ギター 編集無頼帖

岡崎さんのこと

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 以前からぼんやりと噂には聞いていたが、岡崎さんがBEYONDSから正式に脱退を表明したようだ。
 以下、BEYONDSの公式サイトより。

 岡崎より皆さんへ
 体調不良によりこれ以上音楽活動を続けることが困難であると判断しバンドを脱退いたしました。
 メンバー及び関係者スタッフの方々、そしてファンの皆様にもご迷惑をおかけしました事をお詫び申し上げます。
 そしてありがとうございました。
 このメンバーと共にした時間は本当に素晴らしい瞬間の連続でした。
 いつかまた、別のかたちで。(オカザキヨシロウ)


 日付は、2008年9月4日、とある。
 これに対して、残ったメンバーは「今後も残ったメンバーでbeyondsを続けていく決心をしました」と記している。
 岡崎さんが以前から腰に爆弾を抱えているのは知っていたが、どうやらそれが深刻な事態になったらしい。ここで治療に専念しないことには、音楽を続けることはおろか生活にも支障を来すと健さんからは聞いた。今思えば、6月にO-EASTで行なわれたPUNK ROCK CONFIDENTIAL JAPANのイベントが最後のステージだったということか。仕事の都合で観に行けなかったのだが、こんなことなら這ってでも行くべきだった。
 雷矢目当てのシミさんに誘われてEARTHDOMで観たBEYONDS(今調べたら7月5日だった)は、岡崎さんの代わりにNahtのセイキさんがギターを弾いていて、それはまるで再結成前のBEYONDSを彷彿とさせてエラく恰好良かった。先月LOFTで行なわれた自主企画“遅れてきた青年 -the wHALES oF aUGUST-”でのセイキさんは最早サポートというよりもいちメンバーとしての風格が漂っていたが、セイキさんのヘルプはあくまでこのLOFTまでだと言う。
 岡崎さんのギターは質実剛健というか、実直な人柄のよく出た堅実さがあって僕は好きだった。BEYONDSの再結成後は、健さんの才能に惚れ抜いた上でバンドの方向性をうまく取りまとめていた印象が強い。それ以前にも、PEALOUTの解散時には表に立って誠実にインタビューに応えてくれたし、PEALOUTがビートルズを語り倒すイベントでもしっかりと脇を固めてくれていた。確か『WEEKEND』の取材後だったと思うけど、岡崎さんと同じ電車で帰ることになって、今度自分にも子供が産まれるから、これでメンバー全員子持ちですよ、と嬉しそうに話していたのを思い出す。
 岡崎さんという精神的支柱を失ったBEYONDSが今後どうなっていくのか心配ではあるが、まず何よりも岡崎さんには治療に努めてもらって、また元気な姿を見せて欲しい。ギターを抱えた姿があれだけ絵になるバンドマンも他にそうはいないのだから。(しいな)
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No! New York!?

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 一昨日のblogを読んだ増子さんから「“縁日翌日の風船”とは上手い!」ということで、「星3つです!」(by マチャアキ)ならぬ座布団2枚頂きました(笑)。ちゃんとチェックしてくれてるんだなぁ。嬉しうぃっしゅ(^з^)!!(←使い方合ってる?)
 次のズミ眼取材はだいぶ遠い所へ行きそうな気配…だったのだが都内で済むことになった。増子さんと過ごす時間は笑いが絶えず愉しいし、今月はズミ眼とまた別の取材でお会いする機会があるのでいつもより濃厚だ。
 そんなわけで、またもZUMEX師匠のボツ写真蔵出し。プラスワンの座敷(ステージ上手横にある畳の席)で独りぽつんと野菜丼を頬張る写真、かなり気に入っていたのだがスペースの都合上使えなかった。このシュールな感じこそ坂さんの真骨頂。
 しっかし今週はγ-GTPなどクソ喰らえで毎晩呑みまくってます。今宵も舞台撮影の後にフラフラと酔いどれるのだろう。何の撮影かって? あのジュリエットやまだが出演するNY仕込みのダンス・エンターテイメントなのだよ皆の衆。やれんのか、やまだ! トチらず踊れんのか、やまだ! 坂さんのKY仕込みのシュール・エンターテイメントを凌駕できんのか? まぁ、それはできそうだな(笑)。(しいな)
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川ZUMEX祐介のこんなにヤセていいかしら

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 いつまでもデブと思うなよ! とオタキングばりに決意を秘めてダイエットに臨んだのかどうかは不明ですが、我らがZUMEX“元”親方こと怒髪天の坂さんが激痩せしたのは、俺達界隈を戦慄の渦に叩き込むこの夏超弩級のトピックスでありました。なんせこの3ヶ月で17kg減! 見るからに清原! 胡散臭さ更に倍増!
 まるで旅行セールスマンが虫にでもなったかのようなこのクリビツ変身劇に対し、俺達界隈が抱いた共通認識はおよそ次の通り。
 *余りに急激な痩せ方なので、病気にならないか心配。
 *あんな痩せ方じゃ、そのうち絶対にリバウンドする。
 *70kg台を切る坂さんなんて坂さんじゃない。
 *痩せてまた一段と笑みが胡散臭くなった。
 *せっかくZUMEX特製Tシャツを作ったのに、痩せて台無しだ。
 *朝はゴリラ、夜はカッパと化す生き物、なーんだ?
 …姉さん、これはやっぱり事件です! このまま坂さんが縁日翌日のヘリウム・ゴム風船みたいにしぼんじゃったらどうしましょう!? まぁ、いずれは徐々に食べる量を増やすと言ってましたけど、少なくとも9ヶ月前の坂さんとは今やまるで別人ですからねぇ…。やはり俺は声を上げて言いたい。(サバ)缶バック親方! と。(しいな)
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リアル編集後記〜08年9月号〜

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 あなたとは違うんです?
 人間は十人十色だ、違うに決まってんだろ、この腰抜け総理が!
 やー、いきなり冒頭からすいません。舌の根も乾かぬうちに安心実現内閣とやらを放棄した一国の首相が余りにアホアホで、ムカッ腹が立って収まりませぬ。うう。
 まぁ、それはさておき。総理が最後の最後まで他人事な会見をやらかした一昨日(ってくどいか)、Rooftopの最新号が無事配布開始されました。それに伴いこのweb Rooftopでもインタビュー記事がアップされましたので皆々様よろしゅうに。今日は9月号に掲載されたヲイラ担当のインタビューについて徒然なるままに書き連ねてみようと思う次第です。

 まず、VELTPUNCHは8月号の校了翌日という身体のだるさが抜け切らぬ時期にインタビュー、恵比寿のジェネオンにて。レーベル側はあらゆる媒体を十把人絡にして取材日程を組むので致し方なし。ヴォーカル&ギターの長沼氏は仕事帰りのスーツ姿で、何だかやり手の営業マンに見える。あの一筋縄では決して行かぬ轟音変態楽曲を生み出すバンドマンにはとても見えない。音の趣味が近いせいか、楽曲に仕込まれたネタの狙いを突くと大方の予想通りで、楽しい話ができた。
 それとこれは完全に余談になるですが、恵比寿って駅付近に俺好みな立ち飲み屋がかなり立ち並んでますよね。恵比寿(とか渋谷)にはムダにオッサレなCITYという偏見と憎悪に充ち満ちたイメージを抱いているので、仮にリキッドルームへ行く用事があってもライブ見たらすぐに退散したいくらい(よく行くO-nestもまた然り)。とりあえず新宿までは戻らないと、とても気持ちが落ち着かぬ万年田舎モンの私です。って、どうでもいい話ですね。

 ARBのキースさんには、デビュー30周年を記念して発売された15枚のオリジナル・アルバム・リマスター(1979年のファーストから1989年の『SYMPATHY』まで)と当時のバンドを取り巻く状況について訊いた。シンコー時代からバンドを支え続けたマネージャーの藤井さん(ある意味、俺にとっては小川町の大先輩である)にも同席してもらい、適宜に話に加わってもらった。ARBはもちろん大好きなバンドなので話は容赦なく弾んだが、弾み過ぎて絶対に活字にできないようなことまで聞いてしまった(笑)。
 これも完全に余談ですが、この取材時に『PAPERS BED』のアナログ盤にキースさんのサインを頂いた。それをにゅうおいらんずのベーシストとしても活躍しているベン片岡兄貴にプレゼントしたら、とても喜んでくれて良かった。ベン兄貴は生粋のARB KIDSなのである。毎年恒例にゅうおいらんず10日間連続興行のさなか、荷物を増やしちゃってゴメンね、兄貴。

 そのにゅうおいらんずでヘルプとして叩いたこともあるZUMEX元親方、噂には聞いていたがまさかあんなに身体を絞ったとは思わず。ネイキッドロフト前で待ち合わせをしたのだが、時間に遅れて向こうから走ってくる人がZUMEXさんと判るまで多少時間を要したほど。そんな元親方にはヘルシーにも程がある野菜丼をプラスワンの厨房で作ってもらった。出来(も何もあったもんじゃないが)は本誌をとくとご覧あれ。
 またまた完全に余談ですが、取材日はRSRFESへと発つ前日。ZUMEXさんは免許更新の後に取材に合流してくれました。取材で使ったタマネギ・ドレッシングと食材の残りを嬉しそうにお持ち帰りになりました。

 9月号の表紙巻頭を飾ってくれたLOVE LOVE LOVEは、お盆明けにメンバー全員で天下のアミューズにて。彼らのように清々しい歌を表現するバンドは本来俺の守備範囲ではないのだが、今後の可能性を感じるバンドゆえ、本誌歌モノ番長の山田と2人でインタビューすることに。メンバー3人とも人当たりが良く、とても話しやすかった。
 余談も余談、完全に余談ですが、このアミューズのある渋谷インフォスタワーには、日本のロック・シーンを牽引するロッキング・オン社もテナントに入っています。そんな天下の(あ、また使っちゃった)ロキノンさんが本誌に広告を打ってくれました。こんなジリ貧雑誌を相手にして下さって本当に有り難い限りです。え? 文面に悪意を感じる? そんなことありません。俺が悪意を抱いているのはJUICE MAGAZINEだけですから。ははは。

 ミステリー・ガールズ。何と現役の女子大生2人組である。しかも初のインタビューだという。彼女たちもエラく緊張したと思うが、普段そんな若い婦女子と話す機会がない俺も凄まじく緊張した。夏休み中にも関わらずテイチクの会議室で連日レッスンを続けているお2人、どちらもその素顔はしおらしげなお嬢さんで(ああ、なんて加齢臭漂う言い方だろうか)、俺は余り目を見て話ができなかった。まるでD.T.力みなぎる中学生のような挙動不審さである。
 余談も余談も余談、完全に余談ですが、このミステリー・ガールズを仕掛けているのは怒髪天の初代ディレクターだったTさんであります。最近では綾小路きみまろの漫談CDなどで当てていらっしゃる。怒髪天といい、きみまろ師匠といい、つくづく中高年のアイドルと縁の深い御方だ(笑)。

 小谷美紗子さんは俺のなかで別格の存在であるからして、襟を正す気持ちで南青山のヒップランドミュージックへと赴く。その音楽性同様、小谷さんの言葉にはブレがない。こちらの拙い質問にもはっきりとYesかNoかで答える。時折見せるはんなりな笑顔と凛とした佇まいの応酬に思わずひるみそうになったが、結果的には本誌にしかできないインタビューになったと自負している。今回発売された『Odani Misako Trio』はここ3年の傑作から選りすぐったものなので、内容が悪いわけがない。今月1枚しかCDが買えないという人がもしいたら、このベスト・アルバムを激しくお薦めしたい。内容は全面的に俺が保証する。
 いい加減余談を加えるのがしんどくなってきましたが、テレ朝の番宣で小谷さんの「Who -08-」が流れるのを見るたびにドキッとしてしまいます。

 お盆を挟んだ都合で取材の都合が後手後手になっていた!wagero!nemoの取材は同じ日にまとめてやった。
 !wagero!にはO-WESTでのワンマン当日にBMG JAPANに集まってもらい、総勢10人の全員インタビュー。後で文字起こしが苦労するので、発言時に名前を名乗ってもらう手法を取った。まぁ、それも最初のほうだけで済んだけど。彼らの魅力であるライブについてあれこれ訊いたわけだが、バンドに関心のない人でも充分面白く思えるテキストになったんじゃないかと思う。
 nemoは西荻にあるこけし屋にて。ベースのホンマさんはブッチャーズのローディーとしても活躍されている方だし、GOD'S GUTS/Nahtのタカヒロさんも同席してくれたのでリラックスして話ができた。やはりLess than TVのバンドマンは発想が常軌を逸していて最高。話が弾み過ぎてまとめるのに苦戦した。
 余談もこれで最後にしますが、この日は会社に戻って深夜にLOFTのバーステージで行なわれていたa flood of circleの企画にDJで参加。久々に爆音でpanicsmileの「freedom is this」を掛けられて爽快でした。far franceのメンバーがそれを聴いて、あのクセになるリフを音合わせで奏でてくれてニヤリとした。やっぱりたまに毒抜きでイベントに出るの愉しいなぁ。まぁ、こんな締切間際にイベント出てる場合じゃないですけどね(笑)。

 そんなこんなの9月号。皆さんのご意見・ご感想、是非是非お寄せ下さい。アクセス解析によると、今のところ、小谷さん、VELTPUNCH、ZUMEX、ハネムーン、日本浪漫派、ミステリー・ガールズ、LOVE LOVE LOVE、YMCKの順で頻繁に読まれている模様であります。(しいな)
posted by Rooftop at 21:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

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懲りないγ-GTP

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 何事も後ろめたい気持ちがあると不安に駆られるものである。
 先日、前の会社を辞めて以来数年振りに健康診断を受けることにしたのだが、万年不摂生の身としては不安しかよぎらない。自分のダメさを改めて突き付けられるようで怖い。
 しかも、その前日に禁止されている酒まで呑んでしまった。や、呑むつもりはなかったのだ。なかったのだが、横浜でとある催しを見てから昔のバイト先で食事をすることになり、まだ夕方だったので「これくらいなら良かろう」と瓶ビールをコップ1杯だけ呑んだ。
 …嘘である。
 正確にはコップ3杯呑んでしまった。だって、呑み干すと注いで下さるんだもの。
 それ以上こちらが飲酒できないと余計な気を遣わせてしまうゆえ酒を勧めたら、紹興酒を呑みたいと言う。早速店員に頼むと、グラスで頼んだつもりがボトルとザラメと氷のセットがドドッと出てきた。店員は俺の頼んだ銘柄はボトルしかないのだと言い張る。断るのも無粋なので、呑むことにした。さすがに独りじゃ呑める量じゃないだろうから、俺も一緒に呑むことにした。ただし、ロックをグラス1杯だけだ。
 …もちろん、嘘である。もう読めていたと思うけど。
 アルコール度数はたかだか17%、なんてことはないなどとタカをくくりながら5、6杯。これも呑み干すと即注がれるのだから致し方ない。俺は断ることが異常に苦手な質なのである。
 そして検診当日。体脂肪やら採血やら心電図やら胃のバリウム一気飲みやら無駄に時間を取られた診断結果、肝機能のみ医者に注意された。γ-GTPの数値が著しく高いのである。肝臓や胆道系に障害があると数値が高くなると言う。
 前日飲酒したことは先生に言えなかった。そんなこと正直に言ったら怒られるのがオチだ。いいオトナになって、人様に怒られたくない。悪いのは完全に自分なのだが、怒られたくないものは怒られたくないのだ(理不尽)。
 まぁ、脂質も代謝系も血液も尿一般も大腸も異常なしだったのでヨシとしたいところだが、γ-GTPの高い数値がやはり気になる。これは、単に昨夜飲酒の禁を破った罰なのか? それとも慢性的なものなのか? や、ここ最近の俺は至って品行方正に酒を嗜んでいたはずだ。うーむ。
 そうこう悩んでいるうちに、敬愛するベン兄貴(にゅうおいらんずのベーシスト)から呑みの誘いの電話を貰った。もちろん喜んでホイホイ付いていく。秋の味覚を堪能しつつシーバス水割り6杯。γ-GTPのことなどすっかり忘れ、前日の憂さ晴らしをするかのように呑む。が、検診終了後に飲んだバリウムを溶かす下剤もうまいこと作用してくれやがり、帰宅後に延々便器君と仲良しちゃんになってもうた。ははは。
 そんなわけで、ジーミソ(by DAIGO)半ばの初秋、未だ酒に呑まれて人生負け越し続きの私です。秋風が身に沁みます。(しいな)
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たかがインタビュー

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 昔、とあるミュージシャンのインタビューを終えてテレコを止めた後に、「原稿まとめたら確認の連絡入れますので」と話したら、「いいよいいよ、どうせ椎名君のいいように書いちゃうでしょ」と言われたことがある。どうやらその方は原稿のチェックをほぼすることがないらしい。信頼されているからとかではなく、活字媒体に端から期待していない、とでも言いたげな口調だったように記憶する。
 大抵のミュージシャンやスタッフは原稿を確認したがるものだし、日本のロック界を背負って立つ某リーディング・マガジンを除いては原稿チェックをしてもらうのが原則だ。そのミュージシャンは間違いなく少数派である。
 こう見えて僕も過去に何度かインタビューを受けたことがある。普段から話しながら「何つまんないこと言ってんだかなァ…」と激しく自己嫌悪に陥るので、当然の如く送られてきたゲラにはガッツリと朱を入れる。語り手の意を汲んで活字化しているケースは稀なため、そういうことになる。ならば現場でもっと気の利いたことを言えば良いのだが、そこは喋りが絶望的に不得手な悲しき活字人間の性なのだろう。活字なら後で何とでも変更が利く。それに慣れてしまっているのだ。
 インタビューを受ける側の気持ちが判れば、インタビューする側の心構えも自ずと判る。毎月毎月、生き方も性格も音楽性もまるで違ういろんな表現者たちと会って話を訊くが、僕がインタビューで心掛けているのはたとえばこんなことだ。
 (1)現場では、とにかく相手の話をよく聞くこと。
 (2)判らないことは知ったかぶりすることなく、「そんなことも知らねぇのか」とバカにされても訊くこと。
 (3)活字にする際には、誰が読んでもある程度読み易い文章にすること。
 (4)関心のない人でもふと目を留めるような見出しを考えること。
 (5)関心のない人でも面白いと感じる読み物にすること。
 こういうことを自分に課すと、「てにをは」の付け足しは元より、相手の意を汲んでこちらが言葉を作ることも多々起こる。その場の口語だけでは文章としてさっぱり成り立たないからだ。そういう行為が、冒頭で紹介した(自分の)「いいように書いちゃう」ことなのかもしれない。それでも、読み応えのあるインタビュー原稿にするためにその作業は必要悪なことであり、納得の行く原稿にすることの難しさをいつも感じる。
 活字稼業を始めて12年、本格的にインタビューを始めて8年経つが、未だに天狗になれない。インタビュー前はうまく話せるだろうかと不安が常にあるし、どれだけいい話を引き出せたとしてもそれは鮮度の高い素材に過ぎず、その活きの良いネタを生かすも殺すも自分次第なのだ。
 それでも、どうにかこうにかやっている。今月もどうにかこうにか8本のインタビューをまとめた。どれも現時点で持ち得る力を最大限出し切って形にしたつもりである。
 たかがインタビュー。されどインタビュー。活字から音は出てこないし、所詮はその良質な音楽の導きにしかならないのだが、ああでもないこうでもないと七転八倒しながら活字にしているバカがいることを時々ほんの頭の片隅に置いて読んでくれるととても嬉しい限りなのだ。(しいな)
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校了間際の渕サーフィン

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 今月の入稿間際、深夜にデザイナーによる入稿データのサーバ・アップをただひたすら待っていたら、なぜか突然思考回路が長渕モードに入ってしまいました。スケジュールの締切を一向に守らぬ各店舗の担当者に長渕キックを喰らわしたいと思ったわけでは決してありません。なんかフォークが聴きたいなぁ…と思って錯乱したデスクにたまたまあった『いつかの少年』というベストを聴いていて、んー、やっぱり今度カラオケで「巡恋歌」唄おうとかしみじみ思いつつ、懐かしい『親子ゲーム』の映像を見たい気持ちがむくむくと湧き起こったのが運の尽き、そこから延々とYouTubeでプチ・サーフィンならぬブチ・サーフィンです。
 ドラマ『とんぼ』で演じた小川英二がそのまま憑依して、執拗に苦悶の表情を浮かべて祖国を憂うようになってからの長渕さんには余り関心がないのですが、デビュー当時のフォーク期から『LICENSE』というアルバムくらいまでの長渕さんは昔とても好きでした。ドラマで言えば『親子ジグザグ』まで。中2の夏はこの『LICENSE』とルースターズの『PASSENGER』ばかり聴き狂ってた記憶があります。友達はたいていBOφWYの『PSYCHOPATH』かマイケル・ジャクソンの『BAD』を聴いてたなー。あの頃、まさかその十数年後にご本人にお会いする機会が来るとは夢にも思わなかったですけど。
 しかしマニアの方の蒐集魂はやはり凄まじいと言うか何と言うか、YouTubeにあるわあるわ見たことのない映像が。「順子」でベストテンに初出場して恒例のサインをするのとか、「いかさまだらけのルーレット」をオールナイトフジでやってたりとか、チャゲ&飛鳥と一緒にトーク番組に出てるのとか、西武球場で「顔」を弾き語るのとか(歌に入る前に離婚した心境を語るんだよね)、『STAY DREAM』ツアー時のダイジェスト映像とか、静岡のフェス(ホットジャム?)で「静岡の夜は静岡」という曲を即興でやってたりとか、87年くらいまでの映像を矢継ぎ早に堪能しました。って、興味ない人にはなんのことやらさっぱりわからんよねぇ。ははは。
 一番たまげたのがトップテン出演時の「スーパースター」。トップテンと言えばてっきりマチャアキと榊原郁恵の“親子でブッ!”(失笑)かと思いきや、この時は司会が徳光和夫と石野真子だったんですね。そう、ワンダー・ブギウギなあの真子ちゃんです。長渕さんと僅か数年の結婚生活を送った真子ちゃんなんです。出てくるなり一言、「久し振り」と真子ちゃんに声をかける長渕さんの表情は硬く、見ているこちらも緊張がみなぎります。離婚して3年後にこんな2ショットがあったなんて知らなかったなー。しかも、よくよく考えてみると、この時(1986年)の真子ちゃんってまだ25歳なんだよなー。当時は妹さんがアイドルとしてデビューしていたし、ご本人はもうアイドルとは呼べなかった時期ですが、まだ充分に若い。そう思えるのは、それだけアイドルの寿命が伸びたからなんでしょうね。
 あと、吉田拓郎さんの大名曲「外は白い雪の夜」を拓郎さん本人と弾き語りしてるラジオ音源っていうのもありました。1番の男性側の歌詞を長渕さんが、2番の女性側の歌詞を拓郎さんが唄うという贅沢な趣向でとても沁みた。あれはめっけもんだったなー。というか、YouTubeってラジオ音源はおろか、普通にCDから落とした音源もアップされたりしてるんですね。シングルのジャケを見せたりしつつ。新参者には助かるのかな、ああいうコンテンツ。
 兎にも角にも、やっぱり思春期の多感な時期に吸収した娯楽というのはいついつまでも身体に染み付いていやがるもんでやんすなと改めて思い知った、天井に落ちていくよな午前四時の俺、なのでした。ははは。(しいな)
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原始、女性は太陽だった

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 皆様、チョリーッス。只今編集作業絶賛追い込み中。昨夜は徹夜を逃れ深夜帰宅、某競馬番組内でやっていた木下優樹菜のGIファンファーレ舞台裏密着にうっかり落涙してしまった私であります。木下優樹菜を見ていると、日本人の根源的ヤンキー好きな資質及びDNAを学術的に研究したくなるのは俺だけだろうか。けばけばしい阿婆擦れイズムの中に潜む奥ゆかしくピュアな女性像のチラリズム。やはり人間は不意を突かれるギャップに心が揺らめいてしまうものなのだろうか。
 それにしても星野JAPAN。ソフトボールの金メダルが余りにドラマティックだったため余計に分が悪かったと思う。監督の潔い謝りっぷりだけは見事だったけど。
 全競技を見渡しても圧倒的に神々しい輝きを放つのはやはり女性アスリートであり、男子で目覚ましい活躍を見せたのは少ない。強いて挙げれば水泳の北島に柔道の内柴に陸上の朝原くらいなものだろう。辛酸を舐めた年配男のドラマにはやはり心底身震いする。内柴は観客席にいた御子息の無垢なパンツ一丁姿も良かった。体操の内村もまずまずだったが、若さゆえにドラマ性に乏しかったのでもうひとつ。サッカーはなでしこのほうが俄然健闘していたし、レスリングも卓球もバレーボールも男子になどさっぱり注目が集まらない。銀メダルを取ったフェンシングの太田がせいぜいダークホースだったくらいか。実は無職というバックボーンと喋りの立つキャラがインパクトあった。スター性の高い女性アスリートが勢揃いしたこともあるのだろうが、何だか弱っちいなー、男子一同。
 それにしても今回はなぜこんなにもオリンピックの動向が気になるのか、自分でも意外すぎるほど意外だ。俺は元来スポーツには一切興味がなく、興味の対象は常に音楽と活字しかなく、それを生業としてしまったために趣味らしい趣味もなく、人間的にはこれっぽっちも面白くない無粋者である。体育会系のノリが厭で音楽や活字に淫した筈なのに、これはどうしたものか。
 まぁ詰まるところはリアルなドラマ人間模様が見たいというありきたりなオチなのかもしれない。どれだけ力量のあるアスリートでも、オリンピックというあの特異な空間で本来の技と力を発揮できるとは限らない。国を背負って立つという凄まじい周囲からのプレッシャーに加え、克己心もキープせねばならない。ライバル選手がコケて優位に立つなどの運を味方にすることも大事だ。圧倒的に強いと目される選手でも呆気なく負ける。その予定調和じゃない部分も面白い。そして、僅かな試合時間で4年間という気の遠くなるような期間に培った苦労が水泡に帰すことも多々ある。その刹那性も良いのだなー。ソフトボール上野投手の裂けた指先と涙する姿、燦々と照りつける太陽の如き笑顔、そして実況解説をしていた元監督によるゲームセット時の歓喜の絶叫がやはり今回のハイライトだったなー。お陰で泣いて泣いてデトックス効果ばっちりであった。
 さーて。無駄口叩いてないで俺も戦場に戻るべよ。克己心。そう、すべては克己心なのだな。うむ。(しいな)
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上原子留萌市長誕生!?

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 某日、取材で外出していたところ、副編集長のジュリエット女史よりメール。また何か虎舞竜でも発生したかと思いきや、上の画像と共にこんな短いメッセージが。「『ナックルズ』に載ってました」。
 むむっ!? 画像を見て思わず我が目を疑う。そこには「怒髪天の上原子友康、噂される留萌市長選出馬について、今は何も言えないと語った模様。」と書かれている。な、なんじゃこりゃッ!?
 というわけで早速ご本人に確認だ。
 「友康さんに行政進出の野望があったなんて…僕が選挙プランナーを買って出るので、正式な出馬の折には声を掛けて下さい!」とメール。
 友康さんも洒落の判る方ゆえ、「あちゃー、極秘情報漏れちゃいましたね…」と楽しい返事。恐らく友康さんと幼なじみのライターの仕業ではないかとのこと。以前も「クリスタル・ケイは上原子友康の隠し子との噂」と書かれたことがあるそうです。それを言うなら、クリスタル・ケイじゃなくて小栗旬じゃないのか(笑)。
 何にせよ、友康さんが市長になって俺達界隈自治区みたいな都市が出来たらオモロいなーと思った次第。酒が呑めるヤツほど出世街道まっしぐら、とかね(笑)。そしたら僕は間違いなく名誉市民クラスだと思いますけど。ははは。(しいな)
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盗撮犯の見たモノ

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 最近はAKIBA系コスプレにも興味を示しているらしい(詳細は本人のブログ公開を待たれよ)ジーミソ・カウントダウンのやーまださんに盗撮疑惑を持たれてしまったので、その日ワタシがファインダー越しに見たものをここにアップするうぃっしゅ(・∀・)ノ!
 ここはLOFT/PLUS ONEの客席後方にある調理場。ひしワイヤー入りの透明ガラスから覗いた「元」痛風(いたいかぜ)親方です。話には聞いてましたが、僅か2ヶ月で15キロの減量を果たした元親方、本当に見違えるほどの体格でした。もう二度とデカ盛りメシ行脚ができないのが悔やまれるなァ…。(しいな@ミニにタコ)
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SHIMMYの浅草珍道中 其ノ拾六区:最終回

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 さーて、無駄に長々とお届けしてきた本稿もこれにて終了であります。
 「スペースショット」で全精力を使い果たしたシミさんは、遊園地の定番中の定番「メリーゴーランド」でホッと一息。「イカした音楽に合わせて回るお馬さん。あまりのゴージャスさに、ここが花やしきだってことを忘れそう」というアトラクション解説もステキです。「ゴージャス」という言葉は見逃すとしても、「イカした音楽」なんてかかってたかなァ? とツッコミのひとつも入れておきたいところです。
 締めはパンフレットを見ていて気になった「花やしき流童話全集“バカ物館”」。解説には、「昔話や童話に登場し、重要な役割を果たしている“モノ”をズラリと展示。その歴史的価値は計り知れない!?」と書かれてあります。いざ覗いてみると、「したきりすずめの舌を切ったはさみ」「一寸法師が旅をしたお椀の舟とお箸」「桃太郎が生まれてきた桃を切った包丁」「三年寝太郎が寝ている間に積もった三年分の埃と布団(真空パック)危険マーク」といった珍品がズラリ。ははーん。そういうことね。端的に申し上げれば時間の無駄使いでしたが、これが花やしき流ジョークなんですね。如何にもデーブ・スペクター辺りが喜びそうなシロモノです。
 結果、茹だるような炎天下で園内巡りを実に3時間。缶ビールを買うのも堪えに堪え、遂に脱出です。我々はJRA裏手のホッピー通りにある呑み屋に駆け込み、無条件に生ビールをオーダーして一気に呑み干したのでした。言うまでもなくその後は尽き果てるまで酩酊。うっかり「今日のまとめ」でテレコを回すのを忘れそうでした。ははは。(しいな)
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SHIMMYの浅草珍道中 其ノ拾伍

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 そして運命の時間。1、2、3、4…やったぜ加トちゃん!
 …ではなく、普通にカウントダウンが告げられるやいなや、シミさんが遙か上空へと瞬時に消えました! まさに天駆ける美輪様のようです! サヨ〜ナラ〜!
 手を振っている場合じゃありません。さすがスペースチョットダケヨ(違う)、余りの速さにシャッターを押すのがひと苦労です。地上60メートルの上空でシミさんも心置きなく絶叫できたことでしょう。(しいな)
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SHIMMYの浅草珍道中 其ノ拾四

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 ボインはぁ〜赤ちゃんが吸うためにあるんやでぇ〜、お父ちゃんのもんとちがうのんやでぇ〜。
 …コホン。幾ら破天荒を売りにした大御所芸人でも、ストーカーはイカンよ、ストーカーは!(笑)
 さてさて、いよいよこの花やしきシリーズもクライマックスに突入! 遂に観念してスリル系アトラクションの最高峰「スペースショット」へ搭乗するシミさんです。「スペースショット」だけに「ショットだけよ! あんたも好きね!」とシミさんが言ったかどうかは定かではありません(すいません、見逃して下さい)。
 まァ見てやって下さい、離陸前から恐怖の余り引きつった笑顔になっているこの様を! 見ているこちらにまで恐怖感が伝わってくるようです。右下の写真は完全にヤケクソなピースサインですが、やはりこの笑顔は国宝級ですね。(しいな)
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SHIMMYの浅草珍道中 其ノ拾参

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 この写真は、映画『ローマの休日』にも出てくる「真実の口」を模した占い機であります。口の中にスキャナーがあって、手を差し入れることで手相を見てもらうって塩梅です。
 診断結果の紙が詰まりやすいのか、「万が一紙が出てこない場合はこの部分を軽くたたいて下さい」という無粋な表示が。子供の頃、たたくと映りが良くなると信じていた実家のブラウン管テレビを思い出してしまいました。完全に余談ですが、会社のパソコンが調子悪い時、今でもうっかりたたいて直そうとするつくづくオッサンなわたしです。(しいな)
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SHIMMYの浅草珍道中 其ノ拾弐

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 まだまだやるのか、この大胆不敵なゆるゆるシリーズ!
 やれんのか!? だったらブチ破れよ! 力でやれよ、力で!
 …すいません、余りにツカみのネタに乏しくて、藤波辰爾とアントニオ猪木の20年前のやり取りを拝借してしまいました。思い詰めて藤波選手ばりに前髪を切り落としてしまいそうです。というのはもちろんウソです。
 さて、そんなおサムい前口上はともかく。激しいアトラクションの前に軽く気持ちを解きほぐそうってんで、先月号の友康さん同様、シミさんにもゲーセン・コーナーで「太鼓の達人」にチャレンジしてもらいました。曲も同じく「おしりかじり虫」と「アンパンマンのマーチ」です。
 余り大きな声では言えませんが、シミさんよりも友康さんのほうがプレイもアクションも冴え渡っていたと思います(笑)。まァ、上の写真を見てもらえれば判る通り、背後にちびっ子たちが固唾を呑んで見守っていたので、TOO SHY SHY BOYなシミさんとしては少々やりづらかったんでしょう。
 ちびっ子たち、髪の毛がピカチュウの色したこのお兄さんは一体何者なんだと思っているんでしょうね。少なくとも人間には思ってなさそうだし、ちびっ子じゃなくてもトラウマになるって話です。(しいな)
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女子アスリート私的論考

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 たとえば仲間由紀恵のように、誰もが認める容姿端麗さがあるのに男心にはまるでグッとこない女性がいる。
 男性諸兄ならば好みの問題は各々あるだろうし異論反論オブジェクションもあろうが、僕の場合はそうだ。単純に綺麗な人だなとは思うけれど、無闇な妄想をしたりはしない。要するに、仲間由紀恵は僕の欲するエロさが(足り)ないのだと思う。
 石原さとみにあって仲間由紀恵にはないものは、底知れぬ耽美な匂いではないだろうか。石原さとみの無駄に厚い唇、凛としたまなこと強靭な意志を感じる眉には何か過剰ななまめかしさがある。
 そう、肉厚、過剰というのは大事なポイントである。ただ、ふくよかというのともまた違う。浮浪雲の細君であるおカメさんは包容力のあるよく出来た女性なのだが、やや身体の線が太い。ふくよかな女性も嫌いではないが、それより“ごつさ”のほうが僕には大事だ。如何にも「むかし水泳やってました」というような肩の張った女性にはグッとくるものがある。いわゆる二の腕もしっかりしているに越したことはない。
 少し前までは小柄で華奢(でショートカットなら完璧)な女性が好きだった筈なのに、嗜好が変化したのだろうか。以前なら全く興味が持てなかったオリンピックも、今回の北京五輪はごっつい女性アスリートの容姿見たさに中継や雑誌をチェックしている。まぁ、大学で中国語と近代中国史を専攻していたことも多少関係しているのかもしれない。
 開会式のチャン・イーモウの演出はとても見応えがあったが、僕が痛感したのは、やっぱり日本人女性が世界で一番綺麗だなという極々当たり前のことである。旗手の福原愛は親戚の姪っ子と数年振りに法事で会ったらエラく成長していたような印象だから女をさっぱり感じないが、全身運動兵器みたいなギスギスした中国人選手よりは愛嬌があって良い。
 バレーボールのエース、栗原恵。顔だけ見ると恐ろしく子供なのだが、異常に背丈があってがっちりしているそのアンバランスさがいい。アタックを決める時の男前さもあの童顔とギャップがあって何とも言えない。
 余談だが、一昨日のアメリカ戦の3セット目が接戦で、日本に得点が入るたびに「ヨシッ!」と思わず叫んでしまった。アスリートの感動秘話を伝えるドキュメンタリーにもうっかり落涙してしまうし、年々ウチの親父の行動と似てきたのを感じる。よろしくない。
 “メグ”の後は“オグ”。“オグシオ”ことバトミントンの小椋久美子潮田玲子。小椋選手の肉食獣系の顔に何故か惹かれる。デートの待ち合わせに少しでも遅れたら一日中不機嫌でいられそうな感じもするが。
 トランポリンの廣田遥。ちょっとマナカナにも似た小動物系だが、つんく♂も注目しているらしい。ただ、憧れの女性が藤原紀香というのが気に喰わない。
 走り幅跳びの池田久美子は少々影のあるところが良い。コーチでもあった父親、同僚の森千夏(砲丸投げ)という最愛の人を相次いで亡くし、本人も未曽有のスランプに長い間悩まされ続け、それを何とか克服して手に入れた北京の切符。そんな如何にも日本人好みな浪花節がまたいい。森選手への弔辞(まだ26歳という若さだった)は、この間のタモさんの白紙弔辞ばりに見ていて泣けた。
 マラソンは無駄な肉皆無のギスギス系なので、メスの匂いは全く感じない。北京の急造舗装による脚への弊害と酷暑が心配である。野口選手の体調もまた然り。
 柔道。最近の試合を見ていると、まるでレスリングみたいで興醒め。特に女子。あと、アテネの時の浜口京子もそうだったが、あの誤審は何とかならないものか。気合いだー!だけじゃダメなのか。谷亮子の容姿は言わずもがなだが、喋り方はどことなく田渕ひさ子嬢を彷彿とさせるので気になる。
 とまぁそんなところだろうか。女子アスリートにはいわゆる美人の持つ決定的な美の要素が足りないが、その糊しろ部分が妄想の余地を与えてくれる。そこがいい。足りないがゆえの純朴さがあるし、ド派手メイクのお姉さん(小悪魔ageha系、age嬢って言うの?)には望むべくもない女性の柔和さと凛々しさが同居している。その凛々しさは気高く美しいが、美しいものには必ず棘がある。その棘はチャラチャラした小悪魔なんぞにはとても歯が立たぬ悪魔の如き猛毒が充満しているのだ。(しいな)
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SHIMMYの浅草珍道中 其ノ拾壱

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 あ! 「パンダカー」でワンシーンすっ飛ばしてた! ま、わざわざ1コマ引き返すほどのもんじゃないんですけど(笑)。
 シミさんってば、何故かパンダちゃん同士をキスさせることにご執心。チュウですよ、チュウ! はじめてのチュウ! きみとチュウ! ピカチュウ! つながったでチュウ!(笑)(しいな)
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SHIMMYの浅草珍道中 其ノ拾

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 「スワン」「パンダカー」とユルい乗り物が続いた後、シミさんにピリッとしてもらうために(笑)“スピード&スリル”枠の「カーニバル」へ。アトラクション紹介によると「傾斜角12度のステージの上で回転する2人乗りマシン」で、凄まじい遠心力のためにどれもピンボケになってしまいました。うう。
 この真横に「ディスク・オー」という去年の春に出来たばかりのアトラクションがあって(左下の写真にチラッと写ってます)、俺はシミさんに是非それに乗って欲しかったわけです。円盤が激しく回転しながらバイキングのように左右に揺れ動く乗り物で、「ローラーコースター」に次ぐ花やしきの花形アトラクションなので。が、妖精さんときたら「イヤだよー! コワイよー!」と頑なにこれを拒否。しまいにゃ「とりあえずさ、すぐ隣の“Beeタワー”に乗ろうよ! そこから“ディスク・オー”を観察してみよう!」と如何にも急場を凌ぐような発言。まァそれもよかろうと「Beeタワー」に搭乗すると、「ウワッ、揺れる! 結構コワイよ、これ!」と顔面蒼白+脂汗。地上45メートルから眺める浅草の町並みは壮観なのに……(ピースサインの写真には浅草寺の五重の塔も見えます)。そして肝心の「ディスク・オー」観察は、「見ろよ、あのお父さんの凄い形相! ダメだ、絶対に乗れない!」と動揺するばかり。
 しかしそこは心優しきシミさん、自分が求められている役割を全うしなければと思い立ったのか、「じゃ“ディスク・オー”か“スペースショット”のどっちかに乗るっていうのでどうだ?」と身を切る思いで妥協案を提案してくれたのでした。漢だ! あんたァ漢の中の漢だよ、シミさんッ!(しいな)
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SHIMMYの浅草珍道中 其ノ九

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 ピカチュウげんきでちゅう! 酒ポケモンがねずみポケモンにハグハグでちゅう! 本誌に掲載したアンパンマンへのハグ同様、シミさんはガッキーのスマイルを意識してまちゅう! 齢40のアルちゅうが半ばヤケになってハジけてまちゅう!
 そして花やしき名物「パンダカー」でちゅう! 「パンダカー」のノベルティグッズも花やしきの入口でわんさか売ってまちゅう! 通販もあるみたいでちゅう! 斜めパンダカーのTシャツ、ちょっと心を動かされましたが「これはいっときの感情だ…きっと後々着れない…」と思い直して買うのやめたでちゅう!
 しかしシミさんが「パンダカー」に乗るこの写真、「パンダカー」がだんだんZUMEX親方に見えてきまちゅう! シミさんはなぜかバックに「サッポロ生ビール」の看板が映ることをしきりに望んでたでちゅう! このうだるような暑さ、確かにぼちぼちキューッと行きたいところでちゅう!(しいな)
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SHIMMYの浅草珍道中 其ノ八

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 「ちょっとシミさん、ぼちぼちスピード系のアトラクションに乗りましょうよ」
 「う、うーん……。もうちょっとユルいのに乗ってからにしようか」
 この炎天下、絵的に激しいものを押さえておきたい編集部サイドの俺と、激しいものはなるべく避けたい酒の妖精サイドとの心理抗戦が続く。
 そしてどちらも引かぬ両者が見いだしたギリギリの妥協点……それは「スワン」! どこがギリギリじゃい!(笑)
 俺がカメラを構える地点に来る度にいろんなポーズや表情をキメてくれるシミさん、実にサービス精神旺盛。さすがフォトジェニック・エンジェル by 夢工場! のりもの券は2枚でOK!(しいな)
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