ZOOMYのフィギュア巡礼の旅リターンズ!
〜マーミット代表・赤松和光氏のアジト訪問!の巻〜
ロック界きってのヘドラ・マニアがソフビ界最高峰のヘドラ・マエストロと邂逅!
ことごとくZOOMYのツボを突きまくるマーミットの造型愛に肉迫!
ヘドラ・ナイトの布石となるイイ話がいっぱい聞けたゾ!
マーミットの味わい深い造型力の秘密を見た!
俺のヘドラ・コレクションで一番多いのが、このマーミット社製のモノなんだよ。多分、俺の持ってる全ヘドラの3割くらいはそうなんじゃないかな。やっぱりね、マーミットのヘドラは味わいが格段に違う。
なんせヘドラのアイテムを最初にガンガン出してくれた老舗だからね。その昔、某社でリアルなゴジラ・シリーズのフィギュアが出たと思ったら、“なんでヘドラだけこんな感じなの!?”っていうシロモノで(笑)、もの凄く打ちひしがれてたところに救世主として現れたのがマーミットのヘドラだったわけ。何と言っても素晴らしいのが怪獣天国シリーズのメガトン・ヘドラで、あの全高50センチのヘドラは天下無敵のマスターピース、歴史に残る大作だからね。
ヘドラを集めてるヤツでメガトン・ヘドラを持ってないヤツは、ヘドラを語る資格は一切ナシだよ!(笑) マーミットのスタンダードなヘドラは、とにかく形が凄まじくイイ。
手の具合も頭の形も最高過ぎるし、他社と比べて星目の精度が高いんだよ。凄くパッキリしてるわけ。造型も省略できるところは省略して、省略して欲しくないところは省略してなくて、もの凄くバランスがイイんだ。この間出た、ラメ入りクリアの二重成型のもとても素晴らしかった。メガトン・ヘドラと一緒に、毎日その姿を見届けてから寝るくらいだよ(笑)。
ロボットの玩具は全部鉄じゃないとイヤだ! という信念の下に製作された大合金シリーズも素晴らしいね。マジンガーZは全高40センチ、重さ2・5キロ、本体部品はすべてダイカスト製なんだから。別売りでジェットスクランダーまであるんだよ? これはまさに、俺たちの世代にとって夢のアイテムだよ。まァ、金型代が全部で3千万円近いって赤松さんから聞いた時はさらにぶったまげたけどね。ちょっとした高級車みたいだもんな(笑)。
でも、そういう部分にフィギュアに対する深い愛情とこだわりを感じるよね。だからこそ俺はマーミットのブランド性に深い信頼を置けるんだと思う。重合金マグマライザーは前輪とドリル、サイドローラーが連動して回転する構造上のせいで、ペガッサ星人は金属のピストルを持たせるために、シャプレー星人はソフビ二重成型とパーツ割りの関係でそれぞれ製作に時間が掛かったという話だけど、あれだけ緻密な作品ならそれも納得だよ。
マーミットは意表を突くアイテムのチョイスがことごとく俺好みで、痒いところに手が届くって言うかさ。“これ出してくれるの!?”って驚きがいつもあるんだよね。今度発売されるという内蔵の見える透けたヘドラもまさにそうなんだけど、ヘドラに限らずラインナップが凄くイイ。俺はマーミットのサイトをブックマークの一番上に登録してあるし(笑)、寝る前に必ずチェックするんだけど、他のメーカーに比べて商品化のペースが凄く早い。
それは赤松さんと付き合いが長くて腕の立つ原型師の方が10人ほどいらっしゃるからだそうで、理想的なシステムだよね。だからなのか、モスマンみたいに誰も予想できないアイテムが立て続けに出る(笑)。
モスマンに遭遇したのは全世界で600人くらいしかいないはずだから、出来がイイのか悪いのかよく判らないよね(笑)。もちろん凄くかわいいんだけどさ。
あと、ムルロアやキングカッパーとかの原型を作ってるのがこの道40年の大ベテランの方というのは凄く合点が行ったね。原型をポリパテや紙粘土などの固い素材で作るのが主流の中で、この70歳を超える大ベテランの方だけは未だに泥粘土で原型を作っていて、それを蝋に置き換えて仕上げてるらしい。ビニールパラダイス・シリーズの100体をこの方がほぼ独りで作ったと言うんだから、もうギネス級の域だよね。そういう職人さんが作るからこそ、マーミットのソフビは昔の雰囲気が出た味わい深いモノになるんだね。
とにかくね、俺のヘドラ好きに興味を持ってヘドラを集めてる人は、まずこのマーミットのアイテムを揃えないと。安心のブランドだからね。俺はこの間も永井豪先生のマシンザウラーを買ったばかりだし。子供の頃は格好悪くて好きじゃなかったんだけど、マーミットの造型はやっぱり最高。頭がクリア成型で、それを取るとちゃんと人が乗ってるんだよ(笑)。
あれは恐竜戦車よりも衝撃的だったなァ…。赤松さんとはいずれ一緒にプラスワンでヘドラ・ナイトをやりたいね。ヘドラを酒の肴にして語り倒すなら、1日じゃとても足りないけどさ(笑)。
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オフィシャル・サイト
http://www.marmit.co.jp/
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最新アルバム『LIFE BOWL』を引っ提げた全国約20ヶ所でのツアー『LIFE BOWL TOUR 07-08』から2月3日(日)@渋谷AXでのツアーファイナル・ワンマンライブをDVD化! インディーズ時代から最新アルバムまでを含む渾身の22曲、Wアンコールまで収録された20周年記念ライブ・ベスト盤とも言うべき1枚!(発売はテイチクエンタテインメント/インペリアルレコードより)
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Live info.
◇ブラッサム
6月9日(月)千葉LOOK:デリバリーブラッサム(vs KING BROTHERS)
7月9日(水)恵比寿LIQUIDROOM:トーキョーブラッサム VOL.22(vs 8otto)
◇EVENT
6月6日(金)松山サロンキティー(with:STANCE PUNKS、monobright、ウラニーノ)
6月27日(金)新宿LOFT(with:16TONS、THE CHERRY COKE$、AA&¥$OX、JACKIE and THE CEDRICS、OLE DICK FOGGY)
7月12日(土)Zepp Sapporo(with:sleepy.ab、TRIPLANE、monoblight、OLD、スモゥルフィッシュ)
◇FESTIVAL
8月15日(金)・16日(土)RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO(北海道:石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ)
9月21日(日)AOMORI ROCK FESTIVAL '08〜夏の魔物〜(青森県:青森市問屋町青森ビッグサイト)
◇OTHERS
5月4日(日)新宿ロフトプラスワン(『のほほん学校』ザ・ファイナル!のほほん学校休校2デイズ。:増子出演)
5月10日(土)下北沢CLUB Que(妄想ライダー vol.3:増子&清水がDJ出演)
怒髪天 official website
http://www.dohatsuten.jp/
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有限会社ルーフトップ/ルーフトップ編集部『月刊・怒髪天』係まで