ギター バックナンバー

ストライカーズ('09年4月号)

ストライカーズ

キラリと光るポップセンス、『GOLD』が放つ輝く音


 ストライカーズの1st.フルアルバム『GOLD』が遂に完成! しかも、初の全国流通盤!! 今作は彼らが意識する“80's”のキラキラ感を充分に取り入れ、アゲアゲでイケイケなパーティーチューンや、疾走感のある楽曲、かと思えばボーカル3人の絶妙なハーモニーを聴かせる曲があったりと、個性的な光をギラギラと放つ10曲が収録された、まさにGOLDな作品。ライブのステージで見せる、暑苦しいほどのパッションとエネルギーとユーモアを詰め込んだ『GOLD』は、今のストライカーズにおけるベスト盤だと言えよう。
 アルバムが出来上がった瞬間から興奮しっぱなしだという彼らにインタビューを敢行!! (interview:やまだともこ)

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太陽とシスコムーン('09年4月号)

太陽とシスコムーン

Taiyo & Ciscomoon Let's RE:START!!
20世紀末から21世紀初頭を鮮やかに駆け抜けた伝説のダンス&ヴォーカル・ユニット、 “サブカルの殿堂”で最初で最後のトーク・ライヴを敢行!


 2000年10月に惜しまれつつ解散した太陽とシスコムーンが、デビュー10周年を記念して今再び動き出そうとしている。『メガベスト』発売に合わせて立ち上げた期間限定ブログ、HMV渋谷店で行なわれた事実上の再結集イヴェント、メロン記念日主催の『MELON GREETING』へのゲスト参加と往年のファンには嬉しいハプニングが続いているが、今月末には何と我がロフトプラスワンで最初で最後(!?)のトーク・ライヴを開催することになった。ハロー!プロジェクトの礎を築いた伝説のグループが“サブカルの殿堂”に降臨するのだから、これは大事件である。そして彼女たちは現在、今なお数多く存在する温かいファンの支持を受けながら自分たちの力で復活ライヴを画策している。そのいつか実現し得るだろうライヴに懸ける熱い思いを含め、今回の再結集の意図からトーク・ライヴに対する意気込みまでを、打ち合わせを兼ねてロフトプラスワンを偵察に訪れた稲葉貴子、信田美帆、小湊美和の3人にたっぷりと訊いた。(interview:椎名宗之)

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怒髪天('09年4月号)

怒髪天

100年に一度の経済危機にフィニッシュ・ホールド!
濁りきった時代に怒れる労働哀歌の一撃を喰らわせろ!


 『プロレタリアン・ラリアット』──ジョン・スタインベック風に言えば、『怒りの葡萄』ならぬ『怒りの武闘』といったところだろうか。未曾有の不景気の出口は未だ見えず、目を覆いたくなるばかりの暗澹たる事件や事故は絶えず、気がつけばうっかり溜息を漏らしてしまうことばかりの昨今である。そんな重苦しくのし掛かる時代の閉塞感を、怒髪天は至って平易な言葉とシンプルなメロディでこう明るく言い放つ。“生きてるだけでOK!”と。“今日も生きてる、コレでひとつ勝ちだぜ!”と。これぞまさに、安っぽいヒューマニズムとは対極に位置する等身大の人生讃歌である。前作『LIFE BOWL』から1年半振りに届けられた彼らのオリジナル・アルバム『プロレタリアン・ラリアット』には、大衆の大衆による大衆のための土着的なワーク・ソングがギッチリと詰め込まれている。言うまでもなくそのどれもが掛け値なしに素晴らしい。今年で結成25周年、活動再開10周年を迎える一角のキャリアを積んだ彼らがより精度の高い濃厚で濃密な“R&E”を具象化しているのがさらに素晴らしい。ちゃんと生きてさえいれば、アラフォーになろうが新たな可能性の扉を開き続けられることを彼らは身をもって体現している。ちゃんと生きてさえいれば、いつの日か大輪の花を咲かせることもできる。世の労働戦士達よ、俺達界隈の同志達よ、たった一度の人生を貪欲に楽しもう。不況なんざクソ喰らえだ。傍らに怒髪天の歌さえあれば、今日を凌ぎ明日へ繋ぐことができる。彼らの歌を心の糧として生きることのほうが、定額給付金のような生温い緊急経済対策よりも余程価値があると僕は本気で思っている。(interview:椎名宗之)

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DISK RECOMMEND ('09年4月号)

LOFT PROJECTのスタッフがイチオシのCD・DVDを紹介!!
レビューページの画像をクリックすると、Amazonのページにリンクします。

★以下のジャケットをクリックすると、各レビューが読めます。

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鳥居 孝行('09年4月号)

※ここはイケメン以外掲載しないコーナーです。 バナー

勝つためには手段を選ばない
鳥居孝行が辿り着いた新しい境地


 今月ジュリエットがお招きしたのは、ジュノンスーパーボーイコンテスト出身の芸人:鳥居 孝行さん! お会いした瞬間は、超オシャレさんのイケメンさんでした。でも、ボソッと「おむつ履いてますよ」…え? 今なんて言いました? 「ネタでおむつ履いてるんです。“僕の勝負パンツはパ○パース!”です」と、ネタで使っているという、おむつと幼稚園児の体育着、そして三輪車を取り出してきました。今の時点では、目の前にいるイケメンとおむつがリンクしないんですけど…。と、クエスチョンをグルグルとさせながらもお話を聞かせて頂きました。何としてでも目立ちたいとはいえ、イケメンがおむつを履くとは大胆すぎるなー。

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ギター バックナンバー

Rooftop3月号のラインナップ





exclusive interview

SWANKY DANK
市松模様のステージで育まれた純真のメロディ、いざ新しい世界へ!
新宿LOFTを“HOME”と呼ぶ生粋のライヴ・バンドが放つ入魂のファースト・アルバム!
吉川晃司デビュー25周年記念特別座談会:PATCH×ダイノジ×金本浩二 / ASAKUSA JINTA / ビイドロ / ヒダリ / The JFK / 赤ペン瀧川先生(天才エロメール添削家) / 吉野 寿(eastern youth)が語る映画『THIS IS ENGLAND』とスキンヘッド・カルチャー


雑文爆裂都市 〜COLUMN THE BURST CITY

◎吉田 肇(panicsmile)『中央線高架下における悪あがき的音楽生活』
◎植木遊人+星野概念+横山マサアキ+町田直隆『遊星横町』
◎第102回 カタル(ニューロティカ)『今夜はトゥナイト』
◎第3世代的コラム『スリーアウトでもチェンジしないぜ!!!』
◎谷口 健 (BEYONDS)『砂の上のダンス』
◎bloodthirsty butchers『裏のスジの突き当り』
◎月刊 怒髪天:上原子友康『OHZZYの耳』
◎おじさんの眼 世界放浪篇〜大海原をゆく:世界一周103日間の船旅に挑戦〜


REGULARS

☆DISK RECOMMEND
☆ジュリエットやまだの『あ・き・す・と・ぜ・ね・こ』

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SWANKY DANK('09年3月号)

SWANKY DANK

市松模様のステージで育まれた純真のメロディ、いざ新しい世界へ!
新宿LOFTを“HOME”と呼ぶ生粋のライヴ・バンドが放つ入魂のファースト・アルバム!


 兄のYUICHI(vo, g)、弟のKOJI(vo, b)、彼らの盟友であるHAZE(ds)から成る3ピース・バンド、SWANKY DANK。結成から2年、一貫してライヴハウスでの活動にこだわり続けてきた彼らが、自らの名をタイトルに冠したファースト・アルバムを遂に発表する。メロディック・パンクを基調とした彼らの音楽性は、甘美さと憂いが入り混じった胸を衝くメロディ・ライン、疾走感に溢れたタイトなアンサンブル、日本語詞と英詞を巧みに使い分けて唄われるYUICHIとKOJIの伸びやかなツイン・ヴォーカル、ふたりが織り成す流麗なハーモニーが大きな特性である。それらは腰を据えてライヴハウスでの活動に打ち込んできた彼らだからこそ培うことのできた技量であり、その妙味はファースト・アルバムの中でも遺憾なく発揮されている。SWANKY DANKが“HOME”と呼んで憚らない我が新宿LOFTも、新宿LOFTのスタッフが全面的なバックアップ体制で支えるSWANKY DANKも、目指すところは“ROCKIN'COMMUNICATION”──つまり、音楽を通じて図る心の交流、感情の共有である。今時そんなやり方は古いと後ろ指をさされようが、我々はオーディエンスであるあなたとコミュニケートしたいのだ。ヴァーチャルでは決して味わえない熱さ、昂揚、快感、魂の奮え。ライヴハウスでしか得られぬそうした感触を今最も愚直に体現しようとしているのがSWANKY DANKであると僕は思う。(interview:椎名宗之)

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KIKKAWA KOJI QUARTER CENTURY ANNIVERSARY 吉川晃司デビュー25周年記念特別座談会('09年3月号)

KIKKAWA KOJI QUARTER CENTURY ANNIVERSARY

各界屈指のK2ファンが語る、稀代のエンターテイナー“吉川晃司”の深淵なる魅力


 1984年2月1日、シングル『モニカ』でデビューして以来、既存の概念を突き破るスタンスで常に第一線を疾走し続けてきた吉川晃司が、今年目出度くデビュー25周年を迎える。その湧き上がる表現意欲は音楽だけに留まらず、俳優として映画、ドラマ、ミュージカル等にも出演し、どの分野でも破格の存在感を放っているのは周知の通りであり、八面六臂の活動を続ける稀代のエンターテイナーと呼ぶに相応しい。そんな吉川のアニヴァーサリー・イヤーを記念して、先月末にライヴ・ヒストリーDVD『LIVE archives 25』が発表されたばかりだが、本誌でもそれに連動して祝賀企画を組むことにした。昨年、ロフトプラスワンで“CLUB KIKKAWA”なるDJイヴェントを開催したダイノジの大谷ノブ彦、VIOLETS/Radio Carolineで精力的にライヴ活動を続けるPATCHの両氏に吉川晃司の深遠なる魅力を語り倒してもらおうと座談会を決行したのだが、取材場所として利用した居酒屋の隣席に“ジュニアのカリスマ”こと新日本プロレスの金本浩二選手がいることが判明。これぞまたとない“YOU GATTA CHANCE”とばかりに急遽金本選手にもこの座談会に乱入してもらうことになり、さらに大谷が格闘技通であり金本選手の大ファンでもある相方の大地を呼び出すことに。これも稀代のエンターテイナーが呼び起こした奇跡なのか!? いずれにせよ、決して一筋縄では行かない吉川晃司という“BOY'S LIFE”の片鱗が少しでも読者に伝われば幸いである。(interview:椎名宗之)

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ASAKUSA JINTA('09年3月号)

ASAKUSA JINTA

浅草から世界を変える!
“LOCAL & GLOBAL”を標榜するハード・マーチングの雄、第二期黄金期へ突入!


 近年はホームグラウンドである浅草での“LOCAL”な活動と、精力的に海外のツアーを敢行する“GLOBAL”な活動というダブル攻勢で疾風怒濤のハード・マーチングを轟かせている浅草ジンタ。昨年4月から5ヶ月連続で発表されたマキシシングルの余勢を駆って完成に漕ぎ着けたフル・アルバム『刹那』は、日本人ならば誰しもが共感し得る純真の歌心と鉄壁のアンサンブルが理想的なバランスで融合した大変な充実作だ。唸りまくるスラップベースと抑揚を変幻自在に刻むタイトなドラムのハーモニー、深みと広がりのある情感豊かなホーン・セクション、迸る感情を発火点として掻きむしるように奏でられるギター、そして艶やかな色気を放つダンディズムに満ちたヴォーカル。そのどれもが過去随一なのは、海外のライヴで着実に積み上げた経験値の高さと揺るぎない自信のなせる業なのだろう。今まさに第二期黄金期に突入せんとする彼らを、本作のジャケットにあしらわれたバズーカ・ホーンが高らかにファンファーレを吹き鳴らしているように見える。下町の路地裏で生まれた唯一無二のビート“エジャニカ”が世界を席巻する日もそう遠いことではなさそうだ。(interview:椎名宗之)

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ビイドロ('09年3月号)

ビイドロ

無駄だから最高な作用反作用のポップ・ミュージック


 ビイドロが実に3年半振りに発表するオリジナル・アルバム『冗談の王様』は“ロック”である。ギター・ロックもUSインディーもヘッタクレもない。徹頭徹尾“ロック”なのである。“ロック”とはその名の通り岩のようにデッシリと重く構えていなければならない。コケが生えないように転がり続けなければならない(あ、それは石か)。だが、本当にそうなのだろうか? 所変われば品変わる。土地が違えば、それに従って風俗、習慣、言語などが違うのは世の道理である。雄大な富士の山並は気高く美しいが、その山肌は岩だらけでゴツゴツとしている。そこには遠方から望む美しさのカケラもない。カメラの設置点次第で価値観はいともたやすく変化する。その脆弱さ、儚さに面白さが潜んでいるのだ。『冗談の王様』というアルバムで描かれているのは、そんなちょっとした発想の転換がもたらすパラレル・ワールドだ。月を眺めているつもりのあなたは、もしかしたら月に棲む兎から逆に見つめられているのかもしれない。盲信して思考停止に陥るくらいなら、無駄だから最高なビイドロの音楽に耽溺していたいものである。(interview:椎名宗之)

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ヒダリ('09年3月号)

ヒダリ

メンバー(L→R):上月大介(ベース)/ ジャスティン・ベイコン(メカ(プログラミング))/ 太田ヒロシ(ギター&ボーカル)


シュールでいてキャッチーでカラフルでノスタルジック!?
絶妙なバランスを保つ『ワインとチョコレート』リリース!!


 メガネ、ノッポ、アメリカンからなる3人組“ヒダリ”の2nd.アルバム『ワインとチョコレート』がリリースされる。ファミコン的ローファイかつノスタルジックな電子音とギターサウンドが緻密に絡み合い、創造をかきたてられる独特な歌詞を透き通る声で切なくもキャッチーなメロディーに乗せて歌う楽曲に、青春時代の甘酸っぱくも苦い記憶が呼び起こされる。彼らの持ち味が遺憾なく発揮されたポップミュージックの名盤が完成した。  “ワイン”と“チョコレート”と、 相性の良いものとして知られる両者を掛け合わせることによって、今までに出会ったことのない味を体験できるのだが、彼らのこの作品も三者の絶妙なコラボレーションにより、きっと未知なる世界へ誘なってくれる。一度聞いたら忘れられないバンド名を持つヒダリは今後、音楽業界において、もっと大きな役割を担っていく存在になっていくだろう。(interview:やまだともこ)

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The JFK('09年3月号)

The JFK

G.&Vo.:SENSHO1500
G.&Cho.:キタシンイチ
B.&Cho.:ヒネ
Dr.&Cho.:サイトーリュータ


この瞬間にしか生まれない音。
ハードロックにとり付かれた男たちの歌。


 2008年初頭に結成されたThe JFKが、前作のシングル『HALL bee QUIET e.p.』を経て、ファーストアルバム『1959』をリリースする。結成から1年、さまざまなバンドとの対バンを重ね、ライブハウスシーンにて独自のポジションを確立し始めた彼ら。ハードロックの大先輩が築いてきた道をたどり、敬意を払いながらも、彼らにしか表現できない雰囲気やこの4人ならではのサウンド、心の内に秘められた熱量を充分に込め、現代のハードロック・アルバムが完成した。ハードロックに詳しくなくても、The JFKを聴いてちょっとでも興味を持ってもらえることが嬉しい、とSENSHO1500氏がふと言っていたが、だからこそハードロックを忠実に体現した作品になったのだろう。「ハードロック好きがハードロックのCDをリリースします」と言われたら、意外と気になるものである。
 というわけで、今回もSENSHO1500氏にインタビューを敢行。ハードロックについて存分に語って頂くこととなった。(interview:やまだともこ)

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吉野 寿(eastern youth)が語る映画『THIS IS ENGLAND』とスキンヘッド・カルチャー('09年3月号)

吉野 寿(eastern youth)が語る映画『THIS IS ENGLAND』とスキンヘッド・カルチャー

1983年7月。不況や失業、あらゆる差別や矛盾の中、フォークランド紛争で父親を亡くした少年は、仲間と共に“イングランド”のアイデンティティと自らの未来を求めもがいていた──。


 現代にも通じる普遍的な少年の成長を描くドラマ性と、80年代初頭の郊外労働者階級の若者たちが傾倒したスキンヘッド・カルチャーをリアリティ溢れる映像で描写した、シェーン・メドウズ監督の自伝的青春映画『THIS IS ENGLAND』。本国イギリスでは単館上映からスタートするも、イギリス全土の共感を呼んで大ヒットを記録。その後もアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ全域など、世界各国で“史上最高のイギリス映画”と圧倒的な支持を得ている。英国の『THE TIMES』紙からも“『トレインスポッティング』以来、最高のイギリス映画だ!”と大絶賛された本作の日本公開を記念して、本誌では公開の一足先に試写会でその内容に触れたイースタンユースの吉野 寿にインタビューを敢行。一時期は自身もスキンヘッド・カルチャーにどっぷりと漬かった吉野の本作に対する所感、当時のイギリスを取り巻く社会的背景とその土壌で生まれたスキンヘッズの考察は一読の価値があると自負している。未だに終息する気配のない不況の波と失業率の増加、一向に縮まることのない経済格差が深刻な問題となっている現在の日本と、この『THIS IS ENGLAND』で描かれている時代のイギリスの状況は大いに重なる部分がある。それでも自らのアイデンティティをしっかりと固持しながら、“肯定化はするが正当化は決してしない生き方”を突き詰めるための示唆に富むヒントがこの映画と吉野の言葉には潜んでいると僕は思うのだ。(interview:椎名宗之)

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最遊記歌劇伝−Dead or Alive−('09年3月号)

※ここはイケメン以外掲載しないコーナーです。 バナー

 3月20日からサンシャイン劇場で始まる『最遊記歌劇伝−Dead or Alive−』 。峰倉かずや先生原作の大人気コミック『最遊記』のミュージカル化で、昨年9月に幕を閉じた公演の続編。 キャラクター再現度の高い衣装やメイクはもちろん、若手実力派俳優が繰り広げます。以前こちらのコーナーに出演してくれた佑太くんが出演するということで、お稽古現場にお邪魔させていただきました。今回は、お稽古現場レポートと、インタビューでお楽しみください☆

『最遊記歌劇伝−Dead or Alive−』公演間近!!


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DISK RECOMMEND ('09年3月号)

LOFT PROJECTのスタッフがイチオシのCD・DVDを紹介!!
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★以下のジャケットをクリックすると、各レビューが読めます。

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ギター バックナンバー

Rooftop2月号のラインナップ





exclusive interview

BEAT CRUSADERS
ヒダカトオル本厄記念エンダァ単独デビュー10周年!
メジャー初のベスト・アルバム『VERY BEST CRUSADERS』から辿る愛と幻想の“POP”シズム!
FAR FRANCE
規格外のスケール感と得体の知れぬ無軌道なエナジー!
剥き出しの衝動全開に疾走する若き異能の才が放つ型破りのポップ・ミュージック!
polyABC / master+mind+R:森重樹一×kyo×tsubaki / American Short Hair / opening / リスペクト!ショーケン!! / THE COLTS / ロザンナ / 田代まさし / 『Melodizm』発売記念対談:LACCO TOWER×Fee


雑文爆裂都市 〜COLUMN THE BURST CITY

◎吉田 肇(panicsmile)『中央線高架下における悪あがき的音楽生活』
◎植木遊人+星野概念+横山マサアキ+町田直隆『遊星横町』
◎第101回 カタル(ニューロティカ)『今夜はトゥナイト』
◎第3世代的コラム『スリーアウトでもチェンジしないぜ!!!』
◎谷口 健 (BEYONDS)『砂の上のダンス』
◎bloodthirsty butchers『裏のスジの突き当り』
月刊 怒髪天:増子直純『ZOOMYの眼』
◎おじさんの眼 世界放浪篇〜大海原をゆく:世界一周103日間の船旅に挑戦〜


REGULARS

☆DISK RECOMMEND
☆ジュリエットやまだの『あ・き・す・と・ぜ・ね・こ』

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BEAT CRUSADERS('09年2月号)

BEAT CRUSADERS

ヒダカトオル本厄記念エンダァ単独デビュー10周年!
メジャー初のベスト・アルバム『VERY BEST CRUSADERS』から辿る愛と幻想の“POP”シズム!


 2004年の初夏に背徳のメジャー契約を交わし、ミニ・アルバム『A PopCALYPSE NOW〜地獄のPOP示録〜』でメジャー・デビューを果たしてから早5年。異能のお面貴族ことビート・クルセイダースがメジャー移籍後初のベスト・アルバム『VERY BEST CRUSADERS』を発表する。堅苦しい話は抜きにして、その尋常ならざる“POP”血中濃度の高い優れた楽曲の数々を堪能して頂ければただそれで良いのだが、ひとつだけ。彼らのお面史におけるこの5年間は、ヒダカトオルというポップ・ミュージックに取り憑かれた男がメジャーという大舞台で自分の信じる音楽と常に真っ向勝負を挑み続けた闘争の日々だったと言える。インディー末期に自身以外のメンバーが脱退するというアクシデントをモノともせず、名うてのメンバーを招集してバンドを新生させたヒダカは、異常なまでの過密スケジュールの中で極めて高水準な楽曲を生み出し続けた。それは結果としてシングル9枚、ミニ・アルバム1枚、オリジナル・フル・アルバム3枚、スプリット・アルバム3枚として結実し(これに各種客演やコンピレーションを加えると膨大な数になる)、バンドは一躍衆目の的となった。僕がいつも感心するのは、彼らがインディーのアティテュードとプライドを胸に秘めながら大衆音楽の土壌で闘っていることである。メジャーに偏ることも、インディーに偏ることもなく、ごくごく軽いスタンスでその境目を自由に行き来している彼らの存在はとてもユニークだし、小さなライヴハウスを出自とするバンドがどんどん大きな存在になっていくのを見届けるのは純粋に楽しい。そしてとりわけ素晴らしいのは、ポップ・ミュージックに対する彼らの偏愛っぷりが全く薄れていないことである。こよなく音楽を愛し続ける男たちが世間から真っ当な評価を受けているのを見ると、思わず性善説を信じたくなる。インディー時代の単独デビューから今年で10周年、彼らの愛と幻想の“POP”シズムはお面の下で益々激しく脈打っているのだ。(interview:椎名宗之)

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FAR FRANCE('09年2月号)

FAR FRANCE

規格外のスケール感と得体の知れぬ無軌道なエナジー!
剥き出しの衝動全開に疾走する若き異能の才が放つ型破りのポップ・ミュージック!


 一昨年から下北沢シェルターで敢行している『Waiting For My Men』や昨年の夏に新宿ロフトで開催した『大運動会 2008』といった自主企画で実力と知名度を着実に伸ばしているFAR FRANCEが、初のスタジオ・レコーディング作品『AHYARANKE』を満を持して発表する。彼らが本懐を遂げる場であるライヴでの無軌道な衝動や闇雲な熱量はそのままに、全編アナログ・レコーディングで成し得た図太い音圧と荒くれた爆音に充ち満ちた右往左往の変幻自在サウンドは本作でも健在なれど、特筆すべきは歌に重点を置いた楽曲が増したことである。本人たちにもまるで予測不能、決して一筋縄では行かぬ複雑な展開の楽曲が彼らの身上ゆえに見過ごされがちだが、本作に収録されている珠玉の8曲を聴けば彼らが類い希なるポップ・センスを持ち合わせていることがよく判るはずだ。もちろん口当たりの良いポップ・ソングなど皆無ではあるけれど、何かが異常なまでに過剰で何かが異常なまでに欠落している異形のポップ・ミュージックを存分に堪能できることを約束する。大衆性と対極にある前衛性、前衛的大衆性とでも言うべき絶妙なブレンド感覚を、まだ弱冠20歳前後の彼らは野生動物の如き嗅覚で本能的に理解しているのだ。全く末恐ろしい若鷲が現れたものである。(interview:椎名宗之)

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polyABC('09年2月号)

polyABC

心のひだに深く沁み入る12篇の歌が浮き彫りにした“愛おしさの不思議”


 紛うことなき傑作である。前作『Imprint****』で和製ネオ・ギター・ポップの金字塔を打ち立てたpolyABCが放つ3rdフル・アルバム『wonder of dear』は、至上のメロディ・センスを武器とした楽曲のクオリティ、有機的なアンサンブル、瑞々しく艶やかなヴォーカル、作品全体に貫かれたコンセプト、そのどれを取っても過去随一の逸品である。polyABCの代名詞でもある、得も言われぬ昂揚感が訪れる快活なポップ・チューンにもいつも以上の期待をしてもいいと思う。ただしこのアルバムが優れているのは、そうした春の陽光にも似た明るさよりも真冬の凍てついた夜空を想起させる憂愁の色が濃いところである。それはまるでこの季節に舞い散る雪のようであり、彼らが発する音の素粒子は雪の結晶のような形をしているのではないかと思うほどだ。澄みきった冬の夜空に吐く息は、儚くも遠い彼方へと消える。そんな儚いものほど僕らはなぜか惹かれてしまう。確たる理由も見当たらないのに心を奪われる“愛おしさの不思議”を、彼らは誰しもが口ずさめる平易な12篇の歌にしたためた。そのどれもが五臓六腑に深く沁み入る銘酒の如き一級品だ。しなやかに、そしてしたたかに酔えるのだ。やはりこのアルバム、どれだけ控えめに言っても紛うことなき傑作である。(interview:椎名宗之)

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American Short Hair('09年2月号)

American Short Hair

何が出るかは予測不能!? おもちゃ箱のような4人組。


 下北沢を中心にライブ活動をスタートさせてから4年。迫水秀樹(Vo&G)、横川翔太(G)、松本一真(B)、杉本賢二(Dr)からなる4人組American Short Hair(アメリカンショートヘアー)。昨年11月にリリースされた1st.アルバム『にや』では、ファンク、ロック、ジャズ、歌謡、童謡といった固定要素も、Aメロ→Bメロ→サビといった予定調和もない。作詞・作曲を手がける迫水の溢れ出るアイディアを、自由にそして気持ちが向くままに1つの曲に仕上げていったという感じ。擬音語も多用され、1曲ごとが映画を見ているかのように聴き手の想像世界を豊かにさせ、いつのまにかAmerican Short Hairの作り上げる世界にグイグイと吸い込まれていくようである。
 今回は、3月に行われる代官山ユニットでのライブにも出演するAmerican Short Hairに『にや』のこと、そしてライブのお話をじっくりと伺った。ライブは想像を超えた独特の雰囲気を作り上げる。いずれは、この既存の枠にとらわれないスタイルを確立するだろう彼らに大いに期待して頂きたい。(interview:やまだともこ)

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