出演:つばき/メレンゲ
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月に一度、平日の夕方、ロフトプラスワンにて開幕する「毒蟲」。流血とエロスと笑いと幻想に彩られ、アングラ界に燦然とその名を輝かせてきたその悪夢的見世物空間が、6月に行われる第50回をもって終幕する。突如決まったようにも思えるその決断の裏側には、何があるのか。そして、気になる次の展開とは──。毒蟲の首謀者でありメインパフォーマー、月花に話を訊いた。(interview:前川誠)
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『鉄男』と言えば映画や映画制作に興味のある者は必ず通るほどのまさしく“カルト・クラシック”な作品である。その『鉄男』サーガの最新作『鉄男 THE BULLET MAN』が完成した。前作までと異なり、外国人キャスト、英語音声の新たな“21世紀の『鉄男』”を完成させた塚本監督にお話を伺った。(interview:多田遠志)
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ニューロティカのニューアルバム『別冊ニューロティカ』リリース間近! 今作は、ジャケットからしてインパクト大。少女コミックそのままかと思うほどのジャケットの雰囲気、そして何よりこんなに美少年でしたっけ? と一度は自分の目を疑うこの作品。何をしてもニューロティカ、どんなことをしてもニューロティカだから許されちゃう? な雰囲気はビンビンに感じます。内容も変わらずにニューロティカ節全開で、パンクとロックと汗と涙と笑いと失笑がたくさん詰め込まれた全8曲。結成26年を迎えたニューロティカは、これまでもこれからも飾らないまま生きて、変われないまま歌い続けていくことでしょう。
今回はジャケットを手がけている、人気少女漫画『ヤマトナデシコ七変化』の作者、はやかわともこ先生を迎えての特別対談。お互いの愛情をたくさん感じられた時間でした。(interview:やまだともこ)
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Dirty Old Menが放つメジャー・デビュー・アルバム『Time Machine』。インディーズ時代に作られた5曲のニューレコーディングと、音楽を通じて多くの人に出会い、たくさんの刺激をもらったという経験を元に、音楽について書いたという『Time Machine Music』を始め、メジャーというフィールドに立つことによって感じられた、焦りや不安が言葉となって吐き出された『象る天秤』の新曲を含めた計7曲。『Time Machine』というタイトルのように、彼らのこれまでとこれからを感じられる作品となっているだろう。
今回は、ボーカル&ギターの高津戸伸幸に、バンドのこれまでのこと、今、そしてこれからについて語っていただいた。止めどなく溢れる言葉に、彼の意欲も溢れるほどにあることを感じる事ができた。(Rooftop:やまだともこ)
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exclusive interview
DE DE MOUSE LOFT席亭's MONTHLY COLUMN◎おじさんの眼『さすらい人の歌』特別編:はぐれもの紀行〜厳冬の北海道終着駅制覇の旅に挑戦〜/文:平野 悠 雑文爆裂都市 〜COLUMN THE BURST CITY
◎JOJO広重:人生非常階段 REGULARS
☆LIVE or DIE 〜LIVE REPORT〜 |
ジブリ映画への愛情〜男の子が自分の限界を超えてがんばる、その瞬間に生まれる気持ちよさ〜アジアからヨーロッパを駆け抜けていくような無国籍メロディ〜スクエアプッシャー、エイフィックス・ツインに代表される先鋭的エレクトロミュージック〜目の前にいるオーディエンスを躍らせることの楽しさ〜意味もなく、ワクワクしてくるような高揚感〜聖蹟桜ヶ丘駅から多摩ニュータウンあたりの風景。
DE DE MOUSEの2年ぶりのニューアルバム『A journey to freedom』には、彼自身の好きなもの、やりたいこと、美意識、価値観が濃密に反映されている。圧倒的な情報量の多さ、ダンスミュージックとしての高い機能、そして、ノスタルジックかつアッパーな旋律。DE DE MOUSEの個性を炸裂させるとともに、あらゆるタイプの音楽ファンを興奮させる、驚異的なアルバムの誕生である。(interview:森 朋之)
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ストリート・パンクの重鎮THE RYDERSのJ.OHNOを発案者として始まった“ACO MANIA”。亀戸ハードコアで行われたVol.1に続き、5月23日にはVol.2が予定されているという。このパンクロッカーたちが今なぜアコースティックなのか!? Vol.1に出演し、同志となった盟友、岩田美生(The STRUMMERS)も迎えて話を聞いた。Vol.1は1月30日亀戸ハードコアで下島右己(ex.GUSUS)、YOSHI(THE SPANISH BARROW’IN GUITAR)、MITOME(THE STAR CLUB)、TWO-STRUMMER(岩田美生&渡辺明人/The STRUMMERS)、FUNGUS(Acoustic version/Drumless)、Aco RYDER(J.OHNO/THE RYDERS)というメンツで、椅子アリの客席という普段の激しいライヴとは全く異質なフロア構成で行われ大盛況だった。Vol.2を前に、先日の舞台裏と今後の展開について思う存分語ってもらった。(Interview:進藤貴弘/構成:平山由紀/Photo:円山正史)
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2月19日のデビュー10周年記念日に解散を表明し、5月3日の中野サンプラザでのライヴをもって解散するメロン記念日の本誌ラスト・インタビューをお届けする。10年間の軌跡を演技で魅せる舞台“メロン記念日物語〜Decade of MELON KINEN-BI〜”、ハロー!プロジェクトの盟友たちが大挙ゲストとして駆けつける“LAST MELON GREETING”、我が新宿ロフトでの最後のライヴ“LOFT LAST GIGS”、そして東名阪計4公演のファイナル・ツアー“MELON'S NOT DEAD”と、残されたわずかな時間を彼女たちと共有できる機会は思いのほか多い。インタビュー中、リーダーの斉藤 瞳はこれらの機会を“卒業式”という言葉で表現している。随分と長丁場な卒業式ではあるが、できることならその式が延々と続いて欲しいくらいだと個人的には思う。思うけれど、4人の総意であるという潔い大英断の事実は変わらない。長い夏休みもいつかは必ず終わるものだ。悲嘆に暮れる時間があるくらいなら、盛大な卒業式の数々を貪欲に楽しんだほうが賢明である。いたずらに延命させるよりもカットアウトの美学を貫き通した彼女たちの極めてロックなアティテュードには喝采を送りたいし、これまで華やかに本誌の誌面を飾ってくれたことに対してはこの場を借りてありったけの感謝の意を表したい。“LONG GOOD-BYE”(とこしえにさよなら)とは言わない。それよりも『めぞん一刻』よろしく“SO LONG! GOOD-BYE”(またね、バイバイ)だ。大団円はまだこれからなのだから。僕は今、メロン記念日という類い稀なる表現者たちの優美な終幕をあなたと等しく迎えられる歓びに打ち奮えている。(interview:椎名宗之)
pix by HISATO O-MI
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スタイリッシュでクールでファニーでポップでアダルトでカラフルでロックでモッドな魅力が充ち満ちて溢れ出し滴る最強で最高のロック・バンド、ザ・コレクターズ! 前作の大名盤『東京虫BUGS』から2年振り、通算17枚目となるオリジナル・アルバム『青春ミラー(キミを想う長い午後)』が遂に完成! 待ってました!
リーダーでヴォーカリストでソングライターの加藤ひさしさんと、ギタリストの古市コータローさんに、またも大名盤となった今作にまつわる秘密、そして、いつになってもドクドクと溢れ出し続ける格好良さの秘密を語ってもらいます! 加藤さんは今年50歳になるんですって! 信じられない! 本当ですか!?(interview:宮城マリオ/エアギタリスト)
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ロマンポルシェ。6年ぶりのアルバム『盗んだバイクで天城越え』がいよいよ発売される。日本人ならどこかで聞いたことのあるようなタイトル、世界中の人になぜか親近感を与える可愛い猫のジャケット。かつての「梶原一騎があの世から送り込んだ二匹の黒猫」は、結成13年目を迎え、今や誰からも愛されるCATSに変貌したのだろうか? いや、アルバムの内容は期待通りのロマンポルシェ。だ。底辺の生活を美しいメロディで寓話のように切り取った『THE PARK』、暑苦しいまでの男気を歌い上げた闘魂注入曲『ワルのテーマ』、そして80年代の価値観を根底から覆すタイトル曲『盗んだバイクで天城越え』など、その狂気と毒性はむしろ強まっているのだ。4/29には新宿LOFTで発売記念ライブを行うロマンポルシェ。の二人に話を聞いた。(Interview:加藤梅造)
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下北沢を中心に、ライヴハウスや路上で活動してきたフォーク・ロック・シンガー、keme〈ケメ〉が、アルバム『永遠の旅』をリリース。キノコホテルの電気ギター“イザベル=ケメ鴨川”として、Rooftopでもたびたび誌面を飾ってきた彼女。バンドでご存知の方も多いかもしれないが、もしソロが初めてだとしたら、ぜひこの機会に知ってほしい。
ギターをかき鳴らしながら、味のあるハスキー・ヴォイスで吐き出されるフォーク・ロックの楽曲群。モノクロの写真に写る静かな佇まいとは裏腹に、そのサウンドも、メロディも、詞も、声も、確かな熱を帯びて、聴く者の心を動かしていく。
今回はkeme、そして本作のディレクターでもあるサミー前田氏に話を聞いた。今作の中で最新曲が一番好きだと語ったkeme。ソロとして、バンドとして(大変ながらも)精一杯やりきっている彼女の“素”がここにある。(interview:齊藤 恵)
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元祖・野蛮系すっぽんぽん系ロック、ガッギャガギャの鋭いギターと地均しのような魂のドラム、そしてホイッスルのような「キャー!」でおなじみ、あふりらんぽ。日本のみならず海外でも知名度が高い彼女たち。今回は“オニという女性 a.k.a. あふりらんぽギター&ヴォーカルのONI”があふりらんぽを結成する以前から何年も掛けて培ってきた“オニの音楽”にスポットを当て、今の彼女が作り出したメロディをそっと円盤に吹き込んで新しい命を生み出した“今のオニの音”について訊いた。人間とお日様、大地と空、空気のリズム。これが力強く溢れ出る魂の音楽なのではなかろうか。(interview:石川 愛/下北沢SHELTER)
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自称“ネタの出来るミュージシャン”であり、東スポ映画大賞エンターテイメント部門で期待賞を堂々受賞したマキタスポーツからニューアルバムが届いた。アーティストの声や外見ではなく「作詞作曲方法」を真似するという必殺技「作詞作曲モノマネ」が隙間なく炸裂した本作。「芸人」や「ミュージシャン」といった無用なカテゴライズを笑い飛ばすマキタスポーツは、もはや「マキタスポーツ」以外の何物でもないのだ! インタビュー・文:かわしまりさ(ロフトプラスワン)
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1月の阿佐ヶ谷ロフトAから始まった“テルスター結成15周年&CDデビュー10周年&NEW ALBUM 『We Love You ! You Love Us!』発売記念プロジェクト〜LOFT CIRCUIT 2010 supported by Rooftop”は、4月8日の新宿ロフトでファイナルを迎えます。思い返してみれば、この4ヶ月はあっという間でした。毎月1回、多い時は2回、テルスターのイベントがあり「ようやく折り返し地点のネイキッドだ」と言っていたのが、つい先日のことのよう。この4ヶ月は、“supported by Rooftop”と付けてもらっていただけあって、テルスターと一緒に駆け抜けてきた時間でした。短い期間ではありましたが、こうやってファイナルを迎えるというのは、感慨深いものがあります。
そして最後の『〜LOFT CIRCUIT 2010』は、新宿ロフト店長大塚との対談。これまでの中で、一番音楽トークをしています。(text:やまだともこ)
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