ギター 編集無頼帖

野方金曜会

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 よく商店街で会うご近所のヤスオさん(仮名)家で毛ガニパーティーが開かれるとシミーズさん(仮名)から連絡が入ったので、フジテレビでやってた花の82年組の映像に後ろ髪を引かれつつ向かうと期待通り石川兄貴(仮名)もいらっしゃって一気に飲酒量が加速した金曜日なのでした。
 コチトラ楽しさの余り酒が染み入りたびたび寝落ちしてしまい、明け方に下北のバーへみんなでタクシーで向かった記憶が曖昧なり。バーに着いて呑んだ後の記憶もまた曖昧なり。ヤスオさん(仮名)が炸裂していたことしか記憶なし。まぁ、昼近くのつい今し方まで炸裂していたと言えないこともない。ははは。
 まぁしかし、下北で呑むっちゅう習慣もだいぶ減ったなぁ。シミーズさん(仮名)と井の頭線経由で帰宅する車中、新代田という文字が見えました。いまこの土地の駅前で大切なダチがライブハウスを建設中です。人徳のある男なので、すでにいろんな仲間がヤツのサポートをしているようです。今さらしゃしゃり出ても何がどうなるわけじゃないが、早いとこ陣中見舞いに行かんとなぁ。(しいな)
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ギター 編集無頼帖

ゼータクな一席

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 久方振りに取材後に行き着けの居酒屋“大小原”へ。前日にレコーディング作業をほぼ終えた友康さんに存分に身体を動かしてもらい(旧ロフト跡地があんなことになっているとは…)、芸協/にゅうおいらんずのベン片岡兄貴もお呼びして一席。
 何の因果か“大小原”のマスターが友康さんにマーチンのアコギを贈呈する一幕があり、気持ち良さげにギターを爪弾く友康さんに対してうっかりリクエストをお願いしてしまう我々。ベン兄貴はイーグルスの『ホテル・カリフォルニア』やジャズのスタンダード『枯葉』等々を、僕も調子に乗って心のスタンダードである松山千春の『旅立ち』を(笑)。日本屈指のギターの名手が目前で奏でて下さるのだから本当に贅沢極まりないです。
 友康さんも一度ギターを手にすると延々弾きっぱなしで、ギターを弾くことが心から好きなんだなぁ…と改めて実感。そしてギターを弾く姿がとても艶っぽい。ありゃ女子は惚れ惚れしますわ、ははは。
 今年こそはどこか適宜なタイミングで友康さんのリサイタルをやりたいなぁと思ってます。もうだいぶ前から話だけはご本人ともしてるんですが、なかなかタイミングが噛み合わずで。呑みながらあの流麗なギターを聴ける喜びを是非みなさんと共有したいので、実現ご希望の方は書き込みに熱い思いを残していって下さいませ(笑)。(しいな)
posted by Rooftop at 19:33 | Comment(14) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

nine

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 野球では試合に出場する選手を“ナイン”と呼び、ベートーヴェンの交響曲は第“九”まで、戦争放棄を規定している日本国憲法は第“9”条、ジョン・レノンのレパートリーなら『Revolution No.“9”』と『#“9”Dream』、ジョージ・ハリスンなら『Cloud“Nine”』、『上を向いて歩こう』なら坂本“九”、「なかなか死なない」のことわざは英語で「Cats have“nine”lives」、中学の時に背伸びして読んだのはサリンジャーの『“ナイン”・ストーリーズ』、かつて古本屋で全巻揃えて読んだのは石(ノ)森章太郎の『サイボーグ00“9”』、算数の基本は“9”ד9”=81。8と1は足すと“9”。
 “9”という数字には斯様にして(お願い)魅惑の(ターゲット)因縁めいた符合が多々あります。そしてすでに( )表記でネタばらしをしてますが、昨日2月1“9”日は我が敬愛する女性エンターテイメント・ユニットのCDデビュー“9”周年でありました。
 とある今後の目論見があって、渋谷某所で行なわれた“9”周年“記念”イベントに我がロフトに縁の深い某バンドマンと個人的に縁の深い某萌え系(!?)バンドガールを事務所の方にお願い(魅惑のターゲット)して招待してもらいました。その後は当然の如く会場近くの呑み甲斐ある居酒屋で終電間際まで飲酒。キャリア四半世紀のバンドマン氏は、ピンク・レディがラジオの公開録音で近所まで来たのを見た以来の同種イベントだと仰ってました(笑)。大御所なのにも関わらず、常に平身低頭な佇まいにはただただ恐縮です。
 某バンド女史は本日の主役についてかなり造詣が深く(それを知ったのはつい最近)、普段なかなか共有できぬ話題ゆえに本気で楽しかったなぁ…。って、何のことやらさっぱり意味不明ですよね。ははは、申し訳ないです。
 昨日はデビュー“9”周年の節目だけにセットリストもグッと来るポイントが多々ありましたが、現場を離れることになるマネージャーさんに向けたヲタもだち一堂による二階関係者席を見上げての“れう子コール”にはうっかり涙腺を衝かれました。これも事実通じゃない方には何のことやらって感じで申し訳ないのですが、マネージャーさんがそのコールを受けて声涙倶に下る姿を拝見して、こちらも思わず感極まってしまいました。
 さぁ。あれだけイイもん見させて頂いた以上は本業もアクセル全開で突っ走るほかありません。いつまでもだらだらと腐ってないで、“さぁ、早速盛り上げて行こか〜!!”って感じでしょうか。ディランに通じる“Forever Young”な精神で“Endless youth”、そして軽やかに“スキップ!”できる毎日を送りたいものです。なーんちて。ははは。(しいな)
posted by Rooftop at 02:09 | Comment(0) | 編集無頼帖

ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと第50回 2/9

☆レコーディングスタジオへ行く

Rooftop内コラム“遊星横町”の「横」である横山さんのバンド“テルスター”が、以前Rooftopでインタビューさせていただいたレコーディング・エンジニアの田村さんが働く“スタジオ フライハイト”でレコーディングをしているというので編集長とともに行ってきました。
STUDIO FREIHEITは、小田急線千歳船橋からすぐ。駅前で差し入れを買い、スタジオに向かうと、楽器を抱えたテルスターの皆さんが作業をしていました。
編集長は、これまでにもいろいろなバンドのレコーディング中に何度かスタジオ フライハイトにお邪魔しているとのことで、すっかりくつろぎモード。
そして、ジャン!これです。
知り合いのレコーディングスタジオで、出前を取る人。
一番においが出るギョーザもあります。

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テルスターがスタジオに入っている間に出前の注文をし、出前の人がやってきた時にはメンバーは「誰か頼んだっけ?」とばかりにキョトン顔。その後、ラーメンをすする編集長を見て、メンバー苦笑。
「スタジオに遊びに来て、1人で出前取ってる人初めて見ましたよ。」

ギターのマスくんが言いました。
「しいなさん、ゴハン食べに来たんですか(笑)?」

そりゃ、そうです。
私は、ほとんどスタジオに行ったことはないのですが、たぶん訪れた人が出前を取ることはなかなかないと思います。
しかも、編集長が頼んでいたラーメンが超辛いやつらしく、1人汗をタラタラとさせながら食べられていました(笑)。

でも、スタジオの雰囲気は終始ワイワイとしていて、とても良い作品ができそうな予感です。
テルスターのこの作品がいつリリースされるのかという、大事な話を聞き忘れてしまったのですが、楽しみに待ちましょう!たぶん、メンバーのそれぞれのブログには何かしら書かれていくと思います。

(やまだ)
posted by やまとも at 14:28 | Comment(0) | やまだのひとりごと(仮)

ギター 編集無頼帖

実録!中年ライフ

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 横アリで某“こんにちは!事業”年長組卒業ライブを見た翌日、三十路ミドルな誕生日を迎えました。日付が変わって以降、その日が終わるまで…どころか今日に至るまで、いろんな方々から立て続けにお祝いメール&電話&手紙等々を頂いて本当に嬉しかったし、よく覚えててくれたなぁと感激。つくづく幸せ者でござんす。
 誕生日当日の夜は、中野にあるもつ鍋の名店で大切な仲間たちにお祝いしてもらいました。初めて試した塩もつ鍋は醤油味と比肩する美味しさで、調子に乗って焼酎のボトルを軽く2本空けたのはご愛嬌です。
 皆さんのイメージの中ではやはり僕と言えば酒なのか、切子細工のロックグラスや銅製のタンブラー、白角やジャック・ダニエルのボトル(with 鮭とば)、ダルマやシーバスのミニチュア瓶といった酒燃料系の品々を贈答して下さいました。
 重低音がバクチクする…かどうかは判らないですが高価なBOSEのイヤホンや、持ち方を矯正する箸をプレゼントして下さった方もいました。僕は絶望的なほど箸の持ち方がなっていないので、これから毎日使う所存です。昔、お付き合いしていた女性のご両親と食事をご一緒した際に、焼き魚の食べ方を知らないんじゃないかと指摘されたこともあったくらい箸の持ち方がなってないので嬉しいです。ははは。って笑い事じゃないか。ははは。
 有り難いことに、乾杯の宴をご一緒して下さった某バンドマンのファンの方からもプレゼントを頂いてしまいました。しかも、その某バンドマンにプレゼントを預けたというのだから申し訳ない限り(笑)。さらに言うと、そのバンドマンはツアー帰りの足で尋常じゃない疲れのなか宴に参加してくれたのであります。あれはうっかり涙出そうになりました。
 プレゼントももちろん嬉しいのですが、もっと嬉しいのは添えられた直筆のカードや手紙だったりします。ふぞろいな文字ほど温もりを感じるし、何度も読み返してしまいます。今年も京都のダチから温かい手紙を貰えたし、今年はさらに去年2回ほどインタビューさせてもらった女性アーティストから突然お手紙を頂いて驚きました。早く便箋を買って返事を書かなければ!
 頂いた誕生日おめでとうメールの中で、「素晴らしき中年ライフを!」というメッセージをくれたバンドマンがいらっしゃいました。自分が若いとはもちろん思いませんが、言われてみりゃもう中年だよなー、というのを意識したのは多分初めてです。ただ、中年になれて良かったとは心底思います。若さゆえの衝動をあからさまにぶつけるある種の特権みたいなものは昔からこっぱずかしいし、そんなものは胸の奥のほうに密やかに秘めていればいいと思っているので、そんな暑苦しさとはある程度距離を置ける中年…まぁオッサンですが、になれて万々歳っちゅう感じ。燃えたぎる情熱なんざひた隠しにして、「あの人、ホントいつもいい加減だよねー」と言われるようなうしろ指さされ組で常にありたいと思ってます。うしろ髪をひかれ隊とは思いませんけどね。って古すぎるよ。ははは。
 幸いにして、僕の周りには心底シビれる恰好いい人生の先輩方が多々いらっしゃるので、彼らのおっきな背中を追いかけていられるうちにまだまだいろんなものを吸収してやろうと思うのです。下の世代からどう思われようが関係なし。単なる調子のいいオッサンで充分です。ただ、我が愛しの先輩方に「椎名もだいぶ成長したな」って思われるのが一番嬉しい。そんなことを感じた2009年のバースデー・ウィークでありました。お祝いしてくれた皆さん、本当にどうも有難う御座いました。(しいな)
posted by Rooftop at 20:59 | Comment(6) | 編集無頼帖

ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと 第49回 2/6

☆イケメン俳優・佑太、Rooftop編集部にやってきた!


先日、この「ひとりごと」で、こんな記事を書きました。
http://rooftop.seesaa.net/article/113301502.html
最後に「ZAK ZAK編集部も良いですが、東京・百人町Rooftop編集部にもぜひ遊びに来てくれることを楽しみにしています」と書いたところ、ブログを見た佑太くんのマネージャーさんから「来週行かせてもらいます」と電話が来ました。

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せっかくイケメンがやってきたので急遽撮影会。道ばたに椅子を置いただけなのに、嫌な顔ひとつせずにこのスマイル。

というわけで、ダンスと早食いが特技という“和製ブラピ”(!?)イケメン俳優・佑太(23)が“最遊記歌劇伝-Dead or Alive-”のPRのため、SAK SAK編集部ことRooftop編集部にやって来た!! 入口が開いて佑太くんが顔を覗かせると編集部が一気に華やかになったような雰囲気。佑太くんの詳しいインタビューは掲載済みなので、そちらをお読み下さい。

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コリアンタウンでお買い物。他ではあまり見かけないキムチを試食。

最近の佑太くんは舞台も控えているからか、腹筋100回と、5〜6kmは走っているとのこと。
舞台『最遊記歌劇伝』は、キャラクターが歌って踊ってを繰り広げるミュージカルで、キャストが好きな方も、コミック『最遊記』が好きな方もどちらも楽しめるものになっている。原作のコミックのミュージカルとなると双方のバランスを取るのが難しそうだが…。「まずは原作をよく読んで、それを崩さないようには考えてますが、自分なりの表現もしていきたい」だそう。プレッシャーは「まだないです。新人なので、みんなに付いていくこととか、足を引っぱらないようにするのが先にあるので…」とのこと。普段はダンスの先生として小学生に教えているのだが、「今回は自分が引っぱる立場ではない分、初心に戻ることができて良い経験ができています」。ちなみに舞台の出演者は、「男らしくてかっこいい方ばかり。ジュリエットさんはすごく好きだと思います」という情報も提供してくれた。
ちなみに、佑太くんの好きな女性のタイプは「年上で正直な人。でも上が2回り、下も1回りぐらいまではオッケーです(笑)」。ついでに理想のデート像を聞いておこう。「スケジュールを決めないデートがいい!」なのだそう。バレンタインも近くなり、男子も女子もソワソワする季節となったが、「機会がなくて、親とかにしかもらったことがない」そうなので、佑太くんにチョコレートを渡したい!という方はRooftop編集部まで。責任を持ってお届けします。

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日本のコリアンタウンと呼ばれている百人町なので、やっぱりこのポーズ。“和製ブラピ”ではなく、“和製ヨン様”となった。…無理矢理やってもらってすいません。

 舞台は大人気コミック『最遊記』のミュージカル化。昨年9月に幕を閉じた続編公演。キャラクター再現度の高い衣装やメイクはもちろん、若手実力派俳優が繰り広げる。「みんなの足をひっぱらずに、でも自分をどんどん出していきたいと思います。応援よろしくお願いします!」と元気にPRした。


●最遊記歌劇伝−Dead or Alive−
東京公演(サンシャイン劇場):2009年3月20日(金祝)〜29日(日)
大阪公演(イオン化粧品 シアターBRAVA!):2009年4月11日(土)〜12日(日)
http://www.saiyukikagekiden.com/

http://www.minacle.co.jp/



(オマケ)
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いつのまにかカメラマンと化していた編集長。一番ノリノリで写真を撮ってました。



(やまだ)
posted by やまとも at 17:18 | Comment(6) | やまだのひとりごと(仮)

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Rooftop2月号のラインナップ





exclusive interview

BEAT CRUSADERS
ヒダカトオル本厄記念エンダァ単独デビュー10周年!
メジャー初のベスト・アルバム『VERY BEST CRUSADERS』から辿る愛と幻想の“POP”シズム!
FAR FRANCE
規格外のスケール感と得体の知れぬ無軌道なエナジー!
剥き出しの衝動全開に疾走する若き異能の才が放つ型破りのポップ・ミュージック!
polyABC / master+mind+R:森重樹一×kyo×tsubaki / American Short Hair / opening / リスペクト!ショーケン!! / THE COLTS / ロザンナ / 田代まさし / 『Melodizm』発売記念対談:LACCO TOWER×Fee


雑文爆裂都市 〜COLUMN THE BURST CITY

◎吉田 肇(panicsmile)『中央線高架下における悪あがき的音楽生活』
◎植木遊人+星野概念+横山マサアキ+町田直隆『遊星横町』
◎第101回 カタル(ニューロティカ)『今夜はトゥナイト』
◎第3世代的コラム『スリーアウトでもチェンジしないぜ!!!』
◎谷口 健 (BEYONDS)『砂の上のダンス』
◎bloodthirsty butchers『裏のスジの突き当り』
月刊 怒髪天:増子直純『ZOOMYの眼』
◎おじさんの眼 世界放浪篇〜大海原をゆく:世界一周103日間の船旅に挑戦〜


REGULARS

☆DISK RECOMMEND
☆ジュリエットやまだの『あ・き・す・と・ぜ・ね・こ』

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BEAT CRUSADERS('09年2月号)

BEAT CRUSADERS

ヒダカトオル本厄記念エンダァ単独デビュー10周年!
メジャー初のベスト・アルバム『VERY BEST CRUSADERS』から辿る愛と幻想の“POP”シズム!


 2004年の初夏に背徳のメジャー契約を交わし、ミニ・アルバム『A PopCALYPSE NOW〜地獄のPOP示録〜』でメジャー・デビューを果たしてから早5年。異能のお面貴族ことビート・クルセイダースがメジャー移籍後初のベスト・アルバム『VERY BEST CRUSADERS』を発表する。堅苦しい話は抜きにして、その尋常ならざる“POP”血中濃度の高い優れた楽曲の数々を堪能して頂ければただそれで良いのだが、ひとつだけ。彼らのお面史におけるこの5年間は、ヒダカトオルというポップ・ミュージックに取り憑かれた男がメジャーという大舞台で自分の信じる音楽と常に真っ向勝負を挑み続けた闘争の日々だったと言える。インディー末期に自身以外のメンバーが脱退するというアクシデントをモノともせず、名うてのメンバーを招集してバンドを新生させたヒダカは、異常なまでの過密スケジュールの中で極めて高水準な楽曲を生み出し続けた。それは結果としてシングル9枚、ミニ・アルバム1枚、オリジナル・フル・アルバム3枚、スプリット・アルバム3枚として結実し(これに各種客演やコンピレーションを加えると膨大な数になる)、バンドは一躍衆目の的となった。僕がいつも感心するのは、彼らがインディーのアティテュードとプライドを胸に秘めながら大衆音楽の土壌で闘っていることである。メジャーに偏ることも、インディーに偏ることもなく、ごくごく軽いスタンスでその境目を自由に行き来している彼らの存在はとてもユニークだし、小さなライヴハウスを出自とするバンドがどんどん大きな存在になっていくのを見届けるのは純粋に楽しい。そしてとりわけ素晴らしいのは、ポップ・ミュージックに対する彼らの偏愛っぷりが全く薄れていないことである。こよなく音楽を愛し続ける男たちが世間から真っ当な評価を受けているのを見ると、思わず性善説を信じたくなる。インディー時代の単独デビューから今年で10周年、彼らの愛と幻想の“POP”シズムはお面の下で益々激しく脈打っているのだ。(interview:椎名宗之)

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FAR FRANCE('09年2月号)

FAR FRANCE

規格外のスケール感と得体の知れぬ無軌道なエナジー!
剥き出しの衝動全開に疾走する若き異能の才が放つ型破りのポップ・ミュージック!


 一昨年から下北沢シェルターで敢行している『Waiting For My Men』や昨年の夏に新宿ロフトで開催した『大運動会 2008』といった自主企画で実力と知名度を着実に伸ばしているFAR FRANCEが、初のスタジオ・レコーディング作品『AHYARANKE』を満を持して発表する。彼らが本懐を遂げる場であるライヴでの無軌道な衝動や闇雲な熱量はそのままに、全編アナログ・レコーディングで成し得た図太い音圧と荒くれた爆音に充ち満ちた右往左往の変幻自在サウンドは本作でも健在なれど、特筆すべきは歌に重点を置いた楽曲が増したことである。本人たちにもまるで予測不能、決して一筋縄では行かぬ複雑な展開の楽曲が彼らの身上ゆえに見過ごされがちだが、本作に収録されている珠玉の8曲を聴けば彼らが類い希なるポップ・センスを持ち合わせていることがよく判るはずだ。もちろん口当たりの良いポップ・ソングなど皆無ではあるけれど、何かが異常なまでに過剰で何かが異常なまでに欠落している異形のポップ・ミュージックを存分に堪能できることを約束する。大衆性と対極にある前衛性、前衛的大衆性とでも言うべき絶妙なブレンド感覚を、まだ弱冠20歳前後の彼らは野生動物の如き嗅覚で本能的に理解しているのだ。全く末恐ろしい若鷲が現れたものである。(interview:椎名宗之)

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polyABC('09年2月号)

polyABC

心のひだに深く沁み入る12篇の歌が浮き彫りにした“愛おしさの不思議”


 紛うことなき傑作である。前作『Imprint****』で和製ネオ・ギター・ポップの金字塔を打ち立てたpolyABCが放つ3rdフル・アルバム『wonder of dear』は、至上のメロディ・センスを武器とした楽曲のクオリティ、有機的なアンサンブル、瑞々しく艶やかなヴォーカル、作品全体に貫かれたコンセプト、そのどれを取っても過去随一の逸品である。polyABCの代名詞でもある、得も言われぬ昂揚感が訪れる快活なポップ・チューンにもいつも以上の期待をしてもいいと思う。ただしこのアルバムが優れているのは、そうした春の陽光にも似た明るさよりも真冬の凍てついた夜空を想起させる憂愁の色が濃いところである。それはまるでこの季節に舞い散る雪のようであり、彼らが発する音の素粒子は雪の結晶のような形をしているのではないかと思うほどだ。澄みきった冬の夜空に吐く息は、儚くも遠い彼方へと消える。そんな儚いものほど僕らはなぜか惹かれてしまう。確たる理由も見当たらないのに心を奪われる“愛おしさの不思議”を、彼らは誰しもが口ずさめる平易な12篇の歌にしたためた。そのどれもが五臓六腑に深く沁み入る銘酒の如き一級品だ。しなやかに、そしてしたたかに酔えるのだ。やはりこのアルバム、どれだけ控えめに言っても紛うことなき傑作である。(interview:椎名宗之)

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American Short Hair('09年2月号)

American Short Hair

何が出るかは予測不能!? おもちゃ箱のような4人組。


 下北沢を中心にライブ活動をスタートさせてから4年。迫水秀樹(Vo&G)、横川翔太(G)、松本一真(B)、杉本賢二(Dr)からなる4人組American Short Hair(アメリカンショートヘアー)。昨年11月にリリースされた1st.アルバム『にや』では、ファンク、ロック、ジャズ、歌謡、童謡といった固定要素も、Aメロ→Bメロ→サビといった予定調和もない。作詞・作曲を手がける迫水の溢れ出るアイディアを、自由にそして気持ちが向くままに1つの曲に仕上げていったという感じ。擬音語も多用され、1曲ごとが映画を見ているかのように聴き手の想像世界を豊かにさせ、いつのまにかAmerican Short Hairの作り上げる世界にグイグイと吸い込まれていくようである。
 今回は、3月に行われる代官山ユニットでのライブにも出演するAmerican Short Hairに『にや』のこと、そしてライブのお話をじっくりと伺った。ライブは想像を超えた独特の雰囲気を作り上げる。いずれは、この既存の枠にとらわれないスタイルを確立するだろう彼らに大いに期待して頂きたい。(interview:やまだともこ)

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opening('09年2月号)

opening

言葉ではなく、心で感じるものがここにある


 2007年1月25日に、新宿ロフトでの初ライブで幕を開けたピアノエモ・インストゥルメンタルバンドopeningから、待望の1st.アルバム『黙』がリリースされる。ピアノが核となる彼らのサウンドは、激情と寂寞が共鳴し、聴く者の聴覚だけでなく視覚までも刺激する。言葉は無くても、伝えたいことがしっかりと伝わってくるこの作品は、日本人独特の繊細な旋律に和のテイストを随所に散りばめ、日本だけでなく海外でも受け入れられる可能性を持つ。言葉ではなく、心で通じ合える瞬間を感じることができるだろう。
 今回は多くの人の心を揺さぶるであろう楽曲に至るまでの経緯も含め、openingがどんなバンドなのかをまず知ってもらいたい。(interview:やまだともこ)

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リスペクト! ショーケン!!('09年2月号)

リスペクト! ショーケン!!

今も色褪せることなく数多くの人間を惹きつけるヒーロー、“ショーケン”こと萩原健一!
ショーケンが最もギラギラしていた70年代に出演した映画&TVドラマのサウンドトラックが一挙初CD化!


text:馬場敏裕(タワーレコード渋谷店 サウンドトラック担当)

 「どうしてこの邦画サントラが簡単に聴けないんだ! 名盤だろ、名盤!」という日本のサントラに焦点を当てて取り組む(僕の勝手な解釈ですが)〈富士キネマ〉は、まず“廃盤になっているのが不思議でたまらない”『マルサの女』を世に復活させた。これで、急に「“マルサ”が聴きたい!」と思っても困ることはなくなった。その〈富士キネマ〉が、次に一大プロジェクト的に敢行し、一気に3タイトルも出すのが、萩原健一主演3作品のサントラだ。僕は、常日頃から思っていた。ユーサクのサントラはほぼ完璧の如く出ているのに、ショーケンのサントラはどうしてほとんどCD化されていないんだ!? と。その小さな叫びと共鳴するかのように現れた企画が今回の3枚だ。
 知っている人は知っているが、今、海外は、60年代・70年代のサントラのCD化がもの凄いラッシュだ。ほとんどブームと言ってもいい。僕は東海道新幹線と同じ年齢だが、そんな年代が多感な時期を何で暮らしたかと言うと、その多くが“映画音楽”“フュージョン”“イージーリスニング”なのだ。そしてその波はその後、さまざまに昇華されて行くが、名曲を湯水のように送り出していた最後の時代が70年代後半〜80年代初頭ぐらいなのではないかと思っている。現に、商店街のBGMなどでうっすらと聴こえるナンバーのほとんどがその年代であり、90年代以降のメロディであることはほとんどあり得ない。そして、僕自身がそのリアルタイムであるため、その後の人間が70年代の音をどういう感覚で受け止めているのか、客観的に受けることができない。“いいものはいつ聴いてもいい”というのはウソだ。昔いいと思わなかった曲が今美しく聴こえ、少年期にすげぇと思った曲がそうでもない失望を味わったことはたくさんあるだろう。が、確証がある。それは、まだ誰も知らないだろうと思っていたサントラを僕が推しまくった時には、共感者(初めて聴く人も含む)が多い時は最低でも数百人はいたという感動だ。ゴキブリは一匹見つけると、30匹はいるという。自分と同じ顔を持つ人は30人いるという。一人、大ファンがいるということは、必ずファンが多数いるのだという確証。これだけが、僕を勇気づける。ショーケン・サントラ、つまりは井上堯之、大野克夫といった元スパイダースのサウンド・クリエイターが紡いだ楽曲たちだ。そして、そのいずれもがショーケンの作品だから…といった思い入れから恐らく作られている。しかし、時代を築いた人間たちの作った音だからという意味合い以外の、音として格好いい、その単純な理由も大きくそこには横たわっているのだ。

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THE COLTS('09年2月号)

THE COLTS

ウェルカム・バック、コルツ!
干支一周分の活動を網羅したメジャー&インディー・ベストを引っ提げ、あの至高のエンターテイメント楽団がシーンの最前線へ帰ってきた!


 昭和83年(2008年)4月13日に日比谷野外音楽堂で行なわれたライヴをもってザ・マックショウがひとまずの活動休止をしたことを受け、その母体であるザ・コルツが遂に動き出す。まずはそのウォーミング・アップとして、“HATS IN WONDERLAND”、“IN HATFUL HELL”というサブ・タイトルがそれぞれ冠されたメジャー時代(1997〜1999年)とインディー時代(2000〜2008年)のベスト・アルバム2枚を緊急リリース、その発売記念ライヴを今月8日に代官山ユニットにて行なう(チケットはソールド・アウト)。スカ、ブルース、カントリー、ロカビリー、ディキシーランド・ジャズといったありとあらゆるルーツ・ミュージックを我流に咀嚼して怒濤のパーティー・ミュージックを奏でる至高のエンターテイメント楽団として名を馳せてから早十数年、「やりゃあできんじゃん!」という頑ななDIY精神と音楽に対する深い愛情の念という彼らが一貫して体現してきたものが今なお不変であることは、岩川浩二がベスト・アルバムについて語り倒したこのインタビューを読んでもらえればよく判るはずだ。まるで時代と逆行するようなオールディーズ・バット・ゴールディーズな音楽的嗜好やアナログ・メディアに対する深いこだわりにアナクロニズムの極致を見るかもしれないが、岩川は決して最新の音楽やコミュニケーション・メディアの動向への目配せを怠っているわけではない。むしろそうしたトレンドにはかなり敏感であり、それを見極める彼の慧眼には常に確たる根拠がある。その拠り所とは、コミュニケーション密度の高い手作りの表現こそが素晴らしいという揺るぎない確信である。彼は安直にテクノロジーの力を借りた味気のない音楽に唾を吐き、過剰な情熱と温もりを注ぎ込んだ音楽作りにひたすら邁進する。だからこそコルツやマックショウの音楽は薄っぺらい音楽に辟易した我々の琴線に触れまくる。だからこそロックンロールに淫してきた我が身の来し方を正当化できる。だからこそこうしてまたコルツの音楽を享受できる幸運に僕は心から感謝したいのである。(interview:椎名宗之)

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ロザンナ('09年2月号)

ロザンナ

不器用な男の純真を唄う疾風怒濤の3ピース・バンド、
新たなる地平への旅立ちに向けて“レッツゴー・カウントダウン”!


 高円寺を拠点に精力的にライヴ活動を重ね、武骨な男の純朴な心を唄った直情的な歌と燃え滾るようなパフォーマンスで絶大な支持を得ている3ピース・バンド、ロザンナ。前身バンドを経ての再始動から5年、『レッツゴー・カウントダウン』と題された初のフル・アルバムを満を持して発表する彼らは、このアルバム発売のカウントダウンを高らかに告げるべく、すでに昨年9月から高円寺club mission'sにおいて『レッツゴー・カウントダウン・スペシャル』なる自主企画を月一のペースで開催している。“5”“4”“3”“2”“1”と順を追って減っていったサブタイトルのカウントも、今月行なわれる同イヴェントのシェルター公演で遂に“0”だ。この“0”が意味するところは、今回発表されるアルバムが彼らにとってこれまでの集大成的内容でありながら新たな方向性を提示していること、つまりここからまた新たなスタートを切るということである。“0”の仏教上の理念は“空”に集約されると言うが、“空”の先には“宇宙”がある。図らずも収録曲の『カウントダウン』は地球を抜け出して宇宙へと逃避行するラヴ・ソングだが、まるで宇宙を駆け抜ける煌星のような輝きを放つロック・チューンの数々にまずは身を委ねて欲しい。気が付けばブラックホールに呑み込まれるが如く、中毒性の高い彼らの音楽に引き摺り込まれているはずだから。(interview:椎名宗之)

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十夜(from:しゃるろっと)('09年2月号)

※ここはイケメン以外掲載しないコーナーです。 バナー

十夜が語るしゃるろっとの魅力


 今回ジュリエットがお招きしたのは、2001年に結成されたヴィジュアル系バンド“しゃるろっと”のギター:十夜くん。しゃるろっとは、青春時代をモチーフにした歌詞が多いのが特徴で、ポップスから切ないバラードまで幅広いジャンルで楽しませてくれるバンド。
 今回初めてお会いした十夜くんは、おとなしいイメージがありましたが、とにかくノンストップで喋る方です。特に歴史の話がお好きのようです。『三国志』の話をきっかけに話しかけると一番喜ぶと思います(プチ情報です/笑)。身長もスラリと高く、小さなお顔、雰囲気はとても気さくで面白い方でした。最後のあいうえお作文までじっくりお読みください★

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DISK RECOMMEND ('09年2月号)

LOFT PROJECTのスタッフがイチオシのCD・DVDを紹介!!
レビューページの画像をクリックすると、Amazonのページにリンクします。

★以下のジャケットをクリックすると、各レビューが読めます。

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遊星横町 vol.2('09年2月号)

遊星横町 vol.2 

遊星横町から愛を届けにやってきました。


 2月14日はバレンタインデー!! この日のために手作りチョコレートを作った事がある人も少なくないはず!? 大好きな彼氏や、日頃から御世話になっているあの方を思って作るチョコレート。でも、実はチョコレートを作るのが案外大変だということを知っている男子は少ない。今回の遊星横町は女の子の気持ちになってチョコレート作りに挑戦! 最初は乗り気じゃなかった星野概念、横山マサアキ、町田直隆の3人も、チョコレートが溶けて行くにつれて徐々に本気になっていました。しかし、出来上がったチョコレートはすごく残念な形をしていました…。

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posted by Rooftop at 15:59 | レギュラーコラム

第101回 カタルの『今夜はトゥナイト』

第100回 カタルの『今夜はトゥナイト』 

〜祝!連載101回目!! 新たな一歩を踏み出した「今トゥナ」! で、次なる目標は? ……スペシャル〜!!!〜


 ハロ〜☆ミスターモンキー!……って事で101回目です。前回の100回目まではサンザン盛り上げるだけ盛り上げて、やたらと大騒ぎしまくった後での通常営業101回目。……なんなんでしょうかこの感じ。祭りの後の静けさとでも言うんでしょうか。ひとりぼっちの放課後って言うんでしょうか。……とにかくなんだか寂しいんですけど。なにしろ地味なんですけど。ってイキナリ冒頭からブルーなんですけど。こうやって尻すぼみになっていくんでしょうか「今トゥナ」……なんつって! そんな事ある訳ねーっス! 全然元気っス! ヤル気マンマンっス! ココから新たなスタートって気がしてるっス! まだまだトバしていきますよー!!

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posted by Rooftop at 15:58 | レギュラーコラム

月刊・怒髪天 2009年2月号 通算57号 ZOOMYの眼 第44回 増子直純

月刊・怒髪天 2009年2月号

ZOOMYのフィギュア巡礼の旅リターンズ! 〜裏原最大のTOYショップ“SECRET BASE”へ潜入!の巻〜

ZOOMYの眼 第44回

過密なツアー・スケジュールの合間にZOOMYの指先と心を癒すソフビのひとつ、
それは世界にその名を轟かせる“SECRET BASE”ブランドの至高のフィギュア!
代表の“HIDDY”こと木下秀昭氏とバンド結成25周年記念アイテムを画策…か!?


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posted by Rooftop at 15:47 | レギュラーコラム
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