ギター 編集無頼帖

男が惚れる男

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 先日のSHIMMYの鼻 presents『清水泰而の男“怒”アホウ酒甲子園!〜暑気払いだョ!夏のセンバツ爆飲祭!〜』でシミさんが挙げた“男が惚れる男”のラインナップを改めて知りたいという声を頂いたので列記してみましょう(順不同、敬称略)。
 ◎工藤俊作(松田優作:探偵物語)→最終回をトークそっちのけでじっくり見てしまいました…。
 ◎赤塚不二夫(天才バカボン)→間違えて平成バージョンを借りてしまうという痛恨のミス!(泣)
 ◎土方歳三、山南敬助(共に新撰組総長)→三船敏郎主演の映画を見ました。
 ◎ルパン三世、次元大介(ルパン三世)→緑ジャケットのファースト・ルパンと定番中の定番『カリオストロの城』を続けて見ました。『カリオストロの城』は新年会同様、ラスト・シーンをアホみたくリピート。
 ◎赤髪のシャンクス、赫足のゼフ(ワンピース)→それぞれ初登場の回を見ました。
 ◎車寅次郎(渥美清:男はつらいよ)→浅丘ルリ子演じるリリーがヒロインの『寅次郎忘れな草』をピックアップ。倍賞千恵子が異常にカワイイ!
 ◎高倉健(網走番外地)→明け方、すでにベロベロで適当に流しました。
 ◎三船敏郎(用心棒)→これも名作なのに、結構適当にスルーした気が…。
 ◎ビートたけし(刑事ヨロシク)→シミさんが挙げたわけではないのですが、前日にシミさんから「坂さんの誕生日刑事よろしく…じゃなかった、ケーキよろしく」とくだらないメールが来たので敢えて借りてきました。懐かしくて意外とツボ。
 ◎桑田真澄→これは映像なし。“桑田ロード”の話とか聞きたかったなぁ。
 ◎番場蛮(侍ジャイアンツ)→桑田の代わりとして野球繋がりで。新年会の時に借りたDVDがシーズン2的なもので、「俺の好きな主題歌じゃない!」とシミさんがただをこねたので今回リベンジ。
 ◎斉藤和義→映像がなかったのでベスト盤からシミさんチョイスで『歩いて帰ろう』を流しました。
 ◎大木温之(The ピーズ)→野音のDVDを流しました。
 ◎増子直純、上原子友康、坂詰克彦という怒髪天の盟友お三方は当方のリクエスト。愛情とリスペクトの念がたっぷりと詰まった話がたんまり聞けました。
 ダラダラと飲兵衛の与太話に6時間近くもお付き合い下さいまして、本当にどうもありがとうございました。あの日あの場で話したことは皆さんの胸の内に秘めておいて下さい、俺達界隈の愛すべき共謀者の皆様。またいつの日か、たんまりと呑んで笑いましょうね。(しいな)
posted by Rooftop at 13:05 | Comment(4) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

宇宙怪獣P131 怒髪天色!

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 怒髪天関連のネタが続きますが、ここで告知をひとつ。本誌7月号の『月刊怒髪天 ZOOMYの眼』において“怒髪天の音楽を聴いたイメージ”で『宇宙怪獣P131』をシカルナ・工房さんに彩色して頂きましたが、これに似た彩色の『宇宙怪獣P131 怒髪天限定紺青色』がシカルナ・工房さんから増子さん監修のもと発売されることになりました。何でも、俺達界隈のフィギュア好きな方から「兄ィが持ってるあの怪獣がほしい」とリクエストがあって発売に漕ぎ着けたとのこと。本誌をきっかけとしたアイテムなので、ここは俺も買わねば!と思っています。商品は完全受注販売、受注期間は8月20日(木)〜9月19日(土)。商品の発送は11月下旬頃だそうです。詳細はシカルナ・工房さんのサイトをご参照下さいませ。(しいな)
posted by Rooftop at 19:25 | Comment(2) | 編集無頼帖

手短にお礼を

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 昨夜から今朝にかけて阿佐ヶ谷ロフトAに集いし同志の皆さん、身体は無事ですか?(笑) 突発的なイベント開催なうえにド平日の深夜という悪条件にも関わらずお越し下さったことをkocoroから感謝致します。本当にどうもありがとうございました。俺も屍のような身体にムチ打って働いておりますので、あと数時間共に踏ん張りましょう(泣)。
 たまーにああいったイベントで司会をやらせてもらうたびに、いつもRooftopを愛読してくれる方々と直接話せる機会が持ててとても有り難いことだなと思います。昨夜もそうでした。声を掛けて下さった皆さん、どうもありがとう。何というか、凄く励みになります。愉しき宴、またいつかどこかでやりましょう。今度は皆さんと一緒に客席で笑いたい気もしますけど(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 14:47 | Comment(4) | 編集無頼帖

ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと 第64回 8/17

☆池袋サイバーでライブやります!!


 今年1月より始まっているRooftop内のコーナー『遊星横町』ですが、企画を立ち上げた当初からあがっていた「ビジュアル系バンドをやりたい」という話がついに実現する方向になっています。今月号ではリハの模様を掲載してます。
http://rooftop.seesaa.net/article/125132501.html


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リハの風景

 これまでの遊星横町は4人のスケジュールを合わせるのが大変で、一人がどうしても来れないという日でも、他も日程がないからと無理矢理取材をしたこともありましたが、ビジュアル系バンドが結成されてからのリハは、全員が毎回、時間にも遅れることなく出席しています。私としては逆に不満だったりもしますが…(笑)。時間には若干ルーズな植木くんも町田くんも、リハの時間にはキッチリとスタジオに到着しています。サポートドラムでビジュアルも良いマッチョ(ハミコン)を含めた5人が、とにかく、とても楽しんでやっています。1曲づつ曲を作ってきましょうと言ったら、次のリハでは曲が持ち寄られ、1度聴けばアレンジのアイディアがポンポン出され、町田くんは植木くんの作った曲を聴きながら「この曲はアレンジしやすいよ」と言いながら、ピロピロピロピローとギターを鳴らし、それはそれは心強いったらありゃしないんですよ。今までは、滑りきれないスケートだったり、ただただモヤモヤが残った卓球だったり、体操で固い体を必死に曲げてみたりと笑いを届けてくれていましたが、やっぱり彼らには音楽が一番合っているみたいです(もちろんこれまでの連載は一切意味がなかったわけではないですよ)。
 そして、今月号でもチラリとふれていますが、9/14に池袋サイバーで初ライブが決まっています。サイバーと言えばビジュアル系の殿堂でもあり、ここに出られるなんて夢みたいなので、この日に向けて、取材ではない日も集まってリハに入っているみたいです。本当に気合いが違うんです、いつもと。

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 ビジュアル系は誰もやったことがなく、知り合いもほとんどいないので手探りの状態ではありますが、だからこそ“初めてバンドを始めた時のようなあの感覚”が思い出されているのか、ワイワイしながらやっています。町田くんは、「昔からビジュアル系がやってみたかったから、今回気合い入れてやりたいんだよね」と、超本気モードで取り組んでいるようです。と言いながら、持ってきた楽曲がマイナー調過ぎて即却下されたそうですけど(笑)。
 ビジュアル系としてはちょっと「?」が残る方もいらっしゃいますが、今出来上がっている曲はかなり良いです。

 遊星横町の企画の一部ではありますが、池袋サイバーでのライブは気合いが入っています。当日は、このバンドのために作った曲の演奏になるので、普段のバンドの時とは違うステージになると思います。

詳細はこちら↓
2009年9月14日(月)
池袋サイバー
“CYBER VISUAL MODE”
OPEN 16:30 / START 17:00
前売¥2,500/当日¥3,000 (ドリンク代別¥600)
出演:遊星横町/Trigger/Ziggrat/LEON HEART/flairscent/etc

http://www.ikebukuro-cyber.com/

チケットの予約は
ysyc@loft-prj.co.jp
のアドレス宛に、お名前と枚数を記入してお送りください。

ちなみにですが、10年近くバンドをやってきてるんだから、言われているノルマはあるけれど、4人で30人は呼びましょうよ、ということで、このライブでお客さんを30人呼べなかったら遊星横町バンドは即解散となりますので、ぜひよろしくお願いします。切実です。


そして、この場を借りてですが、この企画を快く受けて頂いたサイバーさん、ありがとうございました!


BADNEWSさんのサイトでも紹介して頂いてました。
http://www.badnews.co.jp/nest/j_rock_other/

やまだ
posted by やまとも at 13:36 | Comment(0) | やまだのひとりごと(仮)

いよいよ明日!

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 昨日、立川の駅構内で呑んだくれてたらシミさんからメールあり。「今、ライジング帰りのモノレールのなかです。坂さんが飲み会に正式に来てくれることになりました。つきましては、歌を歌いたいそうなのでギターを用意してください。そして、大々的に発表してあげてください」
 はい、了解っす。そういうわけで、明日43歳を迎えるZUMEXさんも参戦して下さることになりましたよ皆の衆! ご自宅である荻窪の超高級マンション(笑)も近いことだし、ZUMEX師匠に誕プレをお渡ししたい方は是非に。まぁ、呑みながらみんなでお祝いするのが一番のプレゼントだと思いますけどね。平日の深夜だし、遠方の阿佐ヶ谷ではありますが、愉しき暑気払いに致しましょう、皆様。取り急ぎの告知まで。(しいな)
posted by Rooftop at 11:30 | Comment(6) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

自転車に乗って

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 ジリジリ酷暑のさなか、昭和記念公園内を酩酊気味にサイクリング。立川中華街の梅蘭(まさか支店があるとは)で食べた酸辣湯麺と水餃子と瓶ビールのカロリーを燃焼すべく、せっせせっせとサイクリング。ついでに池の水面をアヒル号でGO。ぼちぼちアラフォーに分類される身としては、息ゼーゼーに足パンパン。ついでにfOULのシャツを脱いで上半身裸でフリスビー。見れば、真っ赤なfOULのシャツは脇の下がすっかり塩を吹いている。お、しっかり燃やし尽くせたか、中華料理の高カロリー。
 そんなさなか、実は普段取材その他でお会いするバンドよりも一番気になっていたライジングサンでの吉川さんのセットリストを札幌の友達が送ってくれた。めっさ盛り上がっていたと言うが、どれどれ。BE MY BABY→モニカ→にくまれそうなNEW FACE→RAIN-DANCEがきこえる→せつなさを殺せない→アクセル→BOMBERS→傷だらけのダイヤモンド→恋をとめないで …なるほど、そりゃ盛り上がらないほうがおかしいだろ(笑)。
 結局、水分補給のために立ち寄った立川駅ビル内の串焼き屋でハイボール2杯につまみ少々。カロリーぶり返し、運動の意味まるでナシ(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 19:02 | Comment(0) | 編集無頼帖

ノーテンキ

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 裏目裏目のリーチで思わず塞ぎ込みたくなるが、こんな時はワタナベマモルのロックンロールにケツを叩いてもらうのが一番だ。
 憂鬱も育てれば立派になるだろ?
 人生楽しめよ、頼むよ〜!

 全くだなぁ。ひとりぼっちになって途方に暮れたって、知るものか!
 俺も大好きだったマージービート・サウンドに根差したマモルさんのシンプルなロックンロールはいつだって最高。
 写真は、四谷にあるサンミュージック付近のゴミ集積所に落ちていたらりピーの紙資料。社員の人がわざと捨てたのか? それとも何者かの悪意なのか? 近所で取材した帰りに見つけてぶったまげたぞ!(笑)
 いずれにせよ、ウサギは寂しいと死んでしまうのだ! ははは。(しいな)
posted by Rooftop at 10:22 | Comment(2) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

開運パワー放出中

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 昨日は桜新町で山田の取材に同行した後、異能のお面バンドと見目麗しき女性シンガーに取材するためにデフスターのある乃木坂へ向かった…のだが、受付で担当の方の名前を告げると、「デフスターは市ヶ谷へ移転しましたけど?」という冷静沈着な受付嬢の言葉に当方真っ青。Oi Oi、聞いてねぇよ! 結局30分遅れて取材開始、その後急遽決まった対談取材のために恵比寿へダッシュ…したのだが、あろうことか本命のご当人が体調不良でドタキャン! まぁ、さもありなんというお方なので致し方なしです(笑)。そんなこんなで踏んだり蹴ったりな一日でしたが、コチトラ元気です。こんな時はアホなものを見て笑い飛ばすに限ります。
 というわけでこの写真。田園都市線の車内で見かけた占いの広告なんですが、余りにインパクトがありすぎて思わず撮ってしまいました。「開運パワー放出中」と明記してあるが、この恐ろしく迫力のある写真を見る限り…以下自粛(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 21:45 | Comment(2) | 編集無頼帖

ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと 第63回 8/12

☆阿佐ヶ谷ハリボテツアー

昨年も、阿佐ヶ谷で行われた七夕祭りのハリボテでワイワイと書かせて頂いてましたが、今年も見に行って来ましたよ。昨年は、驚くような作品が多くて心がウキウキしたのですが、今年は昨年に比べると全体的にレベルが上がっているというか(何で上から目線かがわからないのですが…)、純粋にうまくなっているので、昨年ほどの興奮は薄かったような気はします…。
あと、やっぱりキャラものは、お子さんがいる家庭でないとわからないです…。

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夏は七夕、秋はジャズ。

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サッカーですね。
で、この方はどなたになるんでしたっけ?

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個人的には一番ヒットだった、悠玄亭さんのひもののハリボテ。これは大胆すぎる。本当によくできています。奥のおでんくんが、阿佐ヶ谷ロフトAの自信作。

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これは、何というアニメのなにちゃんになるんでしょうか?

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「みんな仲よく」
…大事です。

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エルモ。
赤い部分が、ビニールテープで作られていて、相当凝ってました。織姫賞です。

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アリスのうさぎでしたっけ?ちょっと違いましたっけ?いや、そうですよね。
そういえば、アリスのDVDをだいぶ前に買ったのに、まだ見てなかったな。

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CHANGE!

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巨神兵がうますぎますでしょ。これ、かなり大きいんです。よくこんなに立派に作れましたよね。

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カツオ

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………

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今年の金賞はこちら!
しかし、一緒に行った3名(女子)は何のキャラクターなのか誰もわからず…。知っている方、教えてください。何とかモンスター的なやつですか?

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魚。涼しげ。

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全体的には良いカンジなんですが、顔で力尽きたのでしょうか?

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パン屋さんで飾られていたパンの固いヤツで作った飾り。


というわけでしたが、レベル高いですよね?昨年のはこちらですから。
http://rooftop.seesaa.net/article/104579196.html

来年はもうちょっと笑えるやつも楽しみにしつつ…。
今年も、そういえば七夕で願い事書くのを忘れた!と今更になって気づきつつ…。



やまだ
posted by やまとも at 20:16 | Comment(2) | やまだのひとりごと(仮)

かつて雄鶏と呼ばれた男達

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 大江慎也、花田裕之、井上富雄、池畑潤二。“ザ・ルースターズ”というバンド名こそ名乗らなかったものの、この4人が揃って演奏する姿を5年振りに見た。昨夜リキッドルームで行なわれた『TOKYO NIGHT SHOW 恵比寿篇』。トップバッターであるTHE BACILLUS BRAINS(日本脳炎)の後に出演したOCCUPYというジャジーなインスト・バンドに池畑さんと富雄さんが参加しており、そこに“GUEST:大江慎也/花田裕之”と書かれたら期待しないほうがおかしいだろう。
 OCCUPYとして4曲(『Low Rider』、『Right On』、『Hono Bono』、『Go Go no R&R』)を披露した後、ホーンのSMILEYさんとGYOさんが静かにステージを去り、さりげなく花田さんと大江さんが現れてかつてルースターズと呼ばれたバンドの演奏に入るという演出がとても粋だった。以下、セットリスト。
 01.KING BEE/02.THE SILENT MIDNIGHT/03.ROSIE/04.GO FOR THE PARTY/05.HIPPY HIPPY SHAKE/06.GET EVERYTHING/07.TEQUILA/08.恋をしようよ/09.C.M.C./10.LITTLE RED ROOSTER
 ルースターズだけは個人的に別格のバンドなので、5年前にフジロックに備えた新宿ロフトでのライブを見た時はとても冷静じゃいられなかったが(印刷所に無理を言って翌月号にレポートを急遽差し込んだっけなぁ…)、今回は割と落ち着いて見ることができた。恰幅が増した大江さんは首の広いシャツにジャケット、派手な柄の短パンに黒いスポーツ・シューズという出で立ちで、思っていた以上に声が出ていた。何より、時折花田さんのほうを見ながら満面の笑みで黒のストラトを掻き鳴らす様に嬉しくなった。スリム・ハーポのカバーなどを聴くと、この4人の精神的支柱として在るのは真っ黒なブルースであることを改めて感じる。特に今の大江さんはその容姿も相まって黒人のブルースマンみたいだった。
 何年かに一度、またこうして4人がふらりと集まって演奏してくれたら嬉しい。3年前に大江さんがこしらえたソロ・アルバムを聴いた時にも感じたことだが、大江さんが活きるのはやはりあの3人のアンサンブルがあってこそだ。後でスタッフの方に聞いたら、演奏を終えた4人は笑顔のまま楽屋に戻って来たという。その話を聞いてまた嬉しくなった。(しいな)
posted by Rooftop at 13:31 | Comment(2) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

ドレスコード有り!

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 昨日は浅草演芸ホールでにゅうおいらんずの演奏を堪能してきました。毎年8月に10日連続で行なわれる恒例興業で、千秋楽だった昨日は怒髪天の坂さんとシミさんも来場していて、壇上の右紋師匠(バンジョー)から「今日はロック・バンドの怒髪天のおふたりがお越し下さいました」と紹介もされてました。それを受けてどぎまぎしながらペコリと頭を下げたご両人がかわいらしかったです(笑)。
 そんなご両人が果たして同じステージに立つのか!? な8月18日の深夜ですが、シミさんからの提案で「みんなで浴衣を着よう!」ということになりマシータ。店員も我々も浴衣もしくは甚平をなるべく着用です。ご来場下さる皆様も是非にということで、当日浴衣または甚平を着用の方はチャージを500円引きとさせて頂きます(1,500円→1,000円)。また、当日は「酒甲子園カレー2009夏」を特別販売。清水ガーデンプレイスで採れたプチトマトを添えたカレーになる予定です。皆様お誘い合わせのうえ、この壮大な家呑みに是非是非ご参加下さいませ。ってなわけで改めて告知!(しいな)
 SHIMMYの鼻 presents
 『清水泰而の男“怒”アホウ酒甲子園!〜暑気払いだョ!夏のセンバツ爆飲祭!〜』
 2009年8月18日(火)阿佐ヶ谷ロフトA
 出演:清水泰而(怒髪天)他、飛び入りあるかも!?
 OPEN 23:30 / START 23:45
 前売なし / 当日¥1,500(飲食代別)
 *浴衣または甚平を着用の方は500円引き!
 *謹製『酒甲子園カレー2009夏』を特別販売!
 問い合わせ:阿佐ヶ谷ロフトA 03-5929-3445(17:00〜24:00)
posted by Rooftop at 16:36 | Comment(7) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

なつやすみ

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 …を、エラソーにも頂いております。浅草の某演芸ホールでの催しを拝観して、エラソーに打ち上げに参加させて頂いております。打ち上げ会場の天婦羅屋で激ウマな天丼を頂いてます。旨すぎて泣きそう!(笑)(しいな)
posted by Rooftop at 18:35 | Comment(2) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

SION-YAON 2009

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 自分の誕生日がゾロ目なもので、数の語呂合わせ的なものには普段から敏感だ。昨日は八月八日。ダブルスコアで末広がりだなんて、ただそれだけで目出度い。それだけで特別な一夜になることは約束されたようなものだ。
 今や日本の音楽シーンにおける夏の風物詩と言っても過言ではないSIONのYAON。今さら言うまでもないことだけれど、野音ってやっぱり格別な場所である。あの至上の開放感と高揚感はあの場でしか味わえない。聴こえてくるのはステージのソリッドかつタイトな演奏と真に迫るSIONの歌声だけではない。オーディエンスの歓声や話し声、蝉の鳴き声、上空を行き来するヘリコプターの音、昨日は遠方の花火の破裂音まで絶え間なく聴こえた。その雑然とした空間が何とも心地好く、酒がさらに進む。
 お陰で開演前から散々呑み過ぎてしまい、メンバーがステージに現れただけで胸がいっぱいになる。それでいきなり『放つ』だもん。そりゃ泣くわ(笑)。『放つ』、『お前の空まで曇らせてたまるか』、『Teardrop』、『鬼は外』とのっけから立て続けに新曲4曲、さらに早くも惜しげなく披露される『磨りガラス越しのオレンジ』。いい。やはりどれもいい。『鏡雨〜kagamiame〜』の収録曲がまるでかつてから在るスタンダード・ナンバーのように輝きを放っているのは、ライブ特有の高揚感からだけじゃない。事実、「俺、まだ新しいアルバム買ってないんだけどさー」とのたまう近くの不届き者(悪いこと言わないから早く買いなさい)が新曲でガッツリとノッている。
 そうなのだ、SIONのYAONはオーディエンスの姿を見るのも大きな楽しみのひとつなのである。激しく踊りまくる人、拳を突き上げる人、隣の仲間と何度も缶ビールで乾杯し合う人、座席と売店を何度も行き来して酒を喰らう人、じっと熱くステージを見守る人。皆それぞれ好きなようにSIONの音楽を心の底から楽しんでいて、見ているこちらまで胸が躍る。
 今年はあいにく井上富雄が不在でMOGAMIにはならなかったけれど、清水義将の奮闘が際立っていた。演奏は全体的にしなやかで締まりが良く、SIONがすこぶる気持ち良く唄っていたのが印象的。それも勝手知ったるメンバーによる鉄壁のアンサンブルゆえだろう。個人的には2度目のアンコールの1曲目『今日の全部を』に自分の過去を照らし合わせて、少し泣いた。
 だが、一番泣かされたのはメンバーがステージを去った後である。ひとりずつの挨拶を終え、これで終演なのだと皆理解しているはずなのに、オーディエンスは誰一人として客席を離れようとしない。何故なら、BGMとしてSIONが弾き語りで唄う川村カオリのカバー『金色のライオン』が流れたからだ。これには泣けた。SIONのそんなさりげない優しさに心をくすぐられて、バカみたいに泣いた。曲が終わり、大きな拍手と歓声に包まれる中、SIONがひとりステージに現れて挨拶した。聞けば、テレビの取材を断ってこの曲を家で録っていたのだという。そして、空の上にいる盟友に向かって「カオリー!」と叫んだ。その姿を見て、また泣いた。
 届いたかな? きっと届いたよね? SIONのYAONが“約束の場所”となる意義がまたひとつ増えたよ。来年、また、野音でね。SION、嘘のない優しさをどうもありがとう。(しいな)
 【SET LIST】01.放つ/02.お前の空まで曇らせてたまるか/03.Teardrop/04.鬼は外/05.磨りガラス越しのオレンジ/06.ガラクタ/07.Happy/08.Slide/09.エレファントソング/10.光へ/11.鏡雨/12.karan/13.住人/14.通報されるくらいに/15.一瞬/16.新宿の片隅から/17.マイナスを脱ぎ捨てる
 en1-01.遊ぼうよ/en1-02.お前がいる/en1-03.Hallelujah
 en2-01.今日の全部を/en2-02.彼女少々疲れぎみ/en2-03.たまには自分を褒めてやろう/en2-04.このままが
posted by Rooftop at 19:00 | Comment(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

フリーペーパーコレクション Vol.3

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 阿佐ヶ谷のパール商店街に不可思議な物体が宙を舞う季節になりました。先週ロフトAを訪れた時には不可思議物体もまだまばらでしたが、不意に頭上を見上げたらアジの開きがそこに在ったのはピンバカ風に言えばオッタマゲーションの極みでした。ポケモンスタンプラリー同様、阿佐ヶ谷パール商店街の不可思議物体もまた都内の夏の風物詩なのですね。このナゾのオブジェのレポートは後日ご近所にお住まいのジュリエットやまださんがやってくれることでしょう。
 話はとんと変わりまして、HKインターナショナルヴィジョンという出版社から発行された『フリーペーパーコレクション Vol.3』なるムックに本誌が何とカラー2ページにわたって紹介されております。あの超一流フリーペーパーとして名高い『JUICE』や『JUNGLE★LIFE』はそれぞれ1ページ掲載だというのに、破格の扱いです。ウレチイ! しかも、俺が厚かましくもアンケートに答えてエラソーなこと言ってます(すみません)。序文には「今回は数あるフリーペーパーの中でもアート性が強い、そして制作者がその分野のプロといったものを集結!!」という一文があって、アート性はかなり希薄な気もしますが、超弱小フリーマガジンとしてはいい宣伝にもなるし、感謝感激であります。書店で見かけたら是非目を通して下さるとこれ幸いなり。そして昨日、このweb Rooftopで最新号のインタビュー記事が更新完了(山西君、お疲れ!)。心行くまで読んだって下さい。感想も是非聞かせて下さいね。さーて、明日は遂にSIONのYAONだ! 呑むぞ!(笑)(しいな)
posted by Rooftop at 13:00 | Comment(1) | 編集無頼帖

ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと 第62回 8/4

★気づけば8月になりました

 8月号Rooftopの制作が終わってからは、ロックインジャパンフェスの2日目に出演したa flood of circleの応援をしに、社内の人たちとともにひたちなかへ。ひさしぶりのジャパンフェスは、ステージがいつのまにかすごく増えていました。a flood of circleのギターは、岡庭くんに変わってwash?の大さんが。年齢がメンバーより一回りほど上ではありますが、「あいつらのことすごく好きだから」という気持ちだけで、ここまで来てギターを弾く姿はとてもかっこよかったです。また、メンバーも前に比べると、ステージ上の佇まいがとても頼もしくなっていたように思いました。すごく素敵なライブでした。
 9mmは太陽が一番高い時間のライブでしたが、気温もライブもとにかく熱くて、ひさしぶりに見たRIP SLYMEはただただ楽しくて、アジカンでは我を忘れて…でした。Rooftopの開放感とともに、とても楽しい1日を過ごして来ました。
 
あまりにも楽しくて調子乗ってジャンプするやまださん↓
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 そして、Rooftop8月号も発行されてます。WEBでアップされるのはあと数日後になるかと思いますが、今月も超充実の1冊となりました。読み応えたっぷりです。なんといっても、表紙がPatti Smithですからね。
 原稿確認の段階で読ませてもらった「SMILEY'S TALK JAM:石橋凌×スマイリー原島」はすごく面白かったので、WEBの方は楽しみにお待ちください。Rooftopを手に取られる方は、じっくりお読みください。
 hare-brained unityの新しい音源は、以前に比べてよりディスコ色が強くなり、かなり踊れますんで、ぜひ聴いてみて下さい。夏の野外とかで聴きたい1枚だと思いますよ。
 7月23日には、メロン記念日×ミドリのライブがロフトでありましたね。なんだか、もうかなり昔のことのような気持ちにさえなってしまいますが、まだ10日前のことでした。このライブ後に行なった対談も今月号で掲載されてますので、ぜひお読みになってください。そして、その時にポニーテールちゃんズだったので、一緒に撮らせて頂きました↓

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柴田さんは、やっぱりいつ見てもかわいいですかわいい

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そして、緑のサイリウムを持ってウカレるカタル氏(笑)。

 そんなわけで、8月です。今年は海に行ったりもしたんですが、今週末には、以前インタビューさせていただいて、すごいイケメンだった!!と私が興奮気味に語り続けている進藤学さんのイベントがあるので、おジャマしてきます。ナマ学さんは、インタビューぶりなので、楽しみなんです、すごくハートたち(複数ハート)
 
 では、みなさん。毎日暑いかと思いますが、体に気をつけてくださいね。
 
(やまだ)
posted by やまとも at 16:53 | Comment(3) | やまだのひとりごと(仮)

真夏の酒甲子園

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 お待たせしました! シミさんの真夏のグダ呑みイベント、詳細決定です!
 SHIMMYの鼻 presents
 『清水泰而の男“怒”アホウ酒甲子園!〜暑気払いだョ!夏のセンバツ爆飲祭!〜』
 2009年8月18日(火)阿佐ヶ谷ロフトA
 出演:清水泰而(怒髪天)他、飛び入りあるかも!?
 OPEN 23:30 / START 23:45
 前売なし / 当日¥1,500(飲食代別)
 問い合わせ:阿佐ヶ谷ロフトA 03-5929-3445(17:00〜24:00)
 俺達界隈の同志達と暑気払いがしたい! 酒の妖精のこの単純極まりない願望を急遽具現化! 毎年恒例、新年グダ呑みイベントのイレギュラー企画はまさかのオールナイト爆飲会! ZUMEX43歳のめでたき誕生日を本人不在で(来るか、本人!?)厳かにお祝いしようぞ、俺達界隈の同志達よ!

 上の写真にはビヨンズの健さんが一緒に写っていますが、当日のご出演は恐らくないかと(笑)。
 今回も例によって例の如くダラダラ暴飲し続けることになるはずですが、少しでもイベントらしいイベントにすべく(笑)、このブログのコメント欄にでもシミさんにやって欲しい企画を是非是非書き込んで下さるとこれ幸いなりです。実現可能かどうかはさておき、参戦して下さる俺達界隈の同志の皆さんの声を頂戴したいのです。個人的には清水ガーデンプレイスで採れた野菜を具にした特製カレーとか食べたいんですけどね。どうぞよしなにー。(しいな)
posted by Rooftop at 16:40 | Comment(6) | 編集無頼帖

そしてバンドは進化を続ける

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 こないだの土曜日、3年振りにロックインジャパンフェスに参加してきました。弊社所属のa flood of circle(ア フラッド オブ サークル)のライブを見届けるためであります。
 俺はwash?の大ちゃんがサポート・ギタリストとして参加した先のツアー・ファイナルを見ていないので、新生フラッドを見るのはこの日が初めてでした。結論から先に言えば、実に申し分のない出来。大ちゃんはソニックユースとかジザメリとかマイブラとかを好んで聴いてきた人で、要するにブルース・フォーマットという定形があるならばそれをブチ壊すような音楽を出自としている。そんな大ちゃんのプレイが、ブルースを分母に置いた岡庭の硬質なギターに馴染んだ耳をどう激しく揺さぶってくれるかが俺の中ではポイントだったのです。
 蓋を開けてみれば、大ちゃんのソリッドでスリリングなプレイとオーディエンスに対する煽りがフラッドに新たな引き出しを増やしてくれた確かな手応えがあったし、音の塊もパンチがあってとても良かった。フラッドのメンバーも大ちゃんに全く物怖じしない豪快なプレイを連発していてニヤリとした。つまり、サポートだの何だの関係なく、ちゃんとひとつの“バンド”として機能していたわけです。それは、大ちゃんも録りに参加したというまっさらな新曲の出来栄えの良さからも窺えました。あの新曲は、フラッドが今後もっともっと面白くなる確信に満ちた音の鳴りをしていました。オリジナル・メンバーの不意のリタイアという逆境を乗り越えんとする強い意思がバンドにエネルギーを与えたとも言えるでしょう。いずれにせよ、お世辞抜きでちょっと本気で面白いことになってきたぞ、フラッド。ピンチをチャンスに変えられたバンドは益々面白いことになるってもんでやんす。
 フラッド以外に見たバンドを備忘録として記すと。9mmに脂の乗ったバンドの在り方をまざまざと見せつけられたり、ほろ酔い気分でどうしても踊りたくなってリップスライムで人目も憚らず昭和な踊りをしまくったり、ソウル・フラワー・ユニオンでもひたすら踊りまくって祭の気分を堪能したりと、自己開放を存分に満喫。イースタンユースは何だか泣けて泣けて仕方なくて、終始アホみたく泣いてました。新曲の『一切合切太陽みたいに輝く』をライブで初めて聴いたけど、えがったなー。ここ数年、野外フェスからはだいぶ足が遠退いてますが、たまに参加すると新鮮で純粋に愉しい。リップスライムで踊りまくるなんて普段じゃ絶対にあり得ないし(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 13:27 | Comment(4) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

阿佐ヶ谷で暑気払い決定か!?

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 金曜の夜、久々に怒髪天の清水さん(を含む仲間達)と友達の家で呑みました。清水さんはひたちなかの某フェス出演帰り。他にもビヨンズの健さんやロマンポルシェ。のトクさんもいらっしゃいました。俺は阿佐ヶ谷ロフトAでの打ち合わせを終えて合流し、例によって例の如くサントリーの白角を激しく呑み倒し、例によって例の如く話した内容はキレイさっぱり忘却の彼方。
 翌日、弊社所属のブラッドオブサークルがひたちなかの某フェスに出演するというので駆けつけ、イースタンユースを見てどっぷり泣きじゃくった帰路、まだ宅呑みが絶賛続行中との連絡が! 友達の家に恐る恐る踏み込むと…清水さん、いらっしゃいました(笑)。
 その席上、急遽イベントやろうぜ的な話がトントン拍子でまとまり、事態はさらに急展開。これまで何度か無謀なイベントをやってきましたが、このタイムスパンの短さは異例中の異例。目下詳細を固めておりますゆえ、ひとまず坂詰さんの生誕日の夜から明け方までの時間を無理矢理空けておいて下さい、俺達界隈爆飲支部の皆様! 思いきり平日だけど!(笑)(しいな)
posted by Rooftop at 10:50 | Comment(9) | 編集無頼帖

ギター バックナンバー

Rooftop8月号のラインナップ

Rooftop8月号のラインナップ
Patti Smith

木村世治

exclusive interview

Patti Smith〜dream of life〜
彼女は叫ぶ この愛すべき世界のために
木村世治(hurdy gurdy / Pale Green)
Pale Greenという新たな音楽性の扉とその向こう側に在るもの
戸川 純 / ソウル・フラワー・ユニオン / メロン記念日×ミドリ / hare-brained unity / ALMOND×Words Weeds / eastern youth / MOD LUNG×WE ARE! / MUSTANG JERX


雑文爆裂都市 〜COLUMN THE BURST CITY

◎吉田 肇(panicsmile)『中央線高架下における悪あがき的音楽生活』
◎植木遊人+星野概念+横山マサアキ+町田直隆『遊星横町』
◎第107回 カタル(ニューロティカ)『今夜はトゥナイト』
◎第3世代的コラム『スリーアウトでもチェンジしないぜ!!!』
◎谷口 健 (BEYONDS)『砂の上のダンス』
◎bloodthirsty butchers『裏のスジの突き当り』
◎月刊 怒髪天『OHZZYの耳』
◎平野 悠(LOFT創設者)『おじさんの眼』『ロフト35年史戦記』


REGULARS

☆DISK RECOMMEND
☆ジュリエットやまだの『あ・き・す・と・ぜ・ね・こ』
今月のロミオ★溝呂木 賢

☆SMILEY'S TALK JAM:石橋凌×スマイリー原島

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木村世治 hurdy gurdy / Pale Green('09年8月号)

木村世治 hurdy gurdy / Pale Green

Pale Greenという新たな音楽性の扉とその向こう側に在るもの


 ex.ZEPPET STOREの木村世治がhurdy gurdyと並行して今春新たにソロ・ユニットを始動させた。Pale Greenと名付けられたこのソロ・ユニットは、『sweet pool』なるPCゲームから派生して始動に至ったもの。そう書くと如何にも安直な企画物に受け止められそうだが、このPale Greenは木村の音楽性が今後さらに豊饒なものとなる可能性を秘めたポテンシャルの高いユニットである。音源においてあらゆる楽器を自身でプレイすることは今のところhurdy gurdyと変わらないが、Pale Greenには楽曲によってゲスト・プレイヤーを迎える間口の広さもある。それどころか、ZEPPET STOREの解散以来頑なにバンド編成を禁じ手としてきた木村が、このPale Greenの新たなミニ・アルバムでは部分的にその禁じ手を破ることさえ敢行しているのだ。これは木村自身がPale Greenに対して並々ならぬ手応えを感じている何よりの証左と言えるだろう。実際、Pale Greenの処女作『Songs For The Dreamers』は決して甘さばかりに流されない流麗な木村のメロディ・センスが存分に堪能できる会心の作だ。hurdy gurdyとPale Greenという似て非なるソロ・ユニットを同時進行させることの意義から今も拭えぬバンドへの憧憬、そして今なお木村の心の中で生き続けるhide(X JAPAN)への想いまで、木村本人にたっぷりと話を訊いた。(interview:椎名宗之)

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