今回ジュリエットがお迎えしたのは、声優さんとしても俳優さんとしても大活躍中の宮野真守くん!スラッとした長身にキリッとしたお顔立ち。しかも、話すとやさしい人柄がモロに出てきて、う〜ん、まさしくロミオと呼ぶにピッタリ★質問にも真剣に答えて頂き「珍しく真剣に話してる!」と本人も言っていたほどでした。声優や俳優のお仕事についてたくさんお話して頂きましたよ。
大切なのはお芝居する気持ち
──声優さんのお仕事を始めるきっかけは?
「7歳の時に劇団ひまわりに入って、高校3年生の時に“声優のオーディションに受けてみない?”って言われたのがきっかけです。声優ってどんな世界か知らなかったんですけど、興味があったし新しいことに挑戦したいって受けたら決まったんです。それが1年間の番組のレギュラーだったんですけど、その間に他の声優の仕事も決まるようになり、運が良かったとしか言いようがないんですけど。」
──劇団自体は自分から入りたいって言ったんですか?
「7歳の時なので覚えてないですけど、母が最初に兄を入れたんです。僕は“絶対お兄ちゃんと一緒じゃなきゃやだ!”ってだだをこねる子だったらしく、一緒に入ることになったんです。だからきっかけは母であり兄であり自分であり。」
──7歳で始めて今でも続けているって、本当にやりたいことでないと続けられないですよね。
「小さい頃は、レッスンも嫌いだったしまじめにやってなかったけど、いつの頃からかこの世界にいるのが当たり前だと思い始めたんです。進路で悩んだりしましたけど、この世界でやっていくと思っていたので、高校からはまじめに劇団のレッスンに行き始めたんです。自分で進んでやるようになってからは、声の仕事もいただけたし、そこから広がっていくことも多かったですね。」
──俳優と声優のギャップは感じました?
「声優の場合、自分の体を動かしての芝居とは表現の仕方がテクニック的な部分で違ったので、とまどいと焦りがありました。技術的な部分では、テレビの中の役者の距離感を出さなければいけないのに、よくわかっていなくてマイクに向かって喋っているからリアルじゃない。もっとマイクの前に意識を置いて喋らなきゃダメとか、1年間のレギュラーでいろんなことを学びました。そこで声優もお芝居なんだというところに辿りついたんです。今までの舞台でやってきたことと何ら変わらないなと…。大切なのはお芝居する気持ちなんだとわかったので、仕事をすればするほどのめり込んで面白くなっていきました。自分が表現したいことは声優でもできるので楽しいですよ。」
──声を当てるときというのは、自分のテンションをどうやって持って行くんですか?
「自分がそこにいるような想像力でやります。実際に『アメリカの大自然の中』という作品があったんですけど、あのロケ大変だったなっていう気持ちになりました(笑)。画面の中の人とのコミュニケーションは、自分が画面の中に入ったイメージを持つことかな。」
──小さい頃から、アニメを見ながら役になりきっちゃう子でした?
「そこまではないですけど、テレビは大好きでした。CMをセリフ通りに全部言えました。それが特技でした(笑)。」
──それが今の記憶力かもしれないですね。
「興味を持ったことに対しては、いっぱい覚える子でしたね。」
──これまで演じた中で一番楽しかった役は?
「『桜蘭高校ホスト部(クラブ)』の須王環です。すごくお馬鹿で、テンションが上がったり下がったりっていう感情の起伏が激しいキャラクターだったんですけど、自由にやらせてもらいました。」
──演じた中で、実際にこのキャラになってみたいというのは?
「須王環になってみたい。ポジティブに生きていて、健気で良い子なんですよ。うるさいキャラなんですけど、なんか憎めないところがいいなって。そういう存在でありたいんですよ。」
──逆に、演じた中で実際にこの性格だったら嫌だとかありました?
「それぞれのキャラクターに素敵なところがあるので、なりたくないというよりはいろんなのになりたい。癖のあるキャラの方がやってて楽しい。今『エル・カザド』で演じているL・Aっていう役はストーカーっぽいキャラクター。実生活でストーカーやったら犯罪ですけどね(笑)。純粋に好きな子を愛しているという想い自体は素敵だと思うので、そういう役をやることができてうれしいですね。」
──今後演じてみたいキャラは?
「アニメだと動物が喋ったりするじゃないですか。かわいい動物のキャラクターの声を、作った声でやってみたい。アニメだと兼ね役というのがあるんですが(1人が1つの作品の中で何役か声の担当をもつこと)、そこで子供の役をやった時は楽しかったですね。」
──5月には『鋼鉄三国志』のエンディングテーマにもなっている『久遠』をリリースされてますが、歌うことは好きですか?
「はい。歌は大好きなので、やりたかったんです。キャラクターソングは何回か出させて頂いてますが、今回は宮野真守として出せたことが嬉しいです。エンディングテーマにもなって、テレビから必ず最後に流れてくるなんて今までにないし夢のようでしたね。しっかりせな!って思います。自分の名前が出ている分、責任感が違いますよ。」
──舞台も9月にあるそうですが。
「舞台としては『テニスの王子様』をずっとやっていて、9月に『アンラッキーデイズ』という舞台に出演します。体を使って表現することが好きなので気合いが入ってますよ。声優とは違った宮野真守を見せれるんじゃないかと思うので、僕も楽しみにしているので、皆さんも期待していて欲しいです。」
──では、最後にRooftop読者とファンの皆様にメッセージを。
「僕のことを知らない方が多いかと思いますが、今回Rooftopに載れたということで、興味を持っていただけたら嬉しいです。いろんなところで活躍したいので、応援してください。」
★宮野真守(ミヤノマモル)徹底解剖! |
誕生日:6月8日生 |
ファンレターの宛先
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-12-12劇団ひまわり 宮野真守宛
【宮野真守さんから素敵なプレゼントがあります!】
久遠
GBCM-24 / 1,300yen(tax in)
IN STORES NOW
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舞台
西永貴文×堤幸彦「アンラッキー・デイズ」
作・演出:西永貴文 映像:堤幸彦
公演日:2007年9月19日(水)〜27日(木) ※全12ステージ
会場:青山円形劇場
入場料:指定席 4,500yen(tax in)
※前売/当日共通 ※年齢制限なし
主催:ネルケプランニング
制作協力:TWIN-BEAT
チケットに関するお問合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337
公演に関するお問い合わせ:ネルケプランニング 03-5469-5280(平日11〜18時)
チケット:2007年8月12日(日)午前10時発売開始
チケットぴあ:pia.jp/t
0570-02-9999(音声対応)/ 0570-02-9966(Pコード:379-234)
CNプレイガイド:0570-08-9999(オペレーター対応)
ローソンチケット:0570-000-777(音声対応)/ 0570-084-003(Lコード:33099)
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宮野真守 OFFICIAL WEB SITE
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