ギター バックナンバー

dry as dust('10年3月号)

dry as dust

日常を切り取った歌詞。体温が感じられる音。
ただ過ぎていく日々に、彩りを与える全7話。


 言葉の糸を紡ぐような歌声と、抜群に透明度の高いメロディー。kono氏(te’/残響レコード)をプロデューサーとして迎えて、新しい作品を作ったdry as dust。
 与えられた状況からは常に現状のベストを出そうという彼らの新譜『Good Morning』が3月10日に発売される。誰にでも起こりうる日常、それを切り取って歌う独特の観点と、曲の持つ「温度」に焦点をあてた彼らの最新の動きについて訊いた。(interview:石川 愛/下北沢SHELTER)


dry as dustの“今”を詰め込むことができた

──今回2枚目ということで、アルバムタイトルなど、最初から「ここだけはこうしよう」と、一番気をつかわれたところはどんなところですか?

松永晴貴(Gt/Vo):うちら今回は曲単位なんですよ。レコーディングをするって決まって、これとこれを入れたいっていうのがあった中で、じゃあどういうニュアンスの曲があったらいいかなって考えていったんです。

対馬ヤスタカ(Dr):それで、作ったらまずライブでやってみて。

松永:逆に曲を作る段階で、レコーディングを意識してライブではできないことをやるということを考えたことがなくて、レコーディングだから重ねて録ったらこうなるだろうとか…そういうことはやらないですね。最低限、一発録りでバン! ってできるものしか基本的には意識してないんです。7曲目以外は一発録りに近くて、あとはギターの直しとかをやったぐらい。

──今の純粋なdry as dustの曲に仕上がっているということ?

松永:そうですね、アレンジ的には。

──今回のアルバムは残響レコードのkonoさんがプロデュースをされたということで、プリプロダクションの段階からご一緒だったとお伺いしました。konoさんが残響のバンドさん以外に、プロデュースを手がけるのは珍しいことだと思うのですが。

松永:きっかけは僕らが上京してくる前になるんですけど、デモを録ろうかという時にたまたまkonoさんがスタジオに遊びにいらしていたんです。その時になかなか進まないでいた曲に、アドバイスを頂いてスムーズにレコーディングが進行したんです。それで、今回もkonoさんと一緒にやりたいと思い、お話させて頂いたんです。レコーディング前に「こんなのが作りたいんです」っていう話を一緒にして、konoさんも「いい機会だし、やってみようか」って言ってくださって。

加藤大輔(Gt):今回はkonoさんと、プリプロの段階から一緒に突き詰めてやらせて頂けました。

──となると、思っていた以上のものが出来たんじゃないですか?

松永:はい。あと、曲に関してアプローチの仕方を教わりました。例えば1曲目にこの曲を入れたいってなった時に、じゃあこの曲の肌触りみたいなものをどうしたら良いかとか、あのバンドのあの空間みたいな感じにしたいとか、曲の広がりをどうしたいっていうのを。この盤で自分たちの力を100%出せたかっていったら、それはわかんないですけど…。

対馬:え、出てないの?

松永:いや、俺がわかんないっていうだけで。これが100%だったら次が出せないですからね。

対馬:でも現状のベストは出てるよ。

松永:もっと時間があればなって思う部分が正直ありました。自分たちの環境もそうだけどkonoさんはもっとキツキツのスケジュールでやって頂いたので、もっとコミニュケーションが取れたらと思うこともあって、そういう部分でも、もっといろいろできたかな? ていうのはあるんです。でも、楽曲に関して色を出すっていう、自分たちだけじゃ絶対にできないことを実現させてくれました。最後の曲『始まりの朝に』は特にそうですけど、「こうしてみなよ」って言ってくれてこの形になったんです。

加藤:7曲目に関しては、すごくアイディアを出して頂いたんですよ。

松永:そういう部分では一緒にやれてなかったら出来てない曲かもしれません。でも、正直わからないんです。違う人とやったこともないし、違う人がディレクションをしてこのクオリティの盤ができていたかなんて、正直比べようもないしわからないですけど…。でも『始まりの朝に』はkonoさんにプロデュースしてもらったってことはかなり大きいです。

作る人が歌った方が伝わる

──ブログは、成田さんがよく更新されていますね。

成田光春(Ba):はい。元気いい感じで。

──歌詞を書かれているのが松永さんで。

松永:そうです。だから僕がブログを書いたら、読んでくれている方との壁を作っちゃいそうなので、あんまり書かないんです。

──成田さんが歌詞を作ることに関しては…。

松永:皆無です。

成田:僕は歌詞についてはなんも言わないです。

松永:歌詞に関してはメンバーから何も言われたことがなくて。多分知らないんじゃないですかね(笑)。

──歌詞は松永さんが書くものだという、暗黙の了解がある?

対馬:そういうもんだと。

成田:自然にそうなってます。

──曲は全員で集まって作る感じですか?

対馬:いや、メロディーも松永が。

松永:自分から出て来たことを歌うならダイレクトだけど、例えば対馬君が作った曲を僕が歌うっていうのは、100%その人になりきれないし、だからちょっと違うかなーと。代弁みたいになっちゃうんじゃないかと思うんです。もう1個フィルターを通さないといけない部分があるから。言ってみたら、基本的に誰かから提供してもらってる音楽って聴かないんです。シンガーソングライターとかバンドとか、そういうものしか聴かない。そういう曲が好きだし。作る人が歌った方が伝わるんじゃないかなとも思うし、ウソくさくない。

──歌っていることは、わりと松永さんの本音に近いということ?

松永:そうですね。曲にはまるのであれば。

──違和感のない言葉しか使わない?

松永:どこからどこまでが伝えたい部分なのか、そしてどこからどこまでがボヤきなのか、そのバランスをとりたいんです。だから押し付けがましくは言いたくない。1曲でそのバランスもとりたいし、それに対する答えも全部は言いたくない。曲がそれだけで完結するものにはしたくなくて、それぞれの解釈で聴いてほしいし、聴く側にそれぞれの捉え方があるし。自分が全部答えを言っちゃったらそれでしかないし、全部が曖昧なものとして投げちゃったら「で?」ってなるし。

──でも答えを具体的に提示した上で歌っても、それを聴かせるだけの声と演奏だったら「そういうものだ」って受け入れる方もでてきますよね。

松永:これからいっぱい曲も書いていくし、作っていきますけど、「これは絶対言いたい」っていうことが結局そこに全部おさまってしまったら、それ以外の言葉が付け足せなくなっちゃう。これ以上言うことがないってなりかねないんです。そうなった時に、「俺ってこれしか言いたいことなかったんだっけな」って考えることもあるし、浅はかに全部ぶつけちゃって、聴く人はこれをどう受け止めればいいんだろうと思うし。俺が逆に言われたら、ちょっと笑っちゃうかも。

──重いわ! って?

松永:重いし、じゃあどうしろっつーのよ、みたいな。4人で演奏しているし、4人で曲を作っているし。プライベートでもすごい付き合いが長いんで、プライベートで話をするっていうこともすごく多いんですよ。歌詞が出て来なくて困った時は、そういえばあいつこんなことあったなとか、自分のことじゃなくても、昔あったことを…こう…ちょっとひっぱりだして歌詞にすることもあるんです。(片方だけ口角をニヤリと上げた、素晴らしくズルい顔で)

加藤:うわー、すごいズルい顔した(笑)。

松永:あれちょっといい話だったなとか、あれは切なかったなとか、あれはちょっとキツいなとか、重たかったなとか、そういうのを、オブラートに包んで自分のことのように…。

──でも人から聞いた話とはいえ、松永さんから出て来た言葉ですからね。

松永:きっとあいつはこう思ってたんじゃないかな、とか。あと本を読んだりもするし。結局は、全部自分のことじゃなくて、そこに自分が思っていた感情と近しいものって何かあったかなって考えたりして、1曲がひとつの“話”だとしたら、その話の中に自分と似た心境なんじゃないかなっていうのを持ってきて、自分とその人をごちゃまぜにして曲にしたりします。

──そういう場合は、俯瞰して見てることのほうが多いのでは?

松永:いやー、自分が生きてきた中で衝撃的な出来事とかグッと来ることって、そうそう毎日起こらないじゃないですか。例えば、そういう曲を書きたいなって時は、自分なりに話を…まあ、悪い言い方をしたら“盛って”、書いたりしてます。毎日だいたい決まった時間に起きて、昼食べて夜食べて、1日予定があったらそれに沿って動くし、眠ったからと言って昨日のことが切り替わっているわけではないですよね。例えば昨日食べたカレーがすごくまずかったとして、目が覚めた時にすごくお腹痛かったら「これ絶対昨日のカレーだよ」って、昨日のことは今日にも繋がってる。コンディションとか、身体もそうだし、精神的なことも、寝たら全部が全部180度晴れ晴れとしたものじゃないし…。でもその中で、普通にみんな生活していますからね。

このメンバーだから出来た曲

──PVにもなっている『グッド モーニング』の歌詞に「すり減った靴のかかとが」とありますが、確かに靴の底ってすごくすり減りますよね。そんな具体的なことではなく?

松永:いや、結構具体的ですよ。僕アドミラル(サッカーなどのスポーツシューズで有名なメーカー)の靴が好きで、その靴を色違いで2足買って上京してきたんですけど、半年足らずで2足とも駄目にしちゃったんですよ。超早くないですか?

──1足ならわからないでもないけど、半年で2足は早いですよ。

松永:ね。状況も変わってないし、別に普通に生活してただけなのに、「わっ、靴2足も駄目になっちゃたよ」って。同じ型の色違いで普通に交互に履いてて、歩き回ってるわけでもなく、スタジオ行って帰って来てバイトしてただけで。

──アルピニストじゃないですよね?

松永:違います(笑)。

──ライブの時も履いてらっしゃったんですか?

松永:ライブも履いてました。それも普通の生活なのに…って。

──その半年間が、かなりいろいろ凝縮されていたのでは?

松永:目に見えて変わった部分はないけど、っていうところが一番大きいんですよね。

──その半年間の成長たるや、じゃないですかね。

松永:いや、わかんないです。もしそこに実感があったら、今回のアルバムのような歌詞は書いてないですね。思ったのは、1日にして人の人生を180度変えてしまうこともあるんですよね。誰それが捕まったとか。でも、自分にとっては上京したところで驚くほどの衝撃を受けたものってなくて…。だから日常がテーマになったのかもしれません。

──起きていることも受け入れた上でってことですね

松永:現実に対して、自分の中での焦りもあるし、どうしようどうしようって思ってるけど、まわりにはそういうふうに言えないし。

──そんな慌てたりしますか?

松永:しますします。マイペースではありますけどします。

──歌詞も書いて、曲も作ってみなさんで演奏するっていう時に、他のメンバーにはどういうふうな伝え方をしますか?

松永:完全に「やってみよう」的な感じですよ。これでこうしたら絶対に良いからこうしろとかは言わないです。こうしたい、じゃあやってみようって。それで良かったら、それでいいというところでしかないです。長くこのメンバーでやってきているので、その辺はメンバーを信用してますから。曲を作って、自分でははっきりしてなくても、演奏したら良くなったりとかもありますし。そういう部分は信じてるし、大事にしていきたい。精一杯やって、自分の100がこの3人と一緒にやって120になることもあるし、逆に自分の100が、50くらいに聴こえている時もあるかもしれない。それを100まで持って行った時に、自分が思う120にもなりますから。そういうところは絶対あると思ってやっています。最初に考えていたものと違ったものができても、出来上がりが100以上になってるから、なおさら良いと思えたとか全然ありますよ。「こういうふうに考えてたけど…こうなったか。これはこれでいいな」って。でも自分1人で作ってたら絶対そうならないし、この4人でやっていれば何しても的外れなところに行くことはないし、納得してる方へ持っていこうとするし。

──無言で通じる信用が根本にあっての音作りですか?

成田:信用っていうか、それはドラム、ベース、ギター、キーボード、歌とかいろいろな楽器が、同時に音を出す時に一番気持ち良いところでっていうのが共通にあって、それで出来たものしかアルバムには入れてないです。でも、その意識の高さもどんどん変わって行くものなので、曲のアレンジを変えていったり、その場で「こういうふうにしたらどう?」っていうやりとりはしてます。

──とにかく声が武器ですね。このキーで歌えるのはすごいなと。

松永:いや、キツいす。

──キツいんだ(笑)。

対馬:僕ら高校生の時から一緒にやってるんで、あんまりその声を気にしたことがないですけど。

加藤:特別意識はなかったですね。上京してから彼の声に着目され始めて「ああ、武器なのか」と思ったぐらい。だいたいバンドやろうって言いだした時も、誰が歌う? って感じでしたから。

松永:歌いたくなかったし、加藤君に歌えよって言ってたぐらいですから。

加藤:僕と松永君が最初にバンドやろうってなって、メンバーが集まって来て、対馬君も当時からずっと仲良くて。

加藤:前のドラムが突然辞めるって言った時も、一番最初に名前があがったのが対馬君だった。

対馬:ドラマー自体あんまいないんすけどね。

松永:そもそも僕らの地元は絶対数っていうか人口が少ないんでね、「バンドやりたいドラマーいるか」っていう感じだった。

対馬:そんな敷居低くなかったじゃん(笑)。

加藤:対馬君は昔から仲良かったし、どういうドラムを叩くっていうのもわかってたから。それで、意識も高かったし、即「やりましょう」という感じでした。バンドが長く続いているっていうことも、年数は気にしたことがないんです。楽曲に関してもそうなんですけど、僕らは本当にやりたいことを全部つめてやってるだけなので…(いきなり口を閉ざす加藤。成田を見る)。

──どうしました?

加藤:なんか、今すごい見られていたので(笑)。

──仲良いですよね。スタジオに入っていても仲良さそうですもんね。アルバムも2枚目、ライブも数をこなし、バンドの方向性としてはいかがですか?

松永:このご時世なのかわからないですけど、そういうちょっとサプライズがあるバンドが人気なのかなって思っているんです。振り切れちゃってるとか、音自体がガシャッとしてるとか。でもうちらは音がドカーン! みたいなバンドじゃないとも自覚してるし、ただ、自分たちがやりたい曲をどれだけ良い状況で伝えられるか、自分たちが100持っているものを、どうすれば100%に近い形で聴かせられるか。あとはもうライブですね。人がたくさんいればいるほど、聴き方って全然違うと思いますけど自分たちの曲で勝負していきたいなって思います。多少アイロニックな部分もありますけどね(笑)。

実は料理が得意

──ところで、バンド以外のことで、今気になってることってありますか?

加藤:○○○のCMで、前×××さんがやってたのあるじゃないですか。

──はいはい、ありますね、名のある女優さんがやってらっしゃる…。

加藤:大物女優さんなのに、なんであのCMだとあんなに安っぽく見えるんだろうって不思議に思いました。

(一同爆笑)

成田:確かに。

──つまり、なぜシチュエーションが変わる事によって、そこまで価値観が変わるのだろうってことですよね?

松永:僕が思った事は、瀬戸内寂聴さんって絶対モテますよね。(友達との雑談の中で、理想の女性の話で瀬戸内寂聴さんの名があがったことから)

対馬:何かでちらっと見たんですけど、ブログとかめっちゃかわいいですよ。キラキラしてますからね。

成田:10代にしか見えない文体で…。

加藤:知らないで読んだら好きになっちゃうレベルですよ。

──対馬さん、突然ですが好きな食べ物は?

対馬:そんなこと言われたら肉の一点張りですよ。

──半ギレですね

対馬:お肉は素晴らしい。僕の実家が肉屋なので、豚バラとたまねぎがあったら一生生きていける。

松永:じゃあやってみて、毎日。

対馬:今の時点で週4で食べてるのに? あ、料理はできないですけど。でも明日死ぬってなったら牛ヒレ食いたいです。さしが均等に入ってるサーロインよりも高いし、ほぼ赤身なのに柔らかいんですよ。

加藤:僕は逆にブロックを凧糸でしばって角煮とか作るの大好きです。スープカレーとか作るんで。松永の方が料理うまいですよ。

松永:作ったことなくても、作れって言われたら作りますよ。

──センスが良いというか、バランス感覚が良いんでしょうかね。自転車に乗れるようになったのが早そう。

松永:あ、自転車は補助輪つけてました。一回電柱に正面からぶつかって、それ以来乗れなくなっちゃって…。あと、兄貴の自転車の後輪に足巻き込んで、そのまま漕がれて、幼稚園の入園式だったのに自分で歩けなくて、お母さんにおんぶされながら席に座って。そういう意味ではその頃から親の背中見てきてます。「親には感謝してる」ってちょっと意味違うけど…。

成田:僕は、さっき関係ない話してた時の「アルピニスト」って単語を載せて欲しいです。

──わかりました。成田さんの発言だけおかしなことになってしまわないように気をつけます。

成田:お願いします。

──これからツアーもありますし、ファイナルは下北沢SHELTERですし、楽しみに待ってますよ。

松永:期待してください。ライブに関しても良いのが作れるって思ってるんで。

──ライブは見に来てくれる人が、楽しんでくれていればそれで良いですか?

松永:僕らはうるさくもないし、音もでかくもないんですけど、良い曲だと思ってやってるので、それがちゃんと伝わったら良いなと思っています。ギャー! っていうバンドじゃないんで、あとは見る方が自由に楽しんでもらえればと思います。



Good Morning

XQEH-1009 / 1,800yen (tax in)
AVOCADO records
3.10 IN STORES

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Live info.

dry as dust RELEASE TOUR 2010
dry as dust × AFRICAEMO RELEASE TOUR「sweet&vivid」


4月9日(金)名古屋 CLUB ROCK'N'ROLL
W)AFRICAEMO / and more...
4月11日(日)大阪 LIVE SQUARE 2nd LINE
W)AFRICAEMO / mudy on the 昨晩 / cinema staff / and more...
4月18日(日)新潟 CLUB JUNK BOX
W)AFRICAEMO / and more...
4月19日(月)金沢 LIVE HOUSE vanvan V4
W)AFRICAEMO / mudy on the 昨晩 / and more...
4月24日(土)岡山 CRAZY MAMA 2nd Room
W)AFRICAEMO / mudy on the 昨晩 / and more...
4月25日(日)広島 CAVE BE
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5月7日(金)仙台 LIVE HOUSE PARK SQUARE
W)AFRICAEMO / mudy on the 昨晩 / cinema staff / and more...
5月9日(日)札幌 HALL SPIRITUAL LOUNGE
W)AFRICAEMO / mudy on the 昨晩 / cinema staff / and more...
5月11日(火)函館 club COCOA
W)AFRICAEMO / mudy on the 昨晩 / cinema staff / and more...
5月14日(金)下北沢 SHELTER
W)AFRICAEMO / cinema staff

3月15日(月)新宿Motion
W)Nemotroubolter / スーパーノア(京都) / throwcurve

4月7日(水)新宿LOFT「A few changes」
W)AFRICAEMO / mudy on the 昨晩 / fam / 99RadioServise / SEBASTIAN X / and more...

dry as dust official website
http://www.dry-as-dust.com/

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