笑)、今回はいつもよりメンバーのトークに特化した楽しい宴になったんじゃないかなと。くじ引きで総合司会を務めることになったシミさんは、当日のタイムテーブルの紙に赤いボールペンでツッコミ所や話すポイントをビッシリと書き込んでいて、真剣に取り組んでくれているんだなーと楽屋で思わず感動。坂さんは終始自由気ままな酔いどれ言動でしたね(笑)。今年一番嬉しかったことが『竹の成長』、今年一番悲しかったことが『葉っぱが枯れたこと』と答えた友康さんは、今回のトークで新たな爆笑王の地位を確立したんじゃないかなァ(笑)。増子さんとは、他のメンバーが私物プレゼントを楽屋に取りに行っている間の繋ぎで久々にサシトークしましたけど、やはりあの対話の妙味は他のバンドマンじゃ出せないなと。増子さんが相手ならどんな新人インタビューアでもそれなりに面白い記事になるのだから、あの喋りは一級品ですね。まァ、ウチで連載をやらせてもらっているビヨンズの健さん、ブッチャーズの吉村さん、怒髪天のメンバーなら話を引き出して面白い記事にすることにかけてはどのメディアにも負けない自負はありますけどね(笑)。
 閑話休題。お陰様でAsagaya/Loft Aは怒髪天の皆さんにも「イイ店だねェ」と気に入ってもらったし、吉村さんと健さんにも「ここで何かやって下さいよ!」と懇願して「やるよやるよ」と快諾して頂いたので、来年は阿佐ヶ谷でおもろい企画がたくさん生まれるんじゃないかなァ。そして阿佐ヶ谷で酔い潰れることも多々…(笑)。
 写真は、Asagaya/Loft Aのバーカウンターで呑んでいる吉村さんと健さん。ボトルに名前を書いてもらってます。(しいな)
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ギター 編集無頼帖

魅惑のカレンダー売ってます!

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 実写版の映画『ヤッターマン』、主役は櫻井翔君でも何でもイイですがドロンジョ様がよりによって深キョンってことはねぇだろ!(憶測らしいけど)
 …すいません、のっけから取り乱しました。制作サイドは恐らく意表を突いたキャスティングを敢えて狙っているんだろうけど、世の中には敢えて狙って描いてもままならぬ絵心をうっかり発揮してしまう御仁もいらっしゃるのです。
 そんなわけでかなり強引に結び付けましたが、既に弊社通信販売サイト『LOFT電脳のれん街』で限定発売されておりますですよ、ドハッテンの上原子友康画伯のスペシャル・カレンダー! コチトラ校了終えて久々に休みを貰ってすぐにAsagaya/Loft Aのイベントに駆り出されて週が明ければ早くも注文殺到! なかには一人で3個もお買い上げ下さった奇特な…もとい素晴らしく心の広い方もいらっしゃいまして(笑)、ホントに有り難い限りなのです。何を仕掛けるにもDo it yourselfを体現する我がロフト・プロジェクト、ウチの通販はアイテムを具現化した輩が責任持って梱包・発送・管理までをやるわけです。この上原子画伯の謹製カレンダーも、通常業務の合間にヲイラが梱包して宛名書いて発送をしている男工哀史っぷりなのです。それで俺の生活が保証されるわけではまるでないのですが、やっぱりそういうバカバカしいことをするのが愉しいんだろうなァ。だってあんなに◎◆§@※□(もちろん自主規制、画伯すいません)なイラストを使ったカレンダーを作って売ってみたら面白いじゃないすか? ロフトはすべてにおいて自己責任で成り立つ集団なので、こんな愚行もひとまずは許されるのですね。売れなかったら速攻クビだと思いますけどね。ははは。
 というわけで以下、大宣伝なのです。みんな騙されて(騙されたと思って、ではなく)買ってね!(笑)

【OHZZYの耳 presents 〜2008 YEAR〜 上原子友康のカレンダー】
 音楽系フリー・ペーパーの領域を超えたエンターテイメント・マガジン『Rooftop』で連載されている『月刊・怒髪天/OHZZYの耳』から生まれた前代未聞の必笑アイテム!(笑) “歩く歌本”の異名を持つ怒髪天のギター王子こと上原子友康が、その得意かつ特異な珍奇イラストでカレンダー作りに挑戦! OHZZYの奇天烈イラストと共に過ごせば、来たる2008年がステキすぎる1年になること必至!
■仕様:オールカラー14枚封入(表紙+カレンダー12ヶ月+画伯プロフィール)/CDサイズ(高さ:132mm×横121mm×奥行45mm)/変形プラケース付(卓上、壁掛けどちらも可能)
■定価:700円(税込)*郵便振替は送料300円(代引の場合は更に手数料300円)が別途掛かります。
■LOFT通販サイト『LOFT 電脳のれん街』での限定販売商品

▼この奇特なアイテムについてOHZZY自身が言及しております。必見!
http://rooftop.seesaa.net/article/65111618.html

 そう言えば13日にAsagaya/Loft Aで行なわれるボウネンカイ・オア・ダイの内容の仕込みはどうなっているんだろ? ツアー真っ只中でそれどころではないと思いますけど。ま、今回の司会は俺でなくキレ者のシミさんだから何とかなるっしょ(笑)。(しいな)
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ギター 編集無頼帖

Asagaya/Loft A OPENING BANQUET

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 一昨日の夜はAsagaya/Loft Aのグランド・オープン初日、この記念すべき佳き日のイベントでロフト席亭と共に僭越ながら司会を務めさせて頂きやした。現Groovin'/元ARBのKEITHさん、ANARCHY/SDRの仲野茂さん、現ROCK'N ROLL GYPSIES/元ROOSTERS(Z)の池畑潤二さんに下山淳さん、G.D.FLICKERSのJOEさんというロフトの歴史を語る上で欠かすことのできないバンドメンによる祝祭の宴でありまして、飛び入りでDynamite Tommyさんまで壇上に上がって下さった、とにかく無性に濃ゆいイベントなのでありました。ここでは絶対に書けない西新宿時代のロフト四方山話大炸裂(笑)、中盤で茂さんと下山さんによる“アコギなSS”のミニ・ライブも挟みつつ(ステージに鎮座する和太鼓で池畑さんも参加!)、最後はKEITH御大による太鼓で締めて、あっと言う間の3時間強でした。店としては初のイベント稼働で、接客応対や出演者へのケア、ホール内での動き等々、クリアすべき課題が多々あって勉強になったんじゃないかな。
 あと、終演後に「いつもRooftop楽しく読んでます」と声を掛けてくれたり、「13日の怒髪天の忘年会イベントのチケット取れました!」と話し掛けてくれたお客さんがいて、凄く励みになったし嬉しかったなァ…。ああやって直接読者の方々と話ができるのが恥を忍んでイベントの表舞台に立つ一番の理由だもんね。たかだか一介の編集稼業がイベントの司会をやるなんざ目的はひとつで、少しでもRooftopという弱小フリー・マガジンが世に知れ渡るとイイなァという願望のみでありまして、毎月本誌を楽しみにしてくれる人達と直に話せるなんてこんな嬉しいことナシ!なビッグ・サプライズであるのですよ。声を掛けてくれた皆さん、この場を借りて本当にどうも有難う!
 それと一昨日は個人的にもうひとつサプライズがありやがりまして、俺が以前勤めていた某出版社の先輩ご夫妻(デザイナーと編集者)がわざわざチケットを買って足を運んでくれたのです。どんな経緯かは知らないけど俺がイベントに出るのを知ってご来場下さった模様。もの凄く嬉しかったけどそれ以上にぶったまげましたよ、M上さんにY須賀さん(笑)。お会いするのは俺が会社をクビになって以来だから6年以上振り? お二人とも外見が全然お変わりないこともあってか、何だか余りタイムラグを感じなかったなァ…。イベント終わってバーのほうで呑めて嬉しかったです。ご両人、あの当時と外見も(でっぷりと太って)中身も(辛辣な悪党に成り下がって)だいぶ変わり果てた俺を見てさぞ驚かれたことでしょう。コチトラ予想外にセンチメンタルになっちまいましたぜ。ははは。
 閑話休題。本誌最新号、今年最後のRooftopも無事配布開始、webにもインタビュー記事がアップされましたので、皆様是非ご笑納頂ければと。読了後のご意見・ご感想を過疎気味なBBSに書き込みしてくれたらこれ幸いなり。今も昔も何やかんやと活字でゴチャゴチャと生活できてるんだから俺は幸せ者ですわ。(しいな)
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阿佐ヶ谷酩酊日記

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 2007年初冬、ロフトプロジェクトが“中央線カルチャーの復権”をスローガンとして杉並区阿佐ヶ谷に新たに放つ新店舗、その名も『Asagaya/Loft A』。本誌11月号にもその告知が掲載されていますが、読者諸兄の皆様はチェック済みでしょうか? スペースの真ん中から区切られた空間は、ステージとバーの2つの顔を持ちます。その日のイベントが何であれ、バーのほうは20時から朝4時まで別稼働するという新趣向。すでにバーのほうは先週から見切り発車オープンして、告知もままならぬ状況下で賑わいを見せている模様。
 昨夜はそんなAsagaya/Loft Aのセレブレーション・パーティーがありました。関係者を集めた御披露目の宴です。まァ端的に言いますと、相変わらず呑み過ぎました。頭イテぇです。ははは。いろんな関係者の方々に挨拶しきった後に、次号のRooftopでも復活DOUBLE BOGYS(!!)のインタビューをしていただいている大先輩ライターの中込智子さん…ゴメの姉貴とああでもねぇこうでもねぇとバーで語らいっぱなし。雰囲気の良さも相俟って、うっかり酒が進みます。その後ゴメさんが「もう一軒行こう!」と言うので、行き着けの店に問答無用に連行されました(笑)。パール商店街近くにある、ケントリやレピッシュ好きな若きマスターが勤める素敵すぎるバーです。ゴメさんグッチョイス! ご近所のよしみで、マスターに是非Asagaya/Loft Aでイベントを企画して下さいと依頼。カウンターの隣りにいた女性のお客さん2人も「ロフトが阿佐ヶ谷にできるなんて!」とすでに情報収集済みらしく、有り難かったですね。「私、プラスワンでやったDMBQのトークイベント行ったことありますよ!」と言われました。あの、俺その時の司会やってたんですけど…(笑)。
 司会と言えば、本日Asagaya/Loft Aのグランド・オープン初日に司会やるです。ex.ARBのキースさん、アナーキーの茂さん、ex.ルースターズの池畑さんに下山さん、GDのジョーさんというロフトの歴史を語る上で欠かすことのできない豪華面子によるトーク・イベントです。豪華っちゅうか、初日早々濃すぎです(笑)。18時半開場、19時半開演です。冷やかしでも良いので是非遊びに来て下さい。それにしても…また今日も阿佐ヶ谷で酩酊かー。ははは。(しいな)
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ギター 編集無頼帖

極々私的編集後記

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 明後日にはロフト・グループ各店舗にまず納品される今年最後の本誌について、徒然なるままに。
 表紙巻頭は、今年一年『the GOLDENBELLCITY』というコンセプチュアルな三部作を紡いできたGood Dog Happy Menであります。楽曲ごとに年代設定を設けてその時代の音質にこだわる録音手法、歌詞の世界観が一曲ごとに有機的に相互作用する物語性に富んだ言葉、そして作り手の温もりを感じる秀逸なアートワーク。音の総合格闘技としてかなりのトップ・レベルに類するもので、CDというフォーマットでまだ誰も見たり聴いたりしたことのない御伽噺を三部作にわたって展開していくというコンセプトを今年の春先にレーベル担当・S砂女史から聞いた時は身震いしたですね。音楽がたやすく消耗される昨今において、一枚のCDを徹底的にこだわり抜いて作り上げるその実にアナログで真っ当な姿勢に深く共鳴した次第。念願の表紙です。
 4年連続で12月号の表紙は怒○天じゃないかと期待されていた俺達界隈の皆様、すいませんでしたー。でも○髪天は他誌でも表紙をやっているし、喜ばしいことに他でも多々メディア露出しているので今更本誌が取り上げるまでもないのかなと。最新作は掛け値なしに素晴らしいアルバムなので、もちろんインタビューはさせて頂いてますけど。
 バックカバーは今年3度目の本誌登場となるメロン記念日です。ハロプロのアイドルを本誌で扱うのをシャレと思う方もいらっしゃるかもしれないけど、俺達は大真剣。表現する音楽形態は大衆的な古き良きアイドル歌謡なれど(それが凄く良い)、メロンのメンタリティはロックのそれだし、ハロプロ内の中でも良い意味で浮いている。それはあらゆる側面で与えられた現実や体制に対して抗い続けているからだと思う。つまり、従来のアイドルとしての在り方に飽きたらずに常に境界線を突破しようとしているわけです。応援したくなるじゃないですか。あんなにかわいいんだもん(笑)。今回は特別に新宿ロフトで撮影した写真が掲載されるのでお楽しみに。こちらも念願の表紙です。
 それと、今月の半ばに札幌ベッシーで行なわれたbloodthirsty butchersの20周年記念ライブ(ゲスト:eastern youth、怒髪天)のレポートを編集長特権で巻末に据えています。ご本人達の肉声が記されているわけでもない主観的な拙文だし、この記事は敢えてwebにはアップしません。紙媒体の中身を何でもかんでもそのままネットに転載するのもどうなのかな?という疑問符が常々あるもので、たまにはそういうコンテンツがあってもいいかなと。是非本誌を手に取って下さればこれ幸いなり。代わりにこんな誌面になるですよという参照として写真掲載します。こちらもどうぞお楽しみに。
 今週末はAsagaya/Loft Aが遂にグランド・オープン(バーのほうはすでに営業してます)。オープン日に司会やるのでみんな遊びに来てね。(しいな)
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ギター 編集無頼帖

働けど働けど…

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 12月号の校了も何とか切り抜けたのも束の間、新年号制作という名の地獄の年末進行とやらにどっぷりと浸からねばならぬ今日この頃であります。今年もクリスマスは愉しく正月モードで編集三昧…や、印刷所と大心中であるよ。ははは。地獄大いに結構! 毎月以上に沸点の高い誌面作りをしてやろうじゃねぇの!と息巻くだけは一人前でありますが。
 いつもの印刷所への出張校正の折、某ギター王子画伯の2008年カレンダーのサンプルを貰って完成の喜びを感じつつも、画伯のイラストの余りの破壊力にやはりグググイッと脱力(笑)。まもなく通販の準備が整うのでしばしお待ちを(…って買ってくれる人がどれだけいるのかな?・笑)。校了を終えた時間にはとっくに終電もなく、ヘットヘトで分不相応にもタクシー帰宅すると地上波にブッチャーズ。野球で流れたやつ。ラッキー。世の音楽番組もまだまだ捨てたもんじゃないのぅ。腐らず明日も頑張ろう(単純)。
 写真左は12月号の内容の一部なり。掲載されている写真は先週の土曜日の午前中に新宿ロフトの全面協力のもと撮り下ろし。その1週間後には製本されたものが配布されるのだから、つくづく常軌を逸した本誌の制作工程であります(笑)。写真右はその撮影中にレフ板を持って健気に下働きするヲイラ。他誌と違って何事も編集長がピラミッドの底辺でボロ雑巾の如く働くのがRooftop流なのです。腐らず明日も頑張ろう(泣)。(しいな)
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ギター 編集無頼帖

“SHIMMYの鼻”始動!

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 「あれ、今月は“ZOOMYの眼”じゃないんだ?」
 今月号のRooftopを見てそう驚いた俺達界隈の読者も多い筈。そうなんです、今号からあの枠はメンバー全員のキャラ立ちが凄まじい怒髪天の皆さんで回して頂くことになったのです。
 ★増子さん→ZOOMYの眼
 ★友康さん→OHZZYの耳
 ★シミさん→SHIMMYの鼻
 ★坂さん→ZUMEXの口
 というゆるーいタイトルのもと各自森羅万象様々な事項について語らい、時には現場に赴いてもらいます。既に友康さんには十八番であるイラストでオリジナル・カレンダーを作って頂きました。その模様が最新号のRooftopに掲載されているので、未読の方は是非是非ご確認を。このカレンダーは12月13日にAsagaya/Loft Aで行なわれる怒髪天の忘年会イベントでも特別販売するので何卒(基本的には12月初旬からロフトプロジェクトのサイト内で通販するのみです。詳細近日発表なり)。
 そんなわけで先日の札幌遠征翌日にSHIMMYことシミさんに2007年の活動総括をテーマに話を訊いてきましたよ。前の日の移動中にサンザン話したじゃん!って感じですが(笑)、仕事は仕事で緊張感を持ってキッチリやるのです。対話のやり取りのなかで思いがけないビッグ・サプライズなんかも生まれてしまいましたですよ皆の衆! 詳しいことは12月1日から配布される今年最後のRooftopにて要チェック!  写真は取材場所だったテイチクでのシミやん。相変わらずイイ笑顔です。関ジャニ∞と同じレーベル・メイトにはとても思えないけど(笑)。(しいな)
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