ギター バックナンバー

割礼('10年6月号)

割礼

感受性の覚醒を誘引する超絶サイケデリック・スローコア


 日本が世界に誇るサイケデリック・スローコア・バンド、割礼の周辺が慌ただしい。1987年に発表したファースト・アルバム『PARADISE・K』のリイシュー発売に続き、『セカイノマヒル』以来7年振りとなる通算6枚目のオリジナル・アルバム『星を見る』を遂に完成させたのである。歓喜すべきは、往年の名曲であり15分を超える大作『リボンの騎士(B song judge)』、『ルシアル』や『星を見る』といったライヴにおける代表曲が正式に音源化されたことだろう。緻密なアンサンブルによって構築されるのはいずれも驚異的なまでにスロー・テンポの楽曲だが、ドゥーミーな不穏さと時折思い出したかのように掻き鳴らされるうねるような超絶フィードバック・ノイズ、ヘヴィで粘着質なリズムが聴けばひとたび癖になる。宍戸幸司の危うげなヴォーカルが一段と凄味と妖艶さを増したことも特筆すべき点で、現時点の割礼の旨味をギュッと凝縮させた1枚となっている。現在の4人編成になって初の作品ということもあり、本誌ではメンバー全員出席というレアなインタビューを敢行。世界でも類を見ない至上の音楽を奏でる彼らのパーソナリティに迫ってみた。(interview:椎名宗之)


『リボンの騎士』はライヴ最長27分

──今日はVJの岩下達朗さんもお見えですが、岩下さんは正式メンバーなんですか。

宍戸幸司(vo, g):そうですね。いつもいるとは限らないんですけど、友達として任せてあるんですよ。でも、自分では映像を見ていないんです。僕ら4人は映像のことをよく考えてませんから。

──仕上がった映像に口出しすることもなく?

岩下達朗(vj):口出しされるのは5年に一遍言われるくらいですね。「あの色は嫌い」とか(笑)。

──割礼は音楽だけでも充分にイマジネーションが掻き立てられますけど、ライヴでは映像を駆使してそのイマジネーションをさらに増幅させているのが圧巻ですね。

宍戸:まぁ、映像があると衣装が要らないのもあるし…。

山際英樹(g):のっけからそんな後ろ向きな発言をしないように(笑)。

──今回の『星を見る』は、1月に発表した『PARADAISE・K』のリイシューと同時進行で制作に励んでいたんですか。

宍戸:『PARADAISE・K』との連動は、P-VINEからのリクエストだったんですよ。

──リイシューには低音域を足したり、同時期のレア音源を追加収録していましたが、それはオリジナルの出来に納得していなかったからなんですか。

宍戸:そういうわけではないけど、せっかく再発するならベースは足したいかなと思って。収録曲を増やしたのはおまけを付けた感じですね。使える曲はとりあえず入れておこうかなと。割礼の作品は廃盤になっているのが多いし。

──僕は追加収録されていた『光り輝く少女』の不穏さとキラキラ輝く光の粒が交錯した音像が好きだったんですが、『星を見る』の収録曲にはそういう特殊効果的な音は皆無で、徹頭徹尾シンプルなバンド・サウンドを貫いていますよね。

宍戸:『光り輝く少女』のあの音は、当時のマネージャー兼オペレーターのダボ君がボタンをひとつ押して出したものなんですよ。彼が考えてきたものだとは思うんだけど、特にアレンジを考えてやったわけではないんです。

──前作から7年というインターバルが置かれたのは、新作を発表するモードになかなかなれなかったからですか。

宍戸:と言うよりも、出してくれるところがなかったんですよ。自分たちでCD-Rは作ってたんですけど、この7年間、曲もあまり溜まってなかったこともありますね。

──本作で特筆すべきはやはり15分を超える大作『リボンの騎士(B song judge)』が収録されたことだと思うんですが、ファンの間では長らく音源化が望まれていた楽曲を遂に収録したのはどんな理由で?

宍戸:単純に、ライヴで今一番よくやっている曲だから入れただけですよ。曲自体はもの凄い古くて、作ったのは'88年くらいだったのかな。一度ちゃんと録ってみたいとはずっと思っていたんですけどね。

──最初から長尺な曲だったんですか。

宍戸:歌詞は最初からあんな感じで、構成は長くなりましたね。ライヴでやる時はもっと長かったりするんですけど。20年以上掛けてライヴで育っていった曲ですね。

──15分強と言えど、間延びしたところはひとつもないし、必然性のあるトータル・タイムという感じですよね。演奏する側はかなりの集中力を必要とする気もしますが。

宍戸:どうなのかな。特に集中しなくても最後まで行ける感じにはなってる気がしますね。

山際:場面、場面がもう出来てるからね。

宍戸:インプロじゃなく、全部決めてある構成ですから。

鎌田ひろゆき(b):ライヴではインプロも入って、25分くらいにはなりますけど(笑)。

岩下:最長は27分あったよ(笑)。

──尺が長いと、いくつもテイクは録れなさそうですけど。

宍戸:どの曲もそんなに録ってないですね。とりあえずみんな同じ部屋に入って、一発録りする感じかな。録り方としては、できるだけメンバーが近づいて録ることにしたんですよ。ちゃんとアイコンタクトできるように。ライヴでやり慣れた曲ばかりなので、どれもすんなり録れましたね。

──今さらですけど、この曲は手塚治虫の同名漫画からインスパイアされたものですよね?

宍戸:最後にギターで『リボンの騎士』のテーマをちょっと弾いてるし、それがキメのフレーズだから歌詞にも盛り込んだんですよ。

──以前から手塚治虫がお好きだったんですか。

宍戸:手塚漫画は長い時間楽しめるし、今でも面白いから好きなんですけど、昔は水木しげるやつげ義春のほうが好きでしたね。最近ではうらたじゅんが好きです。



曲調がスロー・テンポになった理由

──宍戸さんと山際さんのギターの棲み分けはどうされているんですか。

宍戸:ライヴでやっているのをそのまま入れてある感じですね。

山際:呼吸とかで自然に決まってきちゃうんですよ。

宍戸:フレーズは全部、事前に決め込んでます。録る前にライヴでフレーズを作っていたようなものですからね。

──今後ライヴを重ねて、また構成が変わっていくようなこともありそうですね。

宍戸:あるかもしれないですね。現時点での『リボンの騎士(B song judge)』はこの形、ということかな。

──それにしても、本作に収録された全6曲は潔いほどにスロー・ナンバーばかりですね。『ベッド』みたいな性急な楽曲はまるで皆無で。

宍戸:今までは1曲くらい速いのを入れようとか考えてたんですけど、今回はできるだけ平たく行こうと思ったんですよ。昔は『星を見る』と『ルシアル』をライヴで一緒にやれずに離してたんです。曲の作りが似てるので。でも、そういうのも今回はいいかなと思って。平たくていいかなと。

──スロー・ナンバーばかりなのに54分一気に聴けるのは、どの楽曲も構成がよく練られているからこそなんでしょうね。各人のスキルもあるんでしょうけど。

宍戸:自分では何も考えてないですね。でも、これでも録り用にテンポが若干上がってるんです。ライヴに比べて演奏もちょっとアッパーになってますよ。

山際:オペレーターの椛島君の音の処理も良かったんです。凄く凝ってくれたし、それも大きな要因のひとつな気がしますね。

──さっきも言いましたけど、この4人編成になってアンサンブルがシンプルに特化したのを実感できる1枚ですよね。

宍戸:そういうことなのかもしれませんね。今回は被せようとかは最初から全然考えてなかったし、ギターのダビングもやってないし。

山際:アレンジ的にも固まっていたので、いじりようがなかったんですよ。

鎌田:基本的にはライヴのまんまだよね。

──ライヴでできないことはやらないと?

宍戸:そこまで考えてないです(笑)。とりあえずこれしか録れなかったってことですね。精一杯やってこんな感じと言うか。

──『ルシアル』の後半の6分間にわたるギター・ソロも本作における大きな聴き所のひとつですね。

宍戸:あれもライヴでやってる感じを組み込んだまでですね。ライヴだともっと収拾がつかなくなって長くなることが多いんですけど。でも、最後にキメがあるから何とかなるんですよ。

鎌田:そのキメを僕らがひたすら待ち続けているんですけどね(笑)。

宍戸:もしくは、そのまま流れてしまう(笑)。4人とも“こうしよう”っていう意志がないし、優柔不断なので。

──尺もあまり決め込まずに自由にやりたいのでは?

宍戸:いや、充分決め込んでこれなんですよ(笑)。

──いわゆる3分間のポップ・ミュージック的な要素はないじゃないですか。

山際:イントロが普通に3分ありますからね(笑)。

宍戸:それはテンポが遅いのが大きいよね。

──結成当初の性急なパンク/ニュー・ウェイヴ寄りなサウンドから鈍牛的なスローコアになったのは何がきっかけだったんですか。

宍戸:僕が独りでギターを弾くようになったからですね。部屋でエレキを弾きながら曲作りをしているうちに今のテンポになったんですよ。和音を探すテンポがちょうどいいんです。それと、生き方のテンポ自体が落ちたのかな。…いや、それはちょっと言い過ぎか(笑)。

──でも、あの独特すぎるにも程があるスロー・サイケこそ割礼が割礼たる所以だと僕は思うんですけど。

宍戸:僕自身はそこまでの自覚はないけど、今はこのテンポしかできないし、一番やりやすいんですよ。

──その辺りはリズム隊のおふたりにも聞いてみましょうか。

鎌田:僕は7年前に割礼に入って、その時に初めてベースを弾いたんですよ。比較となる他のバンドのことも判らないし、むしろテンポが遅いほうがやりやすいくらいですね。 松橋道伸(ds):僕は最初、遅いテンポに付いていくのに猛特訓しました(笑)。

──松橋さんが加入してどれくらい経つんですか? 松橋:(宍戸に)10年ちょっと?

宍戸:俺は知らないよ(笑)。今一番長く一緒にやってるけど。 松橋:ラジオ・バンド(宍戸が割礼と並行してやっていたバンド)の頃を含めると、もう12、3年になりますかね。最初はホントに大変でしたよ。リズムマシンを遅く鳴らして、それに合わせて練習してましたから。だから入った頃は凄い辛かったんですけど、だんだんと慣れるに従って遅いテンポがもの凄く気持ち良くなってきましたね。

山際:海外のバンドでもここまで遅いのは聴いたことないしね。

宍戸:僕たちのバンドにはスピード担当がいないからね(笑)。




この4人でできることがとりあえずこれ

──リハーサルはかなり長い時間を取らないと練習にならなさそうですね(笑)。

宍戸:同じ所を何度も繰り返して、全然先に進まないことが多いんですよ。延々同じことばかりやってるんです。

──メンバー揃ってドMなんでしょうか?(笑)

山際:いや、基本はドSなんだと思いますよ。その場によって使い分けてる感じですね。

──割礼サウンドの構築って、修練を積む行為に近いものを感じますけど。

宍戸:そういう要素が一番ないバンドかもしれませんね。

山際:テンポが遅いぶん、いつもスピード感に気を掛けてはいますけどね。

──リハーサルのセッションから曲が生まれることはないんですか。

宍戸:作詞・作曲は全部僕がやっていて、作ってきたのをスタジオで合わせる感じですね。

──『INスト』はセッションから派生した曲なのかな? と思ったりしたんですが。

宍戸:最初はインストだったんですけど、歌を乗せることにしたんですよ。エレベーターに閉じ込められた時みたいな感じの曲を書こうと思ったんですよね。

──宍戸さん以外のメンバーが曲を作ることはないんですか。

宍戸:昔、山ちゃんが持ってきたけど、メロディ的に唄えなかったんですよ。僕がメロディを覚えられなかったんです。

山際:ギターのリフで共作したことはありましたけど、それくらいですね。ヴォーカルは自分のメロディじゃないと唄えないと思いますよ。

──『マリブ』は文字通りカリフォルニアの都市をイメージして作ったんですか。

宍戸:いや、武蔵関にあるホテルの名前なんですよ。それを取ったっていうだけで、そのホテルに思い入れがあるわけでも何でもないです。

──『革命』は大仰なタイトルの割に穏やかな表情のナンバーですね。

宍戸:確かに、言葉の解釈が間違ってますよね(笑)。

──ちょっと大きなことを言ってみたかったとか?(笑)

宍戸:何だろう? 自分でもよく判りません(笑)。

鎌田:最初の頃と歌詞が変わっていったじゃない?

宍戸:そうだ、変わったよね。何と言うか、螺旋があればいいかなっていう。それがあればいいと思った曲なんですよ。

──割礼の音楽は聴き手の感受性を覚醒させると思うし、その意味では個々人の脳内で“革命”が起こっていると言えなくもないですよね。

宍戸:聴き手の意識を変えさせるみたいなことは全然考えてないんですよ。この4人でできることはとりあえずこれだ、っていう感じでやってますね。僕が曲を持ってきて、4人がアレンジしたらこんな曲が出来たっていう。音楽的な意味では、特にこうしようとか目的を持ってはやってないかもしれません。

──タイトル・トラックの『星を見る』は、展開するに従ってノイジーなギターが幻想性を加速させていく構成も見事な曲ですね。

宍戸:『星を見る』も古い曲で、'90年代に入ってから書いた曲なんですよ。

──そういうタイム感も割礼らしいですね(笑)。と言うことは、今回のアルバムに真っ新な新曲は少ないんですか。

宍戸:このアルバム用に書き下ろした曲はないんですよ。…あ、そうでもないのか。アルバムを出す話は前から出てたから、『マリブ』と『INスト』は入るといいなとは思ってたのかな。『ルシアル』も割と古くて、『星を見る』はそれと一緒の時期に出来ました。その次に『革命』が出来て、『INスト』と『マリブ』が出来たんですよ。『INスト』と『マリブ』はここ3、4年の間の曲ですね。

──普段から貪欲に新曲を作る感じでもないんですか。

宍戸:新曲は出来てないですね。作る気がないわけじゃないんですけど。

──創作のペースまでスローコアであると(笑)。

宍戸:創作の意欲がここのところずっと湧いてこないんですよ、悲しいことに。

山際:昔からそれほどなかったんじゃない? ガツガツはしてないでしょ。

宍戸:してないね。ずっと作ろう作ろうと思って、ひとつの場所に座ってるんだけどね。

──新曲を作るよりも演奏する楽しさのほうが勝っているとか?

宍戸:まぁ、何とかバンドをやれてるって感じなのかな。ライヴをやって、お酒を呑めるのが楽しいですね。それが正直なところかもしれない。基本的に優しく生きられればいいと思ってるので。

──曲を通じて伝えたいことも特にありませんか。

宍戸:特にないですけど、“愛”って言葉は多いと思います。でも、愛を訴えたいわけじゃない。言葉としての愛が何なのか、自分でもよく判らないですからね。



今は音楽的なことよりも人間関係が大事

──宍戸さんの描く歌詞は浮遊感のある抽象画のようですけど、いつもどんなことにインスパイアされて言葉を紡いでいくんですか。

宍戸:どうだろう…。ただ待ってるだけですかね。

──雨乞いのように、言葉が降りてくるのをただひたすら待つと?

宍戸:降りてくるなんて、そんな大層なものじゃないですよ。“何かこれかな?”っていう感じですね。書きたいことはあるけど、書ける言葉はいっぱいないし、その辺は無理のない感じで書いてますね。文法的にも間違ってるけど、国語力がないからそれを直すのも無理なんですよ。

──サウンドが雄弁だから、取り立てて難解な言葉を選ぶ必要もないと思いますけどね。『革命』の“何もかもが腐った”というフレーズも相当な破壊力があるじゃないですか(笑)。

宍戸:あれね。何で“腐った”なんでしょうね? その時に気に入ってたのかな。

山際:シンプルな言葉でいいと思うんですよ。一行あれば曲のイメージが広がるし、そのほうが刺激的ですからね。

──割礼のギター・フレーズは絵画的と言うか、映像喚起能力に長けていると思うんですよ。視覚的なインスパイアを受けてフレーズを考えるようなことはありますか。

宍戸:僕はないですね。手癖の延長もあるし、“何かいいな”って思ったフレーズを弾いてます。

山際:僕の場合は、自分の気持ちのいいところを見つける感じですね。

──おふたりの“気持ちのいいところ”は割と近いんですか。

山際:共通する部分は多いと思いますよ。

宍戸:そうだね。お互い、“ちょっとここは違うな”とか“これいいな”っていうのが一音一音ちゃんと見えてると思うし。

山際:敢えて言わなくても何となく理解し合ってるんですよね。同じところで落ち着く感じはいつもありますから。

宍戸:楽器を持って一緒にいる時間も長いしね。弾いてないけど持ってるだけの時間も込みで長いよね。ギターを持ってるだけで2週間一緒にいたこともあったし。

山際:さすがにそれはないでしょ(笑)。

宍戸:ほら、大昔にふたりで合宿したことがあったじゃない?

山際:ああ、行ったね、山中湖。

宍戸:あと、金沢とかさ。山ちゃんとは『ネイルフラン』からの付き合いだから、もう20年以上経つんだね。長いなぁ…。

──こうして話を伺っていると、リリースのターム然り、楽曲の成り立ち然り、皆さんの人柄や時間の感覚然り、音楽同様に茫洋としているのがよく判りました(笑)。

宍戸:リリースに関して言えば、僕にはこれが精一杯なんですよ(笑)。でも、これからはちょっと活発にやっていきたいですね。せっかくの機会ですから。

──僕は若いリスナーに今回の新作を是非聴いて欲しいですね。ちなみに、『PARADAISE・K』のリイシューに対する若いリスナーからの反応はありましたか。

宍戸:どうですかね。僕は基本的に人からどう見られているかは全然関心がないんですよ。でも、今回のアルバムも含めて、若い人にもそうじゃない人にも聴いて欲しいですね。

──キャリアの長いバンドだし、今の編成で過去のレパートリーを録り直したアルバムをビギナーズに向けて作るのはとても有意義なことじゃないかと思うんですが。

宍戸:それも考えてるんですよ。曲が長いから1枚の中にそんなに入らないかもしれないけど(笑)。

──『リボンの騎士(B song judge)』も20年以上前の曲なのにまるで古さを感じないし、割礼の曲は時空を超越したところがありますよね。

山際:曲自体がシンプルだからでしょうね。だから今のアレンジでもちゃんと成り立つんですよ。

宍戸:確かにシンプルだよね。まぁ、こんな感じでしかできないだけなんだけど(笑)。

──“こんな感じ”で充分なので、これからも1本でも多くライヴをやって頂きたいですね。これほどオリジナリティの塊みたいなバンドはそうはいないので。

宍戸:このメンバーで長くやりたいとは思ってますね。それが今の目標だし、それさえ達成できればOKなんですよ。この4人でやっていけばいいことが起こると思うし。

──これまでのメンバーと何が決定的に違うんですか。

山際:やりやすさが格段に違いますよね。あと、今は何でも言い合える仲っていうのが大きいのかもしれません。

鎌田:割礼は、音楽的なことよりも人間関係がベースにあるバンドですからね。

宍戸:そうなんだよね。そっちを重視していきたいかな、これからの目標としては。何事も無理のないように、波風立てずに行きたいですね(笑)。



星を見る

01. リボンの騎士(B song judge)
02. マリブ
03. INスト
04. 星を見る
05. ルシアル
06. 革命
P-VINE RECORDS PCD-18626
2,800yen (tax in)
2010.6.02 IN STORES

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Live info.

6月1日(火)新宿JAM
6月20日(日)三軒茶屋HEAVEN'S DOOR

割礼『星を見る』発売記念HMV渋谷インストアライブ(ミニ・ライヴ&サイン会)
6月13日(日)HMV渋谷店 3Fイベントスペース
START 19:30
*ライヴ観覧はフリー、終演後のサイン会は『星を見る』の購入者対象

割礼 official website
http://blog.livedoor.jp/katsurei69/

posted by Rooftop at 12:00 | バックナンバー