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early 60's BRITISH BEAT座談会 PATCH(Radio Caroline / VIOLETS)×ROY(THE BAWDIES)×Mr.PAN(THE NEATBEATS)('07年3月号)

early 60's BRITISH BEAT座談会 PATCH(Radio Caroline / VIOLETS)×ROY(THE BAWDIES)×Mr.PAN(THE NEATBEATS)

嗚呼、忘れじのマージービート狂想曲

来たる3月16日、新宿ロフトで興味深い対バンが実現する。'50年代後半から'60年代前半にかけて隆盛を誇ったマージービートと呼ばれる真の意味でピュアなロックンロールを継承するバンドが集うイヴェント『PREMIUM ROCK and ROLL NIGHT』がそれだ。その顔触れは…平均年齢23歳ながらその演奏技術は随一、新興勢力・THE BAWDIES! バンド結成4年ながらメンバーのキャリアは一級品、個々の活動も盛んなRadio Caroline!! 今年で結成10周年、今やこのシーンの代表格・THE NEATBEATS!!! この豪華絢爛なイヴェント開催を記念して、THE BAWDIESからROY(vo, b)、Radio CarolineからPATCH(vo, g)、THE NEATBEATSからMr.PAN(vo, g)のお三方に集まって頂き、各人に“この1枚”を挙げてもらいながらそれぞれのルーツ・ミュージックを大検証。今も色褪せぬブリティッシュ・ビートについて存分に語り倒してもらった。(interview:椎名宗之+植村孝幸)


街に溢れとったんや、ブリティッシュ・ビートは(Mr.PAN)

──本日のお題は、'50年代後半から'60年代前半のブリティッシュ・ビートについて存分に語ろうというものです。まずはざっくりとその辺りの音楽を好きになったきっかけからお聞きしたいのですが。

PAN:若手! お前からや!

ROY:…は、はい! えーと、高校3年生くらいの時に…。

PAN:(PATCHをチラ見して)俺達がいくつの時だよ?

──諸先輩方の神経を無闇に刺激しないように(笑)。

ROY:はい(笑)。レコード屋でザ・ソニックスが流れているのを聴いて、とにかく恰好いいなと思って。それで店員さんに聞いたら「'60年代のバンドだ」って言われて…そこから自分でルーツを調べたりして、リトル・リチャードにまで辿り着いて。

──それからどんどん遡っていく感じなんですね。

ROY:ええ。そこからビートルズなんかも聴き直したりして。でも、最初はザ・ソニックスでしたね。

PAN:俺はね、高校卒業してイギリス行った時かな。イギリスの街に溢れていたって言うか、クリフ・リチャードとかザ・シャドウズとかが。案外、日本では当時聴いたことなかったし、それが大きいかな。それまでもサーチャーズとか聴いてはいたけど、それもオールディーズの一環として聴いていて、ブリティッシュはそんな聴いてなかったし。PATCHは?

PATCH:ちゃんと聴いたのは19〜20歳の頃かな。最初は高校の時にローリング・ストーンズを聴いて。それから上京してきてから、DJやってた友達に色々聴かせてもらって。でもその頃はバンドよりも黒人音楽、R&Bとかブルースが好きでよく聴いていて、それをカヴァーしてるバンドを聴いていたって感じでしたね。だからイギリスもそうだけど、アメリカのガレージ・バンドとかもよく聴いていたかな。

──'50年代後半から'60年代前半にかけてのフェイヴァリット・バンドはどの辺ですか?

ROY:最初からヴォーカルに興味があったので、バンドっていうよりは、リトル・リチャードとか黒人のヴォーカルものですかね。

──リトル・リチャードは、ビートルズがカヴァーしたことで再評価されたりしましたよね。

PAN:俺は、'50年代はどっちかと言うとロカビリーばかり聴いてましたからね。まずはエルヴィス・プレスリーから始まって。俺の場合は、グループなんだけどヴォーカルがちゃんとおったのが好きで、最初はジョニー・バーネットとかが強烈でしたね。他の白人のポップスとか、いわゆるオールディーズとは一線を画してるなと。

PATCH:俺はそう言われるとその辺りの音楽は余り聴いていないのかもしれないけど…やっぱりローリング・ストーンズになっちゃうかな。どっちかと言うと、2人よりはその頃のものは聴いていない。

──でも、ストーンズがカヴァーした曲のオリジナルを辿って聴くと、音楽的な教養がかなり高まりますよね。

PATCH:そうだね。ビートルズも元々ガレージとかやっていたり、カントリー&ウエスタンの要素も持ってるしね。


ヴォーカリストは声のパワーと黒い声が重要(ROY)

──今日はみなさんにとっての“この1枚”というレコードを持参して頂いておりますので、早速披露して頂きましょうか。

ROY:僕はブリティッシュではないのですが…最初はやっぱり、リトル・リチャードの「TUTTI FRUTTI/KEEP A KNOCKIN'」(7インチ)ですね。最初にロックンロールという言葉にピンとくる音っていうのがこれを聴いた時でしたね。

▲ROYが持参したのはリトル・リチャードの7インチ「TUTTI FRUTTI/KEEP A KNOCKIN'」とオムニバスCD『KING NEW BREED RHYTHM & BLUES』。

──ROYさんにとって、リトル・リチャードの一番グッとくるポイントはどこなんですか?

ROY:黒人のヴォーカリストが凄く好きで、声のパワー、低音とか太い声とかがかなり重要に感じるんですよ。だけど、リトル・リチャードの声はそれプラス、高い声があって。他の黒人のヴォーカリストの声を聴いていると、“こう唄いたいなぁ”って思えるんですけど、リトル・リチャードを聴くと“こうは唄えない、声が出せない、レヴェルが違う”って感じるんですよね。最初にそれを聴いちゃったから、衝撃が凄く大きくて…。

──一番影響を受けたヴォーカリストと言っても過言ではない?

ROY:そうですね。テンションも違うし。

──このシングルの2曲は、言わずと知れたリトル・リチャードの代表曲ですよね。

ROY:やっぱり最初に聴いたってこともあって、思い入れがありますね。あともう1枚、全く関係ないんですけど、ザ・ソニックスを聴いて色々と調べていった頃に、黒人音楽のルーツはR&Bっていう言葉が頭に残って、何を聴いていいのか判らなくてコンピレーションを探したんですよ。その時に見つけて初めて買ったのが『KING NEW BREED RHYTHM & BLUES』というオムニバスで、このアルバムの1曲目、マイク・ペディシンの「BURNT TOAST AND BLACK COFFEE」が恰好良くて今でも凄く好きなんです。でもこのミュージシャン、誰に訊いても知らないって言うんですよ。せっかくなので持ってきたんですが、お2人は知りませんか?

──それは黒人の女性ヴォーカル・グループのコンピレーションですか?

ROY:いや、色々と入ってますね。

──それにしても、またシブいアルバムを選びましたね。

ROY:たまたまですけどね。ジャケットが黒人だし、R&Bって書いてあるし、間違いないかなと思って。

──いわゆるジャケ買いってやつですね。PANさんはご存知ですか?

PAN:いや、収録されてるファイブ・ロイヤルズとかは知ってるけど…この曲は判らんなぁ…。

PATCH:ジョニー・ワトソンとか入ってるんだ、へぇー。

PAN:マイク・ペディシンっていう白人のアーティストはいるよね、オールディーズで。

──曲自体はどこかのバンドがカヴァーしているから聴いたわけではないんですか?

ROY:いや、僕もこれで初めて聴きましたね。

──この手のコンピレーションは普段からよく買いますか?

ROY:このKENTってレーベルのは結構好きで、内容も面白くて、見つけるとすぐに買いますね。

PAN:イギリスのACEっていうレコード会社の中のレーベルやね、これ。

──特にこの時期の音楽は、“このレーベルなら間違いない”っていうのがありますよね。

ROY:ありますね。ブルースでも、最初どれを聴けばいいか判らない時はCHESSのを買っておけば間違いないとか。

──PANさんはこの時期、どのレーベルがストライク・ゾーンですか?

PAN:どうやろ? 俺はSUEとか好きかな。ブルースやとEXCELLOとか。

──ストーンズ好きなPATCHさんは、DECCAとかあの辺ですか?

PATCH:そうだね。ATLANTICとかもいいよね。

PAN:VOLTとかHIGHも良いよね。

PATCH:でも、レーベル買いってハズレが2回続くとイヤになっちゃったりするよね(笑)。

PAN:CHESSでもあるよね、古いやつだとDOO-WOPし過ぎちゃったりとか。


イギリス='63年、アメリカ='66年説を採用します(PATCH)

──さて、そんなPANさんはどんな1枚を?

PAN:僕はジョニー・バーネットの『and the ROCK'N'ROLL TRIO』ですね。

▲Mr.PANはピュア・ロカビリー名盤中の名盤、ジョニー・バーネットの激レア・オリジナルを嬉しそうに披露。

──おお、これはシブい!

PAN:これはね、8ドルで買ったん。で、オリジナル盤で、今は6,000ドルくらいするらしいで、鑑定してもらったら。

──本当ですか!? 実に約750倍ですよ!

PAN:アトランタのフリーマーケットで買ってね、一緒に行った外人のDJが「もしかしたらこれは本物かもしれん、買っておいたほうがええんちゃう?」って。

──で、買ったら本物だったと?

PAN:そう、これが2〜3枚あってね。それで1枚ずつ分けて、ヤードバーズがカヴァーしてた「THE TRAIN KEPT A-ROLLING」とか入ってるし、やっぱりこれかなと。ウッド・ベースと思われへん、スリー・ピースでこの音圧は凄いなと。

──これはいい買い物でしたね。

PAN:でも当時はホント、LPの時代じゃないから売れへんやったらしいね。この後、ジョニー・バーネットはポップ路線に行ってポシャっちゃうんやけどね。

──このアルバムはいつ頃のリリースなんですか?

PAN:'56年とかちゃう? ウッド・ベースとかのギリギリ全盛期かな。もうそろそろ、みんながエレキ・ベースを持ち出す頃ちゃうかな?

──PATCHさんが持ってきたのは…?

PATCH:ブリティッシュ・ビートって言われたのに、アメリカのバンドを持ってきちゃった(笑)。しかも、'66年ってちっともアーリーじゃないですけど、R&Bとかブルースのカヴァーありと言ったらザ・シャドウズ・オブ・ナイトの『GLORIA』かなと。

▲PATCHはシカゴを代表するガレージ・パンク・バンド、ザ・シャドウズ・オブ・ナイトの『GLORIA』をチョイスし、いつもながらのマイペースっぷりを発揮。

──これは定番ですね。

PAN:でも何かあったらアメリカは'66年って言うよな。

──PATCHさんがこのアルバムを選んだのは?

PATCH:やっぱりストーンズと比較するとね、武骨なんだよね、ヘタクソさ加減とか。アメリカ人気質だからかな。これに入ってる「I JUST WANT TO MAKE LOVE TO YOU」とかも昔カヴァーしたけど、ストーンズのほうじゃなくてシャドウズのほうをカヴァーしたもんね。わざとらしいと言うか、ネチッこいと言うか…アメリカ人だから繊細じゃないんだろうね、やっぱり。ストーンズのやつなんかはガチャガチャ聴こえるけど、よく聴くと細かいなって思うんだよね。

PAN:神経質なんだよね、良い意味でイギリスの音は。

──じゃあ、ちょっとチープなところも魅力のひとつ?

PATCH:そうね、音はそうじゃないんだけど、やってる姿勢とかが。まぁ、メンバーも当時20歳とかだもんね。

PAN:やっぱり、イギリスは'63年、アメリカは'66年だよな。

──ん? どういうことですか?

PAN:イギリスでビートルズやストーンズなどがデビューして人気に火がついたのが'63年辺りで、彼らがアメリカに渡っていって、それをアメリカ人の子供が観て恰好ええなぁってマネして練習して、ステージに出てき始めたのが'66年くらいとか…。

──'66年になると、アメリカではフォーク・ロックの流れとかも出てきますよね。

PAN:この辺りは1年間くらいでどんどん変わっていったなぁ。'67年でまた変わっていくし。

──イギリス='63年、アメリカ='66年説っていうのはどうですか、PATCHさん。

PATCH:異議なしですね。採用します(笑)。

一同:(爆笑)


今年から全て統一でやるで(Mr.PAN)

──ROYさんは、アメリカのバンドで影響を受けたと言えば…。

ROY:やっぱりソニックスですね。'54年くらいのロックンロールって言うと黒人寄りなイメージを凄く持っていて、白人にとってのロックは今もずっとあるけど、黒人にとってはその数年かのダンス・ミュージックのひとつだったんだなと思いますね。その時にしかない熱みたいなものがあって、ソニックスにはその時の熱さっていうのを凄く感じるんですよ。白人の手に渡ったことによって、ロックンロールがちょっとポピュラー化するじゃないですか。ソニックスやビートルズが影響を受けたロックンロールは、その'54年からの何年かの本物のロックンロールの匂いがするんですよ。だけど、ビートルズはそれをそのままやるんじゃなくて、更に自分達の音楽にしちゃったことが凄いなぁって思います。

──ちなみに皆さん、ビートルズのアルバムで一番好きなのは何ですか?

PAN:最初はやっぱり1枚目(『PLEASE PLEASE ME』)だったけど、今は『REVOLVER』かな。

PATCH:聴いている時期にもよるけど、基本的には全部好き。でも、今の気分だと『SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』かなぁ…。

ROY:僕は『WITH THE BEATLES』ですね。

──ビートルズが他のビート・バンドと違っていたのはどんなところだったと思いますか?

PAN:やっぱり、オリジナル性ちゃうん? ビートルズが優れ過ぎているのは、黒人のR&Bの良いところを全然違う形で消化したって言うか…新しい形を提示したところ。普通の他のバンドやったらそこそこやったらこんな感じってなるんやろうけど、ビートルズは全く違うことをやったっていう。

ROY:ロックンロールとかでも普通のバンドだったら3コード残して、歌詞を変えて、メロディを変えてっていうのは普通に思いつくけど、ビートルズはそうじゃなくて、呑み込んで全く違うもの出すって感じで…そういうところが他のバンドとの違いと言うか、天才だと思いますね。

PAN:技術で言うと、ポールがそのベースラインを弾きながら唄うのかよ! っていうのが衝撃的やったね。

PATCH:ジョンとポールっていう我の強い2人のメンバーがいたのも逆に良かったんじゃない?

──PATCHさんはどちらかと言えばストーンズ派なんですか?

PATCH:単純に全部好きですよ。どっちかと言うとビートルズのほうがちゃんと全部聴いてるかな。ストーンズは…余り聴いていないかも。

PAN:ストーンズって聴きにくいところもあるよね。

PATCH:『BLACK AND BLUE』とかはいいんだけどね。でも、ストーンズはホント音に貪欲って言うか、レゲエが流行れば曲に採り入れたり、ディスコが流行ればそれっぽいのをやったりとか。

──『SOME GIRLS』はパンクっぽいですもんね。

PAN:また、その勘違いしてる感がいいんだけどね。

PATCH:こないだ出た一番新しいやつ(『THE BIGGER BANG』)が最近の中で好き。昔っぽくてね。

──エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジという俗に日本で言う3大ギタリストには皆さんどこまで影響を受けていますか?

PAN:ジェフ・ベックは、ジェフ・ベックというよりもヤードバーズのギタリストのイメージ。クラプトンはヤードバーズっていうより、ジョン・メイオール・ブルースブレイカーズのギタリスト。クリームとかよりその時期が一番好き。

──ヤードバーズで言うとどの時期が一番好きですか?

PAN:俺は…ジミー・ペイジの時期かな。それは変なギターの弾き方っていうことだけだけど。バンド的には初期、作品的には『FIVE LIVE YARDBIRDS』が好きだね。

PATCH:俺もバンド的には同じく初期。作品的にはあの変な絵のやつ(『ROGGER THE ENGINEER』)、ギターがジェフ・ベックのが好き。

ROY:僕は最初のライヴ・アルバム(『FIVE LIVE YARDBIRDS』)はよく聴いていましたね。ギタリストじゃないからギターがどうのってわけじゃないけど、ブルースを余りよく判っていない時に聴いて、“ブルースってこんなんじゃないかな”って思ったのを覚えてますね。

──キンクスやフーからの影響は?

ROY:キンクスは凄く好きで聴いていましたけど、フーは余り聴いていないですね。

PAN:フーは俺、ロック・オペラ『TOMMY』が最初やった。映画で観て。映像と音楽がリンクしたのとか観たことがなかったから凄いなって思った。

──どちらかと言うと初期のほうが好みですか?

PAN:やっぱりね、昔のはR&Bのカヴァーとかやってたからね。

PATCH:俺はキンクスならどこの時代も好きだったね。

──あの時代のビート・バンドで黒いヴォーカルと言えば、僕はアニマルズのエリック・バートンを思い浮かべますけど。

PAN:アニマルズは「朝日のあたる家」とか有名だけど、「BABY LET ME TAKE YOU HOME」とか凄いブルースマンやもんね。

PATCH:アニマルズはカヴァーに関しても凄く恰好いいよね。選曲なんかも凄くいいし。結構地味な曲なんかもあるのにね。

──この時代の音楽の魅力を挙げるとするならば、どんなところでしょうか?

PAN:やっぱ素直さじゃない? レコーディングの仕方でもそうやけど、“別に間違えてもええやん、それはそれで”みたいな。今の音って上手くて聴きやすい、でもそれ以上に何があるって言ったら激しさなんかがないんちゃう? パンチがないって言うかさ。しかも今は技術があるから何でも出来るのが当たり前だろうけど、当時は技術がなかったわけだからね。

PATCH:音に対して純粋だよね、みんな流行ったほうにやってるもん。

PAN:もう今年からそういうふうにしよっか? “とりあえず今年はこれですよ”ってなったら、それに対してみんな向かってやるっていうような(笑)。

PATCH:でも、当時はそういうことだもんな。

PAN:お客さんにも断って、「去年は革ジャンだったけど、今年はスーツでな」とかな。だから今年から統一。今年の全バンドのギターの高さはココとか(笑)。

PATCH:へそ上とかね。

PAN:長髪はダメとかな(笑)。


現状維持、やや右肩上がりで(PATCH)

──話は尽きないのですが、各々のバンドの近況を交えて、今年の抱負なんぞを頂ければと思いますが…。

ROY:音源も出ますし、ライヴもたくさんやっていきたいですね。あとはいろんなジャンルとどんどん絡んでいって、いろんなお客さんに僕らのロックンロールを観てもらいたいですね。それと、今年はオーストラリアとかにも行きますし、ワンマン・ライヴとか初めて尽くしなので頑張りたいですね。

──ニートビーツは10周年ですね。メモリアル・イヤー的な構想もありますか?

PAN:まぁ、色々したいなとは思うな。もちろんアルバムもそうですし、カヴァー・アルバムとかも作りたいし、スタジオも作ってる最中やし…なんか実験開始的なこと、新しいことをしたいな。

PATCH:俺は今年はこのままな感じ、現状維持で。出来ればこのままで売れたい(笑)。

PAN:現状維持なんだけど、あわよくば若干右肩上がりで?(笑)

PATCH:そう、誰かアイデア教えて下さい。

──最後に、3月16日の新宿ロフトでのライヴに向けて何かあれば。

PATCH:お客さん、似たり寄ったりだからな。

PAN:だから知り合いでもそんなに知らない子を連れてきて欲しいな、会社帰りとか学校帰りとかに。

──それが右肩上がりに繋がると?(笑)

PATCH:そう。それこそが現状維持からの脱却です(笑)。

Live info.

KDDI DESIGNING STUDIO LIVE RECOMMEND PREMIUM ROCK and ROLL NIGHT 3月16日(金)新宿LOFT
THE BAWDIES / THE NEATBEATS / Radio Caroline
OPEN 18:30 / START 19:30
TICKETS: advance-2,500yen (+1DRINK) / door-3,000yen (+1DRINK)
【info.】shinjuku LOFT:03-5272-0382

THE BAWDIES OFFICIAL WEB SITE
http://thebawdies.fc2web.com/

THE NEATBEATS OFFICIAL WEB SITE
http://www.neatbeats.net/

Radio Caroline OFFICIAL WEB SITE
http://radiocaroline.jp/

posted by Rooftop at 15:00 | TrackBack(1) | バックナンバー

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