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exclusive interview
テルスター LOFT席亭's MONTHLY COLUMN
◎おじさんの眼/文:平野 悠 雑文爆裂都市 〜COLUMN THE BURST CITY
◎JOJO広重:人生非常階段 新連載! REGULARS
☆LIVE or DIE 〜LIVE REPORT〜 |
バックナンバー
Rooftop1月号のラインナップ
謹賀新年
昨夜はあったかい家庭の味を堪能しながらも例によって角瓶をがぶ呑み。紅白で永ちゃんを見て、確か『時間よ止まれ』だったような…あれは夢か? 時間は止まってくれずに後半記憶なし。年越し蕎麦を頂いている写真がデジカメにあったけど、食べた記憶なし。新年ながらいつも通りの酔っ払いです。
そんなこんなの相変わらずダメ人間なヲイラですが、今年もどうぞRooftopをご贔屓にひとつ。去年蒔いた変革の種に水をやって大事に育てていく年です、2010年は。いつもと違う場所で新年を迎えたってこともあるけど、今年は何か新しいことが始まる気がするなぁ。こんな弱小フリーマガジンのwebサイトに元日早々から気に留めてくれる皆さんに幸あれ。皆さんにとって愛に満ちた健やかな一年でありますように。(しいな)
良いお年を
2009年を象徴する漢字は「新」でしたが、今年の本誌もまさにそんな感じでした。12月号から全面カラー化および連載コラム一新という大幅な誌面刷新を断行して、その決断に至るまでには編集部内で何度も慎重にディスカッションを重ねました。明らかに広告が目減りしている中でのカラー化(製作費のコストアップ)、愛着のある連載との決別という個人的な葛藤はありつつも、今は誌面刷新を敢行して良かったと思っています。余談ですが、今年は公私ともにふるい分けの一年で、残る人は残るし、残らない人は残らないことがよく判りもしました。
新春号からは新たにJOJO広重さんの占い(その名も『人生非常階段』!)、マスドレと雨宮処凛さんのコラムが始まります。Rooftop、まだまだ面白くなっていきますよ。ぼちぼちウチも政権交代かななんて思いつつ、僕の目の黒いうちはRooftopの進化を止めないつもりでおります。
今後、まつきあゆむ君みたいにユーザーから寄付を募ったり、音源をMP3でダイレクトに販売する表現者が増えれば、メーカーの宣伝費から成立する我々のようなフリーマガジンは淘汰されていきます。無論、何か別の方法を考えて断固発行を続けていくつもりですが、うかうかしていられない時代なのは確かです。ただ逆に言えば、ゼロ年代の終焉とともに本物しか残らない時代に突入するということだから、風通しは良くなるのかもしれません。
真の意味で紹介に値する表現者の肉声を詰め込んだ活字媒体として、我々は来年以降も鋭意刊行していきます。親愛なる読者の皆さんと活字を通じたコミュニケーションを図りたい、その信念は変わりません。今年一年、本誌をご愛顧下さった皆さんには厚くお礼を申し上げるとともに、来年も変わらぬお付き合いをお願いしたい所存です。どうぞ皆さん、良いお年を。
写真は、帰省の贈答品として阿佐谷の吉澤精肉店で買った「その肉」。この店のレバーペーストも絶品で、阿佐ヶ谷ロフトAでも人気メニューなのですが、残念ながら今年いっぱいで閉店する模様。阿佐谷の住民としても是非再オープンを期待したいです。(しいな)
テルスター('10年1月号)

ひねくれるだけでしか感情を表現できなかった横山マサアキが、初めて感謝を口にした!!
テルスターが4年という長い時を経て、ようやくニューアルバムをリリースすることとなった。タイトルは『We Love You! You Love Us!』。ひねくれることでしか感情をぶつけることができなかった彼らが、よりによって“僕らはアナタのことを愛してます! だから、みんなは僕らことを愛してるはずだ!”と若干押しつけでありながらも、このタイトルを付けたことにまず驚いた。誰かと手を繋いで、一緒に何かを作り上げましょうなんて気持ちは皆無だと思ってましたから。しかし、時間が解決してくれるとはよく言ったもので、年齢を重ねると、人に対して感謝の気持ちを述べることもできるようで。そんな新たな感情が生まれたテルスターの最新作は、“ひねくれポップス”と言われたものとはちょっと違う。15年もの間音楽活動をしてきた中で培われた人間関係や様々な音楽が、皮肉を残しつつも表現された作品だ。
今回はボーカルであり、作詞・作曲を担当する横山マサアキに真相を伺った。人間的にも、昔に比べたら少し変化をしたようにも思う。(interview:椎名宗之 / text:やまだともこ)
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メロン記念日×GOING UNDER GROUND('10年1月号)

ロック化計画最終章は、キュンと来てジュンとする!? 妄想を掻き立てるラヴ・ストーリー!
ビート・クルセイダース、ニューロティカ、ミドリ、ザ・コレクターズと続いてきたメロン記念日ロック化計画は今回の第5弾で最終回を迎えます。これまでの活動ではあまり接点のなかった“ロック”のフィールドに果敢に攻め込み、これまでの“アイドル”のイメージを大きく打ち砕いてきたメロン記念日。そして、ロック化計画のコラボレーションの最後を飾るのは、ゴーイング・アンダー・グランド!! これまでの曲とは雰囲気が変わり、ポップでキャッチーでコーラスが心地好い、ゴーイングならではの作品となりました。お忍びデートを想像させる歌詞をメロン記念日が唄うことにキュンと来るのは私たちだけではないはず!?
今回で最後と言わずに、今後も是非続けてもらいたいコラボではありましたが、この経験を元に、彼女たちはもっともっと大きく成長していくのではないでしょうか?(interview:椎名宗之/text:やまだともこ)
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テルスター“LOFT CIRCUIT 2010”SPECIAL!! 第一回:横山マサアキ×奥野テツオ('10年1月号)

ライブハウスはコミニュケーションができる大事な場所
テルスターがロフト5店舗を回る“LOFT CIRCUIT 2010”を敢行するということで、ロフト各店の店長とイベント開催月に対談をしていきます。その第一回目のお相手は、1月20日にイベントを開催する阿佐ヶ谷ロフトAの店長奥野テツオ氏。テルスターは以前“杉並区在住のテルスターです”とおっしゃっていたという理由も少しだけあり、“LOFT CIRCUIT 2010”は杉並区にある阿佐ヶ谷ロフトAからスタートします。
ライブやイベント以外でもお話をする機会が多いお二方だけに、今回の対談は暴露大会のようになってしまってましたが、当日に向けて何やら楽しい企みをしていることは間違いなさそうです。(text:やまだともこ)
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自宅録音家 まつきあゆむが挑む音楽の流通革命('10年1月号)

音楽家自身がインターネットを介して音源を販売する手法は既存の流通システムを淘汰し得るか!?
リスナーが音楽家の活動全般に寄付する未曾有の基金“M.A.F”の設立とその行方──
「12月1日に重大発表あり」というメッセージを発表していたまつきあゆむが、自由で新しい音楽活動の基盤として“M.A.F”(マフ:“Matsuki Ayumu Fund”の略称)の設立と、2010年1月1日に28曲を収録したダブル・アルバム『1億年レコード』の発売を発表した。自身の音楽活動のための寄付金をユーザーから募る未曾有のシステムを確立し、レーベルや流通といった中間マージンを撤廃したデータ配信での音源販売を断行するというのだ。目を覆いたくなるばかりにCDパッケージのセールスが激減している現在の音楽市場において、これはまさに事件だ。まつきのような音楽家が今後増えれば、レーベルや流通会社の存在意義は皆無となるのだから。レーベルの宣伝費から主に制作費をまかなう我々フリー・マガジンとて他人事ではない。ゼロ年代が終焉を迎え、この音楽業界に棲まう誰しもが生き残りを賭けたサヴァイヴァル時代にいよいよ突入したと言っていいだろう。本誌の刊行存続に危機感を募らせつつも、腹を括り画期的なシステムを発明・敢行せんとするまつきにその真意を問うべく、僕は三鷹にあるまつきの自宅を訪ねた。(interview:椎名宗之)
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4106 BRAZILIANSIZE × 奥村 大 wash?('10年1月号)

一卵性双生児的盟友バンド、同時期に史上最高峰の作品を発表!
心腹の友である両者が語る、嗚呼楽しき哉バンドマン人生!
“LOFT RECORDS”が総称を“LOFT DISCS”に変え、発足した新レーベル“BEAR HUG RECORDS”から実に3年振りのニュー・アルバム『7』をリリースしたBRAZILIANSIZE。そして、渾身の最高傑作『love me』が1月20日にリリースされるwash?。10代での出会い、そして一緒にTrophyを組んだ経歴を経て、それぞれの道を歩む両バンドのフロントマンである4106(BRAZILIANSIZE)、奥村 大(wash?)。全く違う性格ながら戦友であり親友である両者。今回はそんな両者を招いて、お互いの長所も短所もたっぷり話していただきました。(interview:森 三彩)
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仲野 茂×池畑潤二×武藤昭平('10年1月号)

天衣無縫のカヴァー・イヴェント、仲野 茂の生誕50周年を祝して三夜連続断行!
ヴォーカリストとドラマーの特殊な関係性から“THE COVER”の特性までをとっつぁんパワー全開で語り尽くす!
前号での仲野 茂への単独インタビューに続き、“THE COVER SPECIAL”開催を記念したスペシャル・インタビューをお届けしよう。この1月2日にめでたく50歳と相成った仲野 茂に加え、アナーキーよりもデビューは9ヶ月遅いが茂よりも年齢はひとつ上な元ルースターズの池畑潤二、今回“THE COVER”初参戦となる勝手にしやがれの武藤昭平という当代きっての両ドラマーが顔を揃えた新春大放談だ。代替不可なヴォーカリストとドラマーの関係性とその資質の違い、小滝橋通り沿いにあった旧ロフト時代から連綿と続く“THE COVER”という一大イヴェントの魅力、純真な気持ちでカヴァー楽曲を演奏する醍醐味など、興味深い逸話がてんこ盛り。老兵は死なず、ただ消え去るのみだなんてとんでもない。老いてもなお血気盛ん、とっつぁんパワーはしかと健在だ。若手バンドマンに発破を掛ける存在として、“THE COVER”出演陣にはいつまでも目の上のタンコブであり続けて欲しいと思う。あなた方のやんちゃな後ろ姿が後進をどこまでも勇気づけるのだから。(interview:椎名宗之)
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DVD『ギャグ漫画家大喜利バトル!!』発売記念スペシャル・インタビュー!! おおひなたごう('10年1月号)

阿佐ヶ谷ロフトAで開催された『ギャグ漫画家大喜利バトル!!』が遂にDVD化!
熾烈なプレッシャーの中で大喜利に懸けるギャグ漫画家たちの死闘をとくと見よ!!
“ギャグ”。お笑い業界が花開く今、笑いに対してかなりシビアに評価する人が多くなっている昨今。そんなプレッシャーののし掛かる言葉を冠にする、“ギャグ漫画家”と呼ばれる人たちがいる。華やかなテレビの笑いと違い、日々締め切りと読者の反応に対するプレッシャーと向き合い、一人孤独と戦いながら、ペン一本で多くの人を笑わせるという荒波に挑む生き方。ほとんどのギャグ漫画家は息が短いと言われながらも、確固たる人気を確立した数少ないギャグ漫画家たちの中で、私がもっとも影響を受け、敬愛している「おおひなたごう」というギャグ漫画家がいる。独特のギャグセンスで多くのファンを魅了しつつも、今や伝説とも謳われている、阿佐ヶ谷ロフトAで開催された『ギャグ漫画家大喜利バトル!!』の完全プロデュースを成し遂げたおおひなたごう氏に話を聞いた。(interview:佐々木理恵/阿佐ヶ谷ロフトAプロデューサー)
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ジュリエットやまだのイケメンショッキング vol.2 elsa(jealkb)('10年1月号)

30歳を過ぎても夢を見ることができた
12月の岸田健作さんに続き、イケメンショッキング第2回目のゲストとしてご紹介いただいたのは、大活躍中のヴィジュアル系バンド“jealkb”のドラマーであり、プロデューサー業も務めるelsaさんです。岸田さんから「すごいかっこいいんですよ」と熱烈紹介でお会いできることになりましたが、落ち着いた大人の魅力があって、ドラムを叩いている姿は後ろからバンドを支えているようでもあり、とても素敵な方だとライブ中に思った記憶があります。そんな素敵なelsaさんにバンドのことやら何やらを伺いました。良い具合に年齢を重ねている方と話すのは楽しいです。
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DISK RECOMMEND ('10年01月号)
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