横アリで某“こんにちは!事業”年長組卒業ライブを見た翌日、三十路ミドルな誕生日を迎えました。日付が変わって以降、その日が終わるまで…どころか今日に至るまで、いろんな方々から立て続けにお祝いメール&電話&手紙等々を頂いて本当に嬉しかったし、よく覚えててくれたなぁと感激。つくづく幸せ者でござんす。
誕生日当日の夜は、中野にあるもつ鍋の名店で大切な仲間たちにお祝いしてもらいました。初めて試した塩もつ鍋は醤油味と比肩する美味しさで、調子に乗って焼酎のボトルを軽く2本空けたのはご愛嬌です。
皆さんのイメージの中ではやはり僕と言えば酒なのか、切子細工のロックグラスや銅製のタンブラー、白角やジャック・ダニエルのボトル(with 鮭とば)、ダルマやシーバスのミニチュア瓶といった酒燃料系の品々を贈答して下さいました。
重低音がバクチクする…かどうかは判らないですが高価なBOSEのイヤホンや、持ち方を矯正する箸をプレゼントして下さった方もいました。僕は絶望的なほど箸の持ち方がなっていないので、これから毎日使う所存です。昔、お付き合いしていた女性のご両親と食事をご一緒した際に、焼き魚の食べ方を知らないんじゃないかと指摘されたこともあったくらい箸の持ち方がなってないので嬉しいです。ははは。って笑い事じゃないか。ははは。
有り難いことに、乾杯の宴をご一緒して下さった某バンドマンのファンの方からもプレゼントを頂いてしまいました。しかも、その某バンドマンにプレゼントを預けたというのだから申し訳ない限り(笑)。さらに言うと、そのバンドマンはツアー帰りの足で尋常じゃない疲れのなか宴に参加してくれたのであります。あれはうっかり涙出そうになりました。
プレゼントももちろん嬉しいのですが、もっと嬉しいのは添えられた直筆のカードや手紙だったりします。ふぞろいな文字ほど温もりを感じるし、何度も読み返してしまいます。今年も京都のダチから温かい手紙を貰えたし、今年はさらに去年2回ほどインタビューさせてもらった女性アーティストから突然お手紙を頂いて驚きました。早く便箋を買って返事を書かなければ!
頂いた誕生日おめでとうメールの中で、「素晴らしき中年ライフを!」というメッセージをくれたバンドマンがいらっしゃいました。自分が若いとはもちろん思いませんが、言われてみりゃもう中年だよなー、というのを意識したのは多分初めてです。ただ、中年になれて良かったとは心底思います。若さゆえの衝動をあからさまにぶつけるある種の特権みたいなものは昔からこっぱずかしいし、そんなものは胸の奥のほうに密やかに秘めていればいいと思っているので、そんな暑苦しさとはある程度距離を置ける中年…まぁオッサンですが、になれて万々歳っちゅう感じ。燃えたぎる情熱なんざひた隠しにして、「あの人、ホントいつもいい加減だよねー」と言われるようなうしろ指さされ組で常にありたいと思ってます。うしろ髪をひかれ隊とは思いませんけどね。って古すぎるよ。ははは。
幸いにして、僕の周りには心底シビれる恰好いい人生の先輩方が多々いらっしゃるので、彼らのおっきな背中を追いかけていられるうちにまだまだいろんなものを吸収してやろうと思うのです。下の世代からどう思われようが関係なし。単なる調子のいいオッサンで充分です。ただ、我が愛しの先輩方に「椎名もだいぶ成長したな」って思われるのが一番嬉しい。そんなことを感じた2009年のバースデー・ウィークでありました。お祝いしてくれた皆さん、本当にどうも有難う御座いました。(しいな)
posted by Rooftop at 20:59
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