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cruyff in the bedroom('08年3月号)

cruyff in the bedroom

“ジャパニーズ・キング・オブ・シューゲイザー”の帰還、届けられた至極のポップアルバム『saudargia』


シューゲイザー・ムーブメントを覚えているだろうか? イギリスで'90年代初頭に一瞬の輝きを放ったこの“靴を凝視する者”と名付けられた音楽。ギターのフィードバックを多用した音作り、幻想的で歪んだサウンド、囁くように歌うヴォーカル・スタイルなどが特徴的であるこのシューゲイザーが、最近日本でまた注目を浴び始めている。その日本のシューゲイザー・シーンのど真ん中に居る“日本のキング・オブ・シュ−ゲイザー”ことcruyff in the bedroom(クライフ・イン・ザ・ベッドルーム)が約5年振りにオリジナル・アルバム『saudargia』をリリースした。今までの彼らのキャリア史上最高のポップアルバムであり、シューゲイザーという枠だけに留まらない音楽を作り上げたクライフを代表してヴォーカル/ギターのハタユウスケに今作について、今の日本のシューゲイザーシーンについて多いに語ってもらった。(interview:植村孝幸+椎名宗之)


ジャパニーズ・キング・オブ・シューゲイザーへ行き着くまで


──'98年結成ということで、実際イギリスでのシューゲイザー・ムーヴメントって'80年代末から'90年代初期だったと思うのですが、何故'98年にこのシューゲイザーを取り上げた音楽を始めようと思ったのですか?

ハタユウスケ(Vo,G):前にバンドやっていた時の最後のアルバムでそういう要素を取り上げようとしてたんです。元々やってたバンドはブリットポップ以降で、ライド(シューゲイザーを代表するUKのバンドの1つ)とかももうシューゲイザーの頃じゃなかったんですね、僕が知ったのは。そこで辿って行ったらCreation Recordsってレーベルの存在を知ったんです。それでフィードバックノイズとか多用してるバンドがカッコいいなって思って、あの辺の感じを聴いているうちにCreation Recordsにどっぷりハマっちゃって。

──前身のバンドでは全く違ったことを?

ユウスケ:そうですね。'95年にデビューして'98年まで活動していて、最後は自分の感情でシューゲイザーをやりたかったんですけど、やっぱりメンバーとうまく意見あわなかったんです。

──次のバンドをやる時はシューゲイザーを前面に押し出してやろうと?

ユウスケ:その頃はシューゲイザーというよりはマンチェスターとシューゲイザーが混ざった感じをやりたかったんですけど。

──あんまり意識してやる感じではなかったんですね?

ユウスケ:そうですね、敢えてシューゲイザーって言葉はあんまり使いたくなかったですね。古いし、まだ音楽の周期としては一周もしてなかったんで使いづらかったんですけど。まぁ自分たちで思いっきり『キング・オブ・シューゲイザー』って言える様になったのはここ最近ですね。でもこれはホント、ラッキーだったんですよ。アメリカのClairecordってレーベルのボスが「クライフは日本のキング・オブ・シューゲイザーだ」と色んなメディアで言ってくれたらしいんですよ。自分たちから“キング”って言うと恥ずかしいじゃないですか。最初止めてくれって思ってたんですけど、ここにきて言ってみたらもう僕らのものですね。それこそ周りの関係者にも「折角言ってくれてるんだから言った方がいいよ」って後押しされて堂々と名乗ることにしました。 cruyff in the bedroom

キャリア史上最高傑作となり得る『saudargia』というポップ・アルバム


──昨年、初期のレア音源集は出されましたが、オリジナルアルバムとしては約5年ぶりとなるんですね。何故これだけ時間かかったんですか?

ユウスケ:前のアルバムを録った後に準備期間があって今作を録り始めたんですけど、ちょっとメンバー間でギクシャクしたりして、ドラムが脱退してしまったんですよ。それがあってちょっと時間かかってしまったんです。実際、何曲かは前のメンバーで録りも終わったんですけどお蔵入りにして1から録り直しました。

──今作に収録されてる曲はライブとかでももう1年以上も前からやられてますもんね。

ユウスケ:そうですね、曲もある程度揃ってたし。

──実際ライブで演奏されて、ちょっとしたアレンジ変更とかあったりしたんじゃないですか?

ユウスケ:いや、それは意外になかったですね。アルバム自体も1年弱くらいかけて録ってるんで。曲が揃った時点で録ろうと思ってはいたんですが、みんな時間の都合とかもあってなかなか録れなかったんです。例えばリズム隊は一緒に録るんですけど、夜の8時くらいに集合してセッティングして、時間がないから今回は3曲くらいねって朝までやって。

──集中的に録ったりした訳でなく、時間がある時に進めていったんですね。

ユウスケ:そうなんですよ。合わせて合わせてって感じで。歌とダビングものに関しては自宅でやったんですが、それ以外のものが全部自宅で出来るバンドではないので、ダビングしてみてフィードバックノイズが足りないときとかはスタジオ抑えて、追加分の音を録ったりして…そんなやり方でやってたら結構時間かかりましたね。

──今作を聴かせて貰うと、全体的にシューゲイザーへの拘りってのはあんまりないのかな? それから曲調が色々違って、カラフルでポップなところに意識を置いて作ったりしたのかなって思ったのですが。

ユウスケ:今回のアルバムは、前のメンバーの時から録り始めたんですけど、その時からポップアルバムを作りたいっていうのはあったんです。時期にすると2004年くらいだったかな。その意識で曲も作ってたんで意図的にそういうアルバムにしたつもりです。

──ユウスケさんの中でポップってなんですか? 例えばポップアルバムと言えばこれだってものがあれば1枚挙げて頂きたいのですが。

ユウスケ:僕は例えば100円ショップで売ってるようなバロック音楽のCDとかが一番ポップスだと思いますね。あの時代、残す為の録音技術が満足に無い中でいいメロディだけが残ってるってことは、あの頃のポップスが一番だったんだろうなって思ってます。

──今回の11曲はアルバムの為に慌てて作った感じではなさそうですね。

ユウスケ:そうですね。キャリアが長いんで昔作って入れてなかった曲とかもお客さんにリクエストされたりで入れたんです。1曲だけ凄い古い曲ですね。

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日本語詞になったことでより明確に表現された情緒的なクライフ・サウンド


──今回から日本語詞で歌ったりしてますが、これは英詞より日本語詞の方が曲に合ってたからでしょうか?

ユウスケ:実は前のアルバムまでは身近で英訳してくれる人が居たんです。その方とちょっと疎遠になっちゃって、別に何人か英訳してくれそうな心当たりはあったんですけど、その時に日本語でやっちゃおうかなってちょっと考えたんです。ふと思っただけの話なんですけどね。

──元々昔から日本語で詞を書いて訳してもらってたんですね?

ユウスケ:そうです。完全にちゃんとした訳ではなくて意訳ですけどね。歌詞に関しては10年経っても未だにストレートにコレを言いたいってことがないんですよ。その時の空気とか雰囲気とか…それこそ雲の移ろいみたいなものを今作はイメージしたんで、特にコレを言いたいって強い意志はないですね。

──特にメッセージ性はないんですね。

ユウスケ:ないですね。印象派などと一緒だと思います。

──曲が先に出来るんですか?

ユウスケ:バラバラですね。歌詞とメロディはあんまり僕の中で一緒に出来ることはないんです。曲作る時は「さぁ、作るぞ」って時もあれば、曲書かれてる方だったら皆さんよくあると思うんですけど寝起きにメロディが浮かんできて書き留めて作ったりとか。歌詞はそれこそ会話してたりとか歩いている時に思いついた言葉を携帯のメモリーに入れておいて後でノートに纏めたりとか。

──日本語詞になって例えば『frozen』から『hanaarashi』の感じとか日本の四季、いわゆる情緒感が出る様になりましたよね。

ユウスケ:そうですね。例えば『euiro』って曲があるんですけど、これは歌詞に単語のいくつかの鍵があって、ホントに夕色が出る時に書こうと思って何日か天気を待ったんですよ。夕方にスタンバイしてて「これだ」って思って一気に書き上げたんです。やっぱり日本人ですし、日本で暮らしているんで、日本の四季は…歳とったと思うんですけど(苦笑)、季節感は大事にするようになりましたね。あとは普段使う言葉はあんまり歌詞にしたくなかったですね。

──日常会話の1つ1つに使われる言葉ということですか?

ユウスケ:そうですね。その辺はもう完成されたシーンがあるというか、そういうやり方じゃ僕は書けないですね。ホントかどうか判んないと言うか、薄皮が何枚かないとそういった歌詞を歌えないですね。

──曲調で言うとダンサブルな曲が増えましたよね。例えば『twinkletwinkle』や『tablet』みたいなちょっと踊れる感じとか。

ユウスケ:そうですね、これはちょっと単純なんですけど、僕ロックDJをやってたんですよ。でも途中でロックをかけるのが嫌になった時期があって、その頃はラテンとかサンバにハマってたんです。前のアルバムの時くらいかな。その頃からラテンハウスが凄い好きで、その流れで四つ打ちばかりをDJでかけるようになって、それが自然と作る曲にも如実に出たんではないかと。

──普段聴かれてる曲からインスパイアされて出来る曲は多いんですか?

ユウスケ:性格が単純なんで、その時に聴いている音楽はリアルに鳴っていると言うか…。四つ打ちの曲を持って行くとメンバーから「また?」とか言われますけどね(笑)。

──アルバムがリリースされてすぐですけど、次回作はまた変わったりしそうですか?

ユウスケ:変わると思いますよ。ただあの音響系の大袈裟な感じはやりたくないですね。あれはやってる方が楽しいだけかな。僕らのやり方だとうまくいかなかったです、もちろんカッコいいバンドはいっぱいいますけどね。僕は四つ打ちってシューゲイザーに近いと感じていて、このアルバムを作り終えて曲を書いてるんですけど、やっぱり書けた1曲目は四つ打ちでしたね。

──でもデジタルとアナログの融合というのが、1,2枚目よりもよく出来てるなって思うんですけどね。例えば『cherry』みたいに打ち込みとアコギがいいバランスの曲は温かみと冷たさが共有してたりしてて。これは全体的に言えますよね。

ユウスケ:そこは凄く意識しました。打ち込んだのはドラムなんですけど、ヴァイオリンとアコギとパッドのアンビエントっぽいものを作りたいってイメージだけ伝えてやって貰ったんです。

──サポートのドラムの方とは関係性はいいんですね。

ユウスケ:とても良いドラマーで凄くクライフのサウンドにあってると思いますよ。 cruyff in the bedroom

『saudargia』の鍵となる歪みへの拘り


──そういえば『saudargia』ってのは何かの造語ですか?

ユウスケ:そうです。ラテンとか好きだった頃“saudarge”って言葉が好きで、でも“saudarge”をそのまま言うのは嫌いなんで、“saudarge”の英語の“nostalgia”を混ぜて“saudargia”にしたんですよ。前作を録り終わって1年以内にタイトルは決めてましたね。

──じゃあ、前のアルバムが録り終わった時点で次のアルバム、今作についてイメージが湧いていたと?

ユウスケ:とにかく前作が大袈裟になっちゃったんで、今回はポップで歪みもシンプルでいこうと。まぁ、それで前のドラムとちょっと衝突して作業が進まなかったんです。前のドラムはもっと演奏者の顔が出るような音楽をやりたかったらしいんですけど、僕はやっぱりそれは恥ずかしいんで…。それもあって、こうなればいいなぁというよりは助走が長かった分、いいものが出来たと思います。

──約5年という歳月をかけたので研ぎに磨ぎつまされた、所謂現在のベスト盤的な雰囲気もありますね。

ユウスケ:そうですね、今のベストでとにかくポップアルバムってのは意識しました。

──意外と時間があるとついつい音を足して足してって方向に行きがちですけど、それに比べ今作は重ね過ぎてないように思えますし…。

ユウスケ:重ねてますよ(笑)。でもあんまり足してないように聴こえるのは、歪みにはそう足してないからだと思います。それこそギターのリバースとか原音を消したリバーブとか1曲につき6,7本は入ってますね。歪みを一杯足すとただ輪郭がもやけてしまうだけなんで、目立たせたい歪みに関してはステレオとかも使わずに作ったんです。僕はエフェクター好きなんでつい新しい音探してしまうんですよ。

──トレードマークのイメージがあった所謂トレモロ(アーム)サウンドはちょっと減りましたよね。逆にそのディレイの広がり感が増えて輪郭が整ったと言うか。

ユウスケ:確かにその通りですね。トレモロは3曲くらいですね。それもパッドの音を多く入れてゆらゆらというよりキラキラを出したかったというか、CDのジャケットの感じなんですよね。ハウスミュージックの好きなところはそんなキラキラしたところであったり、僕はマイ・ブラッディ・ヴァレンタインよりライドの方が好きだったんです。あの青さと光りが好きでしたね。

──ジャケットは何をイメージして?

ユウスケ:これは最初、ただの海の写真だったんですけど、スタッフの子と2人で加工に加工を重ね、わざとハレーションを起してもらったりだとかで。

──店頭とかに並んでるとハウスのCDっぽいイメージですね。

ユウスケ:確かに(苦笑)。何が何だかわかんないですよね。「これ、UFO?」とか言われましたし。

──宇宙っぽいイメージもありますね。

ユウスケ:気づいたんですけど、1枚目のジャケットが大地だったんですよ。2枚目が空、それで海じゃないですか。3枚並べて初めて気づいたんですけどね。

──これは全然意識せずに?

ユウスケ:意識してなかったですね。ビックリしました。

静かな盛り上がりをみせるジャパニーズ・シューケイザー・シーンのこれから


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──これだけキャリアが長いと対バンしているバンドとかもちょっと変わってきたりするとは思うんです。こういうシーンの中で何か変わってきたなって感じるところとかあります?

ユウスケ:僕たちがいるであろうシーンでは、上のバンドは変わってないですね。ルミナス・オレンジとコールター・オブ・ザ・ディーパーズが居て、若いバンドは出ては消えてはあったりしますが、結局今でも付き合いが残ってるのはCONDOR44とかmash、euphoriaとかですかね。でも最近は凄い出てきましたね。自分たちの企画にも若いバンドに出て貰いたくて探してるんですけど、最近はちょっとしたシューゲイザーの風が吹いているのかなと。

──自主企画の【Only Feedback】は実際何年くらいやられてるんですか?

ユウスケ:多分2000年ぐらいからやってるんで7年ぐらいですかね。Queの店長に強制的にやらされたんですよ。「そろそろ自主(企画)だろ」って(笑)。最初はカプセルジャイアンツとmashとhoneydip(現tron)と一緒にやりましたね。

──このイベントに出るバンドも探してるんですか?

ユウスケ:探してますよ。今度【Only Feedback】とは別にシューゲイザーのイベントをやりたくって、そのイベントにはどんどん若いバンドを出してあげたいなと。それで【Only Feedback】にも出してあげれたらなと。風は僕の都合の良い様に吹いてます(笑)。

──自主レーベル【Only Feedback record】では、若いところを引き上げてコンピレーションとかの音源を出したいとかあります?

ユウスケ:そうですね、それを是非やりたいところです。横の繋がりがあってシーンが大きくなって厚みも増して、下のやつも抱えて行くようなシーンを作ってみたいなとも思いますね。シューゲイザーのシーンってみんなが各々やりっ放し感があったんで、そろそろかなぁって思ってますね。Queの店長にも「お前がやらないで誰がやるんだよ」ってずっと言われ続けてますからね。それで『キング・オブ・シューゲイザー』って改めて名乗っていこうかと。でもホントに若くて良いバンドはいますね。聴いててちょっと弄ればいけんじゃないとかってバンドもいますし。

──今の若いバンドの方ってどこからシューゲイザーに辿り着くんでしょうね?

ユウスケ:う〜ん、スーパーカーの影響はやっぱりあるんじゃないですかね、世代的には。それから僕らもそうですし、ディーパーズやルミナスを知ったりとか。でもどこの地方行ってもちっちゃなシーンがありますね。それから前のツアーで思ったんですけど、初めての場所でも、どこへ行っても少ないながらも人は入るんですよ。これは僕たちの客っていうよりシューゲイザーって音楽の客なんだろうなって思ってたんですけどね。

──シューゲイザー自体が見直されてるのってやっぱり、『ロストイントランスレーション』の影響もあるんですかね?

ユウスケ:あると思います。あの映画の影響は大きかったと思いますよ。僕のソロ(ハタ・ユウスケ・グループ)にオランダからわざわざ観に来てくれた子も居ましたし。

──ホント今ってmy spaceとかもあるんで、音楽の国境の壁がホントに無いですよね。

ユウスケ:僕も感じますね、敢えて日本の音楽ってエキゾチックなんじゃないかと。それから昨年NYのアソビ・セクス(紅一点ヴォーカルの女性は日本人!)ってバンドが来日して対バンした時にそれは見事なものでしたね、日本語と英語の混ざり方が。その時自分たちも日本語で歌い始めてたんですけど「あ、ありかな」って思いました。

──今、お話色々伺ってると凄いいい状態なんだろうなって感じますね。

ユウスケ:今はそうですね、やりたいこともやれる環境にあるんで。

──あと、結成10年というとやっぱりインディーズの在り方も様変わりしましたよね。流通の成り立ちもそうですし。そういったこの10年ってユウスケさんから見てどう写ってますか?

ユウスケ:改めて考えると何も考えてないですね。でも色々な繋がりが良かったですね。最初にQueを紹介してくれたのはTIGER HOLEのISHIKAWAさんですし、shelterだと初代店長の平野さんとはアマチュア時代から知り合いだったんで、最初っからライブハウスには恵まれてましたね。

──その頃から人の繋がりには恵まれてたと。

ユウスケ:そうですね、それは何よりも大事にしてます。今ってライブハウスにデモテープを持って行くよりバンドの企画に呼ばれる方が、昔からあるQueやshelterなんかには出易いじゃないですか? でもそれもバンドの財産であったり実力であったりすると思うんで、そういう意味ではそっちの方が健康的なのかもしれないですね。

──最後に月並みですが、このアルバムについて一言聴かせて頂ければと思います。

ユウスケ:シューゲイザーの入口に看板出してるアルバムになってると思います。特にドリームポップだったり、シューゲイザーだったり実体のない音楽に触れられなかった人にまず触れて欲しい。“キング”って名乗っちゃったんで、このアルバムから入って貰えたらなって思いますし、とにかくキラキラでふわふわでひたすらポップに出来てるんで、このアルバムで色んな世界に触れて欲しいなと。マニア向けじゃない音楽を聴いている人に聴いて貰いたいですね。
cruyff in the bedroom





3rd ORIGINAL FULL ALBUM saudargia

glides/musicmine IDCG-1005
2,625yen (tax in)
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Live info.

cruyff in the bedroom “saudargia” tour
3月16日(日)大阪CLUB VISION
3月17日(月)名古屋APOLLO THEATER
3月28日(金)札幌HALL SPIRITUAL LOUNGE
3月29日(土)旭川CASINODRIVE
3月30日(日)札幌SOUND CRUE
4月4日(金)仙台enn
4月5日(土)山形SANDINISTA
4月6日(日)青森SUBLIME
4月18日(金)渋谷BOXX

cruyff in the bedroom official website
http://www.onlyfeedback.net/cruyff/

posted by Rooftop at 20:00 | バックナンバー