ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと 第43回 12/31

☆大晦日


気付けば、もう2009年がすぐそこまで来ています。
クリスマスとか何にも浮かれることがないまま、先週末にRooftop1月号の制作が終わり、忘年会やらなんやらで、もう大晦日になってしまいました。

1年間、毎月Rooftopを楽しみにしてくださった皆様、ありがとうございました。
2009年は、もっとパワーアップしていく予定です。楽しく読めるフリーペーパー作りを心がけていくので、よろしくお願いします。

先ほど、近所をプラプラしていたら小学生が半袖で自転車に乗ってました。寒くないのでしょうか。私は、かなり寒いと思いますので、皆さん、お体には気を付けてください。


では、良いお年を〜!(やまだ)
posted by やまとも at 17:12 | Comment(3) | やまだのひとりごと(仮)

ギター 編集無頼帖

どうぞ良いお年を!

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 1年に12冊雑誌を作ってお役ご免、という生活をかれこれ7年近くしております。先だって自分が参加して85冊目のRooftopを何とか入稿して、今年もまたこれでお役ご免です。
 毎月毎月、平穏無事というわけにはとても行きませんが、それでも綱渡りに次ぐ綱渡りの荒行を今年も何とかかいくぐってこれたんだなぁと思うと、感慨もひとしおふたしお。
 バックナンバーを見て数えたら、今年は90本近いインタビューをやってました。これに同行取材を加えると100本は超えますが、実感としては何だそんなもんなんだなと意外と少なく感じたりもして。
 ただ、今年はいつになく1本1本のインタビューの濃さが強かったように思います。基本的には論ずるべき新しい作品の話を訊きながらも、結局のところ個々人の生き方であるとか趣味嗜好であるとか矜持であるとかを引き出すことになるわけです。つまりは、その人となりが余すところなく活字となって皆さんに伝わるのですね。
 その表現者のパーソナリティの魅力と濃さを、他に替えの利かない個性の豊かさを伝えることで、何とかその表現者が発する音楽を読者の皆さんに興味を持ってもらうのが我々の使命なんだと改めて感じた1年でした。
 平たく言えば、僕の仕事は「この音楽、もの凄くイイから聴いてみてよ」と勧めまくるお節介な近所のオバチャンみたいなものです。ただ、こちらがどれだけ強く推しても、最終的に聴くか聴かないかを選択するのは読者であるあなた次第。僕ができるのはせいぜい良いトスを揚げることくらいで、アタックを決めるのはあなたなのです。Rooftopの主役はバンドでも我々編集者でもなく、あくまでも親愛なる読者の皆さんなのですから。
 いささか手前味噌になりますが、そのトスを揚げる高さとタイミングの精度は今年かなり向上したと思っています。来年は今年以上にそうした技術力を研ぎ澄ませたいし、誌面を通じた皆さんとのコミュニケーションをより密なものにしていきたい。そんなわけで、皆さんには引き続き来年も本誌へのご贔屓の程を切にお願いしたいのであります。
 それにしても、他に何の取り柄もない社会不適応な男が今もこうして好きな音楽にまつわる活字稼業を続けていられるのだから、つくづく幸せな人生だなとkocorono底から感じます。それも愛読してくれる皆さんがあってこそ。今年も並々ならぬご愛顧、どうも有難う御座いました。どうぞ良いお年を。(しいな)
posted by Rooftop at 16:28 | Comment(2) | 編集無頼帖

ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと第42回 12/29

☆告白記念日

先程の日記で、編集長がメロン記念日のことを書いてますけど、私も一緒に付いてかせてもらってました。
今ふと思いました。Rooftop1月号の制作も終わり、編集長とは2週間ほぼ顔を合わせていたのに、休みの日にまで一緒なんだ、どんだけ仲良いんだよ!って話です。休みの日は仕事関係の人とは会わないという気持ちはあるんですけど、編集長はこれまでも休日に一緒にコンサート行ったりしてるんで、休日に会っても違和感を感じない方の一人です。

前置きが長くなりましたが、行ってきたんです、メロン記念日@東京厚生年金会館。私はさすがに、前の日にダンス納めをし、変な筋肉痛で昼に起きれず、夜公演のみの参加だったんですが、編集長は昼と夜の2ステージ見に行ってます。
一応、お仕事という形にはなるのかもしれないのですが、お仕事を関係なくしてもメロン記念日は編集長も私も大好きで、椅子に座りながらも前のめりでスタートを待ってました。スタートしても、編集長はしばらく前のめり。どんだけ夢中なんだよexclamation×2って、隣で笑いをこらえてました。
コンサートは、先日リリースされたベスト盤の『MEGA MELON』の曲をずらっと。このアルバムを聴けば、これまでのメロンの歴史がわかるということで、昔のメロンも今のメロンも超堪能☆
衣装は3回チェンジ。2回目のゴールドを基調にして、それぞれのイメージに合わせた衣装がかわいかった。とくに、チラリと見える斉藤さんのお腹に釘付け。セクシーすぎるぴかぴか(新しい)と女子の私でも惚れ惚れしてました。あと、部分的に赤く染められた大谷さんの髪型がすごくかわいくてかわいくて…揺れるハート
2時間半近くコンサートはあったのですが、あっという間でした。
何回もコンサートにお誘いいただき、CDもiPodに入れてけっこう聴いているので、歌は一緒に歌えるぐらいにまでなっているので、次のコンサートまでに今度はフリを完璧にマスターしていこうと思っております手(チョキ)

で、終わってから挨拶をさせてもらいに行けたのですが、ここでの編集長が凄かった(笑)。
まず、メンバーが来るまで楽屋のようなところで他の関係者さんと一緒に待っていたのですが、タバコを吸うペースが早い早い(笑)。「ちょっと、しいなさん吸い過ぎじゃないですか?」と言ったら、「だって緊張してるんだもーん」と言ってました。緊張しているのはわかりますが、「もーん」じゃないですよね。かわいく言ってもダメです。で、メンバーの皆さんがそれぞれ関係者に挨拶に来てくれたのですが、編集長は一人ソワソワと自分達の番が来るのを待ち、来てくれたのに、ほとんど声を発さないんですよ。正確には発せないんです。緊張しすぎて(笑)。そういえば、以前ご挨拶させてもらった時にも、メンバーさんが目の前に来た途端いつも饒舌な編集長が一言も話さなくなって、「あれ?」って思いながらも、とりあえず私がなんとかしなきゃとお話をさせていただいたんですが、編集長はその横でずっとモジモジ…モジモジってこういうことを言うんだなっていう感じです。その帰りに言った言葉が「かわいくて目が見れない」だそうです。それが1年以上前になるのですが、昨日もそんな感じ。言葉にならない声で、ひたすらお辞儀をしていました。その前に「来年10周年だから、Rooftopにまた出演してくださいって言おう」みたいな話をしていたんですが、私もやっぱりあんなにかわいい女子にキラキラした目で見つめられるとドキドキするもので、うっかり忘れそうだったんです。そしたら、編集長が隣で「10周年!10周年!」って囁いたから、あ!と思い出したんですけど、ひさしぶりに見ましたよ、ささやき女将(笑)。

会場の外に出た時の編集長は、メロン記念日のコンサートが見れた、そして会えた、そしてちょっと話しちゃった!超うれしー!っていうオーラをビンビンに出して、後ろ姿はまさに好きな子に告白したらOKもらっちゃったー!っていう中学生のようでした。

今日の編集長は、会社に来てからすでに何時間も経過していますが、ず〜〜〜〜〜っとメロン記念日のCDを聴いています。私もメロン記念日はすごく好きですが、編集長は本当にどんだけ好きなんだ!って思ってます、さっきから。
そういえば、昨日編集長が寂しそうに言ってました。「これから何をいきがいにしていけばいいんだろう」と。Rooftopの編集作業に追われて、コンサートどうします?的な話すらしていなかったのですが、そんなに楽しみにしていたんだと今更ながら気づきました。
この勢いで行くと、年末のカウントダウンは、名古屋に行ってそうです。
どなたか見かけたら声をかけてあげてください。

(やまだ)
posted by やまとも at 19:54 | Comment(0) | やまだのひとりごと(仮)

メガメロン“ダブル”マッチ

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 我が町、北原通り商店街の激しい人の往来に年の瀬を感じる。爺様も婆様も買い物袋を引っ提げて体当たりのモッシュ状態だ。そんな息急ききることもあるまいに。
 弊社の仕事納めはこれからだし、店舗のスタッフは年明けの早朝まで過酷な労働を続けるので世間の“例年にない長さの年末年始休暇”とやらが実感できない。確かに26日に仕事納めだった人は9日も休みなんだから異例だわな。それだけ休むと身も心も鈍りそうで怖いなー。旅行に行く蓄えもないしな。
 とは言え、各種打ち合わせや雑務の他は特に大きな仕事もなく、この間の土日は久々にフルで休めた。日曜日は落語芸術協会の納会にご招待を受けたので厚顔無恥ながらノコノコと出向き、真っ昼間から水割りをたらふく頂戴した。歌丸会長や米丸最高顧問、小遊三副会長を始めとするにゅうおいらんずのメンバーである噺家の師匠、ナイツといった凄まじく豪華な顔ぶれが一堂に会した華やかな席で思い切り所在なく浮きまくってしまったゆえ、呑むしかなかったのである。
 すっかりフラフラになって、新宿厚生年金会館へ。地獄の年末進行をすべてこのために耐え続けてきたと言っても過言ではない、メロン記念日の『MEGA MELON SINGLE MATCH』昼公演。まァ何が凄いって、先日発売された『MEGA MELON』に収録されていた全18曲を本編で一気に披露!ですからね。つまりデビュー曲の『甘いあなたの味』から最新曲の『GIVE ME UP』のカバーまでを年代順に聴けるのだから非常に贅沢です。そしてやはり『夏の夜はデインジャー!』には激しく感涙。メロンってホントに名曲が多いと改めて痛感です。更に言うまでもなく、4人の可愛さも尋常じゃありません(笑)。村谷姉妹の質問コーナーは、ふたりのやり取りがツボすぎて何度も笑ったです。
 当然昼公演だけでは飽き足らず、昼公演終演1時間後には再び厚年におりました。夜の部はアンコールの2曲目が『The 二枚目〜On My Way〜』から『Anniversary』に変わってましたが、やはり何度見ても極めてエンターテイメント性の高いステージ。一応関係者として拝見させてもらっているので、2階席でちょこんと座りながら大人しくしていましたが、何度緑のサイリウムを振りかざすヲタモダチと同じように踊りたいと思ったことか…ははは。
 ちなみにこの蒼井そらさんのブログにある写真、撮影現場を目の前で見てました。「イイなー、羨ましいなー」と内心思いつつ、自分からは絶対にそんなことお願いできんしなー。それどころか、4人の目を見ながら話すのは異常に緊張してしどろもどろになるしなー。普段のインタビューでもあそこまで緊張することはまずないのに…。というか、あの見目麗しき4人から一斉に見つめられてしどろもどろにならないヤツなんているわけねぇと思うです、はい。
 しかし、この『MEGA MELON SINGLE MATCH』が終わってまるで張り合いがなくなってしまいました。ぼちぼち某清水さんの新年会の仕込みをしなくちゃイカンのですが、全くやる気が起こりません(笑)。やっぱり張り合いって大事だなー。ははは。(しいな)
posted by Rooftop at 18:58 | Comment(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

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 運の悪いヒポポタマスよりもバリ瞬殺な一週間が先日ようやく終わりやがりました。
 校了間際数日の平均睡眠時間は2時間ちょっとだったので、まるで重りでも付いているかのように瞼がしきりに閉じたがってました。眠るというよりも朝のワイドショーがやっている時間に帰宅して椅子でうなだれていたというのが正しい表現ですが、同業他誌に比べればまだ緩い行程なのを感謝せねばなりません。これもすべて出来の悪い編集部の入稿具合を見越した印刷所のお陰です。
 されど、過ぎたものには何ら興味なし。それ以外のことは何ひとつ考えられなかった新年号のことも、校了明けは1mmたりとも頭をよぎることがない。
 そして気が付けば、もう年の瀬の更に瀬です。労働に従事していたこの2週間ばかりが自分の中では凍結していて、勝手にエイヤッと年末まで放り投げ出された感じ。
 1週間前にERAで見た素晴らしいライブが随分と昔のことのようにも思えます。
 その素晴らしいライブを見せてくれた遠くの友(と近くに住む憧れの人)のためにありったけの情熱を注ぎ込んだ新年号、彼らがどう受け止めてくれるか気になります。
 さーて、内祝に新宿で美味しいホルモンを頂いてこようっと。(しいな)
posted by Rooftop at 12:11 | Comment(0) | 編集無頼帖

ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと第41回 12/26

☆メリークリスマス!

Rooftopに携わってから、月末にある行事的なものには一切参加ができなくなりました。1月号を作っているまっただ中にも、クリスマスという何となくスペシャルなイベント感のあるものが知らぬ間に過ぎていました。
…知らぬ間は嘘です。
有線からはこれでもかと、クリスマスソングが流れ、街は笑顔のカップルで溢れかえっていました。イブは平日でしたが、平日の終電と言えば、もうちょっと空いているはずなのに、昨日の終電は手を繋いだカップルだらけでした。
クリスマスは誕生日と同じく、無条件にケーキが食べられる日なので、外したくない1日ではありますが、そうも言ってられません。
ただ、唯一気が楽なのは、よくクリスマス直前に、「女子1人クリスマス」みたいな、女子1人でどんなクリスマス過ごしてんの?な、余計なお世話の記事を見つけましたが、運良く毎年1人ではありません。隣に編集長、そして前にはパソコンがありますから。

ただ、なんだかんだ言ってもクリスマス気分は味わいたいもので、周りが楽しそうにしているのを見てるだけではいやなんですよ。自分も入れてくれって思います。だから、こちら↓

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イブの日に、事務所内でひっそりとやったクリスマス会のケーキ。
いまいち盛り上がりには欠けましたが(笑)、世の中の雰囲気にはついて行けたかと思います。

というわけで、現在Rooftopは完全に追い込みです。追い込まれています。
これが終われば、あっという間に年を越すみたいです。年末はいつもこうしてバタバタと過ぎ去っていきます。やっぱり1年って早いですね。

とりあえず、作業続けます。(やまだ)
posted by やまとも at 02:10 | Comment(0) | やまだのひとりごと(仮)

ギター 編集無頼帖

酒の妖精イベント・リターンズ!

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 緊急告知! 怒髪天きっての酒の妖精こと清水泰而サンが、今年に引き続き来年早々に正月イベントを執り行います。今年ご来場頂いた方ならご存知だと思いますが、真っ昼間から8時間連続飲酒するというバカにも程がある酒まみれイベントです(笑)。俺もこの尋常ならざる宴に司会として参加させて頂いて、二度目はまずなかろうと思っていましたが、元ロフトプラスワンのチーママ/現ネイキッドロフト副店長のメグが「来年も是非やりましょう!」と企画を立ち上げた模様です。
 しかも、来年はよりによって世間が仕事始めの日に開催。シミさんに「みんな仕事だろうし、夜から始めます?」と訊いたところ、「イヤ、人が全然集まらないなか敢えてやるのが面白い! 俺だってこの日が仕事始めなんだよ!」と仰っていました(笑)。そんなわけで以下詳細。チケットは明後日発売です。俺達界隈の皆々様、2009年の仕事始めはこぞって仕事を休んで(笑)昼間から酔いどれましょう!(しいな)

 SHIMMYの鼻 presents
 『清水泰而の男“怒”アホウ酒甲子園!〜お正月だョ!一酒入魂!〜』

 昨年大好評を博した、SHIMMYこと清水泰而の新春アルコール・キャンプがまさかの復活! まだ陽の高いうちから8時間近くも呑み続けたあの無謀極まりない痛飲耐久レースの悪夢が蘇る! ここでしか聞けない剛球一直線トークとお楽シミな余興多々アリ! ナニッ、世間はこの日が仕事始め!? 知るかそんなもん! 怒髪天結成25周年&活動再開10周年の目出度き一年の始まりを酒の妖精とガバガバヘイ!

 2009年1月5日(月)新宿百人町Naked LOFT
 出演:清水泰而(怒髪天)
 OPEN 14:00 / START 15:00
 前売 ¥1,500 / 当日 ¥1,800(共にドリンク代・飲食別)
 *前売りチケットは12/18よりローソンチケットにて販売!!(Lコード:32742)
 チケット完売の際はあしからずご了承下さい。
 info.:Naked LOFT 03-3205-1556
posted by Rooftop at 15:13 | Comment(4) | 編集無頼帖

ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと 第40回 12/12

☆遊星横町

来年1月発行号より、Rooftop内で新しい企画をスタートさせることになりました。
そのタイトルは『遊星横町』!!命名は編集長です。

→植木遊人。フロム:ワイ・ユー・ジー!!昨日、Laugh Lineと対バンしたのですが、Laugh Lineの渡邊くんが「ワイ・ユー・ジーさん、今日は出演していただきありがとうございます。」と何度も言われていたのですが、何回か聴いていると「ワイ・ユー爺さん」に聞こえてきて、一人ププッと笑ってしまいましたが、そんなワイ・ユー・ジーから、いつも元気いっぱいの植木遊人が参加!
→星野概念。フロム:ストライカーズ!!フォトジェニックエンジェルだと私が勝手に思っているほど、先日も良い写真がいっぱい撮れました。この4人の中では、1位・2位を争うしっかり者です。頼りにしてます。
→横山マサアキ。フロム:テルスター!!4人の中で唯一の年長者。お酒がたくさん入らなければ、星野さんと同じしっかり者。お酒が入ると…植木になります(笑)。
→町田直隆。4人で話している時は、かなり控えめにみんなの話をニコニコと聞いているだけなのですが、ボソッとすごく良いことを言う。一番良いポジションだと思う。

という、トータル的には問題の人がたくさんいるこの4人で、1月号よりスタート。先日第一回目の取材を行なってきました。写真をアップしたいのですが、今選んでいるところなので、後日!!
一晩で200枚近く撮ってしまったため、選ぶのがとても大変です。
植木くんのブログに携帯で撮った写真が載っていたので、良かったら見てみて下さい。
http://ameblo.jp/yujinsha/

この4人が、30歳も越え、どれだけバカなことをやれるか、おもしろいことができるかにチャレンジします。…チャレンジしなくても、日頃からかなり突拍子もないことをやってしまう4人ですが、だからこそ、もっとすごいことになりそうな予感です。
期待していて下さい!

(やまだ)
posted by やまとも at 14:40 | Comment(2) | やまだのひとりごと(仮)

ギター 編集無頼帖

ありがてぇ!

 現在はDischarming manの蛯名君がひとりで運営している5B recordsのサイトにて。
 彼の文章で本誌の記事をこんな形で紹介してくれています。
 メディア情報:
 follow upではKIWIROLL ANTHOLOGY I、II収録の全曲解説が載っています。
 またrooftop12月号ではKIWIROLLを振り返る非常に中身の濃いインタビューが載っています。これはウェブで読むだけではなく、実際に冊子も手にしてほしいです。(12/9)

 有り難いなぁ。「実際に手にしてほしい」の一言が凄く嬉しい。まぁ、あのインタビューに関しては後日彼から「冷静に読んでいくと言い過ぎた感じもありましたが、まぁ良いと思います」っていうメールを貰ったけど(笑)。
 でも、自分でも今年とりわけ印象に残ったインタビューだし自信作でもあるので、キウイロール未体験の人にも是非一読して欲しいです。来週発売となる『キウイロール アンソロジーI/II』、その内容は全面的に俺が保証します。作り手の愛情が尋常じゃなくこもった逸品ですから。
 あと、メディア情報の追加として、JUNGLE LIFEの最新号に蛯名君とSEIKIさん(Naht)の対談記事も掲載されてます。インタビューアにはもうちょっとツッコミを入れて欲しかったところだけど、これはこれでありそうでなかった貴重な記事だと思います。(しいな)
posted by Rooftop at 21:19 | Comment(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

おめこぼし

 い、いつのまにこんなものが……!
 http://blog.livedoor.jp/golden46494946times/archives/51560418.html
 ストライカーズの概念君、ご紹介どうも有難う(笑)。
 有段者って言っても、小学生の時に強制的に通わされてただけだからねぇ。それよりも新聞に挟んであった広告の裏紙に絵を描くことのほうが好きだったなぁ。
 まぁ、生まれてこのかた、人様に褒められることと言えば字のことしかないんだけど、両親には感謝っすね。
 廃業したらアイダムネオとして生活していくかなー。なんて。ははは。(しいな)
posted by Rooftop at 19:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター 編集無頼帖

29回目の12月8日に

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 師走某日。
 『居場所は自分らで作らないかん』と話すバンドマン主宰の素晴らしいライブの帰りに、自分の居場所は何処なんだろうと考え続ける。
 いっそのこと、救い難い悲しみと痛みを抱えたままエーイと飛んでやれ。ははは。

 師走某日。
 身体は怠いのに妙に神経が高ぶってなかなか寝付けない日々が続く。
 就寝前に不当解雇された労働者の決起集会をテレビで見る。いすゞ、ホンダ、東芝、野村ホールディングスなどが相次いでリストラを断行するとのこと。とても他人事には思えない。
 11年前に山一証券の社長が涙の廃業会見をしたことを思わず思い出す。その数年後、俺もリア・ディゾンばりに会社にポイされた。
 解雇された時に味わう、身体が目に見えぬ大きな沼にぬかるんでいくようなあの感じは、実際に経験した人にしか判らないと思う。社会というとてつもなく巨大なシャッターが目前で閉まった時のあの感覚は。

 師走某日。
 オミソなりたての女子が唄う『ユアマイオンリーシャイニングスター』にうっかりうるっときた。

 師走某日。
 前日余りに呑み過ぎて、翌日昼に約束していた親との会食をキャンセル。桜木町にある70階建てホテルのロビーへ集合する時間に起床してしまったため。
 前日というか当日は朝5時過ぎに帰宅したのだから、消極的に敬遠していた節もある。その会食には母親の職場の同僚の方もいらっしゃるとのことで、何やらきな臭い策略めいたものを感じていたのもある。
 とはいえ、夜には両親の住む家に向かった。相変わらず親の有り難さを思い知る。
 来年十三回忌を迎える祖母のお尻の傷は、俺が小さい時にフォークで刺したものだと祖母に教え込まれてずっと信じてきたが、何のことはない、おできを取った時の傷跡だと親父に知らされる。30年近く、見事に騙されていた。やられた。

 師走8日。
 29回目の12月8日である。“リメンバー・パールハーバー”ではなく、“リメンバー”という鬼気迫る歌を作った愛すべきロックンローラーが撃たれた日である。
 あなたの音楽を日常的に聴くことはまずなくなった。ただ、能動的に聴かなくても、ラジオやテレビであなたの声をよく耳にする。今日みたいな日は特にそうだろう。
 ウチの親父の4つ上だから、生きていれば今年で68になるんだね。あれから28年も経ったのに、今もこうして世界中の人に“リメンバー”されるんだから、なかなか死ねないよね。人間、なかなか死なないものなんだなぁ。
 こっちはあなたの享年に年々近づいているというのに、いまだにあなたは俺に新しい発見を教えてくれるんだね。凄いなぁ。(しいな)
posted by Rooftop at 11:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター やまだのひとりごと(仮)

ひとりごと 第39回 12/2

☆ご結婚おめでとうございますぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

以前、ジュリエットがインタビューした声優の宮野真守くんがご結婚されたそうですムード
さっき、ヤフーニュースで知りました。
インタビューした方の情報をヤフーニュースで知るというのは、なかなか凄いことだなーと思います。

インタビュー時も、まさに王子のようで、背も高く、とても優しく素敵な方でしたので、温かい家庭を作っていかれるんだろうなと思います。

うらやましいなぁ(本音?/笑)。

ここは見ていないと思いますが、おめでとうございます!
お幸せに!

(やまだ)
posted by やまとも at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | やまだのひとりごと(仮)

取材後記0812 其ノ壱

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 早いものでもう年の瀬、本誌の2008年最終号も本日配布開始&サイト記事アップされました。まぁ、我々にとって本当の意味での最終号は入稿までの時間がいつも以上に異常にタイトな地獄の新年号だったりするわけですが。それも毎年クリスマスのさなかに校了するのが恒例行事化しているのでありますが。今年も徹夜の編集部員で明け方にクリスマス・ケーキを食べるのかなぁ…そんな生活、もうかれこれ7回目だなぁ。ははは(涙目)。
 まぁそれはさておき。無事最新号も発刊に漕ぎ着けたことだし、掲載してある自分担当のインタビュー後記をつらつらと書き連ねてみようと思う次第です。実際のインタビュー記事を読了後にご一読頂ければこれ幸いであります。

 ■フラワーカンパニーズ
 11月はツアーに出突っ張りということで、11月号校了直後の10月末に強行取材。市ヶ谷ソニー、メンバー4人勢揃い。そう、次作はトラッシュではなく7年8ヶ月振りのメジャー復帰作なのである。
 さっぱりCDが売れないこのご時世に、齢40にもなろうというおっさんバンド(失礼)がまさかのメジャー返り咲きだなんて、何とも夢のある話じゃねぇですか奥さん! 数ある音楽系フリー・マガジンの中でもとりわけシニアに優しいRooftopはもちろん手厚くフォロー。今回のメジャー復帰に懸けた意気込みとロックンロールの終身刑の身になった4人の男たちの音楽に対するたぎる思いを余すところなく聞いてみた。表紙巻頭に据えている某液体雑誌のインタビューに比べて格段に面白い自負あるです(笑)。
 これは余談だが、俺がかつて働いていた会社は入社当時このフラカンと斉藤和義さんがマネジメント部門の二大柱で、本社ビルの垂れ幕でもこの両名が大々的に宣伝されていた。その話を振った後の圭介さんの名回答にも注目。確かにまだ音楽業界はバブリーでしたよね。
 最新作の『たましいによろしく』、お世辞抜きですこぶる良い。過剰に枯れることなく、キレの良いロックンロールをしなやかに奏でるこの滋味に富んだ境地はやはりアラフォーなフラカンならでは。掛け値なしの傑作。
 そう言えば、圭介さんは同じタイミングで単行本も出したんですよね。えーと、タイトルはと…ナニ、produced by Jui…。ほぅ。何も見なかったことにしよう(笑)。

 ■キウイロール(蛯名啓太:現ディスチャーミング・マン)
 キウイロールに対する個人的な思いは本誌のインタビューを読んでもらうとして(暑苦しいのでここでは割愛)、何よりもまず長らく廃盤の憂き目に遭っていた彼らの音源が2枚にわたる編集盤として世に出ることをkocoroから嬉しく思う。そのリリース元が他ならぬセクレタ・トレーズ(ナートのセイキさんが主宰するインディペンデント・レーベル)なのもファンとしては安心で、事実、質実ともにとても愛の籠もった作品となっている。ZKから出ていた諸作品が余りに法外な値段でオークションで取引されているのを見て悲しい気持ちになったが(メンバー自身が一番悔しかっただろう)、それも今回の編集盤が出ることで解消されるだろう。
 そんなキウイロールのインタビュー。当初はボーカルの蛯名君だけでなくギターのオグ君かベースのサンチェ君を交えた対話を希望していたが、結局蛯名君とのタイマン語りと相成った。
 こういうすでに存在しないバンドのインタビューはバランスを取るのが難しくて、たとえば解散のくだりになると各人の言い分があるし、誰かが不在ならばどこか欠席裁判的なアンフェアな匂いを拭えない。本当はそこを避けたかったのだが、結果的には蛯名君単独のほうが話がブレず、良かったと思う。
 蛯名君にはその前の週にもディスチャーミング・マンのレコーディング現場で会っていた。その時に「来週のインタビューよろしくね」という挨拶がてら、今回のオムニバスについていくつか訊いてみたいことを先走って訊いてしまった。が、あくまでそれはそれ。公式の場での発言がすべてなので、事前に訊いてしまったことも含め、改めてじっくりと話を訊いた。
 インタビューの前日はアルバムの完成打ち上げを朝までやっていたらしく、夕刻に代々木のルノアールへ到着した時の蛯名君はその疲れがまだ残っていた様子。本誌のインタビュー後に別誌のセイキさんとの対談が控えており(蛯名君はそのまま札幌へ帰郷)、時間を思いのまま使えるわけではなかったが、それでも1時間以上にわたってあれこれ話が訊けた。
 インタビューの途中、蛯名君からこんなことを言われた。
 「なんか結構ぶっちゃけた話になってきたなぁ…まぁ、椎名さんもそういう話が好きだと思うから話すけど…」
 まるで旨味のある話に群がるハイエナのような言われ方だが(笑)、インタビューアとしてはしてやったりの瞬間だ。相手がこちらにある程度の信頼を置いてくれた表れなのだから、心の中でガッツポーズである。これぞインタビューの醍醐味なり。
 セクレタ・トレーズのスタッフの話によると、蛯名君が今回のオムニバスについて語り尽くしたインタビューは本誌のみらしいです。『FOLLOW UP』には蛯名君の全曲解説記事があるみたいだけど。かつて『迷子の晩餐』を見るためにシェルターに足繁く通っていた同志の皆さんには是非読んで頂きたい。キウイ解散に至るくだりは、自分で原稿をまとめていてとても辛かったです。
 写真は取材中の蛯名君。前日までの呑み疲れは窺えたが、ディスチャーミング・マンの新作を録り終えて晴れ晴れとした表情だったのが印象的でした。(しいな)
posted by Rooftop at 02:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ひとりごと第38回 12/1

☆女の敵

12月に入りました。
Rooftopの12月制作も一段落し、週末はお休みをいただいてましたが、毎日起きたのが昼過ぎでした。寒いので布団からも出たくないし、なんだか眠い気がするし、という日々でした。
笑っていいとも!の増刊号でテレフォンショッキングに安住さんが出た回を見ようと思っていたのですが、すっかり見逃してしまいました。

ところで、今月号のRooftopはWeb藩山西くんのおかげで本日Web-Rooftopもアップされました。そこに、毎回みなさんが楽しみにしている怒髪天コラム。今回はシミさんの『SHIMMYの鼻』で占いに行くというで、占い好きの私も同行させてもらいました。
待ち合わせが新宿駅の中の交番という、非常にわかりづらい場所で、そのため「今日の朝、テレビで見た占いの全部が良かった」とはずのシミさんが迷子になり、なかなか到着しないというハプニングもありつつ、プラスワンの梅造さんとシミさんと3人で、占いスペース『桜』へ。
と、前に取材があって遅れるかもと言っていた編集長が1番乗りで桜に到着。しかも、オーラの先生は、椎名さんが最初にここに到着することも見抜いていたそうです。

ここでまずシミさんがタロットで占ってもらったのですが、詳しくはコチラでお読み下さい。そのタロットの先生が「シミさんとやまださんの相性はよろしいですよ」とおっしゃってました。そうですかと、相性良い同士で写真をパチリカメラ

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が!


その後のオーラの先生にシミさんが言われた一言。
「はっきり言って女の敵みたいな人ですよ」

シミさんは「これは当たってない」とかなり落ち込んでいましたが、私と椎名さんは大爆笑。
オーラの先生曰く、悪気はないし、女の人が寄ってくるフェロモンオーラみたいなものが出ているとのことでしたが…。皆さんは、どう思いますか?
ちなみに、私のオーラはピンクでした。これは珍しい!そうです。


それにしても、シミさんと相性が良いと言われたのは嬉しいですが、女の敵なので、ちょっと考えてしまいますあせあせ(飛び散る汗)

この後、お話を聞きがてら思い出横丁に飲みに行ったのですが、隣同士に座ったシミさんと私の座っている距離が時間が経つ事に離れていきました。

女の敵ってなー(笑)。
なかなか言われないよなー。

やまだ
posted by やまとも at 01:05 | Comment(5) | TrackBack(0) | やまだのひとりごと(仮)

J-ROCKの始祖たち

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 たまには宣伝なんぞをひとつ。
 BOφWYが真の意味でロックを大衆化させたことをきっかけに、80年代後半から90年代初頭にかけて隆盛を誇ったあの“バンド・ブーム”をテーマにしたオムニバス・アルバムが11月26日に発売されました。
 タイトルは『PIONEERS OF J-ROCK〜based on shinjuku LOFT〜』。そう、サブタイトルに新宿ロフトの名前がある通り、我々ロフトの監修のもと編集された作品なのです。
 かつてDe+LAXの現場マネージャーだった宮野真一氏(現フォーライフ ミュージックエンタテイメント)からのオファーを受けて始動したこのアルバム、不肖ワタクシ、このアルバムの共同選曲およびライナーノート&収録バンド・プロフィール執筆をしております。次号のRooftopにも誌面を割いているので、興味のある方は是非手にとってみて下さい。
 選曲に関しては、時流に流されることなく、ロフトを始めとするライブハウスでの活動を出発点としてバンド・ブームの屋台骨を支えたバンドの楽曲を中心にセレクトしました。なおかつ、BOφWYが爆発的な成功を収めた以降に名を成したバンドであること。BOφWYはバンド・ブームの到来を前に解散したバンドであり、本当の意味でブームを築き上げ、支え続けたのはその後に出てきたバンドたちです。ゆえに本作には敢えてBOφWYの楽曲を収録しませんでした(その代わり、高橋まことさんが加入したDe+LAXや、布袋寅泰さんが吉川晃司さんと組んだCOMPLEXは収録しています)。
 また、バンド・ブームを語る上で“イカ天”の存在はやはり欠かせぬものなので、ロフトとはあまり縁のなかった同番組出身バンド(○代目イカ天キングってな方々)は押さえてあります。テレビにちょっと出ただけでライブハウスの動員がグンと上がったり、レコード会社のA&Rがライブハウスに通い詰めて青田買いを繰り返したり、健全とはとても言えないものでしたが、やはりそんなバブリーな匂いを含めてのバンド・ブームであります。
 そんなわけで肝心のラインナップは以下の通り。

【DISC-1】
01. JUN SKY WALKER(S)/すてきな夜空
02. PERSONZ/Dear Friends
03. KATZE/Good Times Bad Times
04. LA-PPISCH/RINJIN
05. De+LAX/POP IS MY LIFE
06. アンジー/天井裏から愛を込めて
07. D'ERLANGER/DARLIN'
08. BUCK-TICK/スピード
09. THE PRIVATES/気まぐれロメオ
10. ROGUE/終わりのない歌
11. UP-BEAT/Kiss...いきなり天国
12. GO-BANG'S/あいにきてI・NEED・YOU!
13. ZIGGY/GLORIA
14. RED WARRIORS/バラとワイン
15. COMPLEX/BE MY BABY
16. FLYING KIDS/幸せであるように
【DISC-2】
01. JITTERIN' JINN/プレゼント
02. たま/さよなら人類
03. MARCHOSIAS VAMP/オレンジ色の月
04. THE POGO/たどりついたらいつも雨降り
05. THE RYDERS/LET'S GET TOGETHER
06. メスカリン・ドライヴ/笑いっぱなしの島
07. The ピーズ/バカになったのに
08. ニューエスト・モデル/ソウル・サバイバーの逆襲
09. ザ・ファントムギフト/ジェニーは嘘つき
10. THE STREET BEATS/サンクチュアリ
11. G.D.FLICKERS/CHANGES
12. the pillows/雨にうたえば
13. フィッシュマンズ/ひこうき
14. ザ・グレイトリッチーズ/牛乳アンドたばこ
15. THE SHAKES/STANDING IN THE RAIN〜降りそそぐ雨の中に〜
16. COLOR/KILL TIME
17. GARLICBOYS/大江戸捜査網
18. 人生/世界あの店この店
19. 筋肉少女帯/高木ブー伝説

 どうすか? まァ割とベタっちゃベタな選曲かもしれませんが、全35曲収録で税込3,000円ってかなりお得だと自負しております。当時のバンド・ブームを知らない若い世代のリスナーにも新鮮に響くと思うので、是非ご一聴を! 弊社ロフト・グループ各店舗でも販売しているのでチェックしてみて下さいね。(しいな)
posted by Rooftop at 00:28 | Comment(8) | TrackBack(0) | 編集無頼帖

ギター バックナンバー

Rooftop12月号のラインナップ





exclusive interview

Blankey Jet City
“BJC RESPECT”!
更なる進化をし続ける3人の1991-2000!
フラワーカンパニーズ
ロックンロールにすべてを懸けた男たちの敗者復活の歌
キウイロール
迸る刹那の激情を至高の歌に昇華させた“迷子”たちの詞華集
蝦名啓太が語る、9年間にわたるキウイロールという青の季節
STANCE PUNKS / BIGMAMA / 植木遊人 / 町田直隆 / 石橋英子 / PIONEERS OF J-ROCK〜based on shinjuku LOFT〜 / しりあがり寿 presents 新春!(有)さるハゲロックフェスティバル '09 / twe'lv(トゥエルブ) / We Love おでん / THE FINAL OF 2008, THE BEGINNING OF 2009[新宿LOFT・下北沢SHELTER・LOFT/PLUS ONE・Naked LOFT・Asagaya/Loft A] / JAPAN-狂撃-SPECIAL


雑文爆裂都市 〜COLUMN THE BURST CITY

◎吉田 肇(panicsmile)『中央線高架下における悪あがき的音楽生活』
◎第99回 カタル(ニューロティカ)『今夜はトゥナイト』
◎第3世代的コラム『スリーアウトでもチェンジしないぜ!!!』
◎谷口 健 (BEYONDS)『砂の上のダンス』
◎bloodthirsty butchers『裏のスジの突き当り』
月刊 怒髪天:清水泰而『SHIMMYの鼻』
◎おじさんの眼 世界放浪篇〜大海原をゆく:世界一周103日間の船旅に挑戦〜


REGULARS

master+mind+R
☆DISK RECOMMEND
☆ジュリエットやまだの『あ・き・す・と・ぜ・ね・こ』

posted by Rooftop at 23:00 | バックナンバー

Blankey Jet City('08年12月号)

Blankey Jet City

“BJC RESPECT”!
更なる進化をし続ける3人の1991-2000!


ブランキー・ジェット・シティが解散してから早8年が経った。だがその不在の欠落感は埋まるどころか、ますます大きくなっているように思える。この8年間、ブランキーの存在感に匹敵するようなバンドはひとつも出てこなかった。
ブランキーはつねに、タフで男臭いロックンロール・バンドとしての一面と、壊れそうに繊細で純粋な少年のような一面が違和感なく同居していた。バイクを乗り回しチェーンを振りかざし放埒な自由を謳歌する筋金入りの不良たちが、飼っていた猫の死を嘆き、白くてやわらかな翼が欲しいと願い、ソーダ水の粒のような楽しげな少年の日々を思い、心を病んだ友人に対して冷たい態度をとった自分を責める。その底にあるのは、自らの純粋性が失われ汚いオトナになっていくことへの恐れであり、それゆえ自分の居場所がどこにもないという孤独と空虚である。彼らの飾らぬ、だが研ぎ澄ました刃のような言葉は人間の真実の感情を容赦なく抉りだす。だからブランキーの音楽には、形式を越えて、誰の心にも、その奥底まで届くような強さと鋭さ、そして優しさがあった。

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フラワーカンパニーズ('08年12月号)

フラワーカンパニーズ

ロックンロールにすべてを懸けた男たちの敗者復活の歌


フラワーカンパニーズ、実に7年8ヶ月振りのメジャー復帰である。メジャー・レーベルからのリストラという挫折をメンバー間の堅い結束と魂で奏でる不屈のロックンロールで乗り越え、40歳を目前に控えた敗者復活戦のゴングが今高らかに鳴り響く。オリジナル・アルバムとしては2年4ヶ月振りに発表される『たましいによろしく』は、その抜き差しならぬリヴェンジに向けてフラカンが喰らわす一撃必殺のカウンターパンチだ。今年の春にライヴ会場限定で発売された奇跡の名曲『この胸の中だけ』を基軸として、多感な少年時代に思い描いた夢とすっかり中年になった今の現実との対比、通り過ぎた季節への追憶、そこから見いだせる変わったものと変わらないもの、そして人生を変えられたロックンロールへの限りない愛情が赤裸々な歌々に刻み込まれている。歌も演奏も軽やかでありながらも重く、飄々としていながらも芯の太さが貫かれているこの妙なる作品、後でボディーブローのようにじわじわと効いてくる深みもある。滋味に富んだこの境地は来年結成20周年を迎える彼らにしか到達し得ないものだ。老兵は去り行くのみ? 冗談じゃない。どうしても僕たちには今ロックンロールがいるんだよ。僕たちの心を鷲掴みにして離さないフラカンの純真なロックンロールが。(interview:椎名宗之)

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posted by Rooftop at 18:04 | バックナンバー

STANCE PUNKS('08年12月号)

STANCE PUNKS

No Futureな未来に突き進む自由、胸の一番奥にある大切なこと、靴の裏にへばりついた夢──
バンド結成10周年を締め括るに相応しい記念碑的大作『PEACE & DESTROY』、堂々の完成!


心の平穏と破壊的行動。一見矛盾する所作に思うかもしれないが、七転八倒しながら不器用に生きる証を自身の音楽に刻み込んできたスタンスパンクスにとって、それは結成以来今日に至るこの10年の信条だったのではないか。
『PEACE & DESTROY』と題された、彼らにとって通算5作目となるフル・アルバムには、パンクを基点としたロックの理想的な円熟味が詰まっている。重厚なメロディーと熱量の高い演奏で一見口当たりは良いが、唄われている内容の重さは過去随一だ。生きることにどこまでも真剣で貪欲だからこそ、ヘヴィにならざるを得ない。生きているからこそ悩むし、悩むことは生きていることそのものだ。それでも彼らの表情は極めて明るい。ドス黒い現実と格闘しながら“No Future”な未来にハローと挨拶し、“今君は素敵な世界に生きてるか”と僕たちに問い掛ける。いつも無条件に傷だらけだが、笑みだけは決して絶やさない。靴の裏にへばりついた夢を忘れず、悲劇と裏返しの喜劇な人生を彼らは果敢に楽しもうとする。そんな彼らだからこそ、現実に絶望しない希望の歌が唄えるのだ。
パンク・ロックとは一瞬の刹那である。永続的な刹那は有り得ない。だが、胸の一番奥にあるパンク・ロックに初めて魅せられた時のピュアな感情さえあればどこまでも遠くへ行ける。『PEACE & DESTROY』はその絶え間なき実践が至上の楽曲として昇華した渾身の一作なのである。(interview:椎名宗之)

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BIGMAMA('08年12月号)

BIGMAMA

『Dowsing For The Future』── 未来は自分の手で掘り起こせ!
進化を続ける5人が進む未知なる道


昨年12月に発売したファーストフルアルバム『Love and Leave』が話題となっているBIGMAMA。『Love and Leave』のリリース全国ツアーでは各地でソールドアウトを続出させ、ファイナルの新宿ロフトのチケットは即日完売。ROCK IN JAPAN FES.2008、SUMMER SONIC 08、Re:mixなどの夏フェスにも出演し、勢いはさらに加速し続けている。そして、ライブとフェスに立て続けに出演している間も、彼らの創作意欲は止まることはなかったようだ。早くもセカンドアルバム『Dowsing For The Future』がリリース。今作ではバイオリンレスで聴かせたり、初めて日本語詞で歌ったり、常に変化を求めるBIGMAMAならではのバラエティに富んだ作品。新しいエッセンスを加え、この作品からまた自分達で道を切り開き進み続ける彼らの未来は明るいだろう。前回に続き、ボーカル・ギター金井 政人単独インタビュー!!(interview:やまだともこ)

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