ブラッドサースティ・ブッチャーズのレパートリーに『6月』、『6月と列車』という名曲がありますが、今はまさにあんなどよーんとした雰囲気。そういえば道産子の吉村さんも湿気が大の苦手だと言ってたっけな。
写真は、左から藤巻有花さん、UELC.(うぇるち)さん、小椋有紀さん。毎月我々の無理難題を事も無げにクリアして本誌のデザインを手掛けて下さる有能な職人さんたちです。
彼ら3人が本誌の8割を手掛けていて、彼らの尽力なしにRooftopは刊行し得ません。本誌のデザインのクオリティも同業他誌と比べて随一だと思っています。毎回七転八倒して原稿を練り上げ、その文字を組んだ彼らのデザインラフが上がってきたのを見る時が僕には至福の時です。それで地獄の編集作業現場に一輪の花が咲く。そのデザインが余りに素晴らしいので、単細胞な僕は「やめらんねぇなぁ、この仕事」とのぼせ上がる。そんなことの繰り返しのこの7年です。騙し騙され7年間。つくづく幸せな人生だと思ってます。(しいな)