ギター 編集無頼帖

軍手チ○コ

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 原稿と格闘している時は孤立無援、暗くて深い海に瓶詰めの手紙を投げ込むごだるよ。
 西荻方面の「おーい」という呼びかけメールにも善処できぬよ。共に酒を喰らい語り明かしたいアルよ。って何故かゼンジー北京。タネモシカケモ、チョットアルヨ。チョットダケヨ、アンタモスキネ。それじゃカトちゃんだよ。
 ヘトヘトになって事務所内にあるネイキッドロフトの楽屋で一服しようとすれば、テーブルには「軍手チ○コの作り方」なる紙が置いてあった。何なんだッ、この会社は!? イーッ!(しいな)
posted by Rooftop at 18:19 | Comment(6) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

未曽有のフリーペーパー合同イベント

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 同業他誌の動向というのは当然のことながら常日頃から意識しています。意識してはいますが、同じバンドのインタビューでもまず本誌のほうが断然優れた内容だという自負があるゆえ、同業他誌の誌面作りに感化されたり刺激を受けたりすることはほぼありません。
 むしろ、何のポリシーもなくベラボーに広告タイアップを取っているその誌面構成に若干羨望の眼差しを送りつつ腹立たしさを覚えることが圧倒的に多いわけで、個人的にも好きなミュージシャンの記事が掲載されている場合は「何だよ、これだけかよ!?」と質的にも量的にも不満を感じるのであります。
 まぁ、そんな遠吠えをしたところで、某流通会社の新譜情報冊子を見ると「JUICE、JUNGLE LIFE、BG Magazine、FOLLOW UPといったフリーペーパーでプロモーション展開予定!」などと文言を盛り込んでいるメーカーが多くて我々は蚊帳の外(ストライカーズの皆さんは唯一「Rooftopにインタビュー掲載!」とピンポイントご指名だったのでとても嬉しかった!)、送られてくるサンプル資料には“Rooftop”編集部様ではなく“Looftop”編集部様と名前もろくに覚えられていない始末です。
 要するに我々は圧倒的に知名度がなく、媒体効果が低いと認知されているわけですね。それを痛感するたびに「ナニクソ!」と思いつつ、もっともっと面白い内容にしたるぞと決意を新たにするのです。
 …あれ、いかん。前フリのつもりが愚痴みたいになってしまった(笑)。
 こんな弱小媒体である我々、かの新宿LOFTさん(思いきり身内ですが)から「いろんなフリーペーパーが集まったイベントをやりませんか?」と参加のオファーを受けました。
 天下の超一流フリーペーパーであるJUICEさんとBG Magazineさんと肩を並べて良いものか甚だ心許ないですが、各誌イチ押しのバンドが一堂に会したユニークな試みのイベントだと思います。
 Rooftop代表として出演して下さるのは、本誌でコラム連載して頂いているpanicsmileの吉田肇さんソロ。吉田さんのルーツが窺えるカバーに徹した爆音ノイズ演奏をリクエストしています。たったひとりでも充分ロックなところを堪能できるはずなのでどうぞお楽しみに。
 当日はこの日限定の3誌合同フリーペーパーも無料配布される予定です。編集者同士のトーク・バトルは…あるんだっけか?(笑) 詳細は追々このブログでお伝えしていきますね。まずは公演概要を以下に記しますので、皆さん是非手帳に予定を書き込んで下さいませ。あ、あと、場内で声を掛けてくれたら酒奢る!(笑)(しいな)

 BG Magazine&JUICE&Rooftop&SHINJUKU LOFT presents『UNITED FRONT』
 2009年6月12日(金)新宿LOFT
 OPEN 17:30/START 18:00
 ADV ¥2500/DOOR ¥3000
 ◇BUGY CRAXONE[JUICE]
 ◇VeniVidi Vicious[BG Magazine]
 ◇吉田肇(from panicsmile)[Rooftop]
 ◇Radio Foundation[SHINJUKU LOFT]
 ◆Lコード:77519
 ◆info.:新宿LOFT 03-5272-0382
posted by Rooftop at 11:55 | Comment(2) | 編集無頼帖

ギター ドリームプロジェクト

ニュース追加です

昨日、いろんなニュースで紹介されましたと書きましたが、さらにHOTEXPRESSさんでも紹介して頂きました。

http://www.hotexpress.co.jp/news/090507_rooftop/

バンドさんが、ニュースに掲載されたとWEB等で告知する気持ちがわかりました。自分達の書き込み以外で紹介していただくのはとても嬉しいです。

<Rooftop presents affective sounds vol.1>
日時:2009年6月3日(水)19:00 / 19:30
会場:下北沢SHELTER
出演:pigstar / plane / No Regret Life
チケット料金:前売¥2,300 / 当日¥2,500(ドリンク代別)
チケット発売:LAWSON(73554)発売中。下北沢SHELTER店頭 5月20日〜


やまだ
posted by やまとも at 14:32 | Comment(0) | ドリームプロジェクト

ギター ドリームプロジェクト

イベントまであと1ヶ月を切りました

6/3に下北沢シェルターで行うRooftop企画イベント『<Rooftop presents affective sounds vol.1>まで1ヶ月を切りました。
Rooftop5月号では、各バンドのボーカル対談を掲載中です。
http://rooftop.seesaa.net/article/118834984.html

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pigstar
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plane
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No Regret Life

そして、WEBのニュースでもたくさん紹介していただきました!!

YAHOO!MUSIC
http://music.yahoo.co.jp/music_news/d/20090430-00000061-bark-musi

YAHOO!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090430-00000061-bark-musi

BARKS
http://www.barks.jp/news/?id=1000049061

mixi
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=825261&media_id=51

auone
http://music.auone.jp/ja/sv/au/MC_BarksNews/1240844608472/

livedoor
http://news.livedoor.com/article/detail/4136194/

CDJournal
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=23853

<Rooftop presents affective sounds vol.1>
日時:2009年6月3日(水)19:00 / 19:30
会場:下北沢SHELTER
出演:pigstar / plane / No Regret Life
チケット料金:前売¥2,300 / 当日¥2,500(ドリンク代別)
チケット発売:LAWSON(73554)発売中。下北沢SHELTER店頭 5月20日〜


当日の出演順はベーシストのジャンケンで決定します、と対談で決定しました。お楽しみに〜!!

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こちらは、私の携帯から撮った対談の時のアウトテイクです。
なかなか携帯のカメラを使いこなすことができません…。
posted by やまとも at 21:55 | Comment(0) | ドリームプロジェクト

メロン情報解禁記念日

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 遂に情報解禁と相成りましたね!
 http://www.melonlounge.net/
 来年のデビュー10周年に向けてメロン記念日が名うてのロック・バンドたちとコラボレーション・シングルを次々と発表していくという好企画! 第1弾は本誌でもたびたびインタビューをさせてもらっているBEAT CRUSADERSとのコラボです!
 本誌が2年前から押しまくっていたメロンのロック化計画がいよいよ実を結ぶことになり感無量!(笑)
 そんなわけで、過去、本誌に掲載してきたメロンのインタビューをここで振り返ってみましょう。
 ◇メロン記念日 with ヒダカトオル(BEAT CRUSADERS)+掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)座談会[2007年4月号]:すべてはこの座談会企画から始まったんですねぇ…。
 ◇シングル『お願い魅惑のターゲット』のメジャー・リリース時、『MELON LOUNGE』についても訊いてます[2007年9月号]:確かダンス・レッスンの後にお邪魔してインタビューした夏の日の午後…。
 ◇ミニ・アルバム『メロンジュース』発表時、本誌表紙を飾る[2007年12月号]:未だ忘れられぬ新宿ロフトのステージに立った4人の撮影…。
 今年はこのリリース・ラッシュに乗じて再び本誌もメロンを追いかけていきたいと思ってます! アイドルとロックのクロス・オーヴァーを活字化できるのはRooftopだけ! なーんて。ははは。(しいな)
posted by Rooftop at 18:09 | Comment(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

“センム”のこと

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 『漣流(SAZANAMI-RYU)〜日本のポップスの源流を作り出したヒットメーカー〜』(和田彰二・著、株式会社音楽出版社・刊)という本を読んだ。
 本書の主人公、漣健児(さざなみ・けんじ)とはシンコー・ミュージックの会長だった草野昌一の訳詞家としてのペンネームである。草野昌一は戦前からあった『ミュージック・ライフ』を50年代に復刊させて編集長となり、60年代には坂本九や弘田三枝子といった歌手の唄う日本語カバー・ポップスの訳詞を数多く手掛けたヒットメーカーとしてその名を馳せた。また、当時未整備だった日本のコピーライト・ビジネスの開拓者としてその偉業は今なお讃えられている。さらに70年代にはチューリップや甲斐バンド、80年代にはレベッカやプリンセス・プリンセスといったバンドを手掛けてアーティスト・マネージメントでも破格の成功を収めた。
 僕はこの“ショー・クサノ・カンパニー”で大学を出てから5年半ほど働いていたことがあって、本書に出てくる弟の浩二さんや『ヤング・ギター』創刊編集長の山本さん、小山さん、青柳さんや宮城さん(初期ARB、チューリップのメンバー)といった社員の名前が多々出てくるのでそれだけで面白く読めた。数々の関係者の証言を交えながらテンポ良い筆致で漣(草野)の軌跡が綴られていく多面的かつ立体的な構成も良いと思う。
 欲を言えば、関係者の証言として“アンチ・ミーハー(ミュージック・ライフ)”路線を貫いた編集者…たとえば水上はる子さん(星加さんの後を継いだ『ミュージック・ライフ』の編集長であり『JAM』の創刊編集長)や酒井康さん(『BURRN!』創刊編集長)などもう一方の意見があればもっと面白くなったと思うが、恐らく取材はNGだったのだろう。ちなみに、阿佐ヶ谷ロフトA店長のテツオは水上さんの紹介でロッキング・オンで働いた経験があるという。どうやらすぐクビになったらしいのだが(笑)。
 僕もシンコーはクビになったクチで、解雇なのに自主都合の退職届を書かされたので後味の悪い別れ方しかできなかったし、漣健児こと草野昌一は最後まで縁遠い存在だった。酒井さんが社長を務めるバーン・コーポレーションの書籍編集部という本社とは隔離された子会社で働いていた身としては、本社へ出向く機会も頻繁ではなく、草野昌一とも何度か同じエレベーターに乗り合わせた程度の接触しかなかった。
 会社の一次面接でシンコーの立派なパンフレットをもらって、最初のページに“センム”(草野昌一は社員からそう呼ばれていた)のメッセージと共にポマードを撫でつけた黒々とした毛髪に浅黒く脂ぎった顔写真が載っていた。が、面接官のひとりとして目前にいるセンムは白髪だらけで痩せこけたお爺さんで、エラく驚いた記憶がある。パンフレットに載っている写真は延々使い回していたのだろう。
 学生時代、『ミュージック・ライフ』の“ミーハー”路線の記事を毛嫌いしていた(辛うじて『クロスビート』は読んでいた)僕がシンコーを受ける気になったのは、ひとえにビートルズの極東版権を持っていたという至極“ミーハー”な理由からだった。他にも同業他社の面接を受けたものの、書類選考、一次、二次、三次と面接を通してくれたのがシンコーだけだったという偶然の積み重ねもある。何のことはない、“ミーハーは素敵な合言葉”(by 東郷かおる子)としてミーハーがミーハーに呼び寄せられただけの話だ。
 だがしかし、センムがコピーライツ事業に精を出し、(内容の善し悪しはさておき)あまたもの音楽雑誌や書籍を世に送り出すことがなければ、僕が音楽系活字稼業などというヤクザな道に足を踏み入れることもなかったのは紛れもない事実だ。その意味で、僕もまた草野昌一によって人生を大きく変えられた人間のひとりだとも言える。シンコーでの経験がなければロフトに拾われることもなかっただろうし、こうして今こんなところで拙文を晒すこともなかっただろう。数珠繋ぎの人生、何が起こるかわからないものである。
 4年前の夏に行なわれたセンムのお別れ会について言及する箇所も本書にはある。あの時、祭壇で黙祷した時に壇上で撮影をしていたハウスカメラマンの小嶋さんとアイコンタクトが取れて微笑み合えたのが、僕にとってはささやかだが良い思い出として記憶に残っている。(しいな)
posted by Rooftop at 11:57 | Comment(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

哀悼

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 拝啓、キング・オブ・ロックンロール。
 ポップでありながら反骨であり続けることの大切さをあなたから教わりました。
 今頃は空の上でオーティスやサムと陽気なセッションでしょうか。
 心にぽっかり開いた穴に今はただ茫然としています。
 さようなら、キング・オブ・ロックンロール。あなたと同じ時代に生まれた幸運に心から感謝します。(しいな)
posted by Rooftop at 15:17 | Comment(0) | 編集無頼帖

ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと 第53回 5/1

☆今夜はトゥナイト本が出ます

こちらでは、だいぶご無沙汰になってしまいました。やまだです。
気付けば1ヶ月半もの間書いていなかったのですね。
その間、何をしていたかと言うと、Rooftopで大好評連載中の「今夜はトゥナイト」の単行本を作っておりました。
ブログもやってます。
http://konyahatonight.blog16.fc2.com/

で、こちらの本が順調に行けば5/10より販売開始となります。5/10と言えば、ニューロティカ結成25周年記念ワンマンツアーの初日なんですよ。その日に販売が開始できるように合わせて作っていたのです。
コラム100回分に加えて、このためだけにグラビア撮影とかしちゃってます。内容は見ていただいてからのお楽しみですが、表紙のみアップします。

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表紙は“クールに”がコンセプトでしたので、こんな感じになりました。“今夜”感というか、“トゥナイト”感が出た写真になっていると思います。アカセさん、どうもありがとう!!!

タイトルは「今夜はトゥナイトDX」です。なんて簡単なタイトルなんだろうとおもわれるかもしれませんが、わかりやすい!を重視したタイトルです。5/10よりニューロティカライブ会場及びロフト電脳のれん街で販売開始。本屋には置いてませんので、ご了承ください。

ロフト電脳のれん街では、現在予約ができます。
http://loft.shop-pro.jp/?pid=13517408
発送は5/10以降となります。

ちなみにですが、今月発行されたRooftopですが、「ジュリエットやまだのあ・き・す・と・ぜ・ね・こ」は、カタル本制作のためお休みさせていただきました。楽しみにしていただいていた方(実際はジュリエットさんが好みの男子に会えるということで一番楽しみにしていたりしましたが)、すみません。このままフェイドアウトというわけではありませんので、来月をお楽しみにしてください。
そういえば、以前ジュリエットがインタビューした徳山秀典くんが現在放送中の『スマイル』に出演されています。ぜひご覧になって下さい。

やまだ
posted by やまとも at 18:49 | Comment(2) | やまだのひとりごと(仮)

お知らせ

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 本誌5月号が本日5月1日より配布開始となりました。まず優先的にロフト・グループ各5店舗で入場時に配布されますのでどうぞよしなに。また定期購読をして下さっている全国の皆さん、先ほど発送作業を終えたのでしばしお待ち下さいね。
 そして、このweb Rooftopへの記事をアップフロントするワークスは連休明けになります。もうこのままずっとwebにアップするのをやめちゃおうかな?なんて軽く思ったりもしつつ(笑)。もしくは、インタビューの半分までをwebに上げて「続きは本誌で!」とするとか。「続きはwebで!」は昨今の紙媒体の常套手段ですが、こういう時代と逆行するパターンはRooftopっぽくてアリかなと(笑)。
 いずれにせよ、いつもと違って若干タイムラグがありますがどうぞご容赦下さいませ。待ち切れぬ方は、たとえば5月3日に新宿ロフトで現物を入手するっていう手がありますよ!(下記参照) と、またさり気なく宣伝なりー。よしなにー。(しいな)
posted by Rooftop at 17:29 | Comment(2) | 編集無頼帖

Rooftop5月号のラインナップ





exclusive interview

Qomolangma Tomato
変化と進化の末に見出したステージへ
溢れ出る感情を叩き付けた『camouflage』という新境地
a flood of circle
光の届かぬ闇から君を救うロックンロール、
絶望の果てに手を伸ばす希望のブルース
THE BAWDIES / JAPAN-狂撃-SPECIAL / Sady & Mady / ミドリ / キャプテンストライダム / LOFT EXCHANGE LIVE / 関口友則(pigstar)×小田和奏(No Regret Life)×菊地佑介(plane) / YUEY / 69★TRIBE 〜Cupid Honey Traps〜 / カサハラテツロー / 浜辺シゲキ


雑文爆裂都市 〜COLUMN THE BURST CITY

◎吉田 肇(panicsmile)『中央線高架下における悪あがき的音楽生活』
◎植木遊人+星野概念+横山マサアキ+町田直隆『遊星横町』
◎第104回 カタル(ニューロティカ)『今夜はトゥナイト』
◎第3世代的コラム『スリーアウトでもチェンジしないぜ!!!』
◎谷口 健 (BEYONDS)『砂の上のダンス』
◎bloodthirsty butchers『裏のスジの突き当り』
◎月刊 怒髪天『SHIMMYの鼻』
◎おじさんの眼 世界放浪篇〜大海原をゆく:世界一周103日間の船旅に挑戦〜


REGULARS

☆DISK RECOMMEND
*ジュリエットやまだの『あ・き・す・と・ぜ・ね・こ』は休載します。

posted by Rooftop at 13:00 | バックナンバー

Qomolangma Tomato('09年5月号)

Qomolangma Tomato

変化と進化の末に見出したステージへ
溢れ出る感情を叩き付けた『camouflage』という新境地


 作品ごとに色を変えながら音楽と真摯に向き合い、新たな表現に挑む4人組、Qomolangma Tomatoの1年ぶりの3rd.アルバム『camouflage』がリリースされる。前作『Limelight Blue on the Q.T.』に比べて格段の変化を感じさせる今作は、都会の喧噪から解放された場所での集中的な合宿で制作が行なわれ、濃密な時間と情熱を注いだ作品となった。また、これまであまりコードについて意識的ではなかったバンドが、「コードを意識して制作した」とインタビュー中に何度も言っているように、『camouflage』ではコードや音感、バンドのアンサンブルに拘った結果、彼らの核は崩さないまま楽曲のバリエーションが増え、より幅広いサウンドを聴かせているように思う。ようやくスタート・ラインに立ったという彼らの快進撃はここから始まっていくだろう。(interview:やまだともこ+椎名宗之)

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a flood of circle('09年5月号)

a flood of circle

光の届かぬ闇から君を救うロックンロール、 絶望の果てに手を伸ばす希望のブルース


 『Before the flood』〈怒濤の濁流の前に〉と題されたライヴ音源シリーズの発表、今年1月に新宿ロフトで行なった初のワンマン・ライヴの成功と、まさに奔流の如き快進撃を続けるア・フラッド・オブ・サークル。2006年の結成以来、ブルース・ロックを分母に置きつつも極めてポピュラリティの高い音楽性を一貫して追求してきた彼らが“怒濤の濁流の果てに”見いだしたもの──それは、荒ぶる猛牛の魂だった。自身初のフル・アルバムとなる『BUFFALO SOUL』には、ルーツ・ミュージックに深く根差した初期の楽曲から表層的なブルースを脱却した独創性溢れる現在進行形の楽曲までが収められ、実にヴァラエティに富んだ内容となっている。不変的なブルースと普遍的なポピュラリティが混在した珠玉の12曲は、どれも深い絶望の淵から這い上がった者だけが手を伸ばす希望の曙光に満ちており、逞しい成長を遂げた姿が如実に窺える。結成以来、七転八倒しながら独自の音楽性を模索し続けてきた彼らにとって、まさに活動序章における集大成的な作品と言えるだろう。ルーツ・ミュージックへの愛情を精神的な支柱とした尖鋭性の高い最新型ロックンロール、それがア・フラッド・オブ・サークルの真骨頂だ。だからこそ、彼らの奏でる至高の歌にはロックンロールの過去と未来を繋ぐ奇跡の一瞬がある。そしてそのロックンロールは、光の届かぬ闇から君を救う福音として煌々と眩い輝きを放っているのだ。(interview:椎名宗之)

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THE BAWDIES('09年5月号)

THE BAWDIES

過去と未来を繋ぐ壮大なロックンロール物語、遂に新章突入!


 ストロークスを筆頭に、ホワイト・ストライプス、ヴァインズ、ハイヴスらが巻き起こした“ロックンロール・リヴァイヴァル”なる21世紀初頭のムーヴメントはここ日本へも飛び火し、近年では“ストロークス以降”と称される正統的なロックンロールの再生を謳う新進気鋭のバンドが増えてきた。その中でも一歩抜きん出た存在なのが本稿の主役、ザ・ボゥディーズだ。オールディーズ・バット・ゴールディーズな50〜60年代のリズム&ブルース/ロックンロールを敬愛する自身のルーツ・ミュージックとして今の時代に蘇生させるのが彼らの身上だったが、LOVE PSYCHEDELICOのNAOKIをプロデュースに迎えたメジャー・ファースト・アルバム『THIS IS MY STORY』で彼らは確たる核を据えた揺るぎない音楽性を終ぞ確立した。ルーツ・ミュージックを礎としながらも、そのダイナミックなエナジーを湛えたプリミティヴな音像は間違いなく2009年最新型のロックンロールだ。一部の好事家から熱狂的な支持を受けるバンドとこれまで目されていた彼らが、ロックンロールの未来を託されたバンドとして幅広く認知される時が遂に来た。散在する点と点が線として繋がる輝かしいロックンロールの物語は真の意味でここから始まる。(interview:椎名宗之)

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JAPAN-狂撃-SPECIAL('09年5月号)

JAPAN-狂撃-SPECIAL

なめられたらなめかえせ! 合言葉は“な・め・ん・な・よ”!
時代の閉塞感に蝕まれた弱体ニッポンに楔を打ち込む『This is なめんなよ』!


 昨年11月にシングル『カミカゼロード』でまさかのメジャー・デビューを果たし、バリバリの昭和ヤンキー・ルックと明るく激しい暴走パンク・サウンドで一躍脚光を浴びたJAPAN -狂撃- SPECIAL〈ジャパン・くるう・スペシャル〉が待望のファースト・アルバム『This is なめんなよ』を遂に完成させた。“なめんなよ”という彼らの精神的ポリシーが全編に貫かれた本作には、100年に一度の経済危機におののきながら漆黒の闇をさまよい続ける我々日本人の塞ぎがちな心に希望の光を突き刺す珠玉のナンバーがズラリ。後のことなぞ知るモンか、オマエの好きにやったれや! という何の迷いもブレも感じさせない豪直球かつ真摯なメッセージの数々が萎えた心をこれでもかとばかりに奮い立たせてくれる。カウンター・カルチャーとしてのロックの批評性と極上のユーモア・センスが実に理想的なバランスで融合したこの会心作の中に、今日のロックに欠落したもののすべてが詰め込まれていると言っても過言ではない。時代錯誤と揶揄されかねないその容姿も、パンキー(パンク&ヤンキー)サウンドにすべてを懸けたその心意気も、彼らは120%ガチだ。ガチだからこそ、彼らの実直な歌は五臓六腑に深く染み渡る。いつの時代も、本気の心にしか人の心は動かせないものなのである。(interview:椎名宗之)

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Sady & Mady('09年5月号)

Sady & Mady

アコースティック・ギターとドラムが織り成す狂気を秘めた詩世界


 Sady & Madyが体現するのは安易なカテゴライズを拒否する音楽だ。アコースティック・ギターとドラムという至ってシンプルな編成でありながらも、何ものにもとらわれない奔放な創造性と前衛性から生まれるその詩世界はまさにワン&オンリー。『N2FU』〈エヌ・ツー・エフ・ユー〉と題されたアルバムに収められた13曲の歌に通底しているのは、実直に生きる人間がまるで心地好く生きられない現代社会に対する深い諦念と強い憤りである。洗練された耳触りの良いサウンドに乗せて唄われる歌声は朴訥としていて、発せられるメッセージはまるで剥き出しの神経1本1本をサンドペーパーで擦り付けたかの如き痛みを覚えるものだ。それはまさに、形ばかりの豊かさやその場限りの楽しさばかりが盛り込まれた昨今の音楽に牙を剥かんばかりのレベル・ミュージックであり、脆く崩れやすい価値観に覆われた当世の空気とシンクロした“時代のサウンドトラック”とも言えよう。奇を衒うわけではなく既存のフォーマットを逸脱してしまう異形の才が描く音楽風景は、翠緑の樹海のように広く果てしない。(interview:椎名宗之)

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ミドリ('09年5月号)

ミドリ

『ミドリ、ワンマン、2009春。』追加公演「ライブ!!」、日比谷野外大音楽堂にて開催決定!
猫ひろし/DJ ムメ(村田めぐみ from メロン記念日)/クリトリック・リスをゲストに迎えた大舞台で提示するロックの新たな地平とは──。


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キャプテンストライダム('09年5月号)

キャプテンストライダム

結成10周年を迎える今年は“2009年ディスコの旅”イヤー!
キャリア史上最強のディスコ・ロック・チューン『ブギーナイト・フィーバー』、堂々の完成!

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Rooftop presents affective sounds vol.1 座談会 関口友則(pigstar)×菊地佑介(plane)×小田和奏(No Regret Life)('09年5月号)

Rooftop presents affective sounds vol.1 座談会 関口友則(pigstar)×菊地佑介(plane)×小田和奏(No Regret Life)

感情を揺さぶる音。心をふるわせる音。
3バンドによる熱きステージを目撃せよ!


 6月3日に下北沢SHELTERで行なうイベント『Rooftop presents affective sounds vol.1』。affective soundsは“感情を揺さぶる音”という意味を持たせています。このコンセプトを元に出演をオファーしたのは、楽曲の随所に散りばめられた美しいピアノの旋律に絡み合う、ボーカル関口の歌声が心地良いpigstar。心に優しく染み込む魔法のウタを聴かせるplane。3人でしか出せない音にこだわりシンプル且つダイナミックに聴かせるNo Regret Lifeの3バンド! 全バンドをじっくり楽しんでもらいたいので、当日の演奏時間はちょっと長めを予定しています。エネルギーに溢れたステージを魅せてくれますので、ぜひご来場ください!
 この対談をするために、各バンドのボーカルさんに集まっていただいたのが4月某日。桜満開の代々木公園でまずは写真撮影開始。撮影中の雑談で初対面の方も打ち解けてもらおうという目論みが功を奏し、暖かい春の午後に行われたインタビューは、菊地氏のペースに何度も飲み込まれそうになりながらも、気候と同じように暖かくてほのぼのとしたものになりました。(interview:やまだともこ)

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YUEY('09年5月号)

YUEY

剥き出しの感情を揺さぶる歌。
偽らない言葉で表された人間性。


 今年2月には5代目ドラマー脱退というバンドの危機を乗り越えたYUEYの1st.アルバム『横殴り日差しSOUND』が遂にリリース! 音の細部にまでこだわり、オルタナ、J-POP、ファンク、ハードロック、フォークなど全てのジャンルを網羅したこのアルバムは1st.にして重量感はたっぷりの作品。今作では、ゲストミュージシャンに中村圭作氏【Kowloon、toe(サポート)、木村カエラ(サポート)など】を迎え、キーボードのメロディーが音により深みと臨場感を与える。また、歌詞は自分から湧き出る言葉だけを綴るスタイルで、YUEYの人柄も知ることができるだろう。
 今回は、ボーカル・ギターの比嘉 祐にお話を伺った。そして感じたのは、彼は捻くれてなんかいない、真っ直ぐなだけだと。それが楽曲にちゃんと表れているのは、YUEYの魅力のひとつではないだろうか。(interview:やまだともこ)

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69★TRIBE 〜Cupid Honey Traps〜('09年5月号)

YUEY

スカした時代に罠を仕掛けろ!
“永遠の17歳”YOU-DiE!!!が贈る、次世代のロックを担う気鋭バンドが一堂に会した究極のコンピレーション・アルバム!!


 敬愛してやまない怒髪天のレパートリーに『ロクでなし』という不滅のナンバーがある。この歌詞の中にある“どちらにしようか迷ったら どっちがROCKか? コレで決めるゼ!”というフレーズを僕は生きる指針として日々活用している。“どっちがROCKか?”。これを選択の基準にさえすれば大抵のことは間違いないし、仮にスットコドッコイな結果になったとしても納得が行く。それは10代の多感な時期にロックンロールという魔物に刻まれたばかりに背負ってしまった業のようなものなのである。
 長いキャリアを積んだロック・バンドの滋味に富んだ奥深さと凄味ももちろん素晴らしいし、共感し得る部分も個人的には多々あるのだが、ロックンロールの出自はやはりティーンエイジャーの抑えがたい衝動に端を発するものであり、その意味でロックンロールは常に傷つきやすい10代のためにあると言える。この場合の10代とは言うまでもなく実年齢を意味するのではなく、ティーンエイジのスピリットを未来永劫身に宿したロックンロールをこよなく愛するあらゆる世代のことを指す。日夜新たなユース・カルチャーを発信し続けるライヴハウスを拠り所とした本誌を精読してくれているあなたもきっとそうだろう。
 時代の半歩先を読む敏感なアンテナを絶えず張っているであろうあなたならきっと気に入ってもらえるコンピレーション・アルバムを紹介したい。『FACTORY』『ELVIS』のプロデューサー、『BLACK LIST』『ロッケンロー★サミット』『69★TRIBE』のオーガナイザー、そして万力、YOU-DIE!!!&ザ・リーゼンツのギター&ヴォーカルとして知られるYOU-DIE!!!氏が深い愛情をもってコンパイルした『69★TRIBE 〜Cupid Honey Traps〜』がそれだ。「“0”から“1”の瞬間に立ち会いたい。なぜならば、その瞬間にすべてのエネルギーが詰まっているから…」と語るYOU-DIE!!!氏もまた、“どっちがROCKか?”を生きる指針とする生粋のロックンロール原理主義者であると僕は思う。だからこそ、氏の慧眼によって選ばれた『69★TRIBE 〜Cupid Honey Traps〜』の参加面子にも至極納得ができる。次世代のロック・シーンの勢力地図を大きく塗り替えるであろう全15組のバンドは皆、“0”を“1”に変える圧倒的なポテンシャルを有しているからである。2009年における日本のアンダーグラウンドなロックの極めて良質な部分がこのアルバムに凝縮していると言っても過言ではない。音楽に限らず、どの分野でも未来有望な新人が出てこないのは不幸なことだが、このコンピレーション・アルバムを聴くと日本のロックンロールは明るいと実感できる。今最もヒップなロックンロールを知りたければ、これほど最適なアルバムは他にないと断言したい。そして、このアルバムをきっかけに各バンドのオリジナル作品にも是非触れて欲しい。彼らこそが明日のロックンロールを切り拓いていく真のイノヴェーターなのだから。(text:椎名宗之)

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