でも、昨日、5月3日を迎えたことに悲壮感はまるでなかった。昼のフィルム・コンサートも夜のファイナル・ライブも、自分でも不思議なくらい悲しい感覚がなかった。確かに村田さんの涙のMCや『ENDLESS YOUTH』のサイリウム演出とオーディエンス大合唱でグラッと来たけど、泪橋は決壊しなかった。むしろいつも通りの純粋に楽しい現場だったし、メンバーが宣言していた通り湿っぽく終わらずに、まさかの『This is 運命』でトリプル・アンコールを敢行するというオッタマゲーションなメロンらしさが最後にあってとても良かった。スタッフは一切口を挟まずにメンバーだけで決めたというセットリストの見事さにも感服したし。
中野サンプラザでの中打ちでメンバーに手短に挨拶させてもらった。深夜にプラスワンで行なった『ヲタモダチ'S NOT DEAD』の準備もあったし、他にも関係者がわんさかいらっしゃったので、極々手短に。多分、この先4人とお会いする機会はそうないとは思うけど、悲しくはなかった。別れ際はさりげないほうがいいし、必要以上にしんみりするのは苦手である。「またいつか、どこかで!」と軽やかに手を振る程度がいい。
深夜のチーマネ公認オフ会は動員がどうなるか判らなかったけれど、フタを開ければ150枚即完。チケットを入手できなかった皆さん、本当にごめんなさいでした。ご来場下ったヲタモダチの皆さんにはただひたすら感謝。席は狭いしオーダーは遅いしですみませんでした。そしてチーマネ石井さん、ワークスの荒木さんに橋本さん、貴重な逸話を多々披露して頂きまして誠にありがとうございました。レアグッズにレア映像のご提供にも感謝です(顔出しを好まぬ現場Tマネージャーにも深く感謝してます)。メロン愛に溢れたジェントルなヲタモダチと濃密な時間を共有できて、心から幸せでした。わざわざ握手を求めてくれたり話しかけてくれた同志の皆さん、どうもありがとう。ちょいと照れくさいけど嬉しかったです。
今日はインタビューに打ち合わせにとバタバタ立て込んでいて、昨日の感傷という泥濘に足を取られる余裕がなかったのが逆に良かったのかなと。この世はまさにオール・シングス・マスト・パス。ひとつの記念日が終わったら、自分だけの新たな記念日をまたこしらえればいい。でも、“メロン記念日”というアニバーサリーだけはずっと永久欠番。メンバー、スタッフ、そしてヲタモダチとで10年間大切に育み続けた代替不可な記念日ですから。愛に溢れた物語の末席に携われた幸運に感謝。ありがとう、そしてしばしの間、バイバイ。(しいな)
ただでさえ楽しかったヲタもだち人生。特に最後の1年は椎名さんのご尽力のおかげもあり、最高のものになりました。
『我がヲタもだち人生に悔いはなし』です!
もうメロンがRooftopに登場することはないけど、これからもRooftop読まさせていただきます!
私も意外とすっきりした気持ちで5月3日を迎えられました。
椎名編集長、色々メロンのためご尽力ありがとうございました。ファンを代表して御礼申し上げます。(何故、お前が代表するとの声あり。)
これからもがんばって下さい。
メロン記念日は解散しましたが、わがヲタもだち人生はこれからも続きます。
Melon's not dead!
いえいえいえ(ヲタモダチ風に言えばイヤイヤイヤ)、我々はご本人たちとヲタモダチの架け橋としての責務を全うしたに過ぎません。それはメロンに限らず、どの表現者に対しても同じスタンスです。
アーティストから投げ込まれたボールを的確なトスで上げて、リスナーにアタックを決めてもらう、と。セッターはあくまで裏方です。主役はあくまでリスナーでありファンです。
僕も今回の解散に対して妙に晴れやかな気持ちで、悔いは一切ありません。それは、解散当日の深夜にプラスワンで同志の皆さんと熱い気持ちを共有できたこともかなり大きいと思っています。感謝したいのはこちらのほうです。本当にどうもありがとうございました。
>カズさん
僕自身もすっきりした気持ちであれから3日間過ごしています。219はもちろんですが、僕の場合は411で自分にやれることをすべてやりきった感があったので、その時点は悔いは皆無でした。まぁ、解散後の最後の最後で仕事になるとは思いもしませんでしたけど(笑)。でも、オフ会はやれて本当に良かったです。
とても有意義な時間をありがとうございました。ロフトへ行くのは1年前の太陽とシスコムーントークライブ以来でしたが、もう何回も行ったかのような気持ちで行きました(笑)。
椎名さんの的確な質問といいますかトークを生で拝見することができて、5時間も男性だらけのステージを見ていたとは思えないくらい充実した濃い内容だったと思います!
次回のルーフトップに今回のイベントは記事になりますか?活字にできないないようも多々ありそうですが、博多か天神に取り行きますのでよろしくお願いします。
遅くなりましたが一言お礼まで。
オフ会に参戦頂き、誠にありがとうございました。シスコムーンの時もご来場下さったんですね。有り難い限りです。
確かに、オフ会の壇上は見事なまでのオッサンっぷりでしたね、俺を含め(笑)。
ファイナルステージのレポートは掲載するつもりですが、あのオフ会はなかなか難しいですねぇ(笑)。あの日、あの場所にいた皆さんの胸の内に留めておいて頂ければと!
プラスワンでのトークライブの醍醐味は、あの空間でしか見聞きすることのできない話題を直に聞けることです。ブログでどれだけ再現しても、あの昂揚感までは描写できません。その昂揚感を味わえる機会をいつかまた持ちたいと個人的には思っています。
ちなみに、今宵のプラスワンは福岡が生んだ日本語ロックの始祖、サンハウスのトークライブです。どんな話ができるか楽しみです。