ギター 編集無頼帖

ART OF DYING

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 あれだけ大好きだった洋楽がうんと疎くなって早幾年。こないだ仕事の後にチラッとユニオンの吉祥寺店に立ち寄ったら、店内にジョージ・ハリスンの『WHEN WE WAS FAB』が流れていて、“この時期になんだべ?”と思ったら…アップルとワーナーのオールタイム・ベストが出たのか。そんな情報、以前なら専門誌をチェックスして発売日前日にフラゲしていたのにな。しかもエリック・クラプトンとスティーブ・ウィンウッドのライブ盤とか出てるじゃん(なんだそれ!)。…なんだか悲しい。余りの自分の無知ぶりが。
 でも、三つ子の魂百まで、で、どれだけiPodで違う音楽を聴いていても“あれ、FAB?”と足を止めて王道洋楽コーナーに行ってしまいますね。刻まれちゃってるんだなー、あの浮遊感に溢れた旋律が。大好きだったんだよなー、『CLOUD NINE』。当時の俺、中2。バッキバキのDT(ドゥーテー)。
 そして、そのジョージのベスト・アルバムのジャケを見て、うっかり涙。だって、うかうかしてるとしまいにゃ『ISN'T IT A PITY』とか流れちゃうんだもん。
 ジョージが亡くなった7年前の11月は絶賛失業中で、ぼちぼち退職金も底をついてきたのに次なる就職先は未決というズンドコどっぱまり期間でした。訃報を聞いていてもたってもいられず、朝から逝去を伝えるスポーツ新聞全紙を買い求めたっけな。あれからもう7年か…。まさに“ALL THINGS MUST PASS”。
 今日、行きつけの美容院に行ったら、「裾のほうだけじゃなく、上のほうもだいぶ白髪増えましたね」といつものお兄さんに言われて愕然とした。7年…経ってるからな…。もうセコく髪染めんのやめっかなー。ははは。(しいな)
posted by Rooftop at 17:28 | Comment(0) | 編集無頼帖
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