いろんな大義名分はありつつも、まず何より山田と僕の2人が心底楽しめたのが良かったと思ってます。
特に一昨日のピュアの塊のような山田の楽しげな表情をイベント最中〜打ち上げで見られて、イベントをやれて本当に良かったなァ…と感慨深かったです。
ロフト店長の大塚君始め現場スタッフの皆さん、色々と有難う。我々のようなズブの素人がイベントを仕切ったせいでご迷惑を多々お掛けしたと思いますが、ただただ深謝。
1日の“砂の上のスジの眼”に関して言うと、あの面子が好きな人で来られなかった人はつくづく惜しいことしたねェというか、個人的にはあの3組の今年観たライブの中で最高峰のものを体感できました。それでもう充分です。増子さんも、健さんも、吉村さんも、Rooftopに対する思いを端々でMCで言葉にしてくれて思わず涙腺が緩んじゃいました。長く続けていればイイことあるですね。ははは。
最初は増子さんに「DJやりなよ」「司会やりなよ」「3組のステージに毎回登場して1曲ずつ唄いなよ」などとサンザン言われていたのですが(笑)、普段Rooftopを熟読してくれている読者の皆さんに直接御礼を言いたかったし、恥を忍んでオープニングの挨拶だけはさせて頂きました。
怒髪天は「オオカミに捧ぐ」「泣いてばっかのオマエに」といった普段滅多に聴けないナンバーが聴けたし、増子さんがMCでRooftopの連載コラムの名を列挙してくれたのは愛を感じましたねぇ…。バンドマンで「ムキンポの鼻」をスラッと言える人はなかなかいませんよ(笑)。そう言えば、楽屋でシミさんに「髪の毛の色、畳が色褪せたみたいですね」と軽口を叩いたら、「今日はムネのために特別に髪の毛をセットしてもらってるんだぞ!」と怒られました。あざーす(笑)。
BEYONDSはテッキン欠場のため3人編成によるアコースティック仕様でしたが、これが凄く心に染み入る名演の連続で実に素晴らしかった! 特に新曲の3曲…「Over Shallow Sludge」「29 Nightingale」「WEEKEND」を聴いて、12月発表の新作が紛うことなき名作であると強く確信。谷口 健はやはり僕にとって切実なヴォーカリストなのです、ハイ。
ブッチャーズは「『燃える、想い』やって下さいよ」という個人的なリクエストをいきなり1曲目で叶えてくれまして、最初から涙腺直撃。終盤、最前席のお客さんと一緒に「アイ、バーン!」と叫びながら拳を突き上げてました(笑)。「I've been lost」のアレンジもより格好良くなっていたし、最新作『ギタリストを殺さないで』収録曲はいつ何時聴いてもやはり完膚無きまで名曲! 本編を「理由」で締めるっていうのも新鮮だったなァ。アンコールの「時は終わる」までホントにあっという間でしたね。とにかくセットリストがサイコー過ぎました。
まァとにかく、普段から公私にわたり世話になりっぱなしの3組にRooftopと新宿LOFTの32年目の“イッポ”をお祝いしてもらって感無量であります。ご来場下さった皆さんは楽しめましたか? テレヅメさんの名演に湧いた打ち上げを含め、僕は充分過ぎるほど楽しみましたけど(笑)。良かったらご意見・ご感想をBBSに書き込みして下さいねー。今後ともRooftopをどうぞご贔屓に!(しいな)