次号の表紙周りはBEAT CRUSADERSにFAR FRANCE。その他、polyABC、American Short Hair、森重樹一×kyo×TSUBAKIの鼎談、opening、ロザンナ、田代まさし(笑)、LACCO TOWER×Feeなどのインタビューをドドーンと掲載してます。個人的なイチオシは、めでたく復活が決まったTHE COLTSの岩川さんへのインタビューですかね。岩川さんの、デジタルを俯瞰した上での徹底したアナログへのこだわりにはいつものことながらシビレるんだなぁ。余りに共感しまくりなのでページ数も多いです(笑)。どうぞお楽しみにー。(しいな)
編集無頼帖
業務連絡
次号の表紙周りはBEAT CRUSADERSにFAR FRANCE。その他、polyABC、American Short Hair、森重樹一×kyo×TSUBAKIの鼎談、opening、ロザンナ、田代まさし(笑)、LACCO TOWER×Feeなどのインタビューをドドーンと掲載してます。個人的なイチオシは、めでたく復活が決まったTHE COLTSの岩川さんへのインタビューですかね。岩川さんの、デジタルを俯瞰した上での徹底したアナログへのこだわりにはいつものことながらシビレるんだなぁ。余りに共感しまくりなのでページ数も多いです(笑)。どうぞお楽しみにー。(しいな)
編集無頼帖
ノット・サティスファイド
この間の日曜の午前中に父方の祖母の十三回忌法要があって参加する予定でいたが、ずっと徹夜続きだった上に当日の夜に大切なインタビューがあったり、作業が遅々として進まなかったので前日に欠席の連絡を親父に入れた。ごめんな、ばあちゃん。今度墓参りに行くからな。
ばあちゃんは俺が大学を卒業する間際に死んだ。しかも俺の誕生日当日にである。さらに言えばばあちゃんの享年は俺の生まれた西暦の下二桁である。「おまえは家に寄り付かなかったから、おまえの誕生日に亡くなれば自分のことをいつまでも覚えていてくれるとばあちゃんは考えたんじゃないか?」と、後年親父に笑いながら言われた。全くその通りで、ばあちゃんの後を追うように数年後に亡くなったじいちゃんの命日と享年はいつも忘れる。じいちゃん、すまん。
それにしても、バタバタしてたら気がつけば1月も終わりだなぁ。こんな調子でまた一年が終わっていくのかなぁ。
そういえば、こないだ頂いたサンプルの中に映画『アナーキー』のDVDがあったのだが、この特典映像に先月俺が茂さんにインタビューした模様が入っている。恐る恐る見たら、去年の誕生日に吉村さんから頂いたブッチャーズのパーカー(なんと世界に2点しかないテストプリントなのだ。ふふふ)を着た俺の後ろ姿がガッツリと映っていた。イベントや公の場は意識して腹から声を出して明瞭な口調を心掛けているけど、インタビューの時は素なのでそこまでじゃない。むしろ結構だらだら話す傾向にある。そんな姿がそのまま映っているものだから、みっともないったらありゃしない。ご丁寧にも、「Rooftopインタビュー映像は家庭用のビデオカメラで撮影されております。映像及び音声に一部お見苦しい箇所がございますが、製品不良ではございません」とライナーに注意書きがある。お見苦しいのは聞き手の私であります。ははは。まぁとにかく、撮影するならすると事前に言ってくれよなキ○グレコード!(笑)
去年も某“日テレゴーゴー”なギタリストと弊社所属若手バンドの対談の模様を勝手に撮影されて、テレ東の番組で流されたことがある。撮影するならすると事前に言ってくれよなビ○ターレコード!(笑)
まぁそれはさておき、映画自体は非常に面白い。デビュー当時のメンバーの容姿は、まるで俺が中学の時に通学路をバイクで乗り回し、学校の屋上でシンナーを吸い、チョーパンかましてカツアゲする3年生の先輩みたいなのがまず良い(笑)。でもステージ上の姿は抜群に格好いいんだよなぁ。あの時代の息吹と日本にパンクが根付いていく過程、そしてパンクであり続けることの意義と矛盾みたいなものがメッセージとして込められている構成も見事だし、アナーキーに影響を受けたバンドマンの証言も共感するところが多々ある。同時代の日本のバンドでは誰が何と言おうとルースターズが一番だが、ザ・ロック・バンド以前の初期アナーキー(やはり『亜無亜危異都市』までか)は最高。リアルヤンクスによるリアルパンクスなのだから悪いわけがないのだ。
DVDを見ながら、中学の頃にアナーキーのファーストをカセットで貸してくれた友達は今どこで何をやっているんだろうとふと思った。ヤツがこのDVDを買ってあの妙な特典映像を見て、連絡してきたら面白いのになぁ。(しいな)
ひとりごと 第48回 1/29
1/19にNaked LOFTで「Cindy ロック・ザ・占いvol.1〜ニューロティカ25周年を占う〜」というイベントが開催されました。こちらのイベントはRooftopで連載をしているニューロティカカタルさんのコーナー『今夜はトゥナイト』の2008年8月号の対談をきっかけとなったわけです。ニューロティカとCindyさんが揃ったら当日のイベントは面白くないはずがないですね。
まず、ロック占い師のCindyさんが登場したんですが、まぁ!衣装が奇抜だこと。これまでも何回か打ち合わせでお会いしたり、カタルさんの対談の際も同席させていただき、対談の時はナースに、打ち合わせの時は超ミニスカートという、私が180度ひっくり返っても着れないような…、でも一度は着てみたい洋服を着ているわけなんですが、この日の衣装は背中の部分がパックリ開いた赤いドレス。たぶん、この洋服は着る人をすごく選ぶと思いますが、Cindyさんはすごく良く似合うんです。私が着たら、たぶん面白い格好をした人にしかなれないと想像します。
いよいよニューロティカが登場。ヨン様みたいな格好をしたあっちゃんを見て、会場失笑。
占いは、対談の時に言われていましたが、今年はカタルさんの運気がとにかく良いらしく、こういう運気の人が1人いるだけでバンドを引っぱることができてすごく良いのだそう。そして、他の3人も占ってもらったのですが、あっちゃんもシズヲさんも運気が良いようです。ナボさんは、「準備の年」だそうですが…。25周年を迎えるニューロティカは、全体的に運気が良いみたいですよ。あとは、メンバーがどれぐらいエロなのかもピシャリと当てていたようです(笑)。詳しい内容は、2月号『今夜はトゥナイト』でカタルさんが一生懸命書いていますので、ぜひお読みください。
この日は、お客さんの中からも何人か占ってもらっていました。やっぱり女子なのでみなさん気になるのは同じことですよね。私もNaked LOFTでこの日を担当している私と同い年の女子も、イベント終了後Cindyさんの隣を陣取って恋愛運を占ってもらい一喜一憂していました。
他にも、ニューロティカのアコースティックライブがあったり、シークレットゲストのジョニー大倉さんのアコースティックライブがあったり。ジョニーさんが紹介された時は、会場がどよめいてましたよ。ニューロティカのアコースティックは、滅多にやらないとのことであっちゃんが客席にも近いし超緊張していたようですが、お客さんの皆さんは笑顔で楽しんでいたようです。
このイベント、次がいつかは未定ですが、Cindyさんに早く会いたいので次の開催も近々話し合っていこうと思います。
(やまだ)
やまだのひとりごと(仮)
ひとりごと 第47回 1/28
昨日Rooftopのデータを待ちながら、ボンヤリとヤフーニュースをたどっていると、「イケメン俳優 佑太〜」という見だしを見つけ、なんとなく“佑太”という名前に心当たりはあるものの人違いの可能性はもちろんあって、でもイケメンと呼ばれる方はちゃんとチェックしておかないとならないのでポチッとクリック。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000008-ykf-ent
出てきた顔は、やっぱりあの方でした。2008年9月号でジュリエットがインタビューをした佑太くん。
http://rooftop.seesaa.net/article/105794184.html
今度、舞台に出演されるみたいですね。
http://www.saiyukikagekiden.com/
“和製ブラピ”と言われているとのことですが…あんまり洋画は見ないのでそこはちょっとよくわかりませんが、まさかヤフーニュースで紹介されるとはねー。
しかし、東京・大手町ZAKZAK編集部も良いですけど、東京・百人町Rooftop編集部にもぜひ遊びに来てくれることを楽しみにしています。
話は変わりますが、ここ数日、架空請求のメールに悩まされています。どなたか解決法を教えてください。切実です
(やまだ)
編集無頼帖
何故か“怒”マーク
編集無頼帖
タダソレダケデ
玩具のカメラにしては値が少々張るけれど祝い事にはケチケチしたくないし、何よりもあの人がこのカメラを手にした時に凄く喜んでくれそうな絵が浮かんだので躊躇う余地はなかった。
大好きな人に贈り物をするのは発想が貧困ゆえに苦手なほうだけど、何を贈るかを考えている時はやはり純粋に楽しいものだ。どんな反応をしてくれるか思い浮かべるだけで胸が躍る。それは毎月の雑誌作りも同じで、こんな記事を書いたら読者はどんなふうに感じてくれるだろう? とか、こんなに異常な文字数だと引くかな? とか(笑)いろいろなことを考えながら誌面作りに没頭している。
雑誌というメディアは読者の皆さんとの架け橋であり、過剰な熱を込めてしたためた手紙であり、とにかく届けたい一心で発する純真な贈り物である。他の媒体は知らないが、少なくとも僕はRooftopをそんな意思のもとに作っているつもりだ。
純真な贈り物には見返りを求めないけれど、雑誌は読者であるあなたと作り手である我々とで成立するコミュニケーションの場だから、記事の感想を聞けるのは素直に嬉しい。このブログのコメント欄やBBSでもいいし、個々人のブログやmixiの日記でもいい。昔ながらのお便りだとまたグッと体熱が上がる。だから、どんな些細な感想でも我々に伝えて欲しい。それがどれだけ心の糧になっているか判らないから。
…あれ? プレゼントの話がいつの間にか本誌の話になってしまった(笑)。何はともあれ、誕生日おめでとうございます、吉村さん。僕は吉村さんの音楽と一献の酒があれば、ただソレダケで幸せです。(しいな)
編集無頼帖
ヤーッテオシマイ!
原作に極々忠実に、ドロンジョの熟れた果実的なニュアンスを出すのなら夏木マリとか杉本彩あたりがやはり適任なんだろうし、フカキョンは如何にもまだ皮の青い蜜柑のようである。だが、あの童顔と素っ頓狂な声とナチュラルボーンな立ち振る舞いの向こうにどこか悪意や狂気みたいなものを俺は感じるのだ。要するに、悪党っぽいのである。ルーシー・リューのドスの利いた「やっちまいな!」よりも、フカキョンの甲高い「やーっておしまい!」のほうが断然怖い。可憐に微笑みながら鋭利な刃物で斬りつけてくるようなふてぶてしさと腹黒さがフカキョンにはあるのだ。
天然なのに腹黒い(と思わせる)部分をひとつの売りとするグラビアアイドルが最近は多いが、総じて艶やかさと凄みが足りないのではないか。言うまでもなく、何もスタイルが抜群だったり顔立ちが整っていることが艶やかさに通じるわけではない。むしろ上腕二頭筋が異常に発達していたり、顔のパーツのバランスが崩れていたりするほうが色気を感じる。「美人は三日で飽きる」ことは絶対にないと思うが(男だって顔はいいに越したことはないだろう)、いわゆる正統的美人ではない女子のほうにそこはかとない色香を感じてしまうことが個人的に多々ある。つまりは愛嬌ってことなんだろうか。ちょっと歪でキッチュな部分を欲する性分なのかもしれない。「膝頭がかわいい」という理由だけで結婚を決めた文豪がいたけれど、何となくその気持ちが判らなくもない。
なーんてことを、日曜昼取材の帰り、キオスクでフカキョンが表紙を飾る『an・an』を買いながら考えてしまった。こんなことなら未来永劫、いくらでも考えていられるなー。ははは。(しいな)
やまだのひとりごと(仮)
ひとりごと 第46回 1/13
2009年のスタートと同時に、今月号から始まった新企画『遊星横町』は読んで頂けましたか?タイトルは、この企画の時に全員が書いたものです。
今日は、ページの関係で、泣く泣く載せきれなかった写真の多数をこちらで紹介したいと思います。
場所を使わせてもらったのは阿佐ヶ谷ロフトA。夜の時間帯はイベントをやっているので、「深夜からなら使えますよー!」と店長が言ってくれたので、集合は深夜0時。会場に入ると同時に、用意されているお習字セットを見て懐かしんでますが、深夜なのでサッサと進めましょう!植木は未到着でしたが…。
墨とかでお店を汚さないように、念には念を入れて、会場はこんなかんじ↓。わかりにくいですが、床には新聞を敷き詰め、その下にはビニールの敷物を敷いています。
さっそく、星野さんがお習字スタート!と言っても、筆を持つのも硯に触れるのも十何年ぶり!
横山さんの隣では、町田くんがじっくりと眺めています。なかなかの慎重派です。
慎重派だと思っていましたが、一画目から完全に半紙からはみ出ています。
編集長の字がすごく上手いと知った4人は、編集長に何か書いてもらうことをお願い。「霊幻道士って書いてもらって良いですか?」この他に「にんげんだもの」もありました。
植木くんは、わざわざ衣装持参でやって来ました。
ちなみにこの写真手前の“遊”の文字はパソコンで出力したお手本です。
お手本を一切無視し、オリジナルで書き始める植木くん。もちろん他のメンバーもお手本は気にせず。
「2008年を一文字で表すと?」のお題に“再”を書こうとした町田くん。
しかし、字が若干間違ってます。「字違うよ!!」と総突っ込みを受けてこのポーズ。こうやって照れる人久々に見ました。
「2009年の目標を一文字で表すと?
阿佐ヶ谷の店長が「今度イベントやりましょうよ!」とビールを注ぎに来ています。植木くん、良い顔してます。
字は体を表すと言うように、それぞれの個性がよく表れた字が書けていると思います。パソコンが普及し、なかなか人の字を見る機会が減ってきていますが、字は相手の一部を知ることもできますし、すごく良いことですね。
植木遊人
星野概念
横山マサアキ
町田直隆
最後に、「Rooftopに望む事は?」というお題に対しては、コチラ↓
遊:「大丈夫」
星:「嵐」
横:「突」
町:「永」
でした。
深夜にお疲れ様でした!
来月号では、バレンタインの月でもあるのでチョコレート作りに挑戦!すごいのがたくさん出来ました。来月をお楽しみに!
(やまだ)
編集無頼帖
魂萌やして
そんな私、一昨日・昨日とハロプロづいております。一昨日は渋谷のHMVで行なわれた太陽とシスコムーンのイベントに弊社アイドル番長の梅造さんと共に出向き、昨日は中野サンプラザで行なわれたエルダークラブ(ハロプロのお姉様グループ)のコンサートで魂こがして萌やしてきましたー。ははは。
まず、太シス。『メガベスト』が出て期間限定のブログが立ち上がっただけでも驚きだったのに、まさかイベントまで実現するとは…人間、長生きするもんです。太シスはとにかくシングル楽曲がどれも素晴らしく良くて、当時モー娘。本体よりも好きなグループでした。デビューからわずか1年半で解散してしまったというのもどこかロックっぽく、滅びの美学を感じるんだよなぁ。
イベント自体は、解散から8年以上経つブランクをモノともさせない充実振り。稲葉さんも小湊さんも信田さんも綺麗っぷりに磨きがかかってる上にトークのキレも良く、あっという間の1時間。今回はあいにく不参加だったRuRuさんは上海からの国際電話で元気な声を聞かせてくれたし、デビュー曲の『月と太陽』を生で聴けたのもグッときました。それにしても、小湊さんが随分とスリムになって女性らしくなられたのには驚いた。もっとムッチムチな小湊さんが好きだったんだけどなぁ(笑)。
しかし、あんな貴重なイベントが1回こっきりなんて実に惜しい。地方からこのイベントのためだけに駆けつけたお客さんもいたというし、言うまでもなく満員御礼だったし、是非正式に再結成して欲しいものです。ユニコーンも見たいけど太シスはもっと見たいぞ!(笑)
エルダークラブのほうは、ご承知の通りメロン記念日が目当てで出向いたわけですが、モー娘。OGやあややといった面々がメインを張るので少々アウェイな感は否めません(笑)。でも当方、書籍ばかりを作りまくっていた10年前によーく聴いていた初期モー娘。及びその派生グループの楽曲は未だ輝きを失っていないと信じて疑わないゆえ(まぁ、モー娘。で言えば『LOVEマシーン』までが限界なんだけど)、『モーニングコーヒー』とか『真夏の光線』とかタンポポの『たんぽぽ』とかオーラスの『Never Forget』にはうっかり涙腺が緩んでしまいましたけど(笑)。稲葉さんと前田有紀さんが太シスの曲で一番好きな『Magic Of Love』を唄ってくれたのもグッときたなぁ、グッと。
メロンは『Give Me Up』と『This is 運命』の2曲のみでやはり食い足りなかったけれど、懐かしい『青いスポーツカーの男』や『Thanks!』といった曲でも4人の勇姿が見られたのでヨシとしなければいけません。柴田さんはタンポポでも歌声が聴けたし。
楽屋挨拶は、『音流』のディレクターが隣にいてくれたお陰で(というか、廊下にいたのを見つけて引っ張り込んで)しどろもどろにどうにかこうにか。インタビューの現場とかイベントの司会は全然アガることなんてないのに、本当にああいう面と向かった挨拶が恐ろしく苦手で、今年はそういうビビりなところを克服したいです、はい。
エルダークラブの面々は今春ハロプロを卒業するそうなので、今後は我々のようなアンダーグラウンド畑での稼働が増えるといいなと勝手に思ってるんですが…そんなことを期待しているのは俺と梅造さんくらいかな。ははは。(しいな)
やまだのひとりごと(仮)
ひとりごと 第45回 1/9
実は、10月号よりRooftop本誌に掲載しているニュースの情報をWEBでも読めるようになりました。掲載されているのは今のところ誌面と同じ情報ではありますが、手に取っていない方にもぜひ知って頂きたい情報でしたので、WEBでも掲載することになりました。
http://rooftopyorozu.blog57.fc2.com/
ぜひご覧になって下さい。
(やまだ)
編集無頼帖
この盃を受けてくれ
ゲストでお越し下さったイースタンユースの吉野さん、ナートのセイキさん、カメラマンの菊池さん、にゅうおいらんず/落語芸術協会のベン片岡兄貴、ミルク&ウォーターの浩三さん、ローディーのクマさんにはイベントに贅沢な花を添えて下さって心から感謝です。お忙しいなか本当にどうも有難う御座いました。
副店長のめぐを始めとするネイキッドロフトのスタッフも本当にお疲れ様。みんなの力なしではとても成立しませんでした。また何か楽しいイベントをやろうね。
そして主役の清水さん。店側の提案を快諾してくれたうえ、貴重なオフの時間を潰してまで色々と仕込みをしてもらって、本当にどうも有難う御座いました。ま、シミさんに対しては今更そんなかしこまることもないか(笑)。
しかしまぁ、今年“は”と言うか今年“も”と言うか、よーく呑んだなぁ。まずイベントの前日にシミさん家で打ち合わせをしようってんで、絶品カレー鍋をご馳走になりながら白角のボトルをほぼ空けちゃって思いきり二日酔いだったし、それでも当日は9時間イベントを終えた後も店で3時くらいまで呑んで、その後にシミさんやめぐたちと近所の焼肉屋に行って俺は爆睡、6時半くらいに目を覚ましてアルプスという店に移動、閉店する9時まで再び呑んでいたという文字通りドアホウな酒盛り続きでした。もう少し肝臓さんに優しくしないとなぁ。ははは。
あいにく参加できなかった方のために当日どんな演目があったかと申しますと、2008年を振り返るコーナーで個人的に観られなかった怒髪天の去年のライジングサン出演時の映像及びシミさんと友康さんが参加したアースシェイカーのカバー・バンドの映像を見たり、シミさんが今年行った初詣(浅草寺)の写真や近所のスーパーマーケット巡りをした時の写真を見ながら四方山話を繰り広げてみたり、“シュミ”の園芸ならぬ“シミ”の園芸ってことでシミさんが自宅で栽培していたキュウリ・トマト・ナスの成長過程を見たり、“シュミ”の演芸ならぬ“シミ”の演芸ってことで『人志松本のすべらない話』(シミさんの私物)をみんなで見たり、シミさんの好きな映画(『ショーシャンクの空に』、『リーサル・ウェポン』、『48時間』、『インディ・ジョーンズ』、『シザーハンズ』、『ダイ・ハード』、『椿三十郎』:あと用意できなかったけど『フィールド・オブ・ドリームス』と『ウィンズ・オブ・ゴッド』がお好きだそうです)やアニメ(『風の谷のナウシカ』、『侍ジャイアンツ』、主題歌を喜んで唄っていた『Yes!プリキュア5GOGO!』:『名探偵コナン』と『トムとジェリー』と『ワンピース』もありましたが時間の都合上見られませんでした)を見ようとするもDVDの読み込みが異常に悪かったり、『カリオストロの城』の銭形警部の名台詞を4回立て続けに見てみたり(何度見てもアホみたく泣いた・笑)、シミさんに課したアンケート100連発を一気に読み上げたり(シミさんの自筆によるスケッチブックを用意)、壇上にあげたお客さんの悩みをシミさんが解決してみたり、新曲『労働CALLING』のPVをみんなで見て俺達界隈の結束を固めたり、最後はシミさんからの挨拶と三本締めで終了。こうした内容を予め決めてはいたものの、今年はちゃんとしたタイムテーブルを敢えて作らなかったんですが、今回は例年以上にあっという間に感じました。自分でもそれだけ充実感を覚えつつすこぶる楽しかったんでしょう。
あと、この日のためにシミさんが会場限定のTシャツを30枚用意してくれてまして(そのうち2枚は俺とめぐでもらってしまいました、買えなかった方すみません)、そのボディにも描かれていたキャラクターの名前が休憩時に判明。ちょっと書くのが憚られますが、“パプユゥ”君だそうです(笑)。シミさん、余り言いたくなかったみたいですけどね(笑)。
個人的なハイライトはやっぱり、吉野さんの生歌かなぁ。まさか来てくれるとは、ましてや唄ってくれるなんて思ってもみなかったですが、本当に贅沢な話であります。イベントで司会をやりながらうっかり泣いたのは、増子さんのご両親からのビデオレターを見た時と、ブッチャーズの吉村さんが真横で『プールサイド』を弾き語りしてくれた時以来かなー。弦が一本切れているにも関わらず唄い上げてもらった『サヨナラダケガ人生ダ』と『街はふるさと』、掛け値なしの名演でした。感涙。
そんなわけで2009年の仕事始めとしてはなかなかハードだったけど(笑)、何だかとても幸先の良いスタートを切れた気がしてます。それもこれも、あの日あの場所にいてくれた皆さんのお陰。散々乾杯して一緒に笑い合えた皆さん、今年はお互い実りある一年にしましょうね。こちら後手後手になっている本業の今年初取材(お面な方々)を終えてまたこれから呑んだくれまーす(笑)。(しいな)
ひとりごと第44回 1/7
☆並木猫軍団
今月号で、異彩を放つ“並木猫軍団のENJOY CAT LIFE!!”。なぜ、Rooftopに猫ちゃんの写真がこんなにいっぱい載ってるの〜?と思った方もいらっしゃるかと思います。でも、ENJOY PUNK ROCKでお馴染み、ヘッドロックオーガナイザー/PUNK ROCK DJとして活躍中のDJ-namijin (NUMBER.42)さんちのかわいい猫ちゃんたちが主役の写真集『ゲンキのサバトラ猫日記 』(DVD付き)だって言うんだから、Rooftop的には「ぜひ取材させてください!」という流れで取材させていただきました。
当日は、猫ちゃん達のために建て替えをしたというnamijinさんの家での取材だったのですが、まず家がすごく綺麗なことに驚きました。しかも!猫ちゃん達も快適に暮らせる家ということで、猫用扉も設置されてましたよ。あまりに良い家でキョロキョロしていると、猫ちゃん達の登場!
ハムくん(写真右)は、人が来たら口のにおいを嗅ぐのが癖らしくて、私にもにゅ〜っと顔を近づけて来たのですが、最初は何だかよくわからないので、「噛まれる?!」と思ってヒュッとよけてしまいました。が、飼い主のnamijinさん曰く、「噛まないから大丈夫だよ」とのこと。ハムくんによるお出迎えの儀式を終え、いざインタビュー!となったのですが、今回写真集の主役になっているサバトラのゲンキくんが、namijinさんの膝の上に座り、会話の合間に相づちのように「ニャ〜」と鳴く姿がかわいくてかわいくて…。
猫って、人になつかないものだとずっと思っていたのですが、ゲンキくんは人なつっこくて、すごくキュート!今回の写真集でも、DVDでも愛らしい姿を存分に見せてくれています。namijinさんが、「猫と同居しているような感じ」とおっしゃってましたが、猫が不快に思うことをするでもなく、自由に育ててきたため、人間を怖がることもなく、のびのびとしているんだなと思いました。1月号のRooftop編集中は、頭がショートしかけた時に写真集やDVDを見ていたおかげで、かなり落ち着いた気持ちで編集をしていたような気がします。
インタビューページの写真は、写真集に使用されている写真をお借りしました。やっぱり猫ちゃん達と一緒に住んでいる方が撮る写真が一番良い表情をしていると思います。私も何枚か撮らせてもらったので、ちょこっとだけアップしました。
やっぱり動物っていいなーとつくづく感じました。今回は美猫のモー子ちゃんに会うことが出来なかったので、また、猫ちゃん達に会いにnamijinさんちに遊びに行かせてもらおうっと。
(やまだ)
バックナンバー
Rooftop1月号のラインナップ
|
exclusive interview
MASS OF THE FERMENTING DREGS 雑文爆裂都市 〜COLUMN THE BURST CITY
◎吉田 肇(panicsmile)『中央線高架下における悪あがき的音楽生活』 REGULARS |
MASS OF THE FERMENTING DREGS('09年1月号)
初期衝動を詰め込んだこのスピードの先へ!
2008年1月の1st.アルバムの発表以来、シュアな耳を持つロック・ファンの間で強烈な注目を集めてきたMASS OF THE FERMENTING DREGS(マス・オブ・ザ・ファーメンティング・ドレッグス)が、新作『ワールドイズユアーズ』をリリース。中尾憲太郎(ex.NUMBER GIRL、SLOTH LOVE CHUNKS、SPIRAL CHORD)を共同プロデューサーに迎えた本作で彼女たちは、剥き出しのダイナミズムはしっかりとキープしつつも、イノセントなポップネスを向上させることで、自らのセンス、ポテンシャルを大きく広げてみせた。激烈にノイジーでありながら、時にキラキラとした光を放つギター・サウンド、そして、ヒリヒリとした痛み、葛藤を気持ちよく解放してくれるメロディ・ライン。マスドレの音楽は今年、さらに強い支持を得ることになるだろう。(interview:森 朋之)
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Discharming man('09年1月号)
至高の“櫂”を手にした泥船が帆を揚げるとき
「見ていて下さい。この解散が“こういうことだったのか”ときっと理解できる音源をいつか必ず作りますから」
キウイロールの解散が公表された2004年の秋、故郷・札幌に帰る直前の蛯名啓太に新宿ロフトのバー・ラウンジでそう言われたことがある。また、その翌年の春に始動させたディスチャーミング・マンが初のデモCD-Rをリリースした際には、「このユニットが形になるまで、少なくともあと3年は掛かると思う」という言葉も彼から聞いた。
そんな予言めいた言葉から3年ちょっと。その言葉通り、蛯名は遂に有言実行を果たした。彼の言う「“こういうことだったのか”ときっと理解できる音源」、それこそが2009年の幕開けに発表される『dis is the oar of me』という洒落の利いたタイトルが付けられたディスチャーミング・マンのニュー・アルバムなのである。
バンド形態にとらわれないプロジェクトとしてディスチャーミング・マンを始めた頃、蛯名は自分だけの小さな船をどうにか造り出したに過ぎなかった。オールもまだ調達できていない状態だったが、それでも彼はおぼつかない手漕ぎのままで自身の歌を紡ぎ、それを伝えていく航海へと旅立ったのだ。活動の枠を制限せずに挑んだ航海ゆえに時間も掛かったし、何度も進むべき航路を誤り、気まぐれな雷雨に航海を阻まれる受難もあった。だが、やがて暗雲は去り行き、天は彼に味方した。心から信頼できる仲間たちがボロボロの小さな船を一緒に漕ぐことになったのだ。まるでセイレーンの歌声に引き寄せられるように集いしその顔触れは、玉木道浩(key)、神代大輔(g)、江河達矢(b)、野川顕史(ds)、そしてブラッドサースティ・ブッチャーズの吉村秀樹(g)。現時点で考え得る最も理想的な布陣と環境を手中に収め、機は熟した。高らかに帆を揚げ、大海原を駆ける時が来たのである。
『dis is the oar of me』という作品には、32年間に及ぶ蛯名啓太の航海の軌跡が凝縮されている。この荒れ狂う大海を、君は君自身のオールで漕いでいるだろうか? 破れかぶれのままで出帆する覚悟を君は持っているか? そして、君の航海は今、どの辺りだろうか? 無垢な美しさを湛えた彼の歌声は、僕らにそんなことを問い掛けているようにも思えるのだ。(インタビュー・文:椎名宗之)
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メレンゲ('09年1月号)
青い時代の淡い記憶を辿る12個のショートストーリー
1st.アルバム『星の出来事』がリリースされたのが2006年4月。11月にはシングル『underworld』をリリース後、ライブ活動を休止していたメレンゲが先行シングルとなる『スターフルーツ』で再始動した! そして、1月14日には2nd.フル・アルバム『シンメトリー』をリリースさせる。NTTドコモ東海CMソングに起用された『匂い玉』や、「ゲゲゲの鬼太郎」のエンディング・テーマ『スターフルーツ』、超人気の演劇集団キャラメルボックス2008クリスマスツアー「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」のエンディング・テーマになった『ルリア』、新垣結衣に楽曲提供した『heavenly days』のセルフカバーなど、話題曲が盛りだくさんの今作。
2年間という時期を経てリリースされた『シンメトリー』はかなりポップな作品になっていることに気づく。また、作詞作曲を手がけるクボは伝えたいという気持ちが強くなり、聴き手のことを考えて制作に取り組んだ。ここに辿り着くまでの2年間は、メレンゲにとっては音楽とより正面から向き合うことのできた時間でもあり、確かにリリースのなかった2年は長い時間のように思うが、今後の彼らはもっともっと精力的に活動をしていくに違いない。今回は、Rooftop久々の登場でもあり、3人揃ってのインタビュー。彼らと話していた時間はとてもほのぼのして、ゆっくりと時間が流れていくようでもあった。(interview:やまだともこ)
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PULLING TEETH('09年1月号)
ジャパニーズ・ヘヴィネス・スラッピング・メタルの雄、心機一転抜歯開始!
3年振りのフル・アルバム『THRASH CATS CRISIS』の尋常ならざる充実振りを聴け!
新宿ロフトにて自主企画『抜歯十番勝負』を鋭意敢行中のPULLING TEETHが、実に3年振りとなるフル・アルバム『THRASH CATS CRISIS』を完成させた。デンジャー・クルー・レコーズへの移籍第1弾となる本作は、前作にも増してギター、ダブル・ベース、ドラムの三位一体が強固となり、楽曲の持つ狂瀾怒濤の疾駆感も殺傷能力も三割増、初期の音源を想起させるハードコア色の比重がグッと高まった感もある大変な充実作である(全12曲収録にしてトータル・タイム25分弱という潔さもまた素晴らしい!)。前作のレーベル元から見放され、危機に瀕したスラッシュ・キャッツは自分たちに足りないものは何なのか、自分たちにしかできないことは何なのかを懸命に模索し、異種交流戦を主眼に置いた『抜歯十番勝負』という未曾有の荒行に挑み、今なお自問自答を繰り返している。本作は、その戦場の最前線から届けられた実り豊かな経過報告であり、一聴すれば彼らが極めて高いポテンシャル・エネルギーを有する共同体であることを改めて思い知るはずだ。どれだけ控えめに言ってもバンド屈指の傑作である本作を繰り返し聴きながら、来たるべき2月のロフト・ワンマンを心して待とう。(interview:椎名宗之)
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LOUDS('09年1月号)
凡百のパンクもどきからパンク・ロックを即時解放せよ!
西村茂樹 率いる“永遠の初期衝動”を携えた四十代の暴走バンドが闘争の火蓋を切る!
2007年、“真のパンクの復権”を提唱する西村茂樹(vo, g:ex.THE LOODS, ex.THE GROOVERS)の呼び掛けに応じて集結した百戦錬磨の猛者たち──伊藤秀孝(g, cho:MeTALpiLL, ex.GYMNOPEDIA)、ヤマジカズヒデ(g:dip)、サワサキヨシヒロ(b:a.k.a. DOCTOR YS)、須藤俊明(ds:ex.MELT-BANANA)。彼らは“LOUDS”を名乗り、同年12月に行なわれた初ライヴを皮切りに“永遠の初期衝動”“大人による大人げない本気のパンク”を実践すべくライヴ活動に邁進。亀戸ハードコアを根城に『パンク塾』と題された自主企画を開催し、レベル・ミュージックたり得るパンク・ロックをオーディエンスとその向こう側にある欺瞞に充ち満ちた世界に叩き付けている。そんな彼らが、ライヴ・レコーディングによるファースト・アルバム『PUNK ROCK LIBERATION』の発表と共に本格的に闘争の火蓋を切る。本誌はパンク・ロック解放戦線のアジトである亀戸ハードコアに乗り込み、『パンク塾 三限目』の本番を直前に控えた5人を直撃した。各々のキャリアと矜持を懸けたパンクの解放闘争、その始まりのゴングが今高らかに鳴り響こうとしている──。(interview:椎名宗之)
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並木猫軍団のENJOY CAT LIFE!!('09年1月号)
あのnamijinさんが、写真集を出す?! しかも、猫の?
ENJOY PUNK ROCKでお馴染み、ヘッドロックオーガナイザー/PUNK ROCK DJとして活躍中のDJ-namijin (NUMBER.42)が、満を持して並木猫軍団の写真集を発売! しかもDVD付き! 並木家で暮らすサバトラのゲンキをリーダーとした並木猫軍団は、ブログ“並人日記〜たまに猫日記〜”でも幾度となく登場し、愛らしい姿に心奪われている人も少なくないはず。
今回は、猫のために建て替えをしたという並木邸にお邪魔し、ゲンキくんたちのお父さん的存在でもあるnamijinさんにインタビューを敢行!インタビュー中、namijinさんの膝の上に座り、たまに相づちを打つように鳴く、この写真集の主役を務めたゲンキ。その場で見せる様々な表情と動きに癒されまくってきました。みなさんも、この1冊に詰め込まれた並木猫軍団の表情に癒されてください。(interview:やまだともこ)
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a flood of circle('09年1月号)
ロックの未来を担う至宝の原石、
新宿ロフトにて初のワンマン・ライヴを敢行!
昨年5月に発表した『泥水のメロディー』で普遍的なポピュラリティと不変的なブルースの理想的な融合を具現化したア・フラッド・オブ・サークルが10月から3ヶ月連続で発表し続けたライヴ音源のタイトルは『Before the flood』というものだった。“怒濤の濁流の前に”あるもの──それは、2006年の結成以来一歩ずつ着実に積み上げてきた自らの音楽性、そして彼らが本懐を遂げる場であるライヴの在り方の集大成に他ならない。ブルース・ロックを分母に置いた処女作、そのツアーでの教訓から大衆性が高まったことで生まれ得た『泥水のメロディー』、日本全国にその名を知らしめた精力的なツアーの日々、そこで培ったライヴ・バンドとしての経験値とポテンシャルの高さをしかと刻み込んだ『Before the flood』。すべては海原に連なる波の列のようであり、あらゆる帰結は“怒濤の濁流の先に”あるのだろう。輝ける新章の扉を開けるその前に、彼らは自身初となるワンマン・ライヴを新宿ロフトで執り行なう。その市松模様のステージの上に、ロックの過去と未来を繋ぐ奇跡の一瞬がある。その歴史的瞬間を是非刮目して頂きたい。(interview:椎名宗之)
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