ギター バックナンバー

メロン記念日 ('07年12月号)

メロン記念日

あなたと飲みますメロンジュース! この世で一番メロンジュース!
濃縮還元果汁100%の極上メロンジュースを召し上がれ!

違いの判るロッカーのためのフリー・マガジン『Rooftop』周辺で、近頃ファン増加中のアイドル・グループと言えば、AKB48でもベリキュー(註:Berryz工房と℃-ute)でもなく、何と言ってもメロン記念日なのだ! そのメロン記念日が『Rooftop』に今年3回目の登場! 新宿ロフトでのライブはまだ実現していないメロン記念日だが、来たるべき2008年“メロン記念日 LIVE AT 新宿ロフト”(願望)の布石として、今回、新宿ロフトでの表紙撮影&インタビューを敢行しました。シングル『アンフォゲッタブル』『お願い魅惑のターゲット』のリリースに続き、12月に待望のミニ・アルバム『メロンジュース』を発売するメロン記念日に、2007年を振り返ってもらいつつ、最新作についてじっくり語っていただきました。(interview:加藤梅造)

写真:岩本 剛


昔の感覚を現代に取り入れる新鮮さ

──最初に2007年の活動を振り返っていただこうと思います。まずは3月にリリースしたシングル『アンフォゲッタブル』について。メロン記念日としては約2年振りのシングルでしたが。

斉藤:このシングルは私達のダンスとかメイクに重点を置いていて、今までのメロン記念日のロックなイメージとは違う部分を全面に押し出した曲になったんじゃないかなと思います。

村田:ダンスもキメキメの感じになってますが、「今夜はみんなで騒ごうぜ!」っていう曲の雰囲気に合ってると思うし、今後もライブでどんどん変わっていく曲だと思ってます。

大谷:最初にこの曲を聴いた時は「なんだ、あんまりロックじゃないな」と思ったんですが、ライブでファンのみなさんが凄く盛り上がっているのを見て、「ああ、これもロックなんだ」って改めて思いました。

柴田:「こういうものがロックです」って決めるのではなく、メロン記念日はどんな曲でもロックにしたほうがいいんだって。お客さんも自然にそうなってるんじゃないかな。

──この曲の80年代ディスコ調のイメージについてはどうですか?

柴田:メロン記念日には80年代っぽい曲が結構あって、それは自分の親世代のファンの方には評判がいいんです。

斉藤:よく「昔の曲っていいよね」ってしみじみと思うことがあるじゃないですか? きっと昔のサウンドには馴染みやすい雰囲気があると思うんです。そういう昔の感覚を現代に取り入れるのは凄く新鮮だと思いました。

──もし斉藤さんが80年代に10代だったら、ディスコにバリバリ通ってそうですよね。

斉藤:もうメッチャ行ってたと思います(笑)。“お立ち台”に上がりたかった!

村田:バブルって経験してみたいですね!

──バブル期に青春を送った人がこの曲を聴くと、昔の血が騒ぐのかもしれない。

大谷:決まりきったノリになるんじゃなくて、みんなそれぞれのスタイルで踊っているので、それが嬉しかったです。初めて観た人も一緒に混ざれるような空気になっていて。

斉藤:あと『アンフォゲッタブル』は、歌詞がいわゆるラブ・ソングじゃなくて、誰にでも共通するようなことを唄っているので“みんなの曲”って感じがしますし、私達もお客さんも同じ気持ちを共有できるんだと思います。

メロン記念日

これがメロン記念日のロックだ!

──そして9月に『お願い魅惑のターゲット』をリリースしました。昨年インディーズでリリースした曲を、新たなリミックス曲を加えてのメジャー発売となったわけですが。

大谷:以前からライブで盛り上がる曲でしたが、ライブに来たことがない人にも広まったと思うし、たとえ聴かなくても、黒人さん4人のジャケットは目に付いたかなって(笑)。ただ、メジャー・リリースしてもいい意味で変わらないというか、長い時間愛し続けている曲は変わらないなって再認識しました。

斉藤:ラジオで、ランクヘッドさんと一緒に出させていただいた時に、曲を聴いたランクヘッドさんから「この曲いいよ!」って言ってもらったのが凄く嬉しかった。「これがメロン記念日のロックだ!」と、自信を持って言える曲なんだなって。

柴田:この曲はライブの最後のほうに唄うことが多いんですが、唄う度に感謝の気持ちで唄ってるなって思うんです。そういう意味でもメロンには欠かせない1曲ですね。あと、リミックスの『お願い魅惑のターゲット〜マンゴープリン Mix〜』は中国語のラップが入ってるんですが、ある時、台湾のファンの方とイベントで会った時に、向こうではマンゴープリン Mixがとても評判いいよって聞いて、ああやってみて良かったなと思いました。

村田:やっぱり“メロンラウンジ”があったからこそマンゴープリン Mixが生まれたので、私達の音楽の幅を広げていく上でもいい試みだったなと思います。もしこの曲が最初からメジャー発売だったら今みたいな展開にはなっていないと思う。インディーズで最初に出してライブで育てていったので、今後もまだまだ変わっていくと思うし、やっぱりライブって大事だなって改めて思いました。逆に、他の曲についてもまだまだ成長していく可能性があるんじゃないのかってことを考えるきっかけにもなりました。

──最近は、世間での曲の消費スピードが昔よりも早いと思うんです。1曲の寿命が短いというか。そんな中、メロン記念日は1曲1曲を凄く大事にしていますね。

村田:ファンのみなさんのおかげでもあると思うんです。2001年に出した『電話待っています』という曲があるんですが、以前はちょっとしっとり系な感じだったのが、最近、ファンクラブ・ツアーでやった時にもの凄くお祭り騒ぎで盛り上げてくれて、それを見て私達も「あ、こういう魅力もあったんだ」って気づかされたんです。

柴田:デビュー曲のカップリング曲(『スキップ!』)が凄く盛り上がったりとかね。

大谷:ファンの人にとっては必ずしも自分の好みじゃない曲もあると思うんですが、それをどう楽しむかっていうパワーが凄くて、そういうところは見習いたいと思います(笑)。実は、新曲を最初に聴いた時に「うーん、これ大丈夫かなー?」って思うことも時々あるんですが(笑)、ライブで演ってみるとファンの人が「大丈夫だよ!」っていうノリで返してくれるので、それには凄く助けられてます。

──確かにメロンのファンは守備範囲が広いですよね。どんな球も打つ、みたいな(笑)。


大谷雅恵 柴田あゆみ

今までで一番自分達で作り上げた

──ライブについては、待望のライブハウス・ツアー“〜LOCK ON!〜”がありましたが、振り返ってみてどうですか?

大谷:今までで一番自分達で作り上げたライブ・ツアーだったんで、1シーン1シーンが大事でした。まずセットリストをみんなで組み立てていったんですが、凄く時間が掛かったんです。4人がそれぞれ考えてきたものを話し合ってまとめたり、衣装を生地から考えたり。だからライブ中のテンションをみんなで共有できました。

──ライブ後半の最初に『ダンシング!夏祭り』(註:2001年にリリースされたハロプロ内シャッフル・ユニット“10人祭り”の曲)を持ってきて、さらに和太鼓を叩くパフォーマンスもありましたが、それも自分達で考えたんですか?

村田:はい。この曲は今までイベントでちょこちょこ唄ってたんですが、今回どうしてもやりたかった。夏祭りっていうのが季節的にもいいし、お客さんと一緒に「わっしょい! わっしょい!」ってやったら今までにない雰囲気が出せるんじゃないかなって。結果的に凄く良かったと思います。

斉藤:凄く斬新だったと思うし、こういうライブ感はメロンにしか作れないというのは絶対ある。この曲が1曲入ることでトータル的にまとめるのは難しくなるのかもしれなかったけど、それでもいいんだと思ってやった1曲です。

──ちなみに、太鼓の練習はしたんですか?

柴田:ええ。血豆もできました(笑)。

斉藤:時間があったらもっといろいろやりたかったですね。

村田:またやるかもしれないです。この(2001年の)シャッフル・ユニットの曲で初めて私達はメジャーな歌番組に出ることができたので、そういう意味でも思い出深い曲なんです。あの頃のことを考えると……ね。

大谷:当時はまだ唄うパートも少なかったんですが、今回は全パート自分達で唄えるから張り切っちゃいました。

──客席もみんな張り切ってましたよ!

斉藤:フロアで観てたんですよね?

──ええ。やっぱりメロンのライブはフロアで観ないと。あとタオル回しにも参加したかったんです。いつ頃からタオル・パフォーマンスが始まったんですか?

斉藤:メロンのライブでは『さあ、早速盛り上げて行こか〜!!』がタオル回しの曲として恒例になったので、そのぐらいからですね。観てると気持ちいいですよ。あれだけぐるぐる綺麗に回してくれたり、一斉に投げてくれたりすると「あ〜、凄い!」ってテンション上がりますよー。


斉藤 瞳 村田めぐみ

待ち望んだソロ曲

──そして、12月にはいよいよミニ・アルバム『メロンジュース』が発売されます。特徴としては、コモリタミノル氏による新曲『カリスマ・綺麗』の他、各メンバーのソロ曲が収録されていますね。

柴田:今回、初めてソロ曲に挑戦しました。

斉藤:夏のツアー中にこのミニ・アルバムの話を聞いて、「ソロ曲入れられたらいいね」っていう話をしたんです。

柴田:4人のそれぞれのソロはファンの方達も待ってたんじゃないかと思うんです。ミニ・アルバムとかじゃないとなかなかできないと思うので、今回実現して嬉しいですね。

──それぞれの曲はどのように決まったんですか?

斉藤:1人何曲かずつ候補曲を仮でレコーディングして、どれが合っているかを聴いてもらったりして仕上がった感じです。

──私これがいい! って感じで?

斉藤:そこまではできないんですが、レコーディング中に「この曲唄いたい!」ってさりげなくアピールしてました。

村田:この曲いいなー、とか(笑)。

──出来上がりを聴いてみてどうですか?

村田:4人それぞれの個性が出てるというか、その人の歌声に凄く合った曲調になったんじゃないかなって思います。

──せっかくなんでお1人ずつコメントをいただきたいんですが、まずは『ランチ』を唄っている村田さん。

村田:候補曲の中から第一印象でこの曲が唄いたいなって思ったんです。雰囲気が凄く好きで、ポップなところが自分的に入りやすかったし、内容的にも言ってみれば“食欲”の歌なんで(笑)。忙しいけどとりあえずランチ! ってところが。あと、曲調も何となく『B-DASH』(註:トンガリキッズがスーパーマリオのBGMをサンプリングした曲)なんだろうなって思って、ウィキペディアで調べてみたりして(笑)。

斉藤:ウィキペディア大活躍だね!

村田:頼りになります(笑)。まぁ、この曲は天気のいい朝に聴いていただくと、1日のいいスタートが切れるんじゃないかと、そのオタスケをしたいですね。

──では次は、大谷さんの『6月のサンシャイン』。

大谷:これは大変でしたねー。実は、たいせいさんと凄くぶつかったんです。私は別の曲を唄いたかったんですが、たいせいさんはこの曲を推していて。たいせいさんはこの曲を私に唄わせる時に、私の唄い方の癖を全部取りたいと言ってきて、それを聞いた私は頭の中が真っ白になった。自分がもともと持っていた歌は何なのか? メロンになってから身につけた歌は何なのか? それが全部判らなくなって、唄えなくなってしまったんです。それから何日かしてようやく唄えたんですけど、出来上がってから聴いて思ったのは、ストレートな自分が出てるな、と。何も色づけしていないフラットな大谷雅恵で唄っている。今まで誰かの唄い方を真似してたんじゃないのかとか、自分の素直な唄い方って何なのかを凄く考えました。そういう葛藤があったことは聴いた人には判らないかもしれないけど、今後ライブなどでこの曲を唄っていけばいくほど、自分の味が出てくるんじゃないかな。

──今回のCDの中では一番“青春の切なさ”を唄った曲ですよね。

大谷:最近、空から元気をもらうことが多くて、この歌詞は今の自分にぴったりだなって思います。

──他のメンバーの方が聴いてみてどうでした?

村田:そういう葛藤があったことは知ってたんですが、出来上がった曲を聴いてみると、そんなに葛藤があったんだ? って思うほど清々しいというか、聴いてて気持ちのいい歌だなって思いました。凄くさわやかな曲ですよね。

──それでは、『ドライブ』を唄った柴田さん。CDの中では唯一スロー・テンポで悲しい曲ですが。

柴田:そうですね。唄うのは凄く難しいんですが、大好きな曲です。歌詞のサビの部分に「ありがとう」という言葉がありますが、私も今年のライブハウス・ツアーの時に「ありがとう」という気持ちをずっと感じていたし、ブログでもこの言葉を何度も使っていたので、たった5文字だけどたくさんの意味が詰まった「ありがとう」という言葉が歌詞に使われていることが凄く嬉しい。この曲は、今回のレコーディングでちゃんと唄えなかったら多分二度と唄えなかったと思うし、柴田のソロ曲としていただいた以上責任を持ってやらないといけないから、アルバムでは100%の力を使って唄っているんですが、これからはもっともっと幅のある曲に成長させていきたいと思います。唄っていて泣きそうになったところは多分感じられると思うんですが、自分だけがそう感じるんじゃなくて、聴いている人にも伝わるかどうかが大切だと、たいせいさんからアドバイスされていたので、それはこれからも意識して唄っていきたいと思います。

──別れの曲だから難しいですよね。

柴田:しかもお互いにまだ好き同士の別れですからね。歌詞の中にレインボーブリッジとか首都高速っていう固有名詞が出てくるのがいいなと思っていて、曲を聴きながら風景が思い浮かぶのが素敵だなぁって。

──レインボーブリッジにそういう思い出とかあるんですか?

柴田:個人的には全くないんですが、たまたまレコーディングした場所が近かったんですよ。なので、情景を思い描きながら唄うことができました。

──今後、柴田さんが恋愛経験を積んでいくと、この曲も育っていくと思いますが。

柴田:はい、頑張ります(笑)。

──それでは最後に斉藤さんの『あくま de FAKE』ですが、曲がとても斉藤さんのイメージに合ってますよね。

斉藤:ええ、スタッフさんにも「あくまで斉藤」って言われてました(笑)。最初、歌詞から想像して、強い女性のイメージで唄っていたんですが、それだと強すぎると注意されたんです。強がりだけのイメージじゃなくて、もっと内面の女性的な部分を出すというか、本当はFAKEなんて望んでないんだ、という気持ちを意識して唄いました。あと、やっぱりラップには苦戦しました。

──ラップはこれまでにもやってますよね。

斉藤:そうですね。ROMANS(註:ハロプロ内セクシー系ユニット。2003年結成)でもラップを入れたり、メロンでは『香水』でラップがあったんですが、やっぱり独りでひたすらラップをやるのは難しくて、レコーディングの時に「私のラップ、なんてちゃっちいんだろう」って思って泣きそうになった。それで何度も練習しつつ、自分の好きなようにやったらいいよとアドバイスされたりもして、まぁ何とかなった…かな。

──この曲では、女性の強さと弱さを同時に表現しているということですよね。

斉藤:最初に歌詞を読んだ時、私はこういうFAKE(つくりもの)や、一夜限りの関係みたいなのは絶対イヤだって思ったんですが、だからこそ、表面には現れない内に秘めた心境みたいなところがうまく歌で伝わるように心懸けました。多分私の外見的なイメージにはこういう曲が合ってると思われるだろうし、それは嬉しいことでもあるんだけど、それだけじゃない内面的なところもきちんと表現できるようにしたいなと思ってます。

メロン記念日

念願のカウントダウン!

──2007年も残すところあと僅かですが、メロン記念日としてはこの『メロンジュース』のリリース、コンサート・ツアー“100%メロンジュース”、そして年末のカウントダウン・ライブ(Zepp Nagoya)と大忙しですね。

村田:そう、しかも念願のカウントダウン・ライブなんです!

──えっ、カウントダウンは初めてですか?

柴田:そうですよ。

大谷:去年は暇なお正月でしたからね。

斉藤:家で鍋してましたよ、普通に(笑)。

──じゃあ、年末はみんなで名古屋に大集合ですね! あと来年は、新宿ロフトでもライブをやって下さいね。

一同:もちろんです。こちらこそ是非お願いします!


【メロン記念日の皆さんから素敵なプレゼントがあります!】


メロンジュース

zetima EPCE-5526 / 2,500yen (tax in)
12.12 IN STORES
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01. カリスマ・綺麗
02. ランチ(村田めぐみ ソロ)
03. 6月のサンシャイン(大谷雅恵 ソロ)
04. ドライブ(柴田あゆみ ソロ)
05. あくま de FAKE(斉藤 瞳 ソロ)
06. アンフォゲッタブル
07. お願い魅惑のターゲット 〜マンゴープリン Mix〜

Live info.

メロン記念日 コンサートツアー2007冬『100%メロンジュース』
12月16日(日)愛知厚生年金会館 18:00 / 19:00
12月23日(日)東京厚生年金会館 17:00 / 18:00
12月24日(月・祝)東京厚生年金会館 13:00 / 14:00 17:00 / 18:00
12月29日(土)大阪厚生年金会館 17:00 / 18:00
*全席指定:一般席¥6,300(税込)

メロン記念日 COUNTDOWN LIVE 2007-2008『100%メロンジュース』
12月31日(月)Zepp Nagoya 22:00 / 23:00
*1F:スタンディング(立見)・整理番号付¥6,300(税込)/2F:指定席有り¥6,300(税込)
*1F・2F共にドリンク代\500別

MELON LOUNGE official website
http://www.melonlounge.net/

Hello! Project official website
http://www.helloproject.com/

posted by Rooftop at 22:00 | TrackBack(1) | バックナンバー

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