ギター 編集無頼帖

ピエロ乱入!

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 イイ塩梅で酔いしれたピエロさん(偉大なる日本のビートパンクの先駆者)が深夜の事務所をふらり訪問。校了目前であえぐ我々に構うことなく、先日のメロンとのレコーディングやら取材の話を延々と。
 写真左は本誌歌モノ&イケメン担当のジュリエットやまだ。ここ数日の激務及びあっちゃんのヲヤジギャグ連発に、ここでは到底お見せできぬお顔(今年で31)。髪型は最近柴田さん似(柴田さん公認)。
 でもあっちゃん、どうもありがとう。お陰で良い気分転換になったです。(しいな)
posted by Rooftop at 03:17 | Comment(5) | 編集無頼帖

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GROOVOICE

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 臨界点を超えて、ようやく始まる。やっとスタートラインに立つことができる。
 相も変わらずキワキワの土俵際、断崖絶壁に突っ立っている。もう一歩も後へは退けない。
 “エーイ、もうどうにでもなれ!”
 やけっぱちの覚悟を決めて崖っぷちからドボーン。一巻の終わりかと思いきや、傷だらけの身体が波の上をプカプカ。死んでない。生きてる以上はそこから離島に向かって泳ぎ出さなければ。そしてそれがすべての本当の始まりだったりする。
 もうダメだ、というのは始まりのサインである。絶望と戯れてこそ、初めて始まる。やっぱり、終わりは始まりなんだなぁ。

 先日のSIONさんブログ登場に続き、今度はGROOVERSのブログにまで顔を出してしまいました。エラくこっぱすがしい。しかも、一彦さんの提案でSIONさんの時と全く同じ場所、同じポーズ(笑)。いいインタビュー記事にするので、ファンの皆さん許してね。(しいな)
posted by Rooftop at 19:54 | Comment(2) | 編集無頼帖

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その後の清水ガーデニングプレイス

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 その後の経過は大順調とのこと。気ばかり焦ってあたふたしてる時に見ると癒されるなぁ、この写真(笑)。
 テンパる時こそ笑顔を。スマイル、スマイル。
 あ、それで思い出した。関係者の皆さん、この度弊社はスマイリーズと業務提携を結ぶ運びとなりました。
 というわけで、何と今月からスマイリー原島さんがウチの事務所で業務をされております。原島さんがウチの会社にいらっしゃることが何だか不思議でおかしい(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 12:29 | Comment(6) | 編集無頼帖

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ひとりごと 第57回 6/22

四-YONIN-

21日のお昼の時間帯に、ネイキッドロフトでマンスリーで行なわれているイベントの中でも楽しみのひとつとなっている『四-YONIN-祭!!〜二日目〜』が開催されました。
四-YONIN-のみなさんはリハもあって10時にネイキッドに入られたそうですが、私はきっちりイベント開始時間の13時にネイキッドに到着。10時はまだ布団の中でモゾモゾしてました、そういえば。

昼だろうが夜だろうが雨だろうが晴れだろうが、会場は昨日も満員状態。
前回のイベントも内容盛りだくさんでしたので、昨日も期待に胸を膨らませて行ったのですが、笑いと苦笑の入り交じった2時間弱でした。途中何度かあまりにもシュールすぎて、キャー!!事故!!って思うこともありましたけど、これもまた四-YONIN-イベントでの楽しみのひとつかもしれないですね。

それで、イベント中に菊池健一さんのももが太いって話が出て、とにかく気になった私は楽屋に戻った菊池さんに「どれぐらい太いんですか?」と聞いたら見せてくれたんですけど、本当に太かったです(笑)。ももだけ見たら完全にボディービルダー的だと思います。「ほ…本当に太いんですね!」としか言えなかった自分が恥ずかしいぐらい、太いを連発していました。菊池さん、傷ついていたらすみませんバッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)。jealkbでは、ももが太いからmoftoという名前を付けられたそうですが、あの由来は嘘ではなかったです。
他は全体的に太いわけではないので、あのももだけが異常に目立っちゃうんでしょうねー。

このイベント、来月は7/19(日)、今度は夕方からの時間帯です。次はどんな感じでやるというのはステージ上で話していた気がしますが、あまり詳しくは覚えていないので、当日いらしてみてください。
ちなみにですが、みなさんイケメンさんですよ。

やまだ
posted by やまとも at 18:20 | Comment(2) | やまだのひとりごと(仮)

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ひとりごと 第56回 6/20

☆O-EASTでメロン記念日

昨日はO-EASTでメロン記念日のDJイベント『MELON LOUNGE』に行ってきました。7月号に掲載する別のバンド(こちらは後日)のインタビューがあったので、私はちょっと遅刻気味で会場に到着し、盛り上がっているだろう会場と、盛り上がっているだろうRooftopの編集長椎名さんと、梅造さんの元に行くと、椎名さんから有無を言わさずに緑のサイリウムを腕にはめられまして、「これを付けて一緒に盛り上がりましょう」ですと。なので、慣れないサイリウムを腕に(ペンライトを振ることには慣れているんですけどねぇあせあせ(飛び散る汗))、お客さんと一緒の動きをしてみると超楽しぃ〜☆
到着したのがDJ Hito(斉藤さん)のDJ中だったんですが、盛りあげ方がウマいので、客席もすごく盛り上がってました。
で、DJのトリは柴田さん。私、昨日、柴田さんと髪型がうっかりオソロだったみたいで。でも、柴田さんのほうがもちろん100倍も何百倍もかわいくて、なんで今日この髪型にしちゃったんだろうなーって思いました。ステージ上でキラキラと輝く柴田さんと、編集長にも「髪型おそろいじゃない?」って言われて、ただただ困った笑顔を浮かべることしかできない30女子。

どんな髪型かというとこちら。
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写真ではない上に、このモデル誰だよ!と怒りたくなるようなイラストですが、こういうイラストしか描けません。

DJ後はビークルのライブがあって、モッシュが起こり、その次にメロン記念日のライブだったのですが、こちらも超盛り上がりでモッシュが起こってました。アイドルのコンサートでモッシュが起こるんです、と初めてメロン記念日のことを知ってこう聞いた時に一瞬耳を疑いましたが、本当にモッシュが起こってるんです。ダイブも起こるんです。
『メロン記念日、ロック化計画』ということですが、メロン記念日はすでにロックだと思います。

このロック化計画ですが、第一弾がビークルで、Rooftop6月号ではメロン記念日とビークルの対談を掲載中。そして、第二弾は昨日発表されましたが、ニューロティカとのコラボレーション! ジャケもかなりパンチありますので、オフィシャルサイトのほうでご覧ください。
http://blog.oricon.co.jp/melonlounge/
ここ最近、ロティカの皆さん(とくにあっちゃんとカタルさん)に会うことがとても多くなっているような気がしてます。
ロティカは、7月15日(水)渋谷O-EASTで行われる『MELON LOUNGE』に出演が決定しているみたいです。こちらのコラボも楽しみですねー。

やまだ
posted by やまとも at 14:26 | Comment(0) | やまだのひとりごと(仮)

あり得ないスリーショット

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 写真は、左からtoddleのアイコン、ニューロティカのあっちゃん、不肖俺であります。一見、何の繋がりもないように見えるでしょうが、3者雁首揃えて渋谷は円山町に集結したのです。
 今宵はメロン記念日主催の『MELON LOUNGE』(ゲスト:BEAT CRUSADERS、DJに掟ポルシェ。さん)、グリーティングは月一開催なものの、ラウンジとしては実に2年振り。2階の座席に置いて下さった紙を手に、終演後に3人で撮った記念撮影です。実はこの顔ぶれでメロンを見るのはこれで2度目(笑)。数ヶ月前のグリーティングにお2人をお誘いしたのでした。
 アイコンとはtoddleのインタビューで数年前に知己を得たのですが、メロンが参加した河口湖マラソンに並走までしたメロン好きと知ったのは今年に入ってから。確かブッチャーズの企画@O-WESTで聞いた気がします。
 あっちゃんは晴れて情報解禁となった“メロン記念日ロック化計画”第2弾コラボ・バンドの顔役ゆえに当然ご来場。前回メロンを見た後にこの顔ぶれで呑んだ時は、「いやー、あんなライブ見たのはキャンディーズ以来だよー」と仰ってました。軽く31年経ってますが大丈夫ですか?(笑)
 今日はラウンジゆえに散々呑み過ぎまして、何度か下に降りてヲタモダチと共にOiOi拳を突き上げマシータが、骨休めに1階のバーで喫煙していると、SIONさんのブログを見たという男子から「こないだのメロンとビークルのインタビュー、凄く良かったです!」と声を掛けられました。どうもありがとう、背高ノッポの好男子な君よ。お陰でまた飲酒が加速してしまいました。
 さらに何度目かの喫煙タイムでブッチャーズのロゴTとブッチャーズ主催のofficial bootlegシャツを着用した男子2名と遭遇&ちょいと会話。エラい! 君達は完全に同志だ! 言うまでもなく飲酒が倍速になりました。ははは。
 それにしても、BEAT CRUSADERSとのコラボレート曲『DON'T SAY GOOD-BYE』はライブで聴いてもやはり名曲。サビの箇所は何度聴いても泣ける。
 メロンとBEAT CRUSADERSの皆さんが同じステージに立つのを見た時、かれこれ2年、メロンがようやく異種の境界線を突き破るスタートラインに立てたんだなァ…と実感できて非常に感慨深く、その時点でウイスキーの水割りを7杯ほど呑んでいたことも相俟って、ググっと胸に押し寄せるものがありましたですね。
 今日OAの『音流』のゲストがメロンとBEAT CRUSADERSで、その収録当日の夜に増子さんから個人的にとても嬉しくなったメールを頂いたのですが、その文面は墓場まで持って行きます(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 03:44 | Comment(6) | 編集無頼帖

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涙拭いたらもう行くぜ

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 昨日は取材で小岩まで。細部のまた細部のさらに細部までこだわり抜く匠の技に感服。それだけの逸品を誰しもが手にしやすい価格で販売する心意気に感服。そしてお土産を多々頂いてしまい、ただただ恐縮(有り難いことに読プレ用にも頂いたので、待て次号!)。
 夜はeastern youth主催の『極東最前線〜俺達まだ旅の途中〜』(ゲスト:group_inou)を見るために渋谷クラブクアトロへ。
 M-01 地球の裏から風が吹く
 M-02 踵鳴る
 M-03 自由
 M-04 男子畢生危機一髪
 M-05 浮き雲
 M-06 未ダ未ダヨ
 M-07 青すぎる空
 M-08 まともな世界(新曲)
 M-09 矯正視力〇・六
 M-10 雨曝しなら濡れるがいいさ
 M-11 街はふるさと
 en-01 故郷
 en-02 夏の日の午後

 『夏の日の午後』のイントロが流れて吉野さんが口笛を吹いた時、「今日は出血大サービスでないのー!」と目前にいらっしゃった中込智子さんが仰ってました。確かに。お陰でクアトロいち押しのワイルドターキー水割りが進んだ進んだ。『故郷』はこないだDJで掛けたばかりで、改めていいなと思いました。誰にでもひとつだけある故郷。『その残像と残響音』、今夜久々に見よう。
 場内で馴染みのある皆々様とお会いできるのも『極東〜』ならでは。昨夜は嬉しい再会もありました。嬉し過ぎてまた呑み過ぎてスットコドッコイです。そして襲い来る激しい放心。心のしとねは何処? ははは。
 eastern youthは何度も仕事でインタビューさせてもらっていますが、何というか、自分にとって切実な音楽なんです。ないと困る。余り大仰に書くのもどうかとは思いますが、大切な鼻歌なんですね。新曲の『まともな世界』にも確かな手応えあり。“クソ喰らえだ!”を連呼する、凄く吉野さんらしい歌だなと思いました。8月5日に発売されるという『歩幅と太陽』が俄然楽しみになってきたなー。(しいな)
posted by Rooftop at 15:30 | Comment(0) | 編集無頼帖

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見えない希望に向かう表現

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 ブッチャーズの歌入れがあるよと吉村さんから聞いていたので差し入れ持って行ってみると、スタジオの中にいる吉村さんはアコギをジャカジャカ弾きまくっておられたのでした。…はて、どうしたんすか???
 「や、昨日唄い過ぎて声が出なくなっちゃったんだよ。どうも悪の扉を開けちゃったみたい」
 そう言っていたずらっ子のように笑う丸刈りの神様。聞けば昨日歌録りができたのは1曲のみだとか。今日は歌入れはできずとも今できることを最大限やろうとする悪なき飽くなきトライアルの模様。
 まぁしかし、レコーディングの現場っていうのは面白い。5月のロフトでも披露されたアルバム・タイトルになりそうな曲が敏腕エンジニア・植木さん(『DON'T SAY GOOD-BYE』でもグッジョブ!)の手でグッとタイトになっていく様はまさに魔法にかけられたかの如し。
 あと、随所に散乱していた歌詞をチラ見したところ、クソッタレの果てにある微かな希望みたいなものが行間から滲んでいたような…。特異な言語感覚を持つ吉村さんの詩人としての才能にも注目です。
 でも、声が出ないとは言いつつ、ラフミックスの仮歌でバリバリ唄ってたけどなぁ、吉村さん(笑)。ぼちぼちDischarming manのレコーディングも始まるし、我らが殿、今年もご多忙な夏と相成りそうです。(しいな)
posted by Rooftop at 12:41 | Comment(0) | 編集無頼帖

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夏目三久と中田有紀

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 昨日は本誌の次号巻頭表紙を飾って頂くSIONさんのインタビューを執り行ったのでありますが、何ともおこがましいことに…SIONさんのブログに厚かましくも紹介して頂きました。こっぱずかしく感じつつも、実に光栄なことであります(6月16日付をご参照下さい)。著しく知名度の低い弱小フリーマガジンの名前をファンの方に知ってもらえるわけですから、とても有り難いこってす。まぁ、唄うことを選ばれし表現者の隣りに畏れ多くも居座る前田吟にクリソツな自分の姿を見ると、情けないどころか苦笑するしかないのでありますが…。
 しかし驚いたのは、SIONさんのジョークで“夏目三久と中田有紀”とクレジットされておることです。なぜSIONさんは俺が中田有紀好きなのをご存知だったのでしょう?(笑) たぶんSIONさんには透視能力があるのだと思います。きっとそうに違いない。ちなみに当方、丸岡いずみでも可、です。妙齢好きなんでしょうか。きっとそうに違いない。ははは。
 それにしても、SIONさんの通算22作目となるオリジナル・アルバム『鏡雨〜kagamiame〜』(7月15日発売)、今回もまたすこぶる良い。仕事上の役得でサンプルを頂いてから毎日聴いとりますが、何だかこの季節にぴったりの音楽っちう感じ。武骨でしなやかで、何度呑んでも飽きない美酒の如し。『今日の全部を』という歌には個人的に思い当たるフシがあって、呑みながら聴くと大抵泣く(笑)。あと、フェンダーローズの音色に乗せて切々と唄われる『お前がいなけりゃ』。この歌にももう何度も泣かされてます。その昔、ジョン・レノンがまだ存命だった頃に松村雄策さんが「ジョンの新しいアルバムを年に一枚聴くことは生きる理由にしっかりとなり得る」と書いていましたが、同じことがSIONさんのアルバムにも言えると俺は思うのであります。7月1日発行号のインタビュー、どうぞお楽しみに。(しいな)
posted by Rooftop at 21:01 | Comment(0) | 編集無頼帖

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ありがとうございました

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 BG Magazine&JUICE&Rooftop&SHINJUKU LOFT presents『UNITED FRONT』にご来場下さったオーディエンスの皆さん、ご多忙の駆け付けて下さった関係者の皆さん、本当にどうもありがとうございました。ご出演して下さったバンドの皆さん並びに携わる皆さん、お疲れ様でした。どのバンドも非常に充実したライブで、初見だった方も得たものが大きかったのではないかと思います。
 我らが吉田さんのソロ・ユニットは、佐野元春の『VISITORS』、ジャックスの『時計をとめて』、山下達郎の『LOVE LAND, ISLAND』、THE ROOSTERZの『LADY COOL』のカバーをそれぞれ披露。もちろん原曲の欠片を微塵も感じさせずに、ですが(笑)。でも、僕はあんなふうにポップ・ミュージックを解体・再構築する吉田さんの試みがやっぱり好きなんですね。至高のポップ・ソングの5分後の世界というかパラレル・ワールドというか、独自のセンスと解釈と即興演奏で新たな地平が垣間見られる瞬間に得も言われぬ面白さがあるんです。
 万人受けするようなエンターテイメントの極みを行くポップ・ミュージックは個人的にも大好きなんですが、その対極を果てまで行くオルタナティヴ獣道というのもポップ・ミュージックは内包していると僕は思います。その余りにカオティックな雑多性こそポップ・ミュージックがポップ・ミュージックたる所以なんじゃないかと。『BACK IN THE U.S.S.R.』と『REVOLUTION No.9』がひとつのアルバムに同居していることこそがポップ・ミュージック特有の懐の深さだと思うし。
 当日は嬉しいことに「DJで掛けてた曲、何ですか?」と尋ねて下さったキトクなお客さんがいらっしゃったので、僭越ながら約束通り以下列記してみると。bloodthirsty butchers『さよなら文鳥』→fOUL『終わりの始め』→eastern youth『故郷』→怒髪天『あえて荒野をゆく君へ』→Discharming man『プラスティックマン』→メロン記念日×BEAT CRUSADERS『DON'T SAY GOOD-BYE』…だったかなと。フリーマガジンの合同イベントだったので、本誌連載陣+インタビュー常連+個人愛で固めたノース・ジャパン精神(by btb吉村さん)に溢れた選曲をしました、最後の1曲を除いて(あ、でも大谷さんも室蘭出身だからいいのかも・笑)。
 まぁしかし、案の定呑み過ぎましたねぇ。気がつけばBG MAGAZINEのステキ女子の皆さん、打ち上げに遊びに来てくれた元HIGH VOLTAGEの佐藤君とでガッツリ朝7時まで。当然、西武新宿駅〜拝島駅間を何度も往復して帰宅です。土曜日はそのまま廃人になる予定でしたが、夕刻から西荻で親友たちと美味い魚を頂きながらまた飲酒。当然、さつま島美人のボトルを開けました。
 今日はテルスターの横山君が新たに始めたグレープフルーツ(間もなくレコーディングに入る模様)をロフトで見た後、事務所で明日以降の取材の調べものと雑務を軽くこなして帰宅。今日こそは呑まんでおこうと思ったのに、既にロフトで水割りを一杯呑んでしまいました。ははは。
 何はともあれ明日からまたバタバタした日々が始まりますが、鬱陶しい梅雨空も続きますが、一秒でも長く笑みの絶えない時間を作り出せたらなと思います。(しいな)
posted by Rooftop at 23:45 | Comment(2) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

いよいよ明日!

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 いよいよ開催が明日に迫って参りマシータ、BG MagazineとJUICEと我がRooftop、そして新宿LOFTがお届けするフリーマガジン合同イベント『UNITED FRONT』。
 開演は18:00〜となっておりますが、いっとう最初はJUICE田代さん、BG藤坂さん、不肖ワタクシという編集者3人によるトークセッション(20分程度)から始まる予定なので、どうぞゆっくりとご来場下さい(笑)。
 出演バンドは皆40分の持ち時間となっております。また合間には各編集部によるDJもある模様。んー、久々だから緊張するなぁ…。喋りは全然緊張しないんですけどね(笑)。まぁ、例によって酔いに任せて心の定番曲を掛けましょうかね。それよりも当日限定の吉田さんソロ(バンド仕様)、楽しみだなぁ。Veniも新作が面白かったから楽しみだなぁ。Radio〜は初見だから楽しみだなぁ。BUGYは去年の秋にシェルターで見た以来だから楽しみだなぁ。多分楽しみすぎて呑みすぎるんだろうなぁ(笑)。
 そんなわけで以下、ダメ押しで告知なり!(しいな)
 BG Magazine&JUICE&Rooftop&SHINJUKU LOFT presents『UNITED FRONT』
 2009年6月12日(金)新宿LOFT
 OPEN 17:30/START 18:00
 ADV ¥2500/DOOR ¥3000
 ◇BUGY CRAXONE[JUICE]
 ◇Veni Vidi Vicious[BG Magazine]
 ◇吉田肇(from panicsmile:吉田肇+ヤスダケンイチ+yudayajazz+山本達久)[Rooftop]
 ◇Radio Foundation[SHINJUKU LOFT]
 ◆Lコード:77519
 ◆info.:新宿LOFT 03-5272-0382
posted by Rooftop at 17:30 | Comment(0) | 編集無頼帖

To you

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 関東圏も本日梅雨入りしたそうです。先週末辺りからすでにジメジメした気候になっているので何を今更…という感じですが、個人的に一年で一番厭な季節の到来に気分も萎え萎えであります。
 ブラッドサースティ・ブッチャーズのレパートリーに『6月』、『6月と列車』という名曲がありますが、今はまさにあんなどよーんとした雰囲気。そういえば道産子の吉村さんも湿気が大の苦手だと言ってたっけな。
 写真は、左から藤巻有花さん、UELC.(うぇるち)さん、小椋有紀さん。毎月我々の無理難題を事も無げにクリアして本誌のデザインを手掛けて下さる有能な職人さんたちです。
 彼ら3人が本誌の8割を手掛けていて、彼らの尽力なしにRooftopは刊行し得ません。本誌のデザインのクオリティも同業他誌と比べて随一だと思っています。毎回七転八倒して原稿を練り上げ、その文字を組んだ彼らのデザインラフが上がってきたのを見る時が僕には至福の時です。それで地獄の編集作業現場に一輪の花が咲く。そのデザインが余りに素晴らしいので、単細胞な僕は「やめらんねぇなぁ、この仕事」とのぼせ上がる。そんなことの繰り返しのこの7年です。騙し騙され7年間。つくづく幸せな人生だと思ってます。(しいな)
posted by Rooftop at 00:27 | Comment(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

weekenders

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 先週の金曜日、ブッチャーズの吉村さんに誘われて品川教会グロリアチャペルで行なわれたタテタカコさんと石橋英子さんのデュオを見に行った。リハ終わりの吉村さんと品川駅で待ち合わせて、道すがらのコンビニで缶の白角水割りとポケットサイズのウイスキーを買って、その場でグッと喉を潤してから入場です。
 咳払いするのも躊躇われるような厳かな雰囲気を想像していたらさにあらず、程良くキリッとした空間の中で響き渡るタテさんの無垢なる歌声、本当に素晴らしかった。ピアノだけではなくドラム、木琴、フルート等々いろんな楽器を縦横無尽に弾きまくる石橋さん、相変わらずオットコマエでした。基本的にはアチコさんとのデュオで聴かれる役回りと同じなれど、タテさんと組む時はもっと凛とした風情が生まれますな。
 途中、タンバリンやカスタネットをお客さんに渡して演奏に参加してもらうという趣向があり、客席を走り回るタテさんからカスタネットを手渡された。吉村さんの隣だったので目立ったのか、イースタンユースのシャツを着ていたからか。もちろん、酔いに任せてリズム感皆無ながら気持ち良くブッ叩かせて頂きましたとも、ええ。
 終演後、吉村さんが「ヤスオんちに行こう!」と言うので、ウチのオンボロマンションとご近所である雷矢のヤスオさん邸へ。ウイスキーを呑み干した我々、行きに立ち寄ったコンビニでまた缶の白角を買って野方まで移動です。
 ヤスオさんちの宅呑みは何度かお邪魔させて頂いてますが、この日も当然カオスでした。翌日吉村さんから「記憶なし…」とメールがあったので推して知るべし(笑)。
 久々にキャベジンを必要とした土曜日、昼に渋谷で自社アーティストのインタビューを終えてライブレポのため野音へ。開場時間にメロン記念日の村田めぐみさんがDJムメとして盛り上げ、猫ひろしさんが前説でさらに煽り、本編であるミドリのワンマンの後にクリトリック・リスがまさかの〆を飾るという実に多彩かつユニークなイベントだった。
 去年の四次元ジャック・ツアー時の衣装に身を包んだ村田さん、フリージアや運命で一部生歌も披露。アウェイな場であるにも関わらず、前方でヲタモダチが果敢に盛り上げる姿は村田さんもとても頼もしく感じたのではないだろうか。最後に掛かった新曲『DON'T SAY GOOD-BYE』でも村田さんの歌声が一部聴けたが、同曲がライブにおける新たなキラー・チューンになることを強く確信した次第。
 ミドリは生粋のライブ・バンドであることを改めて印象づけた威風堂々な佇まい。パンクのライブなんだからもっと前に来いとまりこさんが煽ると、オーディエンスがゾゾッとステージ前まで詰め寄った。座席指定も何もまるで関係なしのカオス。恐らく経緯を見守るイベンター同様、個人的には野音で20年前に起きた悲しい事件をどうしても連想してしまったけれど、ライブという生の空間ならではの予測不能な展開にググっと身震いした。事実その後の会場全体の一体感たるや凄まじく、やっぱりロックはこうでなきゃ、と思った。

 写真は、本文とは全く関係なく先日ネイキッドロフトで行なわれた『ニューロティカ カタルの今夜はトゥナイトDX』(お陰様で売れてます)刊行記念イベントのステージ。編集担当のやまだと司会をやらせて頂きました。カタルさんの穏和な人柄とお客さんの優しさに溢れたあったかいイベントだったなぁ…。(しいな)
posted by Rooftop at 12:22 | Comment(0) | 編集無頼帖

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ひとりごと 第55回 6/8

☆Rooftopイベント

3日(下北沢SHELTER)と、4日(Naked LOFT)はRooftop企画イベントでした。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

3日は、以前の対談でも言っていたように、出演順は当日ベーシストのジャンケンで決定でしたので、当日は全バンド同じ時間にシェルター入り。そして、いよいよ緊張のジャンケン。
planeからは木田くん、No Regret Lifeからは元太くん、pigstarからは良二くんが参戦。勝った順に順番を選ぶ方式です。
みなさん入念に準備をして、いざ!!

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木田くん(写真左)、ここまで一生懸命でしたがパーを出してストレート負けです。

次は元太くんと良二くんの勝負。「MR.BRAINを見てきたので」と元太くんは言ってましたが、私にはMR.BRAINの話の内容がわからずでした。ちなみに、木田くんも「僕も見てました」と言ってましたので、あまり効果のない方法だったんだと思います。そして、ジャンケン後、良二くんの勝ち。

というわけで、順番はplane→No Regret Life→pigstarの順番になりました。

どのバンドさんが1番でも、どのバンドさんがトリでも良いので、こちらでは順番を決められないということでのジャンケンだったんですが、1番目が良かったというplaneは、新曲があったり久しぶりにやるという曲があったり(昔はこういう曲をやっていたんだなーという感じでした)、ドカーンと盛大な打ちあげ花火を上げてくれたようなライブでした。ノーリグは、やっぱりまずあの和奏くんの渋い歌声が良いんですよね。この日に出てくれたバンドの中では一番少ない編成のノーリグですが、3人だからこその音で、気づけば客席から大勢の手が挙がっていました。男臭いステージで、このライブを見ながら、やっぱりノーリグに出てもらって良かったと思ってました。そしてトリはpigstar。ボーカルのおにいちゃん(関口友則さん)と弟のベース良二くんのコーラスもバッチリで、渡辺さんのピアノも心地よく、お客さんは手拍子をしながら彼らの楽曲に体を預け、とても良い雰囲気が会場全体から出ていたような気がします。

今回はこんな素敵な3バンドでした。
たくさんのお客さんにもご来場いただきました。
このイベントは今後も続いていきます。日程や出演者さんは決まり次第発表します。

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この写真は、打ちあげが始まってちょっとしたところで、「すいませーん。全員の記念写真を撮らしてくださーい」とすごいタイミングの悪さをかましてしまいましたが、快くみなさんステージ上でパシャリ。

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その写真をカメラに収めようとスタッフの皆さんも大騒ぎです(笑)。


本当に楽しい1日でした。
出演者の皆さん、またよろしくお願いします。


やまだ
posted by やまとも at 19:37 | Comment(0) | やまだのひとりごと(仮)

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極私的レビュー『DON'T SAY GOOD-BYE』

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 本誌最新号でどうしても書いておきたいCDレビューがあったんですが、掲載枠が一杯だったのでこっちに書きます。ネタ? もちろんメロン記念日なんですが、何か?(笑)
 “メロン記念日ロック化計画”と銘打たれた一大プロジェクトの記念すべき第1弾は、異能のお面集団ことビート・クルセイダースとがっぷり四つに組んだコラボレーションであります。本誌2007年4月号に掲載したメロン記念日×ヒダカトオル(ビート・クルセイダース)×掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)の座談会をご覧になった方ならご承知の通り、ヒダカさん(誕生日=本厄突入+ご結婚おめでとうございます!)は我々ヲタモダチ視線で楽曲を紡ぎ出す優れたコンポーザーであるゆえ、実に痒い所に手が届いた仕上がりとなっており、このプロジェクトの初陣を飾るに相応しい顔合わせと言えるでしょう。
 『DON'T SAY GOOD-BYE』と題されたビート・クルセイダース提供の楽曲、曲調は端的に言えば80年代のジャパニーズ・ヘヴィメタルを彷彿とさせるもので、個人的にはアースシェイカーの『MORE』もしくは男闘呼組の『DAY BREAK』辺りを連想しマシータ。そう書くと何だかパロディのように受け取られてしまうかもしれませんが、この楽曲は徹頭徹尾ガチなのです。新たなメロンの代表曲になるようにとヒダカさんは極上のメロディと流麗な構成を兼ね備えた楽曲を提供し、メロンはその意気に見事応えています。また、扇情的かつ硬質なロックを唄うことでメロンの新たな可能性を引き出すことにも成功しています。
 そんな小難しい話はさておき、激しく胸をかきむしられるエモーショナルな旋律がとにかく素晴らしく、何度聴いても飽きません。とりわけサビで聴かれる“MY LOVE, TONIGHT”の部分には涙腺を直撃されること必至で、アイドルとロックのハイブリッド云々は関係なく純粋に“イイ歌”であることを認めざるを得ません。
 斉藤さんソロ〜斉藤さん+柴田さん、村田さんソロ〜村田さん+大谷さん、サビで4人全員、大谷さんソロ〜大谷さん+斉藤さん、柴田さんソロ〜柴田さん+村田さん…というパート順とハモリの組み合わせもヒダカさんの指定によるもの。「また同じ人でAメロから始まっちゃうと、ヲタモダチとしては楽しみが半減するんじゃないかと思った」というヒダカさんの言葉通り、ライブで披露されることを想定した上で考え抜かれた妙案なのであります。この辺りの絶妙な采配もヲタモダチのハートをしっかりと掌握しているヒダカさんならではと言えます。
 中盤のタロウさんによるギター・ソロも、ヘヴィメタル全盛期に思春期を過ごした30代半ば以降40代前半の世代は思わずニヤリとするであろう出来。ビート・クルセイダースきってのメタル・マニアであるタロウさんが嬉々として速弾きする姿が目に浮かびます。なお、斉藤さん、大谷さんと共にタロウさんがラップのパートでクールにキメている部分も大きな聴き所のひとつです。
 今後、秋頃までに残り4組のロック・バンドとコラボレートしていくメロン記念日、この先の境界線をブチ破った果ての化学変化が益々楽しみになってきました。この一連のプロジェクトを経て、来年の2月にデビュー10周年という大きな節目を迎える頃には格段のビルドアップを果たしていることでしょう。
 おっとその前に、今月19日(金)には渋谷O-eastであの『MELON LOUNGE』が復活、ゲストのビート・クルセイダースとの共演で『DON'T SAY GOOD-BYE』が初披露されるので必見でありますね(掟さんも急遽DJ参戦決定)。明日はミドリの野音ワンマンにDJムメこと村田さんが参戦するし、既存のフィールド外で目覚ましい活躍をするメロンの姿が次々と見られて実に嬉しい限りです。
 なお、この『DON'T SAY GOOD-BYE』は全国のタワーレコードとメロンのライブ会場限定で今月24日発売。こんな拙文を読んで下さっているあなたはもちろん、19日の『〜LOUNGE』で先行買いですよね?(笑) 100年に一度の経済危機と言われる時代に生まれた100年に一度のエモーショナルなこの大名曲、まさにお値打ちの800円だと思いますよ。(しいな)
posted by Rooftop at 13:42 | Comment(1) | 編集無頼帖

ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと 第54回 6/3

本日はRooftop企画イベントをシェルターで開催します。
5月号で掲載した対談で言っていたように、出演順はジャンケンで決めますので、私もどうなるかわかりません…。

Rooftop編集部は日々パソコンに向かっていることが多いので、たまにイベントなどで外に出れるのは楽しかったりします。

興味のある方、ぜひ遊びに来て下さい。

6月3日@シェルター
<Rooftop presents affective sounds vol.1>
OPEN 19:00 / START 19:30
ADV.¥2300 / DOOR ¥2500
pigstar / plane / No Regret Life

やま
posted by やまとも at 14:16 | Comment(0) | やまだのひとりごと(仮)

ギター 編集無頼帖

UNITED FRONT

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 みなさんこんばんは。
 最近のweb Rooftopにおける検索ワードで一番のツボは「メロン記念日に同じ血を感じるんだ」だったしいなです。同じ血を感じるのか、そうか(笑)。何でもこれ、某お塩先輩語録のひとつらしいんですけど、よくこれでウチのサイトまで辿り着いたなぁ…(笑)。
 それはさておき、近づいて参りましたよ、BG Magazine&JUICE&Rooftop&SHINJUKU LOFT presents『UNITED FRONT』。当初、本誌代表枠としてpanicsmileの吉田さんに爆音ノイズとギター・オンリーのソロ出演を打診していましたが、急遽バンド編成と相成りました。吉田さんの脇を固めて下さるのは、ドラムにNATSUMENの山本達久さん、いろんな音を出す係としてyudayajazzさん、そしてベースにpanicsmileのやっさんことヤスダケンイチさん。パニスマでもFUN☆ANAでもS AND THE NICOLEKIDMENでもscreaming100でもない、全くの新編成が奏でる“歩くポップ博覧強記”こと吉田肇のルーツ・ミュージックを堪能できること請け合い。
 当日はフリーペーパー3誌の編集者によるトークセッションやDJも盛り込まれるそうです。あと、上の写真にあるように当日限定の小冊子が配布されます。拙い体裁ではありますが、本誌を欠かさずコレクトして下さっている方(いるのか!?)には是非入手して頂きたいブツであります。そんなわけでまたクドくも告知なり!(しいな)
 BG Magazine&JUICE&Rooftop&SHINJUKU LOFT presents『UNITED FRONT』
 2009年6月12日(金)新宿LOFT
 OPEN 17:30/START 18:00
 ADV ¥2500/DOOR ¥3000
 ◇BUGY CRAXONE[JUICE]
 ◇Veni Vidi Vicious[BG Magazine]
 ◇吉田肇(from panicsmile)[Rooftop]
 ◇Radio Foundation[SHINJUKU LOFT]
 ◆Lコード:77519
 ◆info.:新宿LOFT 03-5272-0382
posted by Rooftop at 20:16 | Comment(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

気持ちも衣替えしたい今日この頃

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 そんなわけでRooftop最新号、本日無事納品されました。先月はGWの関係もあって進行が後手後手で、普段以上にタイトな作業工程でして、なかなかの難儀でありました。が、内容は自分で言うのも何ですが折り紙付きです。インタビュー記事掲載で紹介しているミュージシャンはどれもオススメなんですが、とりわけ“2009年の今この状況下だからこそ聴いて欲しい音楽”として、個人的にASA-CHANG&巡礼の『影の無いヒト』を挙げたいです。その理由と作品の素晴らしさについては、インタビューのリード文とインタビュー中の朝倉さんとのやり取りでクドいほど語ってますのでご笑納下さい(笑)。
 このweb Rooftopでの記事アップは今週中にOiOiやっていきますので、どうぞ気長にお待ち頂ければと思います。webもイイけど現物も是非入手して下さいね。
 写真はツアー後半戦に備えての個人練習に励むZUMEX氏。ドラムではなくグレッチですけど(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 18:08 | Comment(2) | 編集無頼帖

『DOLL』の休刊

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 『DOLL』が来たる7月1日発売号をもって休刊するという話を聞いた。日本における活字パンクの先駆的存在であり、『DOLL』にインタビューが掲載されることがひとつのステイタスとされるなど、揺るぎないブランド性を保持した存在だと思っていただけに大きなショックだし、非常に残念だ。
 これもやはり、未曾有のCDパッケージのセールス激減と有料活字誌面の読者離れが原因なのだろうか。我々のようなフリーマガジンと違って、メーカーの宣伝費に頼らずとも同業他誌と一線を画した誌面作りをして実売で何とか売上を維持できるのではないかとも思うが、日本のパンク・カルチャーにおける絶対的な権威として君臨した『DOLL』を休刊に追い込むほどまでに活字離れが進む一方ということなのだろうか。
 パンクやヘヴィメタルといったジャンルに特化した専門誌は景気の動向に余り左右されないものだと思っていた。『DOLL』も『BURRN!』も独占企業みたいなものだから、休刊とは縁遠いと存在だと考えていたのだが…。
 言うまでもなく、この事態は対岸の火事ではない。音楽を活字で伝える文化は今風前の灯火となっている。何とかしなければと切に感じている。ネットで拾える情報には決してない、表現者のパーソナリティや作品作りの裏側に肉薄し、独自の切り口による企画や妙味な組み合わせの対談など、より一層知恵を振り絞らなければならない。
 読者の皆さんに無料配布するため、毎月の印刷製本代を稼ぐために我々も同業他誌同様に広告営業に勤しんでいるが、この一年ほどは本当に厳しい状況が続いている。こちらの提案をことごとく断られると、まるで人格まで否定されるようでとても辛い。
 だが、こんな世知辛い時代でもちゃんと好セールスを維持しているバンドはいるし、広告需要の高い媒体は依然としてある。つまり、我々の媒体認知度と努力がまだまだ足りないのだ。
 欧米のロックが豊かだなと思うのは、ルーツ・ミュージックやクラシカルなロックに対して一定のリスペクトがあるところである。散らばった点と点が一本の太い線となり、ロックの一大絵巻の体を成している。時間軸を超え、ロックが豊穣な文化となって脈々と受け継がれているのだ。だから父と子が等価でビートルズを愛聴できる。流行が流行のまま終結し、消耗品として点在したままで終わる日本のポピュラー・ミュージックとはまるで異なる。
 『DOLL』にはそういった海外・国内問わずパンク・ロックの歴史をビギナーに判りやすく伝える好企画が多々あった。ジャームスの詳細なバイオグラフィ本なんて逸品を出せたのは『DOLL』だけだった。つくづく休刊が悔やまれる。
 同時代の横軸の音楽と、連綿と受け継がれる縦軸の歴史を立体的かつ奥深く伝えるのは紙媒体にしかできない芸当だと僕は思う。日本のロックの更なる成熟に寄与するためにも、我々は何としてでもRooftopを刊行し続けなければならないし、かつて出資元を探して復刊を果たした『音楽と人』のように、『DOLL』には是が非でも復刊してもらいたい。ストリートから生まれるポテンシャルの高いロックを支える媒体が痩せ細る一方では、日本に明日のビートルズが生まれなくなってしまうのだから。(しいな)
posted by Rooftop at 01:00 | Comment(2) | 編集無頼帖

Rooftop6月号のラインナップ





exclusive interview

ASA-CHANG&巡礼
『影の無いヒト』という名の歪で美しい現代の寓話
BEAT CRUSADERS
ZEPP TOUR+メンバー主演ドラマ!?
ノンフィクションとフィクションの狭間を行き来する画期的な映像作品に見る飽くなき表現欲求
3P3B 10周年記念特別対談:曽根 功(3P3B代表)×渡邊 忍(ASPARAGUS) / 追悼・忌野清志郎 / 扇 愛奈 / COMA* / SUPER BEAVER / soulkids / Good Dog Happy Men / メロン記念日×BEAT CRUSADERS / Veni Vidi Vicious / the ARROWS×つばき / 堀江貴文×ひろゆき / Scoobie Do


雑文爆裂都市 〜COLUMN THE BURST CITY

◎吉田 肇(panicsmile)『中央線高架下における悪あがき的音楽生活』
◎植木遊人+星野概念+横山マサアキ+町田直隆『遊星横町』
◎第105回 カタル(ニューロティカ)『今夜はトゥナイト』
◎第3世代的コラム『スリーアウトでもチェンジしないぜ!!!』
◎谷口 健 (BEYONDS)『砂の上のダンス』
◎bloodthirsty butchers『裏のスジの突き当り』
◎月刊 怒髪天『ZUMEXの口』
◎平野 悠(LOFT創設者)『おじさんの眼』『ロフト35年史戦記』


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☆ジュリエットやまだの『あ・き・す・と・ぜ・ね・こ』
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