実に6年振りとなるフル・アルバム『In The Beta City』が余りに凄まじい大傑作であるうえ、EMOシーン勃発前夜に世に放たれた名作ファースト『Narrow Ways』の新装盤もめでたく発売と話題に事欠かない今こそ、SEIKIさんのソロ・ミッションもあまねくフォローしてきた本誌としてはガッツリと記事展開するほかなかろうと!
まァ、今の時期はかの『FOLLOW UP』誌でしっかり表紙になっているようなのでそこは敢えて避け(笑)、本誌はまず何より本誌にしかできない記事作りを今月は心掛けた次第。
NahtがSHELTERを基軸に展開していた自主企画『learn it from lone』をめぐってSEIKIさんとSHELTER店長・西村が語り合う今回の対談、お陰様で各方面から好評を頂いてます。強い信念のもとにひとつの物事をやり遂げた両者の堅い絆が読み取れるのではないかと、手前味噌になりますが自負しております。
個人的に掲載において重要視したのはフライヤー。誌面のスペースが許せば、本当はlearn it〜すべてのフライヤーを掲載したかったのです。
ご承知の通り、SEIKIさんはかつて自身で雑誌を編集していたほど活字媒体における表現能力は高く、紙を通じてのコミュニケーションには一家言ある方。それゆえに、自ら手掛けるフライヤーも独自のポリシーが貫かれた秀逸なものばかりなのです。単なるイベントの告知に留まらないデザイン性に優れたそれらのフライヤーは、Nahtのもうひとつの作品と呼べます。
learn it〜が始まった頃はまだインターネット万能ではなく、オーディエンスはフライヤー一枚からあらゆる情報を嗅ぎ取っていた時代。みんな自分の足を使って情報を掴み取ったものです。パソコンの普及もまだそこそこで、だからこそ手作りで温かみのあるフライヤーも多かった。私感ですが、取っておきたくなるフライヤーはここ数年だいぶ減った気がします。刺激になるフライヤーを求めてライブハウスに通っていたところも僕なんかはありましたらねぇ…。
閑話休題。まァ、本誌が果たせなかったフライヤー全種類掲載は、いずれSEIKIさんがNahtの公式サイトでやってくれることでしょう(と、さりげなくSEIKIさんにリクエスト)。
写真は先月SHELTERで行なわれたbloodthirsty butchers企画『official bootleg』のリハ後、近くのディスクユニオンで撮影したもの。さすがSHELTER近くの下北店、『〜Beta City』のポスターが一面に貼り巡らされていました。そして、まるでNahtの新メンバーかのように写り込む西村店長、ステキです(笑)。SEIKIさんからは「ニシ、パーカッションやれよ」と言われているとかいないとか…(笑)。(しいな)
発見しました。いつも手厚いフォロー、どうもです。フライヤー全種類掲載は時間が出来たら考えますよ(笑)今後ともよろしく。
Nahtのオフィシャルサイト、凄まじく恰好良いですね! SEIKIさん独自の美的センスが貫かれていて素晴らしい出来だと思います。
未チェックの方は是非!(↓)
http://www.inheritedalliance.com/
SEIKIさんとニッシーの対談記事、webのアクセスが常に上位をキープしてます。やはりファンの方は皆、learn it〜総括記事を欲していたんでしょうね。
フライヤー総括ページ、期待しております(笑)。
そして次号でもまたお世話になります! 次は次でまたガッツリと是非!
ライブの時に配っていた歌詞の訳もありました。
もし御用があれば協力させて下さい。
全部揃うとなかなかの圧巻&感涙だよね。