2007年の新たなモードは“歌の際立ったスタイリッシュな音楽”
昨年3月、それまで以上に幅広い音楽性を体現していきたいという志から、アーティスト名をTAKUIから本名に改めた中島卓偉。佐橋佳幸をプロデュースに迎えた一連の作品で著しい成長を遂げた彼が今年新たに見据えたモードは、スタイリッシュな音楽を標榜すること、伝えるべき言葉をしっかり聴かせる歌を作ることだった。飽くなき表現欲求と妥協なきストイシズムを究めた結果生まれたアルバム『僕は君のオモチャ』は、従来のロック・モード全開な“動”の部分と己の内なる深淵を臨む“静”の部分がバランス良く表出した会心の作である。6月から展開される全国ツアーに合わせて、まさにライヴ映えする7曲を揃えたこの待望のアルバムについて卓偉本人にじっくり話を訊いた。(interview:椎名宗之)
多面的な意味を持つ『僕は君のオモチャ』
──率直にお伺いしたいんですが、前作までの佐橋佳幸さんのプロデュースからの反動で、今作はロック的な要素を強く打ち出そうという意図があったんですか。
卓偉:いや、そんなことは全然ないんです。佐橋さんと作ったアルバム『傘をささない君のために』が出たのは去年の5月なんですけど、元々一緒に仕事を始めたのは一昨年くらいからで、お付き合いさせて頂いてもう2年以上になるんですよ。初めて一緒に作ったのが一昨年の11月に出たシングル(『雪に願いを』)で、計シングル3枚とアルバム1枚を一緒に作ってきて。で、次はもう一度ひとりでやってみようと思ったんですよ。だから反動っていうよりは、今回はそこからもうちょっと進んでみようっていうところから始まったんです。
──サウンド的には、去年の11月に発表されたシングル『いま君に逢いたいと思うこと』からガラッと変わった感じはしますよね。今の卓偉さんが志向するありのままが出ているというか。
卓偉:そうですね。佐橋さんから学んだことはいっぱいあって、言葉は悪いですけど盗むところは全部盗んだつもりだし、活かすところは活かさなきゃいけないと思っているんです。毎回出す音楽にその時の自分のリアリティを出さなきゃいけないっていうのが一番重要なので。今年に入ってから作っていたデモ・テープの中から、“今の自分の唄いたいものはこれだな”って選んだ感じですね。
──思いのほかストレートで感情が剥き出しの曲が揃いましたね。
卓偉:色々細かいところとかエディットにこだわった時期もあったんですけど、最近はいい意味で面倒くさくなってきたんですよね。それよりも瞬発力というか、一気に走り切った感じというか、あまり作り込まないところにベクトルが向かい始めていますね。
──料理にたとえるなら、素材の味を最大限引き出すことを大事にするような。
卓偉:ええ。塩と醤油だけでいいだろう、みたいな。さじ加減も少なめにして。随分とこだわる部分が変わってきたと思います。細かいところを気にするよりは、時間をかけないところにこだわったりとか。
──なるほど。『僕は君のオモチャ』というタイトルは、色々と深読みのできる言葉だと思ったんですけれども。
卓偉:どんなふうにでも取れますよね。ダブル・ミーニング以上のものですね。
──歌詞を読むと、実は凄く切実なメッセージを秘めた曲じゃないかと感じたんです。そういう曲をあえてアルバム・タイトルに持ってくる辺り、「勝負に出たな」と思ったんですけど(笑)。
卓偉:いやいや(笑)。でもそうですね、初めに宮原芽映さんが詞を書いてきてくれた時はそのタイトルではなかったんですけど、「僕は君のオモチャ〜」っていう唄い出しにもの凄いインパクトがあったんですよ。こういうアプローチがあるんだなって。その時はアルバム・タイトルに持っていこうとまでは思っていなかったんですけど、タイトルを考え出した時に“これ、面白いんじゃないのかな”って。で、実際お客さんにとって僕はオモチャであっていいと思うし、自分にとってはギターや音楽そのものがオモチャであったりするわけで、そういうひとつのモノを持って接し合うという意味にも取れるし、単純にロックっぽく「俺はお前のベビー・ドールだ」って言っても良いわけだし、いろんな解釈ができてピッタリなんじゃないかなと思ったんですよ。
──表層的にはラヴ・ソングっぽくも取れますけど、卓偉さんというアーティストが唄うと、スター・システム的なものを唄っているようにも取れますよね。送り手と受け手の関係性というか。
卓偉:そう言って頂けると嬉しいです。オモチャっていう言葉は判りやすいけれども、意味合いが深いですよね。僕が歌を録った時に思い浮かべていたのは、小学校低学年の頃に親父に買ってもらったウクレレで、それが一番初めに触った楽器だったんです。中学生になってウクレレがエレキ・ギターに替わって、それから色々ギターを買ったりしたんですけど、この詞はどんどん新しいギターを取り替えていく自分に向けたウクレレからの言葉のような気もしたんですよね。あるいは自分が誰かに向けて言う言葉かもしれないし。凄くいろんな意味合いに取れるなと思ったんです。
歌詞がちゃんと聞こえるようにしたかった
──今回、本来はフル・アルバムとして発表する予定だったのを、あえて7曲入りのサイズにしたそうですね。
卓偉:そうなんです。毎年1月から3月までは曲作りの期間に充てているんですけど、かなり手応えのある曲が多く出来たんです。ずっとフル・アルバムを作るつもりでレコーディングしてきたんですけど、今フルを出して今年それ1枚で引っ張るのも勿体ないなと思って。例えば12曲に絞ると、そこから漏れた曲は発表が来年になってしまったり、来年新しい曲が出来たらもう発表しないかもしれないし。1曲でも多く発表したいという気持ちもあって、だったらとりあえずこの7曲を出して夏にツアーをやってから、年内にもう1枚出してもいいかなと思ったんです。
──収録曲の選曲基準はどんなところだったんですか。
卓偉:あまり理由はないんですよね。5年前に作った曲も入ってたりとかするし。でも、絶対に今の気分でやっとかなきゃいけないのはこの曲だっていうのがあるんですよね。
──「テレビジョン」は詞を何度も推敲されたそうですね。
卓偉:ええ。僕は今の世の中に流れている曲は歌詞が聞こえなくなっていると思うんですよ。曲が洋楽っぽくなってるから日本語が乗りにくいのかなとも思うんですけど、自分が今まで聴いてきた音楽は歌詞がちゃんと聞こえてくる音楽だったし、だからこそ歌詞の聞こえる曲が作りたいと思っていて。どこまで行っても自分の曲っていうのは完全に客観視はできないものなんですけど、聴いた時に聞こえづらいところは全部書き直したんです。後で歌詞を読んで「こういう曲だったんだ」って知るよりも、聴いている時に何を唄っているのかが判る曲にしなきゃいけないと思うんですよ。それが最近、特に大事なことに思えるんです。
──最近の曲は歌詞が聞き取れない傾向にあるのは何故だと思いますか。
卓偉:何なんでしょうね? でもやっぱり、聴いていて歌が聞こえてこないと勿体ないと思うし、自分の歌がそうだったら嫌だなと思うし。いい曲を作るのは勿論なんですけど、それをよりいいものにするのがいい歌詞なんじゃないかと思いますね。最近はそういうことに対して気持ちが向かっていますね。
──以前はそれよりもサウンド志向が強かったですか。
卓偉:そうですね。昔はどちらかと言えば歌詞よりも音楽的な部分によりこだわっていましたね。でも、今は聴いた人が立ち止まって考えさせられる歌詞のほうがいいと思っています。
──確かに、今回のアルバムは歌詞を聴いてどこか引っ掛かるような曲が多いですよね。
卓偉:「テレビジョン」なんかは詞を書くのに随分と時間が掛かりましたね。凄くパーソナルな内容なんですよ。でも、そのほうが普遍的なことを唄うよりも一人ひとりとリンクしやすいんじゃないかと思って。大勢に伝えようとする歌よりも、自分の中にあることを唄っているんだけど広がりがあるというか。
──「僕はただのテレビジョン 自分だけが映せない」という内省的な歌詞でも、テレビという普遍的なものを比喩として用いているので、聴くほうも自分自身に重ねやすいかもしれないですね。
卓偉:そうだといいですね。人間って自分を一番客観視できないですからね。端的に言えば、自分のライヴを僕は一生観られないし。
──テレビやDVDで自分の姿を見るというのは、どんな気分なんですか。
卓偉:最初の頃は実感がなかったですけどね。半信半疑というか。あと、テレビで唄う時は当て振りなので、ライヴの時のようにドラムの生音に合わせて唄うことができないんですよ。それを割り切って考えることが最初はなかなかできなくて。そういう、テレビって奥深いようで実は薄っぺらいものだよっていう部分を自分自身と重ね合わせたりしましたね。でも、例えば渋谷の街頭ヴィジョンにしたって、映っている姿は見えても、その人は自分自身のことは見えていないんじゃないかなと思うし。
──言い得て妙なテーマではありますね。
卓偉:そうですね、凄く良いテーマだったと自分でも思います。
リフやフレーズから曲を生み出すのがテーマのひとつ
──せっかくの機会なので収録曲について1曲ずつお尋ねします。まず1曲目の「恋の一方通行」ですが、これは古き良きアメリカン・ポップスやロックンロールの影響が色濃いナンバーですね。
卓偉:ええ、歌詞もシンプルで判りやすい感じで。
──イントロの硬質なギター・カッティングのリフがとりわけ印象に残りますね。
卓偉:まずリフから作りたかったんです。普段リフから作ることはあまりないんですけど、今回のテーマのひとつとして、リフとかフレーズから曲を作っていこうっていうのがあって。この曲は、出来た瞬間からアルバムのオープニングになるだろうなと思っていましたね。ポップでキャッチーなリフだし、入口はポップなほうが良かったんですよね。
──2曲目の「そのままで」は、ロネッツの「Be My Baby」のようなリズム・パターンで。
卓偉:そうですね。まさにロネッツな感じなんですけど、こういうリズム・パターンの曲を作りたいとずっと考えていて、以前から温めていたんですけど、この曲が一番ハマるだろうなと思って。スケールの大きいものになるんじゃないかと。
──失意にある女性を励ます優しい歌詞に仕上がっていますね。
卓偉:励まし方って色々あると思うんですけど、女性が自信を持った時の美しさというか、「そのままが一番自然だよ」って言うのって今まで意外と表現してこなかったんですよね。歌詞の表現手法としては、アメリカン・ポップス的であるという部分で「恋の一方通行」と同じなんですけどね。
──1、2曲目はとりわけライヴ映えしそうなナンバーですね。
卓偉:そうですね、凄く勢いがあると思うし。
──3曲目の「Itユs up to you(きみしだい)」は、GREAT3の片寄明人さんが歌詞を手掛けたロック・レゲエで、どこか湿り気のある夏っぽさを感じます。
卓偉:この曲は実は凄く古い曲なんですけど、ずっとやりたいと思いつつ外れていた曲で。それが今回入れることになって、初めは歌詞がなかったんですけどイメージだけはあったので、それを片寄さんに伝えたらこういう最高な歌詞を書いてきてくれて。まぁ、思いを寄せる女の子から嫌われているのに気付かないストーカーの歌なんですけど(笑)、歌詞の中だからこそ描ける世界というか。
──卓偉さん本人は、逃げられたら追うタイプでもないですか。
卓偉:しつこいと思われたくはないですね(笑)。でも、この曲を唄っている時はしつこい感じで迫りたいし、ライヴでもそれを演じたいと思っていますね。
──この曲もライヴでハイライトになりそうな感じですね。
卓偉:そうですね。こういう曲で盛り上げたいし、踊らせたいですね。僕の中のイメージはクラッシュなんですよ。マイナーなんだけど、凄く熱くなれる感じというか。
──黒沢健一さんが歌詞を手掛けた4曲目の「ABSTRACT(完全な相関性)」は、当初のBメロをサビにしたそうですね。
卓偉:そうなんです。今回のアルバムの中では一番暗い曲だと感じていたんですけど、だからって真面目な歌詞を乗せるのもどうかなと思って。あと、符割りが凄く少ないので、簡潔なワードを切りつなげたような歌詞にしたいというのがあって。それで黒沢さんにお願いしたら、まさに黒沢さん独特なクールで斬新なものを書いてくれて。意味がないようでいて凄くよく伝わってくるし、聴いた時にちゃんと言葉も聞こえるし、見事ですよね。
──歌詞の完成度も高いですけど、サウンドに乗った時に初めて意味が判る部分もありますよね。そういう意味では、卓偉さんのヴォーカルの表現力が秀でた曲なんじゃないかと。
卓偉:いやいや。でも唄い終わった時は、こういう簡潔な歌詞なのに唄うとちゃんと言葉が伝わるっていうのは印象に残りましたね。
──5曲目の「僕らのヒーロー」は個人的にも好きな曲なんですけど、アレンジに凄く苦労されたそうですね。
卓偉:そうなんです。初めは打ち込みでやるかとか、もっと判りやすいロック・アプローチでやろうかとか色々あったんです。みんなからはロック・アプローチでやるのが一番無難にまとまるんじゃないかって言われたんですけど、それでは予定調和になるんじゃないかと思って、腑に落ちなくて。で、アレンジャーの増本直樹さんと「明日までに自分がいいと思うアレンジを3つ決めてこよう」って話し合って、家に帰って寝ずに考えて僕は3つ持っていったんですけど、増本さんはひとつしか持ってこなくて。「ズルいじゃないですか!」って言ったら、「いや、もう絶対にこれでいいと思う」って言われて。結局、2人でギターを持ってやったのが今回のアレンジだったんですけど、“ああ、確かにこれが一番美しいな”って最後は自分でも納得できたので良かったです。
──詞の中にジョーイ(・ラモーン)、ジミ(・ヘンドリックス)、ボブ(・マーリー)、ミック(・ジャガー)、ジョニー(・ロットン)、ジョン(・レノン)とロックの偉人の名前が出てくるので、単なるロック・アレンジにすると普通すぎるというのは確かにあったかもしれないですね。
卓偉:そうなんです。この曲が一番スタイリッシュに仕上げたかったんですよ。上質な感じで、でもちゃんと疾走感のあるロックなアレンジにしたいと思っていて。ちょっとブラックなテイストが欲しかったんですけど、ホンモノっぽすぎてもダメだし、スタイル・カウンシルみたいに白人がブラック・ミュージックを模倣した感じというか…そんな微妙なニュアンスが増本さんにはなかなか伝わらなくて(笑)。だから増本さんには、自分がこの曲をライヴでやる時にどんな衣装を着て、どんなメンバーでやっているのかまできっちり説明したんですよ。それで増本さんも判ってくれて、やっと出口が見つかったんです。
音楽もファッションも厚着をしたくない
──そういうやり取りは、TAKUI時代にはなかったアプローチだったんじゃないですか。
卓偉:そうですね。TAKUI時代はあまり足し引きを考えていなかったんですけど、今は要らない部分を如何に差し引いていくか、音数を少なくどうやるかが大事だと思っているんです。要らないものを取っ払ったら何が残るのかっていう部分ですね。そこは増本さんとも分かち合えていると思うし。ちょっとダサい部分とかをどう着崩すかっていうのが恰好いいと思うんですよね。
──それは、自分の核としてあるものが揺るぎないということじゃないですか。差し引いて残るものに対する自信というか。
卓偉:そうかもしれないですね。僕は普段、服装も厚着しないんですよ。身体のラインが見えるものが好きなんです。寒かったら厚着をすればいいんですけど、それは自分の美意識として違うんじゃないかと思っていて。暑いからってタンクトップ1枚でいればいいってものでもないし。そういうファッションの面での発想を音楽に取り入れていなかったなと気づいて、増本さんには「必要以上に重ねるのは嫌だ」ということを伝えたんです。僕は譜面も読めないので、そういうイメージ的なことばかりで説明するんですけど、それを判ってくれる人が周りにいるのは凄く幸せなことですよね。
──そんなスタイリッシュであることを追求する卓偉さんが、今までになく剥き出しの自分自身を歌にしたのがラストの2曲(「僕は君のオモチャ」「テレビジョン」)なのかなと。
卓偉:そうですね。スーツを着込んでいるからって、着飾りすぎて窮屈で動けないってことは全然なくて。歌詞で言えばホントに素の状態かもしれないですね。ただ、確かに唄いたいことは唄えているんですけど、「だから答えはこうなんです」っていう結果の部分には触れずに唄いたいんですよね。無責任かもしれないですけど、ある程度聴く人に余裕を持たせたいというか、想像させたいというか。これまでは「これはこういう歌なんだよ」っていう意図を押し付けていたかもしれないですけど、今は人それぞれの解釈があっていいと思っているんです。歌の中だけで作れる世界観っていうのもあるし、そこは自由に遊んでいきたいんですよ。
──今年の前半にこれだけ完成度の高い作品が完成するとなると、年内に発表される作品にも非常に期待が高まりますね。
卓偉:もう是非期待していて下さい。今もガンガン曲を書いているので。何だか今年は制作意欲が凄いんですよね。何かきっかけがあった訳じゃないんですけど、“1日1曲書くぞ!”くらいの勢いで。これまでは1月から3月に書いた曲をその年に出して、それ以降に書いたものはまた来年っていう感じだったんですけど、今年はこれから書いたものもフル・アルバムに入れていこうと思っています。それと、今まではデモ・テープを完璧に近い形まで作り込んでからスタッフに持っていってたんですけど、最近はギター1本で唄ったものを持っていったりしていて。そうすると、デモ・テープを作り込む時間が減るぶん曲作りの時間が増えるし。その辺も凄くラフになってきたというか。今まではちゃんと説明しないと気が済まなかったんですけど、最近は「これ、あまり良くないんじゃない?」って言われても、「いや、それはこんな感じで…」とか言い合うのも楽しかったりして。自分自身をプロモーションするというか(笑)。
──作りがラフで骨組みがシンプルだと、結果何度でも聴ける曲になりますからね。
卓偉:やっぱり、いい曲って結局ギター1本の時が一番よく判ると思うんですよね。でも、僕はそこに対しては欲があって、それにどんなアレンジを施そうがどんな形態で演奏しようが、聴いた時にいい曲だって思わせるようにしたいんですよ。
──6月から始まるツアーのほうも、シンプルで気骨ある感じになりそうですか。
卓偉:そうですね。夏なので夏っぽさというか明るい感じは意識したいですし、これまで発表してきてライヴであまりやってこなかった曲とかも、ライヴ用にアレンジしてやってみたいと思っていますね。今までは再現性を重視する部分が強かったんですけど、その辺も結構ラフな感じになってきていますね。
──年内に発表される次作のヒントになるのはやはり、「テレビジョン」のような曲だったりするんでしょうか。
卓偉:「テレビジョン」は次の作品への橋渡し的な存在になっていると思います。大体のイメージは出来てはいるんですけど、まだこれから曲も作っていくので自分でもどうなるかは判らないし。歌詞はさっきも言ったようにちゃんと聞こえるものにしたいですね。何かひとつテーマを決めて、コンセプト・アルバム的なものにしてもいいかなとも思ったりしてるんですけど。
──では最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
卓偉:最後はやっぱりライヴだと思うんで、是非ライヴに来て欲しいなっていうのが全てですね。今回のアルバムに関しては、7曲だとちょっと曲数が少ないと感じる人もいるかもしれないですけど、1枚でパッと聴きやすい感じに仕上がっているので、生活のお供になるような存在になればいいなと思いますね。ポップで優しい切り口で何度でも聴けると思うので、生活に取り入れて元気になってもらえれば嬉しいです。
僕は君のオモチャ
↑初回生産限定版 |
↑通常版 |
初回生産限定盤〈DVD付〉:zetima EPCE-5471〜2 / 2,800yen (tax in)
通常盤:zetima EPCE-5473 / 2,100yen (tax in)
* 初回生産限定の特典DVDには、PVメイキングと『REBORN THE COUNTDOWN 06-07』のライヴ映像「蜃気楼」を収録。
5.09 IN STORES
★amazonで購入する
★iTunes Storeで購入する(PC ONLY)
Live info.
TAKUI NAKAJIMA 2007『GET OUT TOYBOX TOUR』
6月14日(木)大阪:BIG CAT
OPEN 18:00 / START 19:00【info.】キョードーチケットセンター:06-6233-8888
6月16日(土)名古屋:E.L.L
OPEN 17:00 / START 18:00【info.】サンデーフォークプロモーション:052-320-9100
7月8日(日)東京:Shibuya O-EAST
OPEN 16:00 / START 17:00【info.】キョードー東京:03-3498-9999
7月15日(日)福岡:DRUM Be-1
OPEN 16:30 / START 17:00【info.】キョードー西日本:092-714-0159
■一般発売日:4月28日(土)
追加公演決定!!
6月23日(土)横浜:F.A.D YOKOHAMA
OPEN 17:00 / START 17:30【info.】キョードー東京:03-3498-9999
6月24日(日)栃木:HEAVENユS ROCK 宇都宮
OPEN 16:30 / START 17:00【info.】キョードー東京:03-3498-9999
6月30日(土)埼玉:熊谷HEAVENユS ROCK
OPEN 17:00 / START 17:30【info.】キョードー東京:03-3498-9999
■一般発売日:5月26日(土)
■チケット料金:¥4,500(税込)
■未就学児童入場不可
■オールスタンディング・整理番号付
■ 公演地によってドリンク代が別途(当日)かかる場合があります。予めご了承ください。
【total info.】BEAT & LOOSE:03-5765-6806(平日 13:00〜18:00)
中島卓偉 OFFICIAL WEB SITE
http://www.takui.com/top/
中島卓偉さんから素敵なプレゼントがあります!