ギター 今月のRooftop

Dirty Old Men('10年9月号)

Dirty Old Men

踏み出す一歩の大切さを感じながら
未来へと向かう切符となる『somewhere』完成!!


 5月にミニアルバム『Time Machine』をリリースしたばかりのDirty Old Menから、早くもニューミニアルバム『somewhere』が届けられた。『Time Machine』は、インディーズ時代の曲と新曲が混ざった作品だったが、今作ではDirty Old Menの一番の魅力である幅広く愛されるだろうメロディと、ボーカリスト高津戸の切なくもある声は変わらずに、よりメッセージ性が高い楽曲へと昇華された5曲が集まった。全曲がここ1年ぐらいの間に作られた曲というだけあって、今の彼らがどんなことを思い、どんな雰囲気で音楽と向き合っているのかが、この作品からも感じられるような気がした。
 今回はメンバー全員へのインタビューが実現した。彼らの音楽とライブから、シャイで寡黙な雰囲気がある4人組だと勝手に想像をしていたが、とにかくしゃべる高津戸&野瀧の一度開いた口は、閉じることを知らない。楽曲とのギャップに若干とまどいつつも、こんな面もあるのかと思いながらもいろいろなお話を聞かせて頂くことができた。これも彼らの魅力のひとつなのだろうと思いながら。(interview:やまだともこ)


やっと次のステージに行ける

──7月20日に渋谷クラブクアトロで行なわれたワンマンお疲れ様でした。拝見させて頂きましたが、すごく心に響くライブでした。ステージに立つ側のみなさんの手応えはいかがでしたか?

高津戸信幸(Vo&Gt.):あんなにたくさんの人が待っててくれたと感じられたので嬉しかったです。

──以前のインタビューでは、「前回のクアトロのライブはソールドアウトしなかったので、今回はソールドを目指しています」とおっしゃってましたが、実際ソールドしましたし。

山下拓実(Gt.&Cho.):やっと次のステージに行けるかなという感じですね。

──ソールドさせてからでないと、次の会場には進めないという感じですか?

山下:そうですね。

野瀧真一(Ds.&Cho.):前のクアトロワンマンの時は、お客さんの数もまだまだだと感じる結果になってしまい、次こそ絶対にソールドさせようって臨んでソールドできたので、これでやっと上に上がれるぞという気持ちです。

──今年は夏フェスにも初出演されましたけど、いかがでしたか?

高津戸:楽しかったです。フェスの雰囲気もすごく感じられましたし、お客さんも全力で楽しみに来ているから、それに応えようとも思いましたし、負けないようにと思ってました。

野瀧:でも、出演する前はめちゃくちゃ不安でしたよ。他のステージはすごい人気のバンドがたくさん出ているわけだから、自分たちのステージに来てくれるかなって思いましたけど。

高津戸:始まる前にセッティングをしていた時は、客席の前に30人ぐらいしかいないんじゃないかっていう状態で…。名も知られてないし、全然集まらないよって思ってましたけど、本番が始まったら、溢れるぐらいお客さんが集まってくれてました。ノリも良かったですし、すごく気持ち良くできましたし、やれて良かったです。

──セッティング時の30人は、さすがにビビリますよね(苦笑)。

高津戸:若干テンション下がってましたもん(笑)。

山下:横で大丈夫だってって言ってたんですけど。

高津戸:拓実の言葉なんて全然聞こえてなかったですからね。自分に精一杯で(苦笑)。でも、お客さんが入るか入らないかはわからないけど、やりきろうみたいなところはありました。

山田真光(Ba):僕もすごく気持ちは焦ってるんですけど、落ち着こう落ち着こうって自分とすごく葛藤していました。どうしたら良いかわからないし、でもやりきるしかないなと思ってライブに挑んだという感じです。フェスは初めてでしたけど、あれだけ大きい場所でライブをやるのも初めてだったのですごく勉強になりました。

──そして遂にミニアルバム『somewhere』がリリースされますけど、5月にリリースしたミニアルバム『Time Machine』は過去の曲と新曲が混ぜられた作品だったじゃないですか。でも、今回は全部新曲が聴けるという事ですごく楽しみにしていたんです。けっこうリリースのペースが早いですよね。

山下:『Time Machine』から4ヶ月ですもんね。

高津戸:常に曲を書いてレコーディングをして…を繰り返しながらツアーに回っていたので、早いという感覚はあまりないんです。1年前に書いた曲もあるので、やっと出るという気持ちのほうが大きくて。『残した君の夕影』とか『MY HERO』は1年前、『蛍火』は今年1月とか2月ぐらいに書いて、『心の傘』と『泣いてもいいかな』は春ぐらいに書いたんです。それで、曲が貯まってきたのでミニアルバムを出そうって。

──短期間で、これだけの名曲が生まれてるわけなんですね。となると、今、曲は常に溢れているという状態なんですか?

高津戸:今は書いてます。

──お尻を叩かれているわけでもなく?

高津戸:お尻は叩かれてます。そのほうが書けるんです。期限を決められた方がそこを目指して書けるし、期限がないと何も書けないんですよ。

──夏休みの宿題はギリギリになって一気にやるタイプでした?

高津戸:友達のを写していたタイプです。

──なるほど(笑)。今回はけっこうお尻を叩かれて書いていたんですか?

高津戸:最初はガッと書いてましたけど、最近は貯めた分もあるのでちょこちょこと。でも、最初は2週間とかで「20曲書いて」と言われたことがあって、それはぶっちゃけ辛かったですよ(笑)。今思い出そうとしても、書いていた時のことって覚えてないですから。



柔軟に考えられるようになった

──『Time Machine』の時はプロデューサーさんがいらっしゃいましたけど、今回は?

野瀧:今回はないです。自分たちで。

──音がシンプルになったという印象を受けましたけど。

高津戸:1曲を通して、同じ音色でやった曲もあるので、個人的にはシンプルになりました。歌に専念という感じが出たかなと。

──Dirty Old Menは高津戸さんの歌声も魅力のひとつですからね。でも、そういう考えになったのは、よく言う「足し算引き算」がわかってきたみたいな感じなんですか?

山下:上物を入れすぎてもダメだし、曲の世界をどう活かしていくかというのは考えたかな。

高津戸:曲によってライブをイメージしてシンプルにギター2本、LとRで片方が拓実で片方自分みたいな曲とか、自分が両サイドから出て、真ん中に拓実の音をとか、曲によってライブに近づけようとか、頭をもっと柔らかくして視野を広げて考えるようにはなりました。

──基本は4人でやれる音で?

山下:今回でそれはあまりなくなってきたかな。『Time Machine』を出して、作品は作品、ライブはライブで良いのかなというのを考えるようにはなってきてます。絶対に同じものというよりは、ニュアンスを出せれば良いのかなという考えもありましたし。かぶせる時点で4人じゃできないかもしれないというのもありますから。

──『心の傘』のギターソロもすごく良かったですよね。『蛍火』の最初の雰囲気とかもアレンジが最高でしたよ。アレンジは皆さんで?

高津戸:最初にデモを持っていって、聴いてもらってからああでもないこうでもないって。

──最終ジャッジは誰が握っていたんですか?

野瀧:基本みんなで。

高津戸:ギリギリまで考えるという感じですね。

──山田さんが音楽面でリーダー的な役割を担うことは?

山田:そういうのはあまりないです。基本的に音楽のことよりも、集合の時間を決めるとかスタジオを取ったりするほうをやっていて、音楽はみんなでという感じです。

──曲の元を作るのは、高津戸さんにお任せして。

高津戸:メンバーに作ってもらったこともあったんですけど、みんなで持ち寄ったDirty Old Menよりも、1人の世界をこの4人で広げていくという形のほうが合っているのかなっていうのはすごく感じています。役割も決められて、バンド的にもスムーズで、自分の言葉で歌っているというのもあるし。それは最近すごく思います。

──レコーディングをやるにあたり、気にかけたところってあるんですか?

野瀧:特別ここに気を使ったというのはないです。良いものを作ろうというイメージがあるので、シビアにやっています。毎回そういう感じですよ。『MY HERO』はちょっと違いますけど、ある意味シビアでしたね。

──どういう意味のシビアだったんですか?

野瀧:ガヤのところを裸で録ったという。そこらへんはシビアに(笑)。

高津戸:「ガヤ録るよー」って言ったら、脱いでスタンバイしていたんです。

──想像して良いのか悪いのか悩んでるんですけど(苦笑)。それは全員で?

山下:いや、2人(高津戸+野瀧)だけです。

──…その開放感が、楽曲の楽しさをより伝える感じになっていたんですね。

野瀧:それが伝わったなら良かったです。こちらが、楽しさを出していかないと伝わらないかなって思いましたから(笑)。

高津戸:聴いてる人も裸になって欲しいんですよ。こっちが裸にならなかったら相手も裸になれないから。発信してる側が布一枚の隔たりを…。

──良い事を言ってる風ですね(苦笑)。

野瀧:いや、服が聴いてくれる人との壁を作ってしまっているんですよ。まずはその壁をとっぱらおうって。

高津戸:そんなのロックじゃねえ! って。でもレコーディングはちゃんとやりましたよ。ガヤも真剣だったもんね。

野瀧:裸だったけどね。

高津戸:すごい寒かったよね。

──レコーディングしていたのって、前回のインタビューの時もちょうど作業されてましたけど、あの時ですか? 4月ぐらいだったような気がしますが。

高津戸:あの時は、『心の傘』『泣いてもいいかな』『残した君の夕影』を録っていた辺りでした。

野瀧:『MY HERO』は昨年の12月ぐらいです。

──そんな寒い時期に裸で…(笑)。『MY HERO』はともかくとして、他の4曲は、胸を締め付けられるような歌詞があったり、背中をポンと押してくれるようなDirty Old Menらしい作品になっているなと感じました。できあがりのイメージをちゃんと固めた上で、レコーディングに取り組んだんだろうなと想像しましたが。

高津戸:でも、今回は突発的にできた歌詞の方が多かったかな。出てくる気持ちとか言葉に対して、伝え方や伝わり方はけっこう考えましたけど、最初の部分は突発的なものが強く出たかなって思います。

──それは、出てくるものを勢いで歌詞にしていったということですか?

高津戸:その時に吐き出したい気持ちとか、書かなくちゃやってられないっていうのは出たかなと思います。僕はすごい弱い人間なので貯め込められないんです。不安で、1人でいると狂っちゃいそうな感覚をワーッと曲にあてたという感じです。

──ということは、今は気持ちを発散するのも音楽になってきているんですか? 前回はサウナについて、熱く語って頂きましたが…。

高津戸:今は、音楽かサウナかという感じです。

──そこは変わらないんですね。

高津戸:隙があればサウナに行ってます。まぁ、サウナはストレス発散というよりは好きで行ってるだけなんですけどね。運動みたいなものですよ。昨日も走ったから、今日も走ろうっていう。

──運動に置き換えてお話を聞くと、すごくストイックな感じがしますね。

野瀧:すごくストイックにサウナに行ってますよ(笑)。



説明しなくても伝わる音楽を

──曲の話に戻したいのですが、突発的に書いたというと、当時歌詞を書いた時の心境って覚えてます?

高津戸:『残した君の夕影』『MY HERO』は覚えてないです。バーッて書いた時期だったので。

──その中でも歌詞に自分の気持ちを入れるということが、一番大切に考えていることだったりします?

高津戸:自分の気持ちを入れると考えた曲もあれば、『MY HERO』のように“こうなったらおもしろいな”っていう絵本を書くような曲もあります。今は、自分だけわかればいいというのではなくなって、説明しなくても伝わる音楽を書かないとと思っています。

──前にリリースされた中に入っている曲って、物語のような感じだったりしたじゃないですか。そこからだいぶ変わったと思うんです。『泣いてもいいかな』は個人的に『桜川』に続く大名曲ができたんじゃないかと感じましたし。こんなメッセージの強い歌詞って出てくるものなのかなと思いますよ。

高津戸:悲しいことがあった時に、その悲しい気持ちを忘れないために悲しい曲を書いたり歌ったりしているのかなというのはすごく思います。辛い時のほうがその衝撃から言葉が生まれてくるものが最近は多いです。でも、全国ツアーに出ていたりして曲を書けない状況が続いた時に、自宅に帰ってギターを持つとバーッと歌詞が出てきて、そのときは寝たいけど寝れないんです。ギターを弾いてどんどん書いちゃうというのがすごく最近多いですね。

──タイトルの『somewhere』にも“前へ進む”というコンセプトがあるんですよね。

高津戸:タイトルは直訳すると“どこかへ”ですけど、コンセプトは“前を見て”なんです。

──バンドも一歩ずつ進めているという感じってありますか?

野瀧:紆余曲折を経て。足を引きずりながらかもしれませんけど、ステップアップできているのかなって思います。ちょっと前に悲しい出来事というか別れとかがあって、そこで悲観的になって下を向いてしまった時期もありましたけど、そうなってしまったのはしょうがないからそれを糧にもっとがんばらなくちゃという気持ちになって、前を向くようになりました。

──話せる範囲で良いのですが、どんなことがあったんですか?

野瀧:前回のツアーが始まる直前の5月あたまぐらいに、所属していた事務所が経営困難で、結果として契約解除になってしまったんです。でも、その10日後にはツアーも始まるし、メジャーデビューも決まっていてどうしようっていう時期はありました。当時マネージャーだった方とも離れることになってしまい、そういう別れはありましたね。その方とは今でも連絡を取っているんですけど、俺らが頑張ってもう一度一緒にできたら良いなという気持ちもあるんです。そんな“somewhere”ですよね。目的が一緒ならいつかどこかでできるんじゃないかって。

山田:僕もその時期がきっかけで前を向けるようになったし、自分の責任というかやらなきゃいけないこととか、できることを考えるようになったんです。もっともっと自分ができることがあるんじゃないかって、探せるようになって少しずつ進めているような気がします。

──山下さんは?

山下:一番感じるのはライブとかですね。さっき話したワンマンとか。ソールドできなかったけどソールドできたとか、ちょっとずつ前に進めている感じはあります。

──音楽的なギタープレイの部分とかではいかがですか?

山下:そこは、常にうまくなりたいとも思っているし、もっとこうしたいというのを考えているから、一歩ずつ進めていることを実感できる瞬間というのはあまりないんです。でも、CDとか過去のを聴くとちょっと成長しているのかなとは思います。



たくさんの出会いを経て今がある

──今バンドを結成して6年ぐらいになるんですよね。その間に山下さんの加入があったり、メジャーデビューをしてますが、2004年当時はどんなバンドだったんですか?

野瀧:当時は、その時に憧れていたバンドみたいになりたいっていう、それぞれの思いを好きなようにやる、しっちゃかめっちゃかのバンドでした。メロコアのHAWAIIAN6さんとか大好きでしたし、解散してしまったんですが地元出身のCRUNCHさんは一番近くで活躍していたので、ああいうバンドになりたいなってやっていたんですけど、やっていくうちに違うなって(笑)。

高津戸:俺らメロコアじゃねえなって。

野瀧:やっている時からなんとなく違和感があったんです。なので、高2で結成した時はメロコアもあり、日本語もあり、どっちつかずな感じでやっていたんですが、次第に英語が消えて日本語だけになったんです。

──今の形になったのはいつぐらいだったんですか?

野瀧:高3の時には、ほぼこの形になりました。

──その時はスリーピースだったんですよね? そのあと、山下さんが入ったことってバンドが変わるきっかけになったんじゃないですか?

野瀧:ちょうど拓実が入るぐらいの時に、この間なくなってしまった事務所に入るタイミングだったんです。それで1ヶ月もしないうちにレコーディングをして。

山下:しかも俺が入った時って、表上活動休止になっていたんだよね。

高津戸:そうそう。いろいろあってね。懐かしいね。でも、そのレコーディングが最悪だったんですよ。俺、ノロウイルスにかかっちゃって…。

野瀧:事務所が沖縄にスタジオをもっていて、沖縄でレコーディングをさせてもらうってなって着いたらすぐにドロドロになって。

──入ってすぐにレコーディングがあるわ、ボーカルは体調悪くなってるわで、山下さんとしては不安にならなかったですか?

山下:おもしろいなって思ってました(笑)。

──そのレコーディングが、どの作品になるんですか?

高津戸:『immature』(2007年4月リリース)です。

──いろいろな意味で思い出のCDになりましたね。

高津戸:この4人で作った初めてのCDでもありますから。そこから今までというのもあっという間でしたよ。でも、恵まれていたというか、出会いが良かったのでインディーズ時代からたくさんCDも出させてもらえたし、ツアーもやらせてもらえたし、すごく感謝をしています。

野瀧:本当に、良い出会いに恵まれました。『immature』をリリースしたあとに、担当が今もやっていただいている方に変わったんですけど、その頃から意識も変わったというか、モチベーションが上がったというか、そこもターニングポイントですね。人の出会いがすごく影響してくるんだなって感じです。

──みなさんが多くの方に出会って受けた影響は、人柄にも歌詞にもMCにも出てますよね。MCを聞いていて思いましたが、あんなに素直に「ありがとう」を言える人ってなかなかいないですよ。

野瀧:まあ、高津戸は普段外部との接触を断つ人間ですけどね(笑)。

高津戸:…だからこその、人と出会う場所が音楽しかないので、音楽の場所では素直になれるんだと思います。僕も完璧なわけではないですけど、歌だけはちゃんと伝えたいなって思うんですよ。

──今回の資料を読むと“各々の目標を目指して欲しいという前向きなメッセージが込められている”というようなことが書かれていましたけど、聴いてくれてる人にこうなって欲しいみたいなものってあるんですか?

高津戸:自分らの曲で誰かの心を動かせたら良いなとか、ライブを見て何かしようというきっかけになってくれたりとか、感動してもらえたり、僕たちの曲が支えになれたり、遠く離れていてもCDを通して支える事ができたら良いなと思っています。あとは、聴いてくれた人それぞれ何かを感じてもらえたら嬉しいです。



長く愛されるバンドになりたい

──音楽以外のことで、みなさんが今気になっていることってどんなことですか?

高津戸:僕は昨日壊れたウォシュレットが気になってしょうがないですね。ボタンを押しても出なくなっちゃって…。
(ウォシュレットについて激論を交わす高津戸&野瀧でしたが割愛します)

山下:僕は、海釣りに行きたくて潮の状況が気になってます。ヒラメが釣りたいんですよ。大きいものだと60cmぐらいあるんです。

山田:僕は家で飼っている犬に最近すごく嫌われているので、どうやったら仲良くなれるのかなって。

山下:犬に意地悪するんですよ。じゃれ合ってるつもりみたいですけど、どう見ても犬が嫌がっているんです。

山田:近づいていくだけで小屋に逃げちゃうんですよ。

高津戸:俺なんて、オマエんちの前に車止めただけで吠えられてるよ。

山下:それも意地悪してるからだよ(苦笑)。

野瀧:俺は、“2012年人類滅亡説”というのがあるんですが、本当に起こるのか気になっているんですよ。

高津戸:そういうの大好きなんですよ。 (このあとも野瀧が地球滅亡について語っていましたが、入りきらないので割愛)

──本当に滅亡しても困りますが、それまでにDirty Old Menの曲をもっと聴きたいですね。

野瀧:たくさん作りたいです。

──10月からはツアーもまた始まりますけど、最近は頻繁にツアーをやってますね。

高津戸:そろそろ殴り合うんじゃないですかね。それも通らなくちゃいけない壁ですよね。

──今まではなかったんですか?

野瀧:ののしり合いぐらいですね(笑)。

高津戸:ケンカしたことのない人たちのケンカですね。そういうのがあって、やさしさがわかってくるんでしょうね。

山下:違うんじゃない(笑)?

──殴り合ってから、やっぱオマエイイヤツだよなって握手するドラマは見ますけど、ののしり合ってイイヤツだとは聞いたことないですね(笑)。でも、ツアーも1ヶ月半近くありますから、お互いの良さが再発見できるんじゃないでしょうか。ライブ会場も前回よりステップアップしてますね。東京は恵比寿リキッドルームになりましたし。

高津戸:怖いですねー。

──今のDirty Old Menなら大丈夫なんじゃないですか?

高津戸:大丈夫じゃなかったらどうしてくれるんですか?

──おっ?

高津戸:人のせいにしようとしちゃった(笑)。それは冗談ですけど、本当に楽しみですよ。ハードルは高い方がやる気が出ます。

──Dirty Old Menのライブって、思っていたよりもお客さんに男性が多いんですね。

高津戸:最近増えてきました。最初は女の子が多かったんですけど、昨年12月にワンマンツアーをやったあたりから、男の人も来てくれるようになったんです。

──『泣いてもいいかな』のような男子の弱い部分を吐露する感じが、男の人が聴いても共感できるところがある気がしますね。今後のバンドの方向性は見えていたりするんですか?

高津戸:長く続けられる、長く愛されるバンドになりたいです。

──音楽的には今の形から進化していくような感じ?

高津戸:いろいろ挑戦はしたいですけど、変わらずに日本語で行こうかなと思っています。

野瀧:単純にライブが楽しいので、もっとやりたいですね。良い曲を作って良いCDを作って良いライブがしたいです。それが全てです。

高津戸:最近僕的にはパキっとした曲ばかり書いているので、アンサンブルで作っちゃったみたいな曲も作ってみたいです。

──ということは、これまでとは違った曲もできていくかもしれないという。

野瀧:枠にとらわれずに。やりたくないっていうことはないので。

──わかりました。では、最後にこれだけは言わせてくれみたいなものがありましたら。

高津戸:こちらからの発信は以上かな。

山下:何、その放送局みたいな感じ(笑)。

野瀧:特にこちらから発信していたこともないのに(笑)。

高津戸:今年は来年に繋がるような活動がこつこつとできてるのかなと思うので、『somewhere』が9月に出て、自信のある1枚なので聴いてもらってツアーにも足を運んでもらい、来年ドカンと勝負したいですね。

──次はフルアルバムで聴きたいです。

野瀧:来年には出したいですね。


LIVE PHOTO BY:橋本 塁 (SOUND SHOOTER)



somewhere

UMCK-1368 / 1,500yen (tax in)
9.15 IN STORES
1. 蛍火
2. 心の傘
3. 泣いてもいいかな
4. 残した君の夕影
5. MY HERO

★amazonで購入する

Live info.

9月12日(日)井頭公園 運動広場(栃木県真岡市下籠谷99)
JA KYOSAI Presents RADIO BERRYベリテンライブ2010Special
andymori / ザ・クロマニヨンズ / GOING UNDER GROUND / SPECIAL OTHERS / フラワーカンパニーズ / THE BOOM / THE BAWDIES / UNICORN   Opening Act:Sonar Pocket / Dirty Old Men

9月6日(月)HEAVEN'S ROCK宇都宮
RADIO BERRY ベリテンライブ2010#4

9月10日(金)新潟CLUB JUNK BOX mini
serial TV drama Mini Album マストバイ Release Tour 2010

9月21日(火)SHIBUYA-BOXX
B-PASS創刊25周年記念「B-PASS 25th Fes」

10月16日(土)川崎 Club CITTA
banbi presents「sumika familia 2010」


Dirty Old Men 2010 somewhere Tour
10月22日(金)千葉LOOK
10月23日(土)横浜BAYSIS
10月24日(日)水戸LIGHT HOUSE
10月29日(金)HEAVEN'S ROCKさいたま新都心
10月30日(土)HEAVEN'S ROCK宇都宮
11月3日(水・祝)静岡JAM JAM JAM
11月5日(金)名古屋ell FIT'S ALL
11月6日(土)松坂MAXA
11月7日(日)岡山PAPER LAND
11月9日(火)高松DIME
11月12日(金)札幌BESSIE HALL
11月13日(土)恵比寿LIQUIDROOM
11月17日(水)郡山CLUB #9
11月18日(木)長野CLUB JUNK BOX
11月20日(土)金沢VanVan V4
11月21日(日)新潟CLUB JUNK BOX mini
11月23日(火・祝)仙台hook
11月25日(木)梅田Shangri-La
11月27日(土)KYOTO MUSE
11月28日(日)神戸 太陽と虎
12月1日(水)長崎DRUM Be-7
12月2日(木)熊本DRUM Be-9 V-2
12月3日(金)福岡DRUM SON
12月5日(日)広島CAVE-BE

Dirty Old Men official website
http://dirtyoldmen.jp/

posted by Rooftop at 15:00 | 今月のRooftop
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。