ギター バックナンバー

プラスイズム&内山眞人('08年11月号)

※ここはイケメン以外掲載しないコーナーです。 バナー

柔軟に何色にも染まる、プラスイズムの魅力


今月ジュリエットがお招きしたのは、毎回個性的な演出家を迎えて公演を行う人気急上昇中の演劇ユニット“プラスイズム”。個性的でナイスフェイスな4人の役者さん(森陽太くんは以前こちらのコーナーに出演してもらっています!)。プラスイズムの皆さんは11月に舞台『MURAISM』を開催。内山眞人くんがゲスト参加ということで、今回はプラスイズムと内山眞人くんという5人のイケメンくんを迎えました。話を始めたら止まることを知らない5人が、次から次へと話すエピソードに笑いが絶えない時間でした。


溝呂木賢

L→R:内山 眞人、黒田 耕平、森 陽太、阿部 薫、森本 のぶ


★“プラスイズム”とは?

──そもそもプラスイズムはどんな集まりなんですか?

黒田:お客さんが見てわかりやすく、長くても90分ぐらいの見やすい舞台を定期的にやっていきたいなっていう演劇ユニットです。

森本:イズムっていうのは主義主張のことで、プラスはゲストさん含めいろんなものの集合体という意味を持っています。

──11月の『MURAISM』がプラスイズム第6回目の公演になるんですね。

黒田:毎回演出の方を変えてやっているんですけど、僕たち4人も演出家の持ってきた色に染められる。そういう意味で新たな発見もあるし、回を重ねるごとにおもしろくなっていると思います。

森本:お客さんも作と演出が変わるごとに次はどんなになるやろうって。劇団って色が決まっていると思いますけど、プラスイズムはそこまでがっちりしたものはない。演出家さんに合わせて僕らもそこに乗っかっていく形でやらせてもらっているから、お客さんも楽しみにしてくれてるんじゃないかな。

阿部:今のところ芝居メインでやってきていますけど、いろんなやり方ができるんです。融合の楽しみですよ。お客さんを楽しませるのを意識していて、芝居だけに限らず、イベント的な要素を入れたりとか。幕が上がって、芝居を見せて、最後にありがとうございましただけじゃない。従来の演劇の構成とは違う要素を入れてみようというのも、精力的にやってます。

森:7月に行なった『イズムフェスタ』という僕らのイベントでダンスに初挑戦したり。

森本:ダンスは初めてだったので3分ぐらいとはいえ苦戦しました。でも、お客さんもすごく喜んでくれたし、気持ちよかったですね。

黒田:体はバテバテでしたけどね(笑)。

阿部:ちょっと待て! 年の話は言うな(笑)。振り幅を広げるというスタンスは、僕らの強みだったりするんですよ。

森本: 幅広く挑戦していきたいと思っています。前はイベントでダンスをやりましたけど、それを芝居の中で取り入れたりとかしてみたいですね。まだ具体的な形はそこまでないですけど。

阿部:劇団にゲストさんを招く時って、ゲストさんは相手の劇団の色に染まる傾向にあるんです。僕らは、そういう意識をなくしていきたい。ゲストさんによって僕ら自身も変わる。そういう意味でのプラスイズム。ゲストさんにはプラスイズムで遊んじゃってくださいぐらいのフランクさは保とうっていう話はしてます。だから、いろいろなゲストさんに会えることも嬉しいんです。

──それぞれの持ち味を出して欲しいみたいな?

阿部:例えばお芝居じゃないことをやりたいって言っても全然オッケー。

森本:前回の場合は、ラップができる方がいたのでラップで登場してもらったりとか。

阿部:メンバーもゲストさんも演出家さんも関係なく、みんなで作り上げられる場所。いろんなしがらみがあると思うんです。演出家さんで言えば、自分の劇団を守らないといけないし、成長させないといけないから、ある程度の劇団の色を作らないといけない。でも、色が決まったらそこから崩しにくくなる。プラスイズムでは、自分らの劇団ではやらないことをやってもらいたいんですよ。

──プラスイズムに色があるわけではない?

阿部:柔軟さが僕らの色かな。

森本:毎回色が変わっていく。同じ演出だけでやっている役者さんもいますけど、現場によっていろんな監督がいて、いろんな演出家がいて、いろいろと吸収していけば、演技にも反映されるのかなって思いますから。

阿部:でも、好き勝手にやりすぎるとどうしようもなくなってしまうので、お客さんをまず楽しめるというところで、プロデューサーに最後に舵取りをしてもらっています。

──前回からプラスイズムに加入した陽太くんは、入ってみてどうですか?

森:以前ここでお話させていただいたゲイの役っていうのがプラスイズムの公演なんですが、ファーストシーンでディープキスをするという一行があって、すごいなプラスイズムって思いました。どんなとこだよって(笑)。一番最初がそういう始まり方だったので衝撃でしたよ。今は、お客さんに楽しんでもらいつつ、ビックリしてほしいですね。刺激になってもらえたらと思っています。

★ヨゴレはアリ?

──今回ゲストで出演する内山くんには何が求められているんですか?

阿部:みんなで食事をしましょうっていう機会があったんですけど、演出家の西永さんが内山くんは面白いと。だからすごいのを用意しているらしいです。まだ台本ができてないので僕らもどうなるかわからないんですけど。

──こういう感じにしたいという話はしているんですか?

黒田:前回の作品がゲイをテーマにした純愛でシリアスなものだったので、次は思いっきり反対に、ド・コメディーをやりたい。

阿部:次に演出をやっていただく西永さんは以前もやっていただいているので、さらにテンションの高い作品になると思います。ある程度のコメディーで来るだろうなっていう予想はお客さんはついていると思いますけど、それは良い意味で裏切っていきたい。

黒田:このチラシを見ただけでは内容はわからないように作っているんです。

阿部:そういう意味でいい裏切りができたらな。

──プラスイズムと内山くんの接点は?

内山:それぞれと接点があって、陽太とはここ2ヶ月ほとんど毎週顔合わせてる気がする。

阿部:付き合ってるんじゃないの? ぐらい会ってるよね。

森:週3〜4回ぐらい一緒にいるね(笑)。

内山:薫くんとも現場が一緒だったし。

阿部:波長が合うんだよね。

黒田:『イズムフェスタ』にも参加していただいたんですけど、その時はスイカの早食いをしました(笑)。

阿部:精力的にやっていただいて(笑)。

──みなさんイケメンなのに、ヨゴレはありなんですか?

阿部:うれしいね(笑)。イケメンなんて。

黒田:いやー、すみません。

森本:仕方ない部分もありますね。

黒田:…仕方ないも何も、もともとヨゴレたような人もいますけど(笑)。

森本:僕リーダーなんですけど。

阿部:ヨゴレリーダーなんです(笑)。

森本:そういうヨゴレ役をやるのは僕だけで良いかなって思ってます。みんなには華やかにいて欲しいから。スイカを食べるのも、塩をかけたほうが甘さが増すんですよね。だったら僕は塩になろう。(一同:沈黙)

黒田:すいません(笑)。

阿部:うちのイケメンがすみません(笑)。今後も個々がやりたいことを尊重して作り上げていきたいと思っていますよ。それ無理じゃね? っていう感じじゃなく、そういう案もあるなみたいな。プラスな方向でね。

黒田:プラスイズムですからね。

★ムードメーカーは?

──イベントも舞台も全力投球なんですね。

森本:イベントではダンスと30〜40分ぐらいの芝居をやりましたけど、1回だけの芝居なのに2週間ぐらいほぼ毎日練習して。

阿部:あのイベントの思い出は真夏の夜で蚊が多い中、真っ暗闇の公園で4人で芝居やったよね。住宅地の中だから声を殺しながら。

森本:泥まみれでね。

──もっと綺麗なスタジオで練習してそうなのに。

黒田:いやいや、泥臭いもんですよ。その辺でダンスの練習とかしてますから。

森:時間があけばどこでも稽古してる。

阿部:蚊にどんだけ刺されたか。気づいたら右足だけ太いみたいな(笑)。

黒田:貧血で倒れてましたからね(笑)。

森本:稽古場は借りていたんですけど、もうちょっとやろうって近くの公園で。ダンスも路上のガラス越しに。

黒田:のぶが「ここでやろうぜ」って言ったのが区民会館の鏡の前なんですけど、鏡というかガラス張りの食堂でしたから。

内山:お客さんに見せるプレッシャーをここで克服しようってこと(笑)?

阿部:ちょっとしたディナーショーみたいなってたよね。おじいちゃん、スパゲティー食いながら横目で見てたよ(笑)。

黒田:ここはないよって。

──お話を聞いていると、ムードメーカーはリーダーが担っているような?

森本:引っぱってるような、つっこまれているような。

阿部:選挙と一緒で、今は誰かなっていうときに「のぶ…かな」っていう感じだったんで、いつでも変わるかもしれない。

森本:それはない。

黒田:とりあえず任期は1年なので。

森本:人気は1番なので。(一同:沈黙)

一同:すみません。

──ワイワイした感じがステージに表れそうですね。

森本:そうですね。基本立ち位置的に言うとこんなかんじです(笑)。

内山:アバレンジャーで言うと何色?

阿部:俺が黒かな。

──戦隊で言うと誰がどの色になる?

黒田:ピンクは陽太でしょうね。

阿部:陽太はレッドっぽいよ、この中なら。

森本:俺は?

黒田:お前は完全にカレー大好き黄色だよ。

阿部:耕平はブルーだね。

内山:ブルーかグリーン。

阿部:わかる!!

森本:薫は?

阿部:俺、黒じゃね?黒しかないよ。

──内山君は?

阿部:虹色ですかね。最後の最後にみんなが倒れてる時に登場する。

内山:でも、戦い終わった後に来るんでしょ? 爆発したところで「待てー!」って。

阿部:「よくやった、みんな! お前らのおかげで地球は救われた!」って。何もしないのに一番いいところだけを持って行く(笑)。

内山:何しに来たの、この人?的な。次の舞台がなんとなく見えてきた。俺の立ち位置が掴めてきた(笑)。

──じゃあ、チームワークを一番乱す人は?

黒田:あいつ、またやったっていうのは、のぶかな。本番とか考えると。引っぱろうとするんですけど、引っぱる方向が違うとかはちょいちょいありますね。

森本:がんばりすぎるところだね。

黒田:なんで自分が良いように言うんだよ(笑)!

森本:どうしてもというなら、全部そのへんは僕が被りますけど。

阿部:これ、女性ファン向けに喋ってます(笑)。

★俳優として

──俳優さんとして心がけていることってあります?

森本:食べるものは気にはしますね。

阿部:それ、年じゃね? まあ、大事だよね。僕とのぶは同い年なんですけど、食べ物は気をつけないといけないですね。陽太はめっちゃ食べるんですよ。こんなに細いのに。

森:僕、映画の撮影の前の日ってニンニク料理を食べて行っていたんです。

黒田:気合い入れて?

森:力入れていこうって。そしたら、この間初めて現場で「ニンニク臭い」って言われたんです。毎回そうだったらしく…。それからはニンニクを控えています。

黒田:僕はひとつの役に決まらない感じはしたいので、何にも溶け込みたい。こだらないというか、逆にそれにこだわりたい。

阿部:普段からこれだけみたいにはならないかもしれないですね。これだけ好きみたいな、そういう感じじゃないかもしれない。いろいろ追求してみたい。探求心は常に持っていたい。趣味でも、お花が好きでもいいし、散歩が好き、写真が好き、音楽が好き、ミカンが好きでもいい。

一同:ミカン…??

森本:役者をやる前に比べて、人の動きを観察することが多くなりましたね。牛丼ひとつ食べるにしても、いろんな食べ方があるんだなとか。

内山:食べ物屋で挙動不審になりません? 友だちと飲んでてもやっぱりお酒が入ってる時って一番素が出るじゃないですか。周りがすごい面白いんです。

黒田:あんたが一番面白いわ。アレが素だったらどうしよう(笑)。

阿部:妄想はよくしますよ。あと一人アナウンスとか一人ナレーションとか。

森本:耕平はブログで詩的なものを書くんです。

黒田:思いつきですよ。

──将来は脚本を?

黒田:いやいやいやいやいや。脚本は阿部ちゃんが書いているんですよ。いつかできたらねって。

阿部:ちょこっとトライはしていますけど。自分らで作ってみたいなっていう欲もあるんですけど、ビジョンが大きすぎて…。

──この4人の素の性格を生かして芝居をやるとしたらどんな舞台になると思いますか?

阿部:基本みんなあんまり仲良くないので…。

黒田:えーーー(笑)??

阿部:冗談です。俺の印象ですけど、みんなけっこう地味っこだと思うんです。真面目でシリアスなのが好きなんじゃないかな。

★スカッとする舞台

──最後になりますけど、『MURAISM』の意気込みを語ってください。

黒田:見に来てくれた方が、「いやー笑った笑った、明日から頑張ろう! 何も残らなかったけど」みたいな(笑)、スカッとする舞台にしたいですね。

森:今回は今までのものとまた違う感じなので新しい一面を見ていただきたいし、普段はそれぞれ活動をしているので、その中で得てきたものを第6回公演でまたひとつ にして何か形にして残せたらいいな。あとは、お客さんが楽しんでくだされば一番嬉 しいです。

阿部:僕らも何ステージか踏んできて、今メンバーの意識が上がってきているので、自分に負けないように。演出家は西永さんだし、前回よりおもしろくさせなければいけない。そういう意識をちゃんと持って、お客さんを飽きさせないように。新しいところを狙っていきたいな。そういう気持ちもありつつ、ああ面白かったって笑って帰ってくれるような舞台にできたらいいですね。

森本:4人が会う回数が増えるほど、意識的にも密度が濃くなってきている部分もあるので、今回『MURAISM』で初めて来てくれたお客さんも、また見たいって多くの人に思ってもらえるように、スカッと帰ってくれたら。

阿部:スカッとは重要だよね。スカッとしてくれないと困る。

森本:西永さんも僕たちをわかってくださっているので、演出にも期待してますし、+α自分たちの持ち味をのっけて、真心込めていい作品を作れたらな。

阿部:毎回、今までのゲストさんには俺が出たときより面白いじゃんって嫉妬してもらいたいんです。それで、いつか今まで出ていただいた方にオールスターズとして出ていただきたいというビジョンもあるんです。ただ、それを実現させるにはゲストさんを惹きつける何がないといけないと思うし、そういう意味でも毎回チャレンジですね。

──内山くんは?

内山:僕自身舞台は2回目なので、プラスイズムの4人に置いていかれないように。プラスイズムの良さによりプラスできるように、ゲストとして支えつつ前に出つつ。今までにやったことないことを試してみたいです。この機会じゃないとできないので。

──面白くなりそうですね!

黒田:初の1週間公演です。ぜひ見に来てください!


公演情報

11月12日(水)〜18日(火)
プラスイズム第6回公演「MURAISM」
【作・演出】西永貴文(猫☆魂)
【出演】阿部 薫、黒田耕平、森本のぶ、森 陽太 / 内山眞人、YOH、伊藤そうあ
朽木正伸、青柳尊哉、ムランティン・タランティーノ / 西 興一朗、根本正勝
【会場】シアターブラッツ
【開演時間】
11/12(水)=19:30
11/13(木)=19:30
11/14(金)=19:30
11/15(土)=14:00(売切)/ 18:00(売切)
11/16(日)=14:00(売切)/ 18:00(売切)
11/17(月)=19:30
11/18(火)=18:00(売切)

【料金】全席指定:3500円 / 当日 4000円

プラスイズム official website
http://plus-ism.biz/



posted by Rooftop at 07:00 | バックナンバー
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