ギター バックナンバー

夜のストレンジャーズ('07年1月号)

夜のストレンジャーズ

燃え上がる俺の魂──SET MY SOUL ON FIRE!

不器用極まりない男のやさぐれた夜の捌け口は、一杯のウヰスキーとそっと寄り添うブルースがあればいい。それがポケットサイズのブラックニッカと夜のストレンジャーズの歌ならばなおいい。ミウラ(vo, g)が喉元から振り絞る酒焼けした歌声は、他人行儀で冷たい夜を甘美で優しい夜に変えてくれる。
 日本全国津々浦々でブギ革命を巻き起こしている夜のストレンジャーズ(通称:夜スト)が約1年振りにブチかます通算4作目のアルバム『SOUL ON FIRE』は、ロックンロール、リズム&ブルース、ブギ、ソウル、ジャズ、ロッカビリー、パブ・ロックなどあらゆる音楽的要素を噛み砕き血肉化した渾身の一作だ。男心をくすぐるセンチメンタリズムと心意気が全13曲に通底し、如何にも夜ストらしい誠心誠意なソウルは健在。ネモト・ド・ショボーレ(DECKREC代表)が見守る傍らで旨そうに瓶ビールを呷るミウラが、終始はにかみながらもこの会心作について誠実に語ってくれた。(interview:椎名宗之)


シャウトするソウルのヴォーカルにグッと来る

──今回で4枚目ですけど、これまでで一番ストレスなく録れたそうですね。

ミウラ:まぁ、慣れてきたっていうのがありますね。録る人も『Beautiful Life』で今の人と初めてやって、その人と今回も一緒にやったからそれが良かったんだと思います。

──機材を変えたとかっていうのはありますか?

ミウラ:ギター・アンプを買ったんですよ。フェンダーのスーパーリバっていうのを、ちょっと変なところから格安で手に入れて。

──曲はかなりヴァラエティに富んだものが揃いましたね。

ミウラ:一気に作ったわけじゃなくて、前のアルバムの頃に作ったのとかもあるし、1年ぐらいかけて溜まった曲なんでね。

──前作までと、テーマというか作風にそれほど変化はないですよね?

ミウラ:まぁやっぱり……生活にも変化がないので(笑)。

──はははは。では、前作から今作までの間に変わった部分は?

ミウラ:ライヴでもっと燃えてやろうって思うようになりました。前から燃えてはいたんですけど、もっと振り切れてやろう、みたいな。

──メーター振り切って、もっともっと振り切っちゃえ! みたいな。

ミウラ:そうですねぇ。

──そんな燃え滾りモードになったきっかけは何かあったんですか?

ミウラ:やっぱりそのほうがこっちも面白いし、お客さんも面白いだろうし。

──うっかりビールとウィスキーを呑み過ぎてしまいそうな「Gimme Gimme」、コール&レスポンスの情景が目に浮かぶ「ナイトクラブ」など、今作もライヴ映えするような曲が多いですよね。

ミウラ:ライヴでやってから録ってるっていうのがありますからね。1曲だけ、ライヴで1回もやってない曲もあるんだけど。

ネモト:未だにやってないの?

ミウラ:やってないというか……できない(笑)。

──それはどの曲ですか?

ミウラ:「この熱き愛」。録音するときにできて、他の2人が「(ライヴで)そんな急にできない」って(笑)。「頼むからやめてくれ」って。

──「この熱き愛」は、今作の中で最もソウルフルな曲ですよね。

ミウラ:そうですね。ソウルは昔からホントに好きなんです。最近は富みに。もうソウルしか聴かないってぐらい。

──ミウラさんがソウルを聴いて一番グッと来るところは?

ミウラ:シャウトですね。張れるだけ張った声でずっと唄ってる人とかいて、凄いなぁ、って。

──日本人にも声量のある人はいますけど、向こうの人は骨格からして違いますからね。

ミウラ:デカいですからね。身体に反響するんでしょうね。

──そうなると、ミウラさんのヴォーカルもまたシャウトするところがキモなんですかね。

ミウラ:そういう曲を作るようにはしてますね。そうじゃない曲もいっぱいあるけど。作るときに自分の一番デカい声が出るところにキーを合わせて。自分が出せる一番高いところギリギリの音に一番デカい声を合わせて。

──今作を聴いて、夜ストはやっぱり歌ありきというのが大きなポイントだと思ったんですよ。ブルースやソウルのフォーマットを踏襲しつつ、最終的に残るのはミウラさんの歌声なのかな、と。

ミウラ:俺はそう思って唄ってますけどね。他の2人がどう思ってるかは判んないけど(笑)。

──歌を通じて伝えたいのはどんなところでしょう。

ミウラ:曲それぞれですけどね。……そんなに考えてないかなぁ(笑)。

──歌詞を伝えるっていうのももちろんあると思うんですけど、今回で言うと「ブラインドミウラストレンジャー's ブギー」の最後のフェイクっぽいところが一番ソウルっぽいと思ったんですよね。 

ミウラ:あれは録音してるときに急に思いついたんですよ。曲はギターを弾きながら作るんだけど、録音のときはギターを弾かなくていいからなんか言っとこうかな、みたいな(笑)。

──録音のときはある程度曲を固めてからスタジオに入るんですか? それとも、現場でアドリブを取り入れながら進めますか?

ミウラ:曲ができてまずライヴでやってから録音するって感じだから、ライヴでちょっと変わるっていうことはありますけど、大体作ったそのままの感じですね。

──曲作りは、家で酒を呑みながら鼻歌まじりに?

ミウラ:メロディと歌詞は大概(仕事の)現場で。掃除屋やってるんですけど、そこで頭の中でメロディと歌詞を作って、家帰ってまとめるっていう感じですかね。

──じゃあ、メロディと詞は割と同時に浮かぶ感じですか?

ミウラ:そうですね。メロディを先に作って、それに合わせて歌詞を作るっていうのは余りしないです。前は詞のほうが先だったりもしたし。

──歌詞はストーリー性が強いですけど、メッセージを込めるというよりは、ストーリーを伝えるために語感を重視する感じですかね。

ミウラ:それはそうですね。判りやすい言葉で、っていうのは意識してます。

──レコーディングの直前まで歌詞を書き直したりしますか。

ミウラ:ライヴでやってるときは2番と3番同じで唄ってたのを、後かm(ら3番の歌詞を付け足したりとかはありますね。ライヴのときは結構適当なんで。

──収録曲は、できたものから流れを考慮しつつ並べていく感じですか。

ミウラ:できたものから…そうですね。収録するときに曲順は変えてますけどね。

──「プライベートな話をしよう」みたいなにグイグイ引っ張っていくノリのいいナンバーもいいですけど、「ホテルカスバに留まって」のようなジャジーなテイストの曲もグッと聴かせますね。

ミウラ:ああいうの好きなんですよね。あれは国境を越えるっていう歌詞なんですけど。

──なんとなくシベリアみたいな雰囲気が……。

ミウラ:俺の中では、ヘルシンキのイメージなんですよ。

──描かれる情景は、特に日本に限定しているわけではないんですよね。

ミウラ:そうですね。場所と時代は余り限定せずに……でも、泥臭い感じが好きです。

──設定が曖昧なぶん、聴くほうも妄想を許されるところがありますしね。

ミウラ:それか、極端に個人的なこととか。極端にしたいですね。凄く個人的なことか、どこの話か全然判らないようなのか、どっちかがいいですね。

──ボブ・ディランのように、個人的に思うところや思想を歌詞に盛り込むことはあえてしませんか?

ミウラ:ああ、クラッシュとかは凄く好きですけどね。ジョー・ストラマーの熱いところとか。でも、余り思想を入れたりとかはねぇ。

──それをソロに託そうっていうのは?

ミウラ:(ソロの)弾き語りはカヴァーで好きな曲をやるだけですからね。単純に楽しいから。

──ソロはフォーク・ブルース限定なんですか?

ミウラ:いや、色々やりますよ。ジャンルを問わず、古今東西の名曲を。ジャズをやったりもするし。

ネモト:シャネルズとかもやるよね(笑)。

ミウラ:「トゥナイト」ね(笑)。あの曲、大好きなんですよ。あとは小林旭の「ダイナマイトが百五十屯」とか。

ネモト:「ダイナマイト〜」はマーシー(真島昌利)もやってたもんね。

──じゃあ、そこはバンドと一線を引いて。

ミウラ:オリジナル曲はやっぱりバンドでやりたいですからね。

──ソロはソロで単純に楽しむ感じで。

ミウラ:そう。で、最後は呑み過ぎて弾けなくなって終わり(笑)。あとは誰かに抱えられて帰るという…。

ネモト:僕が下北でバーをやってて、そこでいつもミウラ君のソロ・ライヴをやってたんですけど、3部構成で最後はグダグダですから。お客さんもグダグダで(笑)。


あえて言うなら“グッド・ミュージック”

──今度のアルバムを作るにあたって「こうしよう」っていうのは最初に何かあったんですか?

ミウラ:とりあえず、全員シラフで臨みました(笑)。

──いつもは呑みながらなんですか?(笑)

ミウラ:そうですね。今回はシラフで、もっと丁寧に演奏しようみたいなのはありましたね。

──ちゃんと弾こう、と。

ミウラ:そう、「ちゃんと弾こう」って思いましたね。

──今までは気持ち良く弾けて唄えればそれでヨシだった?

ミウラ:失敗しなきゃいいか、みたいな。判ってなかったんですね(笑)。今も判ってないけど、前は今よりもっと判ってなかった。

──丁寧に弾こうと心がけたのは、何か心境の変化でもあったんですか?

ミウラ:うーん……これからそうしていこうと思おうとして…いる。判んない(笑)。

──きちんとした演奏を心がける上で、他のメンバーと事前に話し合ったりもしたんですか?

ミウラ:そんなに話し合うこともないですからねぇ。曲もライヴでずっとやってたものだし、その間に他の2人も考えてちょこちょこ変えたり、色々やってると思うんですけど。

──もうバンドとして7、8年やってますもんね。そこはもうあうんの呼吸で?

ミウラ:そうですね。余り考えたりはしないですねぇ。

──ミウラさんから「この曲はこんな感じで」とか細かく指定したりは?

ミウラ:いや、まぁキーとコード進行ぐらいで。あとは適当に、って。1、2回合わせてみて大体これで、みたいな(笑)。大まかなイメージから外れないようにはしてますけどね。

──それができるのは、3人の音楽的なバックグラウンドが近いっていうのもあるんでしょうね。

ミウラ:そうですね、だからそんなに大きくズレたりっていうのはないですね。

──「今回はソウルな感じで!」とか今更言うわけでもなく。

ミウラ:うん、言わないですね。ただテッちゃん(ds)には「16ビートはやめてくれ」って言ったりしますけど(笑)。アイツは16ビートが好きなんで、でもこの曲にそれは違うだろう、みたいな。そういう極端な勘違いはありますけど(笑)。

──「200km Baby」にはジェイムス・ブラウンの「I Got You (I Feel Good)」っぽいフレーズがあったり、他にもいろんな音楽ネタが盛り込まれていると思うんですけど、そういう仕掛けは音楽好きにはたまらない楽しみでもありますよね。

ネモト:ジミヘンとかね(笑)。

ミウラ:そm(う。元ネタはジュニア・ウェルズとかも意外に。全然違ってますけど。

──ベースやドラムにもフレーズの元ネタがあるんでしょうか。

ミウラ:どうなんですかねぇ…。ヨーホー(b)は良いメロディを弾きますけどね。テッちゃんはどうなんだろう…。でもここ1、2年で凄く締まったドラムを叩くようになりましたね。

──ドラムが締まったぶん、ヴォーカルが安定するようになった感じはしますか? ドラムが違うと唄いづらいなんて話をよくヴォーカルをやっている方々から伺いますけど。

ミウラ:ああ、そうかもしれないですねぇ。

──夜ストは音楽に対する造詣の深さがさりげないところがいいですよね。「こんなの知らねぇだろ」みたいなお仕着せがましい部分がない。

ミウラ:まぁ、単純に自分が好きだっていうだけで。押し付ける気はないですね。

──自分達の音楽的なルーツをファンに聴いて欲しい気持ちはありませんか?

ミウラ:「聴けばいいのに」とは思いますけど。でも、ユニオンとかで俺の好きなレコードが安いので、余り人気が出ちゃうとそれもどうかなぁって(笑)。いつまでも安い中古盤が買えるといいなぁって思いますけど(笑)。ただ、みんな聴けばいいのに、いい音楽はもっといっぱいあるのに…とは思いますけどね。

──でも、日本でブルースっていうと、良くも悪くもエリック・クラプトンっぽい求道的な聴き方を良しとする堅苦しさがありますよね。

ミウラ:そうそう。ダサい人がやってるみたいなね。うんちくばっかりで。

──能書きばかりたれるジャズ・ファンもタチが悪いですけど(笑)。

ミウラ:大人の音楽、とかね。でも、ロバート・ジョンソンなんて30前で死んでるし。

──夜ストはそんなブルースやソウルの音楽的素養をよく噛み砕いて判り易く伝えてますよね。歌詞も平たい日本語だし。

ネモト:歌ありきですからね。ブルースがやりたくてそういう歌詞を付けるっていうんじゃなくて、まず歌があって、っていう。

ミウラ:いいこと言うねぇ。

──そんな他人事みたいに(笑)。でもホントにまず歌ありきのグッド・ミュージックという感じがしますね。今回のアルバムも粒が揃ってて、これだけ曲数があるのに「え、もう終わりなの?」って結果的に何度も聴ける。1曲1曲を冗長にしようっていうのがないですよね。こういうスタイルの音楽なら、ジャム・バンドみたいに曲をいくらでも長くすることができるじゃないですか。

ミウラ:ああ、そういうのは好きじゃないんですよね。家でレコードを聴いてても、オイシイところだけ聴いたら他のやつを聴きたくなっちゃう(笑)。

──ただ、曲を短くまとめると、そのぶん構成力の難しさも要求されますよね。

ミウラ:…余り考えてないですね(笑)。

ネモト:自分が飽きる前に終わろう、みたいな。

ミウラ:そう、飽きちゃうんですよね。

──長いギター・ソロとかも好きじゃないですか?

ミウラ:そんなにネタも持ってないし、好きじゃないですねぇ。オイシイことだけやりたいんですよ。自分がオイシイことだけ。

──まぁ、いわゆるR&Bの定型っていうのは3分以内で終わるのが定義ですもんね。

ミウラ:シングルは短いんですよね。

──夜ストにプログレの要素なんかを求めても仕方ないですしね(笑)。

ミウラ:聴いたことないですからね(笑)。

──ブルースを基調とすると、どの曲も似たような感じになって曲を覚えるのが大変じゃないですか?

ミウラ:ああ、エルモア・スタイルみたいな。でも、ブルースをやってると言い切るような感じでもないんですよね。ロックっていうふうにも考えてないですけど。あえて言うならやっぱり……いい音楽。それこそグッド・ミュージック。ソウルとかブルースでも、俺を通って出てきたらまた違う音楽になってると思うし。

──決して借りものではないし、ちゃんとミウラさんの肉体を通過して発信された歌ですからね。

ミウラ:うん、借りてはないですね。…借りたっつったらまた極端に借りたりしますけど(笑)。モノマネみたいなのとか。

──これからもソウルっぽい曲は増えていきそうですか?

ネモト:でも、一番新しいのはブギーだよね。

ミウラ:ああ、そうだね。ソウルばっかり聴いてるって言ってる割には、できる曲はそうでもなかったりするし。

ネモト:不思議なのが、夜ストはホーンが入ってそうな曲なのにホーンが聴こえないんですよ。でもそれでちゃんと完成してるんだよね。そこは不思議ですね。


ライヴでは酒を控えて丁寧な演奏を…!?

──ホームグラウンドであるレッドクロスでの3デイズがツアーのハイライトですか?

ミウラ:その後まだあるんですけどね。メンバー全員仕事があるので月にやれるライヴが限られてますから、毎月ちょっとずつ地方に行ったり。

──地方巡業というか、旅のドサ回りという言葉が似合うバンドですよね(笑)。

ミウラ:そうですねぇ。全国各地を回ったりとかもやってみたいですけどね、いつの日かm(。

ネモト:もともとミウラ君はソロの弾き語りで全国を旅したりしてましたからね。

──ギター1本でフラッとどこかへ行けるのはいいですよね。旅はお好きなんですか?

ミウラ:出不精なんですけど、行っちゃえば楽しいですね。行ったら戻りたくなくなる。

──でも、「ツアーはしんどい」とブログに書かれてましたけど。

ミウラ:酒がね(笑)。呑まなきゃそんなにツラくないはずなんだけど。

──ステージから打ち上げまで振り切れっぱなしなわけですね(笑)。

ミウラ:凄い汗をかくんですけど、それですぐビール呑んじゃダメなんですよね。水も飲まないで。ドクターでやったときに「あなた死ぬわよ」って言われて(笑)。汗かいていきなりビール呑んで、「顔色がおかしい」って、「死ぬわよ」って怒られた。

ネモト:ライヴ中全員呑んでるもんね。

ミウラ:でも、一応気をつけてるんだけどね。

──呑み過ぎて本番中に何かやらかしたことはありますか?

ネモト:俺がびっくりしたのは、テッちゃんが叩きながら寝てたっていう。

──ははははははは。

ネモト:だんだん遅ーくなってきて。

ミウラ:ホントに寝たんだよ(笑)。明らかに寝てるのが判るっていう状態。あと、もうずっと前のライヴだけど、テッちゃんが途中から凄い泥酔してきて。チャック・ベリーみたいな曲のときに、どう考えても8ビートなのに16ビート叩いて(笑)。自分の好きなの叩いちゃって。

──ミウラさんは?

ミウラ:最近はないけど、でも前に出番が1番手だったから油断して、リハと本番の間に呑んだら面白くなっちゃって、なんにもできなかったことがあった。チョーキングの嵐(笑)。ホントになんにもできなくて。それでちゃんとしようって思いました。

──呑まないと人前に出るのが恥ずかしいというのはありますか?

ミウラ:いや、そんなこともないですけど。ただ呑みたいだけですね。お酒が好きなんです。

──酒が進む曲を数多く書かれてますしね(笑)。実際にバーを舞台にした歌詞もあったり。

ミウラ:余りシラフでも失礼かなって(笑)。

ネモト:お客さんに対して?(笑) 説得力がないって。

ミウラ:ホントはそんなことないんだけど、言い訳ですよ。

──でも、呑んだほうが肩の力の抜けた演奏ができるような気もしますね。

ミウラ:そうですね、ちょっとアルコールが入ってたほうがね。シラフだとちょっと緊張するっていうのはやっぱりありますしね。

──そう考えると、シラフでレコーディングできたのは奇跡に近かったんじゃないですか。

ミウラ:そうかもね(笑)。あと、たまたまそこがアルコール禁止のスタジオで、それもあったんですけど。

──ギター・フレーズは酔ったほうがいいものが出てくるとか?

ミウラ:うーん…どうだろう…でも、大体同じようなソロを弾いちゃうんですよ。曲を作るときにギター・ソロとかは余り考えてなくて、スタジオ入るまでそんなに考えないんですけど、その曲を作ったときにちょっと弾いたのがそのままギター・ソロになってたりしますね。

──レコーディングは一発録りのイメージがありますけど、部分的に凄くこだわって重ねたりとかは?

ミウラ:ああ、しないですね。

ネモト:今回は今までで一番シンプルかもね。

──過剰な装飾はいらねぇやっていう意識は年々強くなってきましたか。

ミウラ:うん、もうライヴのまんまでいいんですよね。

──でも、呑まなかったら普段のライヴと違っちゃったりして(笑)。

ミウラ:ライヴのほうがうまくできたとかね(笑)。

──かと言って、単純にライヴ・アルバムを作るんじゃダメなんですよね。

ミウラ:ああ、そうですねぇ。音とかね。音源は、こういう音でライヴをやりたいっていう感じかもしれないですね。

──でもやはり夜ストは生粋のライヴ・バンドですし、何はともあれライヴを体感して欲しいですよね。

ミウラ:そうですね。それで楽しんでくれれば。ライヴのときのお客さんは…「楽しいだろうなぁ」って思ってます。

──そんな気弱な(笑)。

ネモト:なんか「ブラインドミウラストレンジャー's ブギー」の歌詞みたいなね。「座ってるのもいいし踊るなら尚更いい」みたいな。

ミウラ:人がホントに何思ってるかなんて判んないですからねぇ。なんか酔っ払ってると色々言ってることもあるらしいんですけど(笑)。余り押し付けるようなことは言いたくないですね。

──資料に「自分で自分の心に火をつける!」という謳い文句がありますけど、これは何事に於いても言えることですよね。

ミウラ:うん、人には頼まなねぇなぁって思いますね(笑)。何でも自分でやろうって思います。

──特にバンドってそういうものだろうし。

ミウラ:そうですよね。お客さんの反応も気になったりもしますけど、まず何より「俺が俺が」っていう。そこは率先して。

──そういう部分はバンド内で共通の意識としてありますか?

ミウラ:でも、ヨーホーは「別になんにも変わってm(ねぇよ」って言ってた(笑)。あいつは変わってないのかもしれないです(笑)。テッちゃんはどうなんだろう? そんな話しないですからね。

──そんな夜ストの2007年の抱負は?

ミウラ:いい曲を作って、いいライヴをやりたいですね。

──では最後に、Rooftop読者にメッセージを。

ミウラ:とてもいい曲ばかりなので、アルバムなど買ってみてはいかがでしょうか。…お金あるときでいいんで(笑)。ライヴはなるべくお酒を控えて丁寧な演奏をしますので。日本中に行くのでよろしくお願いします。

──お酒の量が減るツアーになりそうですか?

ミウラ:まぁ、それは無理だと思いますけどね(笑)。


SOUL ON FIRE

SOUL ON FIRE

DECKREC DKRC-0057
2,310yen (tax in)
2007.1.10 IN STORES
★amazonで購入する
★iTunes Storeで購入する(PC ONLY) icon

Live info.

SEEZ RECORDS presents 大新年会
1月4日(木)東高円寺 UFO Club OPEN 18:30 / START 19:00

ブラインドミウラストレンジャー独り旅
1月14日(日)市川 ZAZOU OPEN 18:00 / START 19:00

ニュー・アルバム『SOUL ON FIRE』レコ発ワンマン
1月20日(土)大阪 難波 ロックライダー OPEN 18:00 / START 19:00
1月27日(土)新宿 レッドクロス OPEN 19:00 / START 19:30
2月10日(土)名古屋 大須 OYS OPEN 18:00 / START 19:00

SOUL ON FIREツアー
2月24日(土)神戸 BackBeat
2月25日(日)静岡 GAJAH

SOUL ON FIREツアー 〜夜のストレンジャーズ紅布3デイズ〜
3月9日(金)〜11日(日)新宿 レッドクロス
◇9日(金)with THE NEATBEATS
◇10日(土)with GASOLINE (四日市), IGUWANNAS (京都), サイクロンズ (京都), ディーゼルアン
◇11日(日)with The Privates, The Midnights

4月7日(土)盛岡クラブチェンジ

夜のストレンジャーズ OFFICIAL WEB SITE
http://sound.jp/yoru/



posted by Rooftop at 22:00 | TrackBack(0) | バックナンバー

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