ギター バックナンバー

ドキュメンタリー映画『アナーキー』公開記念特別対談 仲野 茂×川口 潤('09年1月号)

アナーキー

時代に喧嘩を売り、凄絶に駆け抜けた5人の不良少年たち──
今を生きる若者たちに贈る、色褪せぬメッセージを込めた映画『アナーキー』


2006年に発表されたアナーキーのコンプリートBOX『内祝』に収録されていたドキュメンタリー『アナーキー!』が、追加撮影とアレンジを加えたリミックス・ムービー『アナーキー』として生まれ変わった。オリジナル作品は、元アナーキー親衛隊で現在は映画監督である太田達也。'81年制作の8mm映画『ノット・サティスファイド』の監督も務めた太田にしか捉えきれなかった映像とメンバーの発言は実に生々しく、日本のパンク黎明期の時代の空気や瓦解していくバンドの末路をもリアルに焼き付けた先鋭的な内容である。リミックスを担当したのは、ボアダムスの歴史的イヴェントを追った『77BOADRUM』を始め、レンチやイースタンユースのPVなどで若手ミュージシャンたちから絶大な支持を集める川口 潤。アナーキーが日本中に衝撃を与えていた'80年当時にまだ生まれていなかった今の若い世代に贈りたいという本作のコンセプトを受け、川口は今日性を念頭に置いた客観的な視点で再編集を試みている。その川口とアナーキーの仲野 茂のトーク・セッションを映画の公開を記念して企画した。ちょうど30年前に埼玉の5人の不良少年が勢いだけでバンドを組み、やがて日本のロック・シーンと社会に強烈なインパクトを与える時代の寵児となり、価値観の相違による瓦解の果てにとある“事件”が起こりバンドが失速していくまでの7年間を追ったこの秀逸なドキュメンタリー映画をめぐって、両者に語り倒してもらった。(interview:椎名宗之)

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STREET KINGDOM 地引雄一インタビュー('09年1月号)

STREET KINGDOM  地引雄一インタビュー

今だ鳴りやまぬ都市を生き抜くためのビート
東京ロッカーズと80'sインディーズシーンの軌跡


日本のそれなりに長いロックの歴史の中で転換期と呼べる時代がいくつか存在する。例えば、70年代初頭、フラワー・トラヴェリン・バンド、はっぴいえんど、頭脳警察などが活動していたニューロックの時代は日本のロック勃興期として非常に重要な時代だった。そして今回取り上げる東京ロッカーズと80'sインディーズの時代もまた、語るに足る大きな転換期の一つだ。
先日発売された書籍『ストリート・キングダム』は、1978年に誕生した東京ロッカーズから80年代前半のパンク/ニュー・ウェーブの時代の出来事を当時の写真や資料と共にまとめたものだ。初版は1986年で長らく絶版だったが、幅広い世代から多くの要望を受け、大幅な資料追加と加筆の上、改訂版として待望の復刊を果たした。著者の地引雄一はこのシーンの貴重な証言者であり、また立役者でもあった人物だ。東京ロッカーズが生まれてから今年で30年。あの熱狂の時代を地引は今、どのように捉えているのか。
(写真提供:地引雄一/文責:加藤梅造)

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LIZARD('09年1月号)

LIZARD

次世代に継ぐ、自らの歴史を凝縮したコンプリートBOXリリース!


80年初頭、“東京ロッカーズ”と呼ばれたムーヴメントの中核を担ったLIZARD。1月30日にリリースされることになった『ブック・オブ・チェンジズ コンプリート・ワークス・オブ・リザード 』は、未発表音源を含む全トラック('73〜'08)を網羅したCD10枚組に加え、未公開ライブ映像を収録したDVDがセットになった奇蹟のコンプリートBOX。112Pに及ぶブックレットはジャン=ジャック・バーネルとモモヨの対談や数々の写真を収めた、垂涎の内容!
今回は、LIZARDのモモヨさんと、コンプリートBOXの発案企画者であるトランスフォーマー代表の石毛栄典さんにお話を伺った。「若い世代に聴いて欲しい!」と、お二人が口を揃えて言われていたように、この時代を見てきた方にしかわからないこと、この時代に感じたこと、この時代だからこそ得ることができたものを次の世代に繋げていきたいという思いが、このボックスには詰め込まれているようである。当時を知る人には懐かしく、知らない人には新しい発見の連続になるだろう。我々も当時を見ていない人なので、あれこれ質問させていただいた。丁寧に教えてくれるモモヨさんの姿がとても印象的だった。
今のように飽食の時代にはない何かをひとつでも感じ取ってもらいたいと思う。(interview:やまだともこ +横山マサアキ)

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「愛のむきだし」園子温インタビュー('09年1月号)

愛のむきだし

愛は盗撮、愛は勃起、愛は寛容、愛は真実──
園子温監督が“純愛”をむきだしにした、至上の237分!!


『自殺サークル』『紀子の食卓』など上映作品はすべて世間を揺るがし、国内海外の映画祭で常に高い評価を受ける園子温監督の最新作『愛のむきだし』がいよいよ公開される。「無敵の“純愛”エンタテイメント」と銘打たれたこの作品だが、当然のことながら園子温映画が巷にあふれる安易な純愛ものであるはずもない。園監督の友人でもあり、かつて盗撮界のカリスマとして崇められた男が、新興宗教にはまってしまった妹を教団から力ずくで奪い返したという実話をベースに、罪と罰、欲望と禁欲、キリストと新興宗教、家族と共同体など、さまざまな要素を複雑に絡み合わせて完成させた237分の長篇大作映画なのだ。まさに映画のむきだし! もしあなたが最高の映画体験をしたいのならば、絶対にこの映画を見逃してはならない。(Interview:加藤梅造)

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徳山秀典('09年1月号)

※ここはイケメン以外掲載しないコーナーです。 バナー

お芝居で嘘を付きたくない。
徳山秀典の役作りへのこだわり。


今回ジュリエットの部屋にお招きしたのは俳優の徳山秀典くん。紹介していただいたんですけど、最初に名前を聞いて「えっ!?」って思いましたよ。だって、昔出演されていた『ぼくらの勇気 未満都市』や『GTO』とか、毎週楽しみにして見てましたから。だから、お会いする前は実はすごく緊張してました。でも、実際お会いした徳山くんは、とても気さくで優しくて筋肉が綺麗、という素敵なロミオさんでした。現在放送中の『炎神戦隊ゴーオンジャー』ではゴーオンゴールド / 須塔大翔役を熱演。また、eroicaというバンドでも活動中で、1月には大阪でライブがあります。様々な分野で活動している徳山くんがこれからも楽しみです!!

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DISK RECOMMEND ('09年1月号)

LOFT PROJECTのスタッフがイチオシのCD・DVDを紹介!!
レビューページの画像をクリックすると、Amazonのページにリンクします。

★以下のジャケットをクリックすると、各レビューが読めます。

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posted by Rooftop at 18:33 | バックナンバー

遊星横町 vol.1('09年1月号)

遊星横町 vol.1 

遊星横町遂にスタート!!


遂にスタートしたこの新企画。年の初めの1月なので、第一回目はまずお習字に挑戦!! “字は体を表す”という言葉もあるように、植木遊人・星野概念(ストライカーズ)・横山マサアキ(テルスター)・町田直隆がどんな人物なのかを知ってください。確かに、本人をよく表す書体になっているように思います。

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posted by Rooftop at 18:32 | レギュラーコラム

第100回 カタルの『今夜はトゥナイト』

第100回 カタルの『今夜はトゥナイト』 

〜祝! 連載100回目!! ついに到達! スゴイ記録樹立! オレって結構エライかも!? スペシャル!!!〜


ハロ〜☆ミスターモンキー!……っていつものように始まってる場合じゃナッシング! 何よりまずはHAPPY NEW YEAR!!謹賀新年!!あけましておめでとうございます。今年もヨロシクお願いいたします。って事からですよ、この場合。そうなんです、イロんな意味でホントにツラかった? 2008年もアッサリと終わりを告げ、ガッツリとシッカリとそしてスッカリと年が明けちゃって、ついにやってきましたよ2009年。待ちに待ってましたよこの時を。新年早々このRooftopを……しかもカラーとはいえ巻末の、さらにはあまりに字の小さいこの「今トゥナ」まで読んじゃってる程の気持ちと、時間の余裕と集中力と視力がある貴方ならきっと何事も無く無事(「何事も無い」から「無事」なのか! 今更ながら新発見!?)に新しい年を迎えて余裕かましてるハズ。この長引く不況の中、それだけでもとにかくおめでたい訳なんですが、実は御目出度いのはそれだけではないんだっつー事ですよ。大変な事がこの新年早々に起こってるっつーか、ホントはどうでもイイ事かもしれないっつーか……いやいや、僕的にはどーでも良くない大事件勃発!

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posted by Rooftop at 18:31 | レギュラーコラム

月刊・怒髪天 2009年1月号 通算56号 ZUMEXの口 第4回 坂詰克彦

月刊・怒髪天 2009年1月号

ZUMEXの激辛グルメ一番星!
〜とうがらし料理『赤ちり亭』で有酸素運動!の巻〜

ZUMEXの口 第4回

一時期はピーク時から30キロ痩せた元親方の食いだおれ企画が帰ってきた!
好物である菓子パンの脂肪分を燃焼させるために激辛料理に挑戦!
何ッ? そんなに食べたらまた太る!? 何をゆう! 早見優酸素運動! 恋かな〜、Yes!


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posted by Rooftop at 18:30 | レギュラーコラム

ギター 編集無頼帖

新春書き初め(イベント用)

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 年末年始に意外と時間がなくて、昨日くらいからぼちぼち準備しています、某清水さんの新年会イベント。夏休みの宿題にギリギリまで手を着けない性格はいつまで経ってもなおりまへんがな。ははは。
 明日は14時開場・15時開演で真っ昼間からバカ呑みするというトンでもないイベントなんですが、その内容に合わせて買い物をしたり、近所のTSUTAYAに行ってみたり、会社に行ってモニターから聴こえるゲタカルビのライブをBGMに(何と贅沢!)筆書きしてみたりとバッタバタ。しかも主役は何やらノー準備っぽいので、これから家に押し掛けてイベントの密談です。まぁ、ただ酒を呑んで終わりそうな気もするけど(笑)。
 しかし、チケットは完売と聞いているものの、皆さん真っ昼間から集えるのかなー。世間は普通に仕事始めですからねぇ。ま、人がいなけりゃいないで面白いんですけど。明日お会いできる方、存分に酔いどれましょうぞ。あ、西荻着いたー。(しいな)
posted by Rooftop at 20:12 | Comment(2) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

ウッシッシ

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 モゥ幾つ寝る間もなくお正月到来! 親愛なる読者の皆さん、明けましておめっとさんでやんす! 今年も小松の親分ばりにながーい目で見て本誌へのご愛顧をどーかひとつ! ニンドスハッカッカ、マー! ヒジリキホッキョッキョ!(古い)
 本誌新年号は、2009年の幕開けと共に弊社5店舗ではすでに配布中。全国発送は、業者が5日から稼働のためにそれ以降となります。毎月1日配布ゆえのイレギュラー、毎年のことながらどうぞご容赦下さい。また、このweb Rooftopでのインタビュー記事更新も5日の午後以降になります。こちらもながーい目で待ってておくんなまし。表紙巻頭はマスドレにディスチャーミング・マンですよ、奥様!
 お陰様でコチトラ、のんびりとした正月休みを過ごさせて頂いております。昨日引いたおみくじには「願事:諸事かなうが酒をつつしめ」って書いてあったのに、相も変わらずの飲酒続きでありますが。ははは。
 今、毎年恒例箱根駅伝を見ていますが、1区で2位通過の我が母校は2区で早くも16位まで転落です。例年通り短い栄華でした(笑)。
 昨日、星座×干支×血液型の2009年ベスト運勢なるテレビ番組を見ていたら、576位中、不肖私めの水瓶・寅・ABがうっかり1位でした。生きていて一等賞を穫ることはほぼないので、後はもう落ちるだけだとろくな発想が浮かびませんが(笑)、同じ組み合わせのタレントさんが鈴木史朗というのが笑えました。だって史朗ですよ、史朗!
 何はともあれ、新年早々こんな拙文を読んで下さる皆さんに幸多かれ。お互い五体満足な一年でありますように。(しいな)
posted by Rooftop at 09:37 | Comment(2) | 編集無頼帖
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